国際生物学オリンピック優勝・野村證券営業マンの経歴を持つエミンユルマズ氏。
2023年現在は、登録者数11.8万人のYoutubeチャンネル『探究!エミンチャンネル』を始め、塾講師や本の執筆など、多岐にわたり活動しています。
巷では「天才」とまで呼ばれるエミンユルマズ氏。
同氏の経歴を調べてみると、過去の失敗から学ぶ"エミンユルマズ独自の投資極意"が明らかになりました。
Wikipediaを見ているだけでは分からない、エミンユルマズの素顔に迫ります。
目次
「エミンユルマズって何者?」「経歴や年齢は?」と検索してたどり着いた人も多いはずです。
エミンユルマズ氏は、16歳で国際生物学オリンピックを制した“天才トルコ人”エコノミストです。
ポイントは次の3つです。
- ①1980年2月22日、トルコ生まれ(ガジアンテップ県出身)
- ②東京大学の大学院を修了し、野村證券に入社。現在は複眼経済塾の塾頭
- ③X(Twitter)フォロワー46万人超・書籍8冊の人気アナリスト
この記事では、エミンユルマズ氏のwiki風の経歴・年齢・学歴から、投資のこだわりまでまとめました。
エミンユルマズさんを調べ始めて、まず驚いたのは肩書きの多さでした。
野村證券から複眼経済塾の塾頭まで、経歴に不自然な飛びがありません。
まずは、その経歴を表と年表で確かめるところから見ていきます。
エミンユルマズのプロフィール(wiki風まとめ表)
まずは基本情報を一覧表にまとめました。
| 名前 | エミンユルマズ |
| 生年月日 | 1980年2月22日 |
| 出身 | トルコ共和国 ガジアンテップ県 |
| 学歴 | 東京大学工学部卒業/同大学院 新領域創成学科修士課程修了 |
| 経歴 | 野村證券 → 四季リサーチ → 複眼経済塾(取締役兼塾頭) |
| X(Twitter) | @yurumazu(フォロワー46万人超 ※2025年3月時点) |
| YouTube | 探究!エミンチャンネル(登録者約6万人 ※2022年4月時点) |
| 書籍 | 2018年以降に計8冊を出版 |
| その他の実績 | 国際生物学オリンピック優勝(1996年)/ポーカー日本一(2019年) |
各項目の詳しい中身は、このあと順番に解説します。
エミンユルマズの失敗談から学ぶ投資の極意
天才と呼ばれる人の失敗談から始まる記事は、あまり見かけません。
語られていたのは読み違いではなく、動くのが早すぎたという話でした。
予想が当たっていてもタイミングを誤る、という指摘で手が止まりました。
トルコ出身の投資エコノミスト、エミンユルマズ。
天才と称されるエミン氏も、これまで数々の失敗をしてきたそうです。
とある対談動画では、行動が早すぎたがために、ビジネスや投資で失敗したことがあると語られています。
▼エミンユルマズの失敗談
トレンドを早く見たからと言って成功するとは限らない。早すぎてもいけないし、遅すぎてもいけない。自分は気が早い。予想が当たっててもタイミングを誤って 早く動きすぎて、実現するまでに疲れ切ってしまう。
引用元:Youtube
つまり投資において“モノを早く動かしすぎるのはよくない”というのが、エミン氏が過去の失敗から学んだ極意です。
最近では、ロシア軍のウクライナ侵攻も早い段階で予想していました。
ただエミン氏いわく、今回は前もって売買をしなかったそうです。
ウクライナ問題後の株式市場は、投資のプロでも先を見通せない難しい相場だったということですね。
なおさら投資初心者の方には難しい話でしょう。
そこで役に立つのが2025年に入り話題を呼んでいる、実力派投資家のLINE株サービスです。
中でもJPモルガン出身の元証券マンの公式LINEは評判も上々。
サービス利用者の中には「資産を4倍増」にした方もいるようです。
詳細は以下の記事にありますので、ぜひご覧ください。
エミンユルマズの素顔 Twitterでは人格が変わる?
