櫻井英明氏は相場情報メールマガジン『兜町カタリスト』の編集長を務める傍ら、セミナーや講演会、様々な公共メディアやSNSでマーケット情報を発信する人物です。
長年証券業界に身を置いてきた櫻井氏は幅広い情報チャネルを活かし、経済動向を株式市場の観点から分析します。
独自の予測は個人投資家から人気が高く、マーケットのプロからも注目を集めます。
ただそんな櫻井英明氏の評判について調査すると、ユーザーから「よく予想を外す」といった口コミが複数寄せられていることが判明。
レギュラー番組を抱え、多数の書籍を出版。近年はYouTubeやTwitterに情報発信の場を広げる櫻井英明氏の口コミ評価が二分する理由とは?
同氏の経歴(学歴)や書籍の評判から、櫻井英明"本当の姿"を紐解きます。
目次
賛否両論、評価が分かれる櫻井英明の評判
櫻井英明氏の評判を見ると、同氏を高く評価するユーザーの口コミを発見。
▼櫻井英明の評判(高評価)
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櫻井氏のリサーチ力を評価し、情報を参考にしている方がいるようですね。
ただ一方で「投資家としては初心者以下」といったレビューも見受けられました。
▼櫻井英明の評判(低評価)
なかなか厳しい評価ですね。
ユーザーによって、ここまで評判が二極化するのは不思議ですが、その理由について的確に触れられている口コミを見つけたので紹介します。
▼櫻井英明の評判
個別銘柄に関して売買に関する直接的な発言は”投資助言と受け止められた場合、法令違反となってしまうリスク”がありますからね。
投資助言業者ではない櫻井英明氏が具体的な発言をしない背景には、そういったことも関係しているのかもしれません。
また櫻井氏のキャラクター性もユーザーの好き嫌いを分ける要因となっていることが、この口コミからわかります。
先日検証した『広瀬隆雄』氏も、一部の『女性投資家』から嫌われてましたからね。
ルール上、具体的な発言が出来ない+キャラクター性が櫻井英明氏の評判を二分していた理由のようです。
とは言っても、個人投資家が一番に知りたいのは『近い将来、株価上昇が期待できる具体的な銘柄の名前』です。
プロから具体的な個別株の話が聞きたいと思うユーザーからすると、櫻井英明氏の情報に物足りなさを感じる声が上がるのも不思議なことではないでしょう。
最近では高騰期待の個別株の探し方が学べる投資サービスが人気を博しています。
中でもユーザーの資産を5.7倍に激増させた投資アドバイザー『山田昴』氏の公式LINEは評判も上々。
同氏の教えを基に「投資初心者でも一撃50万円の利益」と当サイト読者様からもタレコミも頂いております。
個別に検証を行っておりますから、興味のある方は検証記事をご参照ください。
▶“トレードで20億円”稼いだ男『山田昴』の検証記事はコチラから
櫻井英明ってどんな人?経歴(学歴)を時系列で紹介
櫻井英明氏は1980年明治大学卒業後、日興證券にて機関投資家の運用トレーダーを務めます。
▼櫻井英明の経歴(学歴)を時系列で紹介
1980年:明治大学卒業
1980年~:日興證券
2005年~:株式新聞Weekly
2006年~:ラジオNIKKEI
2008年~:株式会社ストックウェザー
その後インターネット証券の営業企画兼情報担当を経て、2005年より株式新聞Weekly編集長を務めました。
2008年からは株式会社ストックウェザーにて『兜町カタリスト』の編集長に就任。
ストックウェザー株式会社は個人投資家向け情報サイト『ストックウェザー』を運営しています。
その中で『兜町カタリスト』は櫻井氏が日々の相場情報と見解を発信する無料メールマガジンです。
主に個人投資家に向け、マーケット情報を前場(午前)・後場(午後)に分けて配信しています。
メディア関連では2006年4月よりラジオNIKKEIの「東京マーケットLIVE」月・火曜日後場のキャスターを担当しています。
その他ラジオNIKKEI「ザ・マネー」や「櫻井英明の投資知識研究所」、東京MXテレビ「東京マーケットワイド」等でレギュラー出演、専門誌「株式にっぽん」や「日刊ゲンダイ」にてコラムを連載中です。
櫻井英明のライフプラン研究所
櫻井英明のライフプラン研究所は、2020年4月2日から2022年3月31日までラジオNIKKEIにて放送された櫻井氏のレギュラー番組です。
櫻井氏とともに元メリルリンチ日本証券執行役員の正木彰夫氏が、家計、資産運用、投資等お金のライフプラン設計に役立つ情報を解説します。
毎回上場企業の役員をゲストに迎え、経営計画や業績、ビジョンのほかトップの素顔に迫る等、この番組でしか聞けない話が盛りだくさんです。
同番組は3月末の終了後、ラジオNIKKEI「ザ・マネー」火曜日内のコーナー「ライフプラン・ラボ」にリニューアルしました。
14:30開始の「櫻井英明のかぶてつ」の後、15:30頃から放送されています。
櫻井英明と大岩川源太は友でありライバル?
