投資顧問ステップ

投資顧問ステップは、テーマ株にフォーカスした株式情報の配信を行っています。

テーマ株最大のメリットは、話題性のある銘柄を初動で掴めれば『テンバガー』超えも不可能ではありません。

ただ注意しなければならないのは、テーマ株は業績の良し悪しよりも思惑で株価が上がるケースが少なくないということ。

そのため、投資タイミングを間違えば大きな損失を被る可能性があります。

地道な企業分析と正確な投資タイミングの見極めが求められるテーマ株投資、問題は投資顧問ステップがこの2つの能力を備えているのか。

結論を言うと「分析力・洞察力は皆無」です。

その理由を投資顧問ステップに寄せられた口コミ評判や、元外資系証券マンの私の見解を交え解説していきます。

投資顧問ステップの口コミから見る悪評祭りの理由

当サイトで投資顧問ステップの検証を開始したのは2021年の10月。

約1年半が経過した同サイトへ多くの投資家さんから評判が寄せられました。

そんな投資顧問ステップの口コミ評価★1.6(※2023年1月31日時点)と、1,000近くある株情報サイトの中でもワースト10に入る勢いです。

それを物語るように、当サイトにも多くの悪評口コミが寄せられています。

▼投資顧問ステップの口コミ
テーマ株投資において一番の”NGは落ち目にあるテーマを後追いすること”です。

上記口コミからも分かるように、絶対的タブーを犯している投資顧問ステップ。

ユーザーから「買えば買うだけ損をする」と言われるレベルの分析力・洞察力しかないことは間違いないでしょう。

テーマ株投資に役立つメディア・ツールを厳選

投資顧問ステップの利用を検討していたけど迷っているという方に朗報です。

最近はテーマ株投資の人気の高まりを受け、証券会社を始め複数の金融機関がテーマ株に特化したサービスやツールの開発を行っています。

先日、投資顧問ステップに寄せられた口コミを見ても↓ ↓

▼投資顧問ステップの口コミ
SBI証券が提供している『テーマキラー』は、これからテーマ株投資を始めてみたい方におすすめのサービスと言えます。

気になるテーマを選択することで、将来的に成長が期待できる10社をテーマキラーが厳選してくれます。

話題性があるテーマが知りたい・銘柄選びの参考にしたいという方は、一度利用してみるのもいいでしょう。

また、情報解析力に長けた投資家のLINE株サービスを利用するのも1つの選択肢として有です。

中でも最近話題を集めているのが、JPモルガン出身の『加藤のLINE株サービス』です。

利用者の中には「資産を4倍にした」という方もいるとのこと。

株式投資において情報の鮮度は生命線です。

テーマ株投資で大化け株を見つけたいなら、情報の後追いをする投資顧問ステップではなく、別サービスを検討するほうが賢明だと管理人は思います。

『“株で利益10億”「加藤」の検証記事』はコチラから

————-以下、過去の検証記事になります。

投資顧問ステップとは？

投資顧問ステップを運営しているのが、株式会社ステップです。

ちなみに公式サイトには投資顧問ステップが、国内外の企業や投資機関と共同で良質な投資情報を集め、投資サポートを行うとの記載されています。

また同社の成り立ちについて「調査研究機関として1970年に発足した」とも。

この説明を見て運営開始から50年以上の老舗なんだと思った方は要注意。

当サイトが独自に調査した結果、この情報”すべて嘘の可能性”が出てきました。

それを立証すべく、まず運営会社である株式会社ステップについて見ていきます。

会社法第7条に違反？株式会社ステップの悪事の記録

株式会社ステップの会社情報を見ると、東京都千代田区に所在と記載されています。

※多くの口コミサイトから指摘を受け、現在(※2022年1月31日)は『株式会社ルナシー』に名称変更を行った模様

(旧)株式会社ステップの法人情報を法人番号検索サイトで調べてみると‥

▼株式会社ステップの法人情報

引用元：国税庁の法人番号公表サイト

東京都千代田区霞が関3-2-5に所在する株式会社ステップが存在しないことが判明。

どうやら株式会社ステップは架空の所在地を公式サイトに掲載しているようです。

さらに言うと、法人登記されていないものが株式会社を名乗り、会社であると誤認させるような行為は会社法第7条に違反しています。

この件について、私を始め多くのメディアから指摘された投資顧問ステップがとった”苦肉の策が住所の変更”です。

ただ移った先がまた面白くて、なんと神奈川にある築43年のマンションでした。

▼株式会社ステップの”新”所在地

引用元：HOMES

正確な住所は、神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3丁目28番3号　松原ダイヤモンドマンション301号室。