YouTubeで見る印象と、X(Twitter)での様子はかなり違いました。
フォロワーと原油の売りポジションで論争になったやりとりまで残っています。
温厚な解説者というイメージだけでは、この人は掴めないと思いました。
Youtube上では温厚なエミンユルマズ氏ですが、「X(Twitter)では人格が変わる」というのは有名な話です。
X上で“原油の売りポジション”について、あるフォロワーとちょっとした論争になっているのを確認しました。
▼エミンユルマズとフォロワーのやりとり
人は見かけによらず、根っこには熱いものを持っているようですね。
自分の意見を絶対に曲げないあたり、エミンユルマズ氏はなかなか頑固です。
それだけ自分の見解に自信を持っているということの現れでもあるのでしょう。
エミンユルマズ氏のX(@yurumazu)では、基本的に時事ニュースをもとに自らの相場の見解を発信しています。
数値データを引用し根拠を示しながら見解を述べるため、短い文章にもかかわらず説得力があるのが特徴です。
2025年3月現在でフォロワー数は46万人を突破。
国内の著名投資インフルエンサーと比較しても、引けを取らない数字です。
▼投資インフルエンサー(フォロワー数)
※2025年3月時点
昨年に日経を退職して話題を集めた後藤達也氏や、百億男で有名なCISが並びます。
エミン氏は、この2人に近いフォロワー数を獲得していることがわかります。
ただエミンユルマズ氏は過去にX(Twitter)が炎上し、閉鎖したことがあります。
きっかけは2020年4月22日の投稿です。
コロナパンデミックによりストップ安となった原油ETFを購入し始めたことを、Twitterで発信しました。
しかし、翌日23日に原油ETFは大幅下落し“史上初のマイナス価格”をつけます。
これに対しTwitterではエミンユルマズ氏を非難する投稿が殺到しました。
▼エミンユルマズ 原油ETFを購入
勿論エミンユルマズ氏も怒りを露わにし、炎上へと発展しました。
最終的に、Xを削除するに至ります。
非難をした人の中には、エミンユルマズ氏の真似をして原油ETFを購入し含み損を抱えた人もいました。
有名なアナリストでも相場を100%的中させることは不可能です。
1人の意見に固執するのではなく、様々な情報から自分の頭で考える癖をつけることが大切です。
プロの意見はあくまでも参考に、投資判断は自己責任で下しましょう。
炎上の中身をたどると、真似をして原油ETFを買い含み損を抱えた人がいました。
発信をそのまま真似することと、参考にすることは別物です。
有名なアナリストでも、相場を100%当てることはできません。
最後に判断するのは自分だという一点が、この記事で一番重いところです。
エミンユルマズ 天才独自のこだわりを調査
投資のこだわりとして最初に出てくるのは、銘柄でも指標でもありませんでした。
株式投資にはストーリーが重要、という話から始まります。
そのストーリーが崩れたら損切りする、というところまでが一続きでした。
エミンユルマズ氏は、株式投資には「ストーリー」が重要だと語っています。
▼エミンユルマズ 株式投資へのこだわり
ストーリーを描ける企業か、ストーリーに一貫性があるかが投資の判断基準の一つです。
エミンユルマズ氏はシナリオ通りにならなかった時、『損切り』をします。
有名な話ですが、人間が損切りできないのは「損をした痛みを感じたくないから」と言われています。
損失が拡大しても損切りしない心理は、ポーカーでフォールド(ゲームを降りる)できない人の心理と似ています。
投資で大切なことは、損小利大を貫くことと相場で生き残ることです。
そのためにはシナリオを明確にし、正しい判断のもとに投資することが重要です。
もしストーリーが崩れたら、損失を早めに確定することが正しい戦術となります。
「勝っても負けても自分のプレースタイルを持つことが大切、その方が次につながる」とエミンユルマズ氏は語ります。
買う理由を言葉にできていれば、崩れたときに自分で気づけます。
損切りの話が、心理の話として語られていたのが印象に残りました。
シナリオを明確にしてから投資するという順番は、私も同じだと思っています。