櫻井英明氏の評判を調べていると、かつてラジオ日経にて自身の番組を持っていた『大岩川源太』氏の名前が散見されます。
▼櫻井英明と大岩川源太の関係性
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大岩川源太氏というと、最近「投資の必勝法」「必ず儲かる仕組み」といった広告が”色んな意味で話題を集めた人物”です。
口コミによると、大岩川源太氏がおすすめする銘柄の中には、櫻井英明氏が取り上げたものが含まれているとのこと。
先読み大明神の異名を持つ大岩川源太氏ですが、もしかすると櫻井英明氏の情報を自身の銘柄選びの参考にしていたのかもしれません。
当サイトの『大岩川源太の先乗り投資』の記事にも多くの評判が寄せられています。
櫻井英明のTwitterではどんな配信がされているのか?
櫻井英明氏のTwitterではセミナーや講演会、トークライブの開催情報などを配信しています。
申込や詳細情報が確認できるようURLが記載されており、収録済みの過去の活動は遷移先にて視聴もしくは内容の確認が可能(一部有料)です。
▼櫻井英明のTwitter
引用元:
フォロワー数は2,403人、投資インフルエンサーとして話題を集める『後藤達也』氏や『東大バフェット』氏と比べるとやや少ない印象です。
ただ、投資の基礎から個別株分析まで様々なセミナーをこなす櫻井氏の活動がまとめられているので、自分に合った内容をピックアップしてみるといいでしょう。
櫻井英明のYoutubeは評判上々
櫻井氏はYouTubeチャンネル『【稼足銘柄】上場企業IRサイト ―櫻井英明の会社に行ってみた―』にて、様々な株式情報を配信しています。
動画は銘柄、講演会、株式入門等、特定のテーマに沿ってシリーズごとに区分されています。
最も投稿数の多いシリーズ『株式戦隊アガルンジャー』は、上場企業の企業情報や経営状況、戦略、展望等を重役から直接聞ける動画です。
上場企業の社長の人柄を知る貴重な機会となるでしょう。
その他、投資初心者に向け櫻井氏が投資テクニックを教える超株式入門。
落語をマーケットに用いた小話『櫻井英明の株式小話』、過去に行った様々なセミナーや講演会の動画を試聴できる等が用意されています。
櫻井氏は『株式戦隊アガルンジャー』の冒頭、マーケット見通しを発表するコーナーで「日本のマーケットは2022年夏頃から好転、2023年に期待」と予想しています。
IMFが2022年4月に発表した米国のGDP年率成長率は2022年3.7%、2023年は2.3%に下方修正、日本は2022年2.4%、2023年2.3%に上方修正されています。
つまり2023年に日本は米国とGDP成長率で肩を並べるという予想です。
市場では、米国バイデン大統領の支持率が回復しないまま11月の中間選挙を迎えた場合、2023年以降大統領が議会少数派となる『ねじれ議会』となる可能性が高いと考えられています。
ねじれ議会によって政策が停滞し米国経済が落ち込むと仮定すると、投資資金が日本に流れ日本の経済が上向く可能性があると分析します。
予想が当たれば、相場反発の兆しが見えるのは夏頃です。
欧州、中国も景気減退、ロシアはマイナス成長に転じる等世界経済が後退していく中で、日本のマーケットは明るいのかも知れません。
櫻井英明の寄稿メディア一覧
テレビやラジオ、更には雑誌と、櫻井英明氏は様々なメディアに出演しています。
〈テレビ出演〉
東京マーケットワイド(東京MX)
STOCKVOICE(ストックボイス)
〈ラジオ出演〉
ザ・マネー 櫻井英明のかぶてつ(ラジオNIKKEI)
ザ・マネー 櫻井英明のシン投資知識研究所(ラジオNIKKEI)