一人暮らしで住むなら何も言うことはないのですが、投資情報を発信する会社の住所としてはいかがなものかと…。

またさらに面白いのが法人登記した日付(新規)が令和2年11月25日。

▼株式会社ステップの”新”法人情報

引用元：国税庁の法人番号公表サイト

1970年(昭和45年)からある会社だった気がしたのですが…まあつまりこの程度の会社ということがわかります。

口コミで指摘されているように、投資顧問ステップから有益な情報提供がないのも納得ですね。

投資顧問ステップに無断転載の疑い

会社情報に不審点が多々見受けられた投資顧問ステップですが、実は同サイトが配信するコンテンツにも様々な問題があることが発覚しました。

投資顧問ステップでは会員登録を行ったユーザー向けに、無料コンテンツの提供を行っています。

投資顧問ステップが配信する無料コンテンツは3つ。

結論から言うと、どのコンテンツも著名サイトからのコピー&ペーストでした。

▼無料コンテンツの無断転載元
大化けテーマ株の法則(一部)　＝　ZAIオンライン
相場の見通し　＝　ロイター通信
注目銘柄3つ　＝　株探のニュース記事

独自コンテンツが1つもなかったというのは衝撃でした。

他サイトから引用してるという表記ならまだしも、自社サイトのオリジナルコンテンツとして配信しているというのはちょっと悪質ですね。

自分たちに調査力や分析力がないことを露呈してしまっているあたり、サイト運営者のレベルの低さも伺えます。

様々な要因を加味しても、投資顧問ステップからは『儲からないテーマ株』の情報しか来ないと考えるのが妥当でしょう。

投資顧問ステップの電子書籍は「読む価値なし」

株情報サイトステップ(Step)が配信する大化けテーマ株の法則ですが、中身に目を通した感想としては『法則でなく特徴』であることがわかりました。

結論からいうと、あえてダウンロードするほどの書籍ではないです。

簡潔にまとめると『その時々の旬のテーマ』は急騰しやすいということがダラダラと記載されています。

また、注目するテーマ株マップといったコンテンツも用意されていますが、これもZAIオンラインのコピペと判明しました。

恐らくですが、ZAIオンラインの連載コラム『お宝銘柄発掘術！』から無断転載していると考えられます。

大化けテーマ株の法則などと大それた名前の電子書籍でしたが、その中身は『テーマ株の特徴』と『後だしのコピペテーマ株』が書かれてるだけの解説資料でした。

ダウンロードする価値は無いに等しいでしょう。

有料コンテンツから見る投資顧問ステップの嘘と懸念

ステップ(Step)の有料コンテンツですが、内容としては投資助言にあたるサービスを提供しているようです。

初回で参加できるのは限定の銘柄情報というものです。

参加費については「情報提供からサポートまで」含めて4万円弱。

ただここで1つ注意しておきたいのは、投資顧問ステップの公式サイトには嘘の情報が記載されている可能性があるということ。

ここでその嘘にあたるのが“売買サポート”です。

実は投資顧問ステップ、本当は投資顧問会社ではありません。

ややこして申し訳ないのですが、投資顧問を名乗るには本来、投資助言業者として金融庁に登録が必要になります。

しかし、金融庁のページを見ても投資顧問ステップの名前は確認できません。

そして、金融庁に登録されていない業者が有料で顧客に個別株の売買助言をすることは違法になります。

つまり投資顧問ステップが顧客に投資助言を行った場合、法令違反で罰せられる可能性があります。

そのため案内の段階では「助言有り」としておいて実際は「助言がない」なんてケースも考えられるわけです。

実際に投資顧問ステップに寄せられた口コミを見ても、「サポートがなかった」という声が多数見受けられました。

▼投資顧問ステップの口コミ

実はこういったケースは投資顧問ステップ以外でも見られます。

というのが、投資顧問ステップと同系列と言われている違法業者たち。

当サイトではそれらの業者についても調査・検証を行っています。

▼投資顧問ステップの関連業者
・スリーエスジャパン(違法)
・株式投資リード(違法)
・投資顧問マーケット(違法)
・投資顧問オープン(違法)

上記の無登録業者の評判が気になる方は、上記リンクから検証記事をご覧ください。

また余談にはなりますが、最近はLINEの投資グループに勝手に招待される事象が多発しているようです。

当サイトでも『石原貴博の投資LINEグループ』と『中村孝也の投資LINEグループ』の検証を行いました。

勧誘された際の対処法についても記載していますので、コチラも参考にしてください。