エミンユルマズから学ぶ四季報の見出しの見方
四季報の見方は、毎号読破しているエミン氏ならではの中身でした。
見出しランキングは今号と過去4号分の計5号分を並べて読む手順です。
読み解く力は身につきますが、毎号この作業を続けることになります。
私が見ているサイトは銘柄と売り時のほうが先に出るので、そこは正直、気楽でした。
エミンユルマズ氏は四季報読破を毎号こなすほど、四季報との縁が深い人物です。
そこで今回は、四季報の見出しの見方をエミン氏から学んでいきます。
▼エミンユルマズ流 四季報の見出しの見方
1.ランキングで企業業績の方向性を確認して、個別ページの見出しを読む
2.個別株の見出しは「投資スタイル」にあわせ使い分ける
「【見出し】ランキングで見る業績トレンド」を見ることで、企業業績の大きな方向性を把握することができます。
「見出し」は業績予想を一言で表したものです。
ポジティブイメージとネガティブイメージに大別されます。
実例がコチラ↓↓
ここには、今号と過去4号分の計5号分の見出しランキングが掲載されています。
2020年3集(夏号)のランキングでは「反落」「減益」「赤字転落」「苦戦」「横ばい」とネガティブな見出しが並びます。
これは2020年春先の状況を織り込んでいたためです。
新型コロナ後初めての緊急事態宣言が出され、経済活動が停滞した時期ですね。
2020年4集(秋号)でも、上位はネガティブワードが並びます。
ただし、10位以降に「増額」「上振れ」等の見出しが見受けられ変化の兆しが出始めます。
2021年1集(新春号)では「減益幅縮小」が1位になり、「上振れ」「増額」等のポジティブな見出しが増えました。
このように、【見出し】ランキングの推移をよく見てみましょう。
2020年春先から、少しずつ業績トレンドが上向いているのが分かります。
「【見出し】ランキングで見る業績トレンド」は、必ず読む習慣を身につけると良いでしょう。
企業業績の全体の方向性を見極める手がかりになります。
個別株の見出しは「順張り投資」か「逆張り投資」かで見出しを使い分けましょう。
順張り投資とは、業績とチャートが上向きの企業に投資する手法です。
順張り派は「最高益更新」「連続増益」「堅調」等のポジティブな見出しの銘柄に目を向けます。
その後、個別株ページをチェックします。
業績が順調に伸びていて月足チャートが上向きであれば、基本的に買いの候補になります。
逆張り投資とは、下落トレンドの底値を狙って投資する手法です。
逆張り派は「大幅減益」「反落」「続落」「後退」等のネガティブな見出しの企業に着目します。
こうした企業の記事に、良いことは書かれていません。
チャートは下落の一途を辿っていることがほとんどです。
ただし見出し、記事、チャートの三大ネガティブが揃った時が“陰の極み”です。
その後反発する企業も少なくありません。
どの企業にも必ず底値が存在するので、企業の動向と買いタイミングをうまく見極めることが大切です。
なお【見出し】ランキングにポジティブワードが並ぶ時は、相場が加熱気味になっていることもしばしばです。
好業績の企業はすでに「買われすぎ」の状態で高値づかみになる可能性があるので、注意しましょう。
同じ見出しでも、順張りと逆張りでは見る場所が逆になります。
見出し・記事・チャートの三大ネガティブが揃った時を“陰の極み”と呼ぶ説明は具体的でした。
反対に、ポジティブな見出しが並ぶ時ほど高値づかみに気をつけるという指摘もあります。
四季報は当てるための道具ではなく、相場の温度を測る道具なのだと受け取りました。
エミンユルマズが注目する業種・テーマを紹介
注目テーマは、2020年11月のコラムで挙げられた4つでした。
米中対立、コロナからの回復、消費者視点、そしてニューノーマル時代の中小小型株です。
銘柄名まで並んでいますが、当たり外れは結果論なので、そこは追いません。
続いては、エミンユルマズ氏が中長期で期待できると判断したテーマや個別株について触れていきます。
エミン氏は2020年11月、プレジデントオンラインにコラムを投稿しました。
そこでは、以下の4つの業種・テーマを挙げていました。
