違法株情報サイトを推す口コミサイトに新サイトが登場。
サイト名は『投資顧問オープン(OPEN)』です。
SNSで『日本株NGトレード大全集』という無料教材を見て、この投資顧問オープンに興味を持ったという方も少なくないでしょう。
結論から申し上げます。
投資顧問オープンが提供するコンテンツに有益な情報はほぼ皆無です。
それを裏付ける投資顧問オープンの噓だらけの内情を暴きます。
目次
投資顧問オープン(OPEN)ってどんな会社?
公式サイトには、1960年代に設立された投資塾が投資顧問オープンの前身とのこと。
今が2023年なので、50年以上の歴史がある老舗の投資会社ということになります。
驚きなのは、1万人を超える富裕層を生み出してきた実績を持っているという説明。
これが事実ならネットでも話題になっていることは間違いないでしょう。
あくまで”事実なら”ですけどね。
※SNSなどでは、口コミ・評判は1件も確認できませんでした。
そこで投資顧問オープンのサイトOPEN日を調べてみると、衝撃的な事実が明らかになりました。
投資顧問オープンがOPENしたのは2023年3月20日
投資顧問オープンがOPENした日…。
これを調べてみると、2023年の3月20日であることがわかりました。
▼投資顧問オープンのドメイン取得日
引用元:SEOチェキ
この日付は投資顧問オープンがドメインを取得した日付。
ドメインとは簡単に言えばネット上の住所のようなもので、これがないとサイトをオープンすることは出来ません。
つまりオープンの運営が開始されてからまだ3ヵ月も経過していないことがわかります。
にも関わらずですよ。
なんと公式サイトには、2023年2月に顧客に情報提供していたという実績が掲載されていました。
ページ内の実績・口コミが虚偽である可能性は99.9%
投資顧問オープンの検証をしていて気づいたことがあります。
公式サイトの情報が”噓だらけで何が本当かわからないレベル”です。
先程、投資顧問オープンが2023年3月にドメインを取得したとお伝えしましたよね。
つまりどんなに早くても、投資顧問オープンのOPEN日は2023年3月以降ということになります。
しかし、1ヵ月近く前の2月に顧客に銘柄(インフォネット)を提供していたという実績が公式サイトには掲載されているのです。
▼投資顧問オープンの嘘①:実績の捏造
引用元:OPEN(オープン)
サイトが出来る前に顧客に情報提供することは物理的に不可能です。
そのため投資顧問オープンがインフォネットを推奨した実績は嘘と考えて差し支えないでしょう。
実績が嘘なので当然、利用者の口コミも自作自演である可能性が極めて高いと言えます。
良いサービスを提供していれば、自作自演などせずとも自然と良い評判が集まるものです。
最近、特に話題になっているのが、『JPモルガン出身の元証券マン』の公式LINEです。
株式投資だけで10億円の資産を築いた個人投資家でもある同氏は、現在SNSを通じて投資ノウハウを無料で発信しています。
当サイトにも同氏の教えを基に“短期投資で資産を4倍に増やした”と読者様からタレコミを頂いております。
興味のある方は個別に検証を行っているので、検証記事をご覧ください。
▶“株で利益10億”稼いだ男の検証記事はコチラから
無料の投資コンテンツは他サイトからの無断転載
投資顧問オープンでは、会員登録をしたユーザー向けに無料情報を提供しています。
国内外の市場見通し・銘柄レポート・投資教材など、一見すると独自コンテンツが豊富な投資顧問OPEN。
しかし、その中身は他サイトからの盗用であることが判明しました。
▼投資顧問オープンの市況レポート(5/23)
引用元:OPEN(オープン)
上記画像は、2023年5月23日にオープンが配信した市況レポートの内容です。
そして、こちらがトレーダーズウェブというサイトが配信したレポートになります。
▼トレーダーズウェブ(5/23)
引用元:トレーダーズウェブ
見比べればわかるように、一言一句同じです。
配信時間についてはトレーダーズウェブが7:44分。
そして投資顧問オープンがその16分後の8:00となっています。
同じ内容かつ、情報の鮮度を考えればトレーダーズウェブを見に行くほうが有意義なのは間違いないでしょう。
他サイトのコンテンツを丸パクリして自サイトのコンテンツとして配信するとは…。
50年以上の歴史がある投資会社がやることじゃないですよね。
嘘②:所在地がまさかの『三井住友信託銀行本店ビル』
管理人が次に注目したのは会社の所在地です。
▼投資顧問オープンの会社情報
実はこの住所、なんと三井住友信託銀行本店ビルの所在地なんです。
▼三井住友信託銀行本店ビルの所在地
引用元:三井住友信託銀行
流石に「嘘だろ」と思ったので問い合わせてみたのですが、案の定(嘘)でしたw
投資顧問オープンのような『違法株情報サイト』を過去に検証した際は、アパートや一軒家を所在地情報にしていたのですが、大手銀行本店を所在地にするとは…。
ここまで大胆不敵な嘘はある意味凄いですね。
嘘③:在籍スタッフまで他サイトから盗用!?
