元日経記者で、現在はフリー経済ジャーナリストの後藤達也氏。
2023年3月現在、後藤達也氏のTwitterのフォロワー数は51.6万人に上ります。
日経を退職した今も人気が衰えない後藤達也氏とは、どんな経歴の持ち主なのか?
後藤達也の学歴(出身大学)から日経時代の業務内容を徹底調査。
wikipediaに代わって、後藤達也の百科事典を作成しました。
更には、金融や財務分野の取材に長ける"後藤達也のバズる秘訣"にも迫ります。
目次
元日経『後藤達也の経歴』百科事典wikipedia風
2022年3月に日経新聞社を退職した後藤達也氏。
エース記者として18年、日経一筋で日銀・財務省などの取材に従事しました。
▼後藤達也の経歴(プロフィール)
2004年4月:日本経済新聞入社
2009年~2010年:日本経済研究センター出向
2016年~2017年:米コロンビア大学ビジネススクール 客員研究員
2019年~2021年:ニューヨーク駐在 米州編集総局記者
2020年5月~:Twitter開始
2022年3月末まで半年間:日銀のキャップ(現場責任者)として活動
2022年3月31日:日本経済新聞退社
2023年現在:SNSを通じて経済情報を発信etc
各部署で後藤達也氏がどのような業務に従事してきたのか?
それぞれ詳しく見ていきます。
俗にいう『シンクタンク』と呼ばれるやつですね。
日本経済研究センターでは1年間、エコノミストとして活動した後藤達也氏。
日本経済研究センターの分析レポートが掲載されている経済百葉箱には、後藤達也氏が過去に作成したレポートが存在していました。
▼日本経済研究センター時代のレポートの一部
引用元:
経済百葉箱
シンクタンクの使命は、政治経済を始めとする幅広い分野の課題や事象を調査・研究し、解決策を提示することです。
日本経済研究センター時代に養われたリサーチ力と問題解決力の高さは、後藤達也氏がフリーのジャーナリストになっても人気の理由とも言えるでしょう。
このビジネススクールは、コロンビア大学の経営大学院でウォールストリートにも近く、ファイナンスの授業が充実していることでも有名です。
赴任から1年ほどして、後藤達也氏がはTwitterアカウントを開設します。
本人曰く、ニューヨークに赴任した2019年4月頃からTwitterをやってみたいという気持ちはあったそうです。
ただ日常業務が忙しかったことと、社内手続きが必要だったこともあり着手出来ていなかったとのこと。
そんな後藤氏がTwitter開設に踏み切った理由は、コロナショックによる相場変動。
2022年5月から本格的にTwitterで情報発信を始めたわけですが、そこから半年も経たずしてフォロワーは2万6,000人を突破します。
2020年9月時点、日本経済新聞社の公式サイトには計44名のTwitter個人アカウントが存在していました。
その中で最もフォロワーが多かったのが、ワールドビジネスサテライトでも有名な滝田洋一編集委員です。
そんな滝田氏が5年以上の歳月をかけて集めたフォロワーが2万3000人。
このフォロワー数も決して少なくはありませんが、後藤達也氏はわずか4ヵ月あまりでこれを超え、1位に登り詰めます。
その後もフォロワーは増え続け、2023年3月1日時点で50万人を突破。
著明投資インフルエンサーの中でも、頭一つ飛びぬけた配信者と言えます。
▼投資系インフルエンサー(Twitter)
・後藤達也:51.6万人
・エミンユルマズ:32.8万人
・ウルフ村田:10.6万人
この時、黒田総裁の会見でも取材をしています。
そして2022年3月31日に日本経済新聞社を退職しフリーランスに。
退職理由を語った動画では「新しいことにトライしたい」意気込んでいました。
それを物語るように、後藤達也氏はSNSやNOTEといったプラットフォームを駆使し、投資・経済情報を個人で発信をしています。
後藤達也 日経新聞退職の経緯と理由が判明
まず、後藤達也氏の日経退職の情報を一番最初に掴んだのが週刊文春です。
2022年3月23日に週刊文春電子版が、日経新聞の危機 依願退職53人、ハラスメント相談30件」との見出しの記事を配信しました。
記事では昨年1年間で53人の日経新聞の記者が退職したことに触れられています。
加えて、ツイッターのフォロワー数37万人を誇る、精緻な解説で人気だった日銀キャップも3月に退職届を出したとスクープしたのです。
そして文春の報道通り、後藤達也氏は3月23日に「日経記者 やめます」と自身のTwitterで退社報告をしました。
▼後藤達也 日経退社報告
引用元:
退社の理由について、後藤達也氏はフリーランスになった理由を自身のYoutubeで以下のように語っています。
▼後藤達也 退職の理由
・新しいプラットフォームが相次ぐ
・時間や行動に拘束されなたくない
・自由に試行錯誤を高速回転させたい
組織ではなく個人として情報を発信できる時代へと転換しつつある中で、サラリーマンとしての活動に限界を感じたことが”日経退職の理由”だったと考えられます。
今後はグループ会社とも仕事を調整中で、円満退社だったそうです。
しかし、後藤氏がMCを務める人気番組が最近終了するとSNSで大きな話題に。
その番組終了に、後藤達也と日経が関係しているとの噂が広まっています。
日経テレ東大学終了は後藤達也への「恨み妬み」との噂を検証
後藤達也氏の日経退職をいち早くスクープした週刊文春。
同氏が2月10日配信のスクープ速報で、日本経済新聞社とテレビ東京が共同で運営するYoutubeチャンネル『日経テレ東大学』が3月を目処に終了すると報じました。
▼日経テレ東大学が終了
「本格的な経済を、もっとたのしく学ぶ」を目的にスタートした日経テレ東大学。
後藤達也氏がMCを、2ちゃんねる創業者のひろゆき氏とイェール大学助教の成田悠輔氏がパーソナリティを務める『Re:Hack』が大ヒットしました。
登録者数100万人超のYoutubeチャンネルがなぜ終了するに至ったのか?