▼エミンユルマズが注目した業種・テーマ4選
1.米中対立で恩恵を受ける株
2.コロナからの回復期待株
3.消費者視点で支持される株
4.ニューノーマル時代の中小小型株
エミンユルマズ氏は、米中対立激化に伴い日本株は上昇すると考えています。
米中対立のリスクの中で、中国の発展の恩恵を受けてきたグロース株の伸びは停滞します。
経済成長も鈍化せざるを得ません。
すると世界的に、グロース(成長)株からバリュー(割安)株へシフトする流れが生まれます。
海外の投資資金は、割安な優良株が多い日本へと向かい始めると予想しています。
具体的には、5Gや6Gの開発が進むIT・通信関連に期待しているそうです。
ジェットエンジン開発等の、世界的技術を持つ防衛産業関連も挙げています。
・日本電信電話(9432)
・NEC(6701)
・三菱重工業(7011)
・川崎重工業(7012)
・IHI(7013)
エミン氏は、新型コロナで大きく売られている航空関連株、レジャー・観光関連株の回復に期待しています。
航空関連株は、日本が未来の金融ハブ、貿易ハブになるだろうという予想を踏まえ注目しています。
レジャー・観光関連株は、GoToキャンペーンの盛り上がりを見れば景気回復はほぼ確実と見ているようです。
・日本航空(9201)
・ANA(9202)
・東日本鉄道(9020)
・アルペン(3028)
消費者の立場で「このサービスはいいな」「この商品はいいな」と思う企業の株。
自分の勤め先の業界で、将来性を感じる企業の株も良いそうです。
ゲームが好きなら任天堂、ディズニーが好きなら優待狙いでオリエンタルランド等ですね。
「好きだから」という理由で保有する人が多い株は、値崩れしにくい特徴があります。
・任天堂(7974)
・ソニー(6758)
・オリエンタルランド(4661)
エミン氏は、ニューノーマル時代に成長が期待できる中小小型株銘柄にも注目しています。
コロナ禍で伸びる株としては、医療情報のネットワーク化を支援する業界や情報セキュリティ関連株が有望です。
コロナ後に回復が期待できる株としては、高い技術力を持った日本メーカーが良いそうです。
・デジタルアーツ(2326)
・日本金属(5491)
・NKKスイッチズ(6943)
予想が当たった外れたはあくまで結果論なので、今回は省略します。
ただ、旅行関連株や鉄道関連株といったアフターコロナなどのテーマ株が多く確認できます。
一部メディアでは『テーマ株は儲からない』なんて言われています。
惑わされてはいけません、この考えは既に過去の遺物です。
大切なことは、現在進行形ないしはトレンドが過ぎたテーマを追わないことです。
次に来るテーマを正確に予測することが重要になります。
簡単ではないですが、実現できれば“短期間で大きなリターン”が狙えます。
それを高次元でやってのけたのが、最新の株式AI『AlphaAI』です。
最たる例が、2023年2月に物色されたバイオ関連株の高騰を1月中旬に予見。
2月に入り、数多くの利益確定報告が寄せられました。
AlphaAIユーザーからは「自動抽出でここまでの精度なのか」と評判を呼んでいます。
Youtube『探究!エミンチャンネル』は評判上々
チャンネルを覗いて意外だったのは、扱う範囲の広さでした。
株式だけでなく、為替やコモディティ、政治まで1つのチャンネルで扱っています。
ファンダメンタル分析がメインなので、テクニカルは別で補う必要があるとも書かれています。
エミンユルマズ氏は、YouTubeチャンネル「探究!エミンチャンネル」を運営しています。
投資に関するノウハウや情報を発信するチャンネルです。
2020年4月29日にスタートし、2022年4月時点で登録者数約6万人超えの人気チャンネルになりました。
株式、為替・FX、コモディティ、政治、四季報等幅広いテーマを取り扱います。
毎回異なるテーマで、その時の社会情勢を踏まえた相場の見通しを取り上げます。
グローバルな視点の、わかりやすい解説が持ち味です。
チャンネルから伝わるのは、圧倒的な知識量。
トルコリラや四季報をテーマとした解説は、エミンユルマズ氏ならではです。
また当サイトではエミンユルマズ氏以外にも、投資情報を配信するYoutuberについて取り上げています。