ザ・マネー 投資知識研究所乱闘編、銘柄バトル(ラジオNIKKEI)
〈コラム〉
英明コラム マーケットストラテジーメモ(Eimei.TV)
日刊ゲンダイDIGITAL(日刊現代)
〈雑誌〉
日刊ゲンダイ(日刊現代)
株式にっぽん(みんかぶマガジン社)
〈YouTube〉
【稼足銘柄】上場企業IRサイト ―櫻井英明の会社に行ってみた―
個人投資家向けのニュースメディア、ストックボイスなんかは、櫻井英明氏以外にも『岡元平八郎』氏や『エミンユルマズ』氏なども出演しています。
著名になると無料で見れる情報がなくなるといったケースも少なくないですが、櫻井氏についてはYouTubeなど無料で見れる情報があるのはありがたいですね。
櫻井英明の書籍一覧
様々なメディアに出演する櫻井英明氏ですが、書籍も数多く執筆しています。
〈単行本〉
・60代から楽しくはじめる「株」1年生(2018/12/13)
・「トランプ相場」でオタオタするな この株でコッソリゴッソリ儲けましょう(2017/3/14)
・いよいよ来るぞ! ! ゆうちょ相場でイヤになるほど儲けたければ株を買いなさい(2015/10/1)
・ETF(上場投資信託)なら、簡単安心なのにやっぱり儲かる!(2015/7/8)
・REIT(不動産投資信託)なら、ほったらかしでもやっぱり儲かる!(2014/12/15)
・やっぱり株! アベノミクス第二幕で儲ける方法(2013/10/19)
・待ってたぜ~この瞬間 やっぱり株は儲かる!(2013/4/30)
・誰でもわかる!世界同時恐慌のすべて(2008/12/20)
・日本の経済これからどうなるの?(2006/10/21)
・いちばんわかりやすい金融商品取引法のポイント(2006/10/1)
〈Kindle電子書籍〉
・櫻井英明の株式透視論2019(2018/12/26)
・櫻井英明の相場アフォリズム2018(2018/8/16)
・櫻井英明の「株式透視論」2018「犬が西向きゃ尾は東」(2018/1/11)
・櫻井英明の相場手控え(2017年夏)(2017/8/14)
・櫻井英明の株式透視論2017「騒いで跳んでついでに富んで酉年相場」(2016/12/28)
・櫻井英明の株式透視論2016夏 ~相場リズムとシンフォニー(2016/8/4)
・櫻井英明の「株式投資論」2016年 申年相場をサル知恵で乗り切る法則(2015/12/24)
・失われたマーケットを求めて・・・ターゲットは米国の利上げ(2015/7/29)
・櫻井英明の「株式透視論」2015年(2015/1/7)
・櫻井英明の「株式透視論(2014年夏号)」(2014/7/15)
・櫻井英明の「先取り消費税増税」 跳ね返せ 消費税増税!~増税分は株で稼ぐのというのもアリかも~(2014/3/2)
・先取りNISA投資の銘柄選定教室 今、このタイミングを逃がすな!特別版(2014/2/11)
・櫻井英明の「株ッチ」2014年うま年銘柄 サキドリ相場読み(2014/1/20)
・先取り!NISA投資の銘柄選定教室(2014/1/7)
Amazonのレビューをみていると「字が大きく見やすい」といった口コミが寄せられていました。
▼櫻井英明 書籍の評判
Amazon
これから投資を始めてみようとする、主に60代以上向けの方から好評のようです。
ただ内容はローソク足の基本的な見方など、投資経験者からすると既に周知の情報でもあるのもまた事実。
そんな方には、櫻井氏おすすめの個別銘柄情報が知れる『櫻井英明のEimei.TV』をチェックしてみるといいでしょう。
櫻井英明のEimei.TV