投資顧問オープンを支えるスタッフにも簡単に触れておきます。
まずチーフストラテジストの『山崎昌司』氏について調査すると驚きの事実が。
なんとこの方、弁護士でした。
副業してるのかな?とも考えましたが経歴が噛み合いません。
恐らくですが、プロフィール画像を無断に使われているんでしょうね。
▼山崎昌司の正体は弁護士?
山崎昌司を含む”ストラテジストたちのプロフィールは全て偽造”されたものであることは間違いないでしょう。
ただ弁護士相手にやる必要があるのかというのは疑問ですけどね。
所在地の偽造といいやることがほんとに大胆ですね投資顧問オープンは。
嘘④:国内外の大口投資家との繋がり
投資顧問オープンの銘柄が上がる仕組みが公式サイトに紹介されていました。
その仕組みというのが、億単位の資金を動かす大口投資家(ファンド・外資系投資銀行)がバックにいるというものです。
しかもそのルートは237にも及ぶのだとか。
▼投資顧問オープンの裏ルート
外資系の投資銀行・証券会社
資産家グループ・投機筋
プライベートバンク
ここに過去2か月で富裕層になった人たちの投資資金が乗っかるそうです。
んーもしこれが事実なら、大手証券会社のコンプラは全員クビですね。
三井住友信託銀行の本店を所在地とHPに記載してしまうような会社に情報を流す。
いったい何のメリットがあって?というのが個人的な見解です。
しかもオープンは、投資顧問業者としての登録がされていないにもかかわらず、顧客への投資助言を行っています。
オープンが無登録で投資助言をする違法株情報サイトと判明
会員登録をすると、すぐに有料情報の営業メールが送られてきます。
2023年5月時点で販売されている情報は1つのみ。
▼投資顧問オープンの投資助言サービス
料金:3万6000円
必要投資金:約20万円~
締切日時:先着20名が決定次第
取組期間:2~3週間
※利益確定までサポート完備
先着20名とありますが、おそらく申し込めばいつでも情報は買えます。
そして最後には「利益確定までサポート完備」とあるように、売買助言まですると明記されています。
投資助言業者であるならば何も問題ないのですが、その登録がされてない企業が行うのは違法です。
あくまで可能性の話ですが「サポートするよするよ詐欺」も無きにしも非ずなので、利用する際は自己責任でお願いいたします。
因みに、過去に検証した同一グループのサイト『スリーエスジャパン』では、そういったことも起こっているようです。
日本株NGトレード大全集は「読む価値なし」と論決
投資顧問オープンが無料会員向けに配信する投資教材『日本株NGトレード大全集』。
あくまで管理人の見解ですが、登録してまで読む価値があるものではないです。
内容は主に『株式投資で失敗しやすい銘柄の事例』です。
▼日本株NGトレード大全集(失敗しやすい銘柄12選)
② 連続上方修正の銘柄
③ 信用取引で集中投資
④ ベンチャーキャピタルの入っているIPO銘柄の初値買い
⑤ 即金規制が掛かったIPO銘柄
⑥ 新興株(似非グロース株)
⑦ 赤字企業のバイオベンチャー
⑧ 設定値が低い自社株買い
⑨ 材料織り込み済みの銘柄
⑩ 失敗IR
⑪ 投資インフルエンサーの注目株
⑫ 著名投資家、大口投資家の注目株
色んなサイトから寄せ集めて作ったんでしょうかね。
目新しさはなく、一般的な情報がまとめられているだけでした。
その他にも『いい銘柄の条件』と題して、増収増益や浮動株が少ないといった内容も紹介されていました。
株初心者向けの内容ではあるかと思いますが『株 失敗例』などでネット検索すれば、似たような記事がわんさか出てくるのでそれでことは足りるかと。
違法株情報サイトを推す口コミサイトに注意!