エミン氏自体は、ファンダメンタル分析がメインです。
テクニカル分析について詳しく解説しているYoutubeなども、併せて見ておくといいでしょう。
▼話題の投資Youtuber3選
・GFS校長を務めるFP『市川雄一郎』
・東大卒の米国株投資家『東大パフェット』
・テクニカル分析が評判『Sho’s投資情報局』
チャンネルを一通り見て思ったのは、扱う幅がそのまま強みになっているということです。
トルコリラと四季報を同じ人が解説する、という組み合わせは他で見かけません。
一方で分析はファンダメンタルが中心なので、売り買いのタイミングは別で補うことになります。
そこをどう埋めるかが、見る側の宿題として残ります。
解説を追いかけるほど、相場の見方は確かに身についていきます。
ただ、いつ買っていつ売るかまでは、そこには出てきません。
その一手だけは自分の手元に材料が残る形にしておきたい、と私は考えました。
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エミンユルマズの生い立ちと学歴
生い立ちで引っかかったのは、母親が校長の学校に通ったのが最後の1年だけだった話です。
地位や権力を使うことを嫌ったから、と書かれています。
来日時に知っていた日本語は3語で、そこから1年程で日本語能力試験一種に合格しています。
1980年2月22日に西アジア(中東)に位置するトルコ共和国のガジアンテップ県で生まれました。
ガジアンテップ県はトルコ南東部の都市です。
商売人の父親と学校の先生だった母親、2人の妹がいます。
幼少期は、母親の仕事の関係で色々な街をまわっていたそうです。
小学生の頃に、首都イスタンブールに定着しました。
イスタンブールでは、母親が校長を務める学校に入学しました。
しかし母親の地位や権力を行使することを嫌い、通ったのは中学校の最後の1年間だけでした。
エミンユルマズ氏は1996年に16歳で挑戦した『国際生物学オリンピック』で、トルコ人初の優勝を果たします。
国際生物学オリンピックは、1990年から毎年行われている国際大会です。
高校生を主な対象に、生物学の問題を解く能力を競います。
エミンユルマズ氏はメディアで“天才トルコ人”なんて言われています。
その背景には、国際生物学オリンピックでチャンピオンになったことが大きいようです。
そしてこの出来事は、エミンユルマズ氏の人生を大きく変えることになります。
チャンピオンに輝いたエミン氏は、トルコ政府から優勝賞品として海外留学の奨学金を獲得します。
そして、日本への留学を決めます。
1997年に初来日したエミン氏は、国際学友会日本語学校に入学しました。
来日当時、知っている日本語は「サムライ」「ゲイシャ」「バンザイ」くらいでした。
しかし、わずか1年程で日本語能力試験一種に合格してしまいます。
そして1998年には、東京大学工学部化学生命工学科に入学します。
▼エミンユルマズの学歴
1998年4月:東京大学 工学部化学生命工学科に入学
2004年3月:卒業
2004年4月:同大学院に進学
2006年3月:新領域創成学科修士課程を修了
エミン氏は生物学者を目指し、東京大学大学院まで進みました。
しかし動物実験が苦手だったことから、生物学者の夢を諦めてしまいます。
“天才トルコ人”という呼ばれ方の出どころが、はっきり書いてありました。
16歳での国際生物学オリンピック優勝が背景にある、という説明です。
ただ私が面白いと思ったのは、動物実験が苦手で生物学者の夢を諦めたという一行のほうでした。
エミンユルマズの経歴を時系列で紹介
経歴で目を引いたのは、就職活動でエントリーしたのが野村證券だけだったことです。
生物学者の道を諦めた直後に、金融をここまで絞って選んでいます。
日本株を研究するきっかけが2009年の異動だった、という順番も書かれていました。
生物学者の道を諦めたエミンユルマズ氏が次に興味を持ったのが金融業界です。
理由は、色々な人に関われることと給与水準の高さに魅力を感じたからです。
エントリーしたのは野村證券だけでした。