櫻井英明のEimei.TVでは、現地に赴き、有望企業の最前線で活躍する経営者に触れる櫻井英明イチオシの銘柄情報を知ることが出来ます。
主なサービス内容は以下の5つ。
・今週のスケジュール
国内・海外の経済指標や主要企業の決算スケジュールが記載されています。
・コラム
営業日ごとの相場概況、主なニュースを取り上げ、まとめられているコラム。
流石はキャスターだけあって、良い仕上がりです。
・上場企業IR
櫻井氏が企業訪問実施した際の様子が動画で閲覧できます。
・無料メルマガ
兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介。
以下、有料情報になります。
・稼足銘柄
櫻井氏独自の「稼足」銘柄を毎週公開するコンテンツ。
2つのコースが用意されており、「プレミアム版」は6銘柄と「超プレミアム版」は16銘柄を公開。
料金:プレミアム版/3,000円 超プレミアム版/5,000円
公式サイトには各集ごとに紹介された銘柄の一部が実績として掲載されていました。
▼英明流の稼足銘柄(2022年3月)
引用元:
Eimei.TV
1ヶ月弱で約50%上昇したバイク王(3377)など、話題を集めた銘柄が確認できます。
ただ稼足銘柄については、口コミ評価がほとんど見受けられません。
実際に稼足銘柄を売買した際のユーザーの生の声が知れるとよかったのですが、残念ながら”ないものはない”ので検証はここまでとなります。
東京マーケットワイドを視聴しているが、櫻井英明氏のコメントは酷すぎる。旧社名がどうのというのはまだいい。どこに社宅があったとか、球場に宣伝が出ていた、とか株式と関係のない饒舌さがいやだ。コメントに具体性がなく、株価が上がったワーワー、下がったワーワーとけたたましくまくしたてるのは不愉快だ。
トピックスをトピと言ったりするのは不快だ。
少し前、信じるか信じないかは別として株式市場には、『市場の雰囲気』があり、何が引き金になるかは、起きてみないと分からない。。。とのことだけど、(ラジオでそう言ってた)そりゃあそうとしか言いようがないようなコメントだなと思ったよ。
エコノミストとかいう人信用できないの私だけですか?あと評論家ね!←こっちのほうが信用できない私はw
櫻井さんの話は結構面白いと思って見ていますよ。当たる時と当たらない時が当然ながらあるので鵜呑みにすることはありませんが、たまに鋭い事を言う時もあるように思います。参考意見の一つですね。
EimeiTVは毎日更新してるけど、これ1分ちょっと動画でしかもずらずらっと数値読み上げるだけだから、ものによっちゃ見なくても全然いいんじゃないか…?短くてびっくりした。
結果に対して後からあれこれ言うよりは、今、もしくは相場の展望を聞きたいんだけど、テレビでは政治家、政策に関する批判が多め。そういうコメント求められてるってことなのかもしれないけどね。
EimeiTVはみてないんですけど、アガルンジャーはみてますね。アーカイブが残っているから見やすいです。これだけを参考にすることはありませんが、たまにお!と思うことも話していますよ。
櫻井さんのお話はそういう視点かと参考になりますが、それだけで市場において売り買いを判断するのはちょっと材料としては弱いように思います。今そんな人はいないとは思いますが。
アガルンジャーはまだそれなりに理解出来たけど、つらつらーって市場の様子を読まれたと思ったら終わっているようなEimeiTVはどう理解したらいいのか自分には難しい。もっと勉強しておきます。
夏頃反転、たしかにちょっと遅れはしたがとうとう来たか…?ここから日本株のターンになるんだとしたら嬉しいですね。資金力が残っていれば言うことなしなんですがね。