投資顧問OPENの嘘を暴いてきましたが、ここでそれらをおすすめ業者として紹介する口コミサイトの存在にも触れておきます。
5月時点で、オープンの関連業者として名前が上がっているのが以下の4サイトです。
▼違法株情報サイト4選
・投資顧問リード
・投資顧問マーケット
・スリーエスジャパン投資顧問
・投資顧問ゼネラル(General)
この4サイトについては、当サイトでも独自に検証を行っていますが、やってることはほとんど同じ。
嘘の実績&嘘の会社情報に関しては常習犯です。
特定の口コミサイトでは、この4サイト+オープンをおすすめしています。
今回はどのメディアかの掲載は控えますが、一目で分かりますから安心してください。
違法投資業者は一定期間経つと、サイト名を変えて運営を継続する場合があります。
因みに、投資顧問オープンについても全身サイトが存在しており、口コミ評価の悪さはトップクラスです。
【まとめ】投資顧問オープンは栄光インデックスの後釜
栄光インデックスは、今から約2年ほど前に運営が開始された株情報サイトです。
投資顧問オープンは、この栄光インデックスのリニューアルサイトだと言えます。
その理由が、オープンがOPENした直後の会社情報には、運営会社に『株式会社栄光』の名前が記載されていました。
そして栄光インデックスの運営会社も株式会社栄光です。
恐らくですが、サイト名を変えるのを忘れたままオープンをOPENしてしまったのでしょう。
因みに、株式会社栄光がオフィスとして記載していたのは『神奈川県横須賀市汐入町3丁目57-1』という住所。
横須賀にある昔ながらの一軒家です。
▼株式会社栄光の会社所在地
引用元:HOMES
資産1億超えの会員がいる会社のオフィスがこれって…。
もうかばいきれないレベルですよね。
検証していて私も思わず笑ってしまいました。
投資顧問オープンの前身サイトである『栄光インデックス』については、当サイトにも多くの方から口コミが寄せられています。
将来的には似たような声が寄せられる可能性が高いので、気になる方はぜひご一読ください。
> > 栄光インデックスの口コミ50件調査 の検証記事はコチラ
OPENが違法営業を続けていられるのは何故なんだろう。営業停止に追い込む手段はないのだろうか。このまま放置されていては被害者が増えていくばかりだ。
最低の投資会社?又は詐欺会社。
高いお金を払って、購入した情報銘柄は全て
マイナス。
投資実績を調べてみると買いと売りの全てが最下値と最高値。こんな芸当は絶対出来ない。
ありえないでしょう。
お金を取り返すことはまず不可能でしょうから
このサイトは気を付けて下さい。
10000円の情報がどんなものか?試す感じでやってみました。
が、振り込んだ翌日にオススメ1銘柄を開示しましたが、さらに2日後、一切負担をかけないと言う名目ながら、基金に参加することで、さらに多額を振り込むよう勧誘してきました。
まだ、最初の銘柄について何の結果も出ていないうちに…です。
ふざけた会社です。
売却して放置するほうが吉!
別会社名でまだ詐欺してる。
佐藤裕子
YUKO SATO
投資コンサルタント
ファイナンシャル
プランナー
〒107-0062 東京都港区南青山7-10-3
事業内容:投資コンサルティング
株式会社LTコンサルティング
最悪の投資顧問、というか詐欺です。無料と言っておきながら、懐具合を探ってきて、最終その金額では1銘柄のみの情報提供になる、と。で、その1銘柄を購入してみたのですが、下がって終わり。電話の態度はかなり威圧的で、何度も電話させる始末。ちなみに、オープンに連絡とると、アナタは選ばれました!とか言ってKIND STATEに案内されます。お気をつけて。
2024年2月28日、危うく36000円を振り込むどころでした。詐欺に遭う人は、2度3度と詐欺にかかりやすい、と良く言われて、振り込む前に詐欺サイトを確認しました。危なかった。投資情報サイトが増えてるので、皆さん協力して、詐欺業者を告発しましょう
楽天証券のサイトからメルマガに登録し
「爆益成長株の法則」を無料ダウロードしたあと有料サービスの案内がきました。
振込方法は銀行振り込みかクレジットカード決済でした。
「コレオ決済システム」で決済しようとしたらクレジットカードの認証に失敗し
「決済失敗」のメールが届きました。
もう一度やってみましたがエラーとなりました。
「OPEN投資情報サイト」から口座情報が送られてきたので
口座振替に変更しスマホから手続きを行いました。
(連休初日でしたので振込日は連休明けにしました)
およそ30分後に「第三者から不正利用された可能性が高い」と
カード会社の不正検知システムに引っかかり、カードの利用ができなくなりました。
この時点で何かがおかしいと感じ、銀行振り込みのキャンセルをしました。
カード会社に連絡して経緯を話すと
振込予定の金額よりも数千円上乗せの金額で決済がされそうになっていて
相手先は韓国の化粧品会社だということです。
「コレオサポートセンター」からの決済失敗のメールは残っていたので
ヘッダを調べIPアドレスを確認、
Whois情報検索をしてみると「北アメリカおよびサブサハラ・アフリカ」と。
アメリカ合衆国のAmazonが提供しているクラウドサービスAWSを経由して
メールが送られてきたことが分かりました。
このような事から「配信停止」の手続きをして退会しました。
ここのお金むしり取りのスキームは、次の通り。
(1)そもそもいい銘柄を紹介できる才能はないので、大損をさせる。
(2)一銘柄ではそんなに儲かるわけではないとか言い訳をする。
(3)損を取り戻すために、さっそくうん十万円はする新サービス(てんばがーとか、7倍アップとか)をしつこく進める。後、9名だけですとかいう。
(4)あまりにも成績が悪いので、担当を変えて、もっと上役の・・・にしましたとかいって、実は別のサービスを紹介する。
ここは最悪です。スキームとして、「損をさせる」→「それを取り戻すため、新サービスを紹介し、しつこく進める」→「また損をする」→同じことの繰り返しです。
私はここのおかげで、125万円損をしました。
最悪の投資顧問サービスです。私はまだましだと思いますが、通算損失は45万円+最初の情報提供料80万円です。後125万円ほど取り戻してはじめて、私の株運用はスタートできます。