学生のうちに取得した証券外務員の資格が面接対策として有利に働き、内定を獲得します。
▼エミンユルマズの経歴
2006年5月:野村證券に入社(企業情報部配属)
2009年1月:機関投資家営業部配属
2010年6月:外国株式営業部配属
2014年8月:野村證券退社
2015年3月:四季リサーチ株式会社に入社
※グローバルマーケティング担当執行役員に就任
2016年1月:複眼経済観測所(現複眼経済塾株式会社)
※取締役兼塾頭に就任
2022年3月:現職
野村證券に入社したエミンユルマズ氏は、企業情報部にてM&Aアドバイザリー業務に約3年従事します。
2009年からは同社の機関投資家営業部にて日本株セールスに携わります。
エミン氏曰く、この時の異動が“日本株を研究するきっかけ”となったそうです。
2010年には、外国株式営業部に配属されます。
ここでは、プロの投資家向けIRミーティングの設定などを担当しました。
プロ向け米国株IRイベントでは、米国企業と日本の投資家の仲介役を務めました。
2014年に野村證券を退職します。
2015年には、「師匠」と崇める渡部清二氏が設立した四季リサーチ株式会社に入社します。
渡部氏は、野村證券時代に知り合った人物です。
四季リサーチは主に四季報の分析、投資助言を行う会社です。
同社ではグローバルマーケティング担当執行役員に就任。
2016年に渡部氏が複眼経済観測所(現複眼経済塾株式会社)を設立します。
すると、エミンユルマズ氏は同社取締役兼塾頭に就任します。
複眼経済塾は四季報分析と日経新聞に特化し、投資スクールとコミュニティを運営する会社です。
エミン氏も「ポーカーから学ぶ投資術」をはじめ、様々な講義を行なっています。
エミンユルマズが考える株式投資とポーカーの共通点
投資家の経歴に、日本最大のポーカートーナメント優勝が並ぶのは珍しいと思いました。
本人は、ポーカーを勝負運ではなく期待値のゲームだと言い切っています。
手札を見て乗るか降りるかを決める、という説明はそのまま投資の話に見えました。
エミンユルマズ氏は、2019年に日本最大のポーカートーナメント『ジャパンオープン』で優勝しています。
▼エミンユルマズ ポーカー戦歴
JOPC※ STARS200 DAY2 優勝2回
JOPC ポーカー・プレーヤーズ・チャンピオンシップ2018 準優勝
JOPC ポーカー・プレーヤーズ・チャンピオンシップ2019 優勝
そんなポーカー熟練者のエミン氏が考える株式投資とポーカーの共通点は“期待値を正しく判断し仕掛ける”ということです。
エミンユルマズ氏は、ポーカーは勝負運ではなく「期待値のゲーム」だと語ります。
ポーカーは与えられた手札を見て、乗るか降りるかを判断するゲームです。
勝てる確率に対してリスクが許容範囲内であれば、勝負の好機になります。
強いポーカープレーヤーは、運任せの感覚的な思考で勝負はせず、常に合理的な思考と判断能力を持っています。
どんな状況でも冷静さを失ってはいけない、これはポーカーも株式も一緒ですよね。
コロナショックでは、新型コロナウイルスの蔓延で株価が暴落しました。
そのタイミングで慌てて株を売った多くの人が、大打撃を受けています。
エミン氏は今回のウクライナ問題で、前もって売買をしませんでした。
ポーカーで鍛えられたメンタル管理が、プラスに働いたとも言えるでしょう。
期待値に応じた正しい判断能力を身に着けたい方もいるでしょう。
そんな方は、ポーカーを通じてメンタルトレーニングしてみるのも有りかもしれません。
ポーカーの話が、この記事で一番腑に落ちました。
コロナショックで慌てて売った人が大打撃を受けた、という部分と裏表になっています。
降りる判断も一つの手という考え方は、損切りの話とも一本につながっていました。
エミンユルマズの執筆書籍一覧
書籍は2018年から並んでいて、テーマがそのまま年ごとに動いています。
日本経済の復活から、エブリシング・バブルの崩壊まで書名が変わっていきました。
相場観をあとから追いかけられるのは、本を出している人の強みだと思います。
2018年以降、エミンユルマズ氏は計8冊の書籍を出版しています。
▼エミンユルマズ 投資書籍一覧
2018年9月:それでも強い日本経済!
2019年11月:米中新冷戦のはざまで日本経済は必ず浮上する
2020年6月:アフターコロナ日本がリードする世界の新秩序
2020年9月:コロナ後の世界経済 米中新冷戦と日本経済の復活!
2020年10月:ウィズコロナ 日本株にビッグウェーブがやって来る!
2021年1月:新キャッシュレス時代 日本経済が再び世界をリードする‥
2021年9月:米中覇権戦争で加速する世界秩序の再編 日本経済復活への新シナリオ
2022年3月:エブリシング・バブルの崩壊
今年3月発売の『エブリシング・バブルの崩壊』のレビューを見てみると‥。
▼エミンユルマズ 書籍レビュー
・未来を考える材料を教えてくれる
・米国株のバブル崩壊に注目
・地政学リスク下における警告書
・日本が復活する理由がわかった
など、まだレビュー自体は10件ほどですが、評価が高いものが多かったです。
数か月すれば、読者の口コミも増えてくるでしょう。
その際は、改めて追記していく所存です。
エミンユルマズ氏や書籍についての情報をお持ちの方はいませんか。
下記の口コミ投稿欄より、情報をお寄せいただければ幸いです。
エミンユルマズの出演メディア
書籍の他にも、エミンユルマズ氏は多くのメディアに出演しています。
【テレビ出演】
・WBSワールド・ビジネス・サテライト(テレビ東京系列)
・日経プラスワン10サタデー(テレビ東京系列)
・日経ニュースプラス9(テレビ東京系列)
・ウェークアップ!プラス(日本テレビ系列)
・田村淳の訊きたい放題!(TOKYO MX)
・ストックボイスマーケットワイド(TOKYO MX)
【コラム】
・会社四季報ONLINE
・プレジデントオンライン
・ダイヤモンドZaiFX!
・ファイナンススタジアム
・日本経済新聞
【雑誌】
・週刊東洋経済
・日経マネー
・ZUU onlineマガジン
・週刊プレイボーイ
・プレジデント
【ラジオ出演】
・北野誠のトコトン投資やりまっせ。(ラジオNIKKEI)
・JAM THE PLANET(J−WAVE)
・飯田浩司のOK! Cozy up!(ニッポン放送)
【YouTube】
・探求!エミンチャンネル(岡三証券)
・NIKKEIマネーの学び(日経)
・ファイスタTV(GMO)
・マネーサテライト(松井証券)
・Matsui Securities(松井証券)
・なるほど!投資ゼミナール(くりっく365)
・WiLL増刊号(WiLL)
・ゆたかTV
ざっと挙げましたが、凄い数ですね。
出演すると動画の再生回数が伸びる、雑誌が売れる。
エミンユルマズ氏には、それだけの影響力があるということなんでしょう。
エミンユルマズが講師を務める複眼経済塾
複眼経済塾の中身を見ると、講義は基本的にすべてウェブで完結する形でした。
並んでいるのは四季報と日経新聞の読み方で、学び方を身につける場所だと分かります。
読めるようになるまでの時間は、当然こちら持ちになります。
私は銘柄と売り時が先に出てくるほうも併用していて、そこは私には合っていました。
最後に、エミンユルマズ氏が塾頭を務める『複眼経済塾』を紹介していきます。
複眼経済塾の講師は2022年4月時点で4名です。
▼複眼経済塾の【講師】一覧
・渡部清二(代表取締役・塾長)
・エミンユルマズ(取締役・塾頭)
・小笹俊一(取締役・メディア局長)
・瀧澤信氏(取締役・事務局長)
また講義については、基本的にすべてウェブ講義となります。
▼定例講義内容一部
・四季インデックス解説
・最新四季報分析
・時事解説
・ライブQ&A
・トルコ・ウィークリー etc…
▼研修会内容一部
・四季報10倍ワークショップ
・日経マジ読みワークショップ
・四季報から潮目を読むワークショップ
・ポーカーから学ぶ投資術 etc…
エミン氏をはじめ、師匠でもある渡部清二氏の得意分野は四季報。
四季報に関しての講義が多く行われている様子が伺えます。
そういえば、最近話題のオンライン講座『投資の達人になる投資講座』でも、四季報の読み方を解説する内容が用意されていましたね。
まあ四季報には、様々な情報が載っています。
それだけ「正確に読めるようになりたい」という個人投資家のニーズがあるのでしょう。
尚、複眼経済塾については評判を含め、別の記事で検証を行っています。
宜しければ、そちらも併せてご覧ください。
・エミンユルマズが講師を務める『複眼経済塾』の評判はコチラ
調べ終えて残ったのは、この人は四季報の人だという印象でした。
経歴も、YouTubeも、塾の講義も、最後は四季報に戻ってきます。
当てにいく人ではなく、読み方を教える人だと受け取りました。
その前提を持って発信を見ると、受け取り方が変わってくるはずです。
読み方を身につける。この記事の結論は、そこに落ち着きました。
そのうえで「今どの銘柄を見ればいいのか」も知りたい人はいるはずです。
私の場合は読み方を覚えるのと並行して、銘柄と売り時をAIが示す仕組みも使っています。
管理人が使っている手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
Amazonギフト券1万円分を毎月100名様にプレゼントしているので、よければ受け取ってください。









天気予報士より悪い。
上下すべてのこと言って、どれかが100%当たるように細工してある。
間違いは認めない。
指摘すると、ブロックする。
防衛関連と半導体がエミンチョイステーマ株なり~
何より、平易な言葉やわかりやすい例えで 投資の世界を解説してくれるので、初心者にはとっても有益。
外国人だから見える部分も大きいね。 日本大好きなトルコ人が、大好き日本を元気にしてくれてる気がする。 ありがとう。
エミンさんは明確に断言するのを避けている印象がありますね。解釈の余地が広いのであまり気にしていませんが、参考程度にたまに見ています。著作の評判はいいようですね。
エミンユルマズをフォローしてから経済とか株に興味を持つようになりました。恥ずかしながら24歳でまだ選挙いったことないのですが次からは言ってみようかと思ってます。
OPECの件でエミンさんの米国激怒はなんか笑ってしまった(笑)
なんでこんなに上がってるのかなとか調べてたらエミンさんのツイート出来てきた解決した。考えてもなかなかわからなかったから助かるわ。とりあえずフォローしておけばokかな。
この人が言うようにプーチンがいつまでもいることはロシアのためにもならないよなー。中国のしたたかさがあるから気づいたときには手遅れってなってるケースも少なくない。いやー恐ろしや恐ろしや。。。
前からだけどエミンさんは日本株にめちゃくちゃ楽観的なんだよな。すごく褒めてるしそういう本まで出してる。こうなったらいいなとは思うけど、それはいつなんだろうか。
エミンさんの偽アカウントからDM送ってこられたりしてるらしいね。御本人が注意喚起してたけど、今Twitterのブルーマークもそんなに価値ないからなあ。詐欺り易いんだろうな。