番組終了の背景について、週刊文春を始め、パーソナリティのひろゆき氏がYoutubeチャンネルで言及しています。
▼日経テレ東大学 終了の背景について
つまり“番組終了の理由はただの妬み・恨み”だったということなんですかね…。
日経新聞からすれば絶対にめくられたくなかった事実を、週刊文春に根こそぎ明らかにされてしまったようです。
これには日経テレ東大学の視聴者の怒り心頭。
SNSでは、日経新聞への批判口コミが散見されます。
▼日経テレ東大学終了に関する評判3選
引用元:Twitter
この他にも「これが日本が衰退する理由」など辛辣な評判が見受けられました。
登録者100万人超えの経済系Youtubeチャンネルなんてそうそうないですからね。
人気番組終了の背景がもし文春が取り上げた通りなら、視聴者をないがしろにしていると言われても仕方がないでしょう。
後藤達也の学歴(出身大学)を調査
色々な意味で今もっとも話題の経済ジャーナリスト後藤達也氏ですが、日経新聞時代の経歴とは裏腹に、学歴については謎が多いです。
その理由は、後藤達也氏が自身の出身大学名を非公開にしているため。
そのため、後藤達也氏には「東大出身?」「関西学院卒って本当?」といった様々な評判が寄せられています。
▼後藤達也の学歴(出身大学)
引用元:
Yahoo!知恵袋
口コミで言われているように、同姓同名で関西学院大学を卒業された准教授がいるようです。
また東大出身という情報についても、裏付けるものは確認できませんでした。
まあ”能ある鷹は爪を隠す”と言いますからね、あえて大学名を公表する必要はないというのが後藤達也氏の判断なのでしょう。
東大出身、証券会社に勤務していたことをブランディングするアナリストほど、「怪しい」「胡散臭い」といった評判が寄せられていますからね。
▼怪しい評判が寄せられるアナリストたち
・勝率10割の投資法を発案した『大岩川源太の怪しい評判』
新設Twitterアカウントのフォロワーが50万人を突破
後藤達也氏は日経退職に併せて、Twitterアカウントを新設しています。
▼後藤達也氏のTwitterアカウント
引用元:
どうやら日経新聞からアカウントの譲渡はしてもらえかったようですが、アカウントを新設してすぐにフォロワー数は35万人を突破。
▼後藤達也のTwitterフォロー推移
その後1年でフォロワー数は15万人増加し、50万人を超えました。
米国株系インフルエンサーとして活動する『岡本平八郎(ハッチ)』や『じっちゃま』と比較しても、人気の度合いがわかります。
▼フォロワー数比較(※2022年4月28日)
・後藤達也:35.9万人
・じっちゃま:29.9万人
・ハッチ(岡本平八郎):5.5万人
SNSを見る限り、後藤達也氏の日経退職とアカウント新設に関しては前向きな意見のフォロワーが多いようです。
▼後藤達也氏の評判
引用元:
重要なのは、どれだけ有益な情報を配信してれくれるか。
肩書やフォロワー数なんてものは二の次です。
ちなみに1,000近いサービスを検証してきた管理人が2023年現在、真に有益な情報を提供していると感じたのは3つあるかないか。
その中でも筆頭と言えるのが、『JPモルガン出身の元証券マン』がLINEで配信する投資情報です。
当サイトでも日に日に評判を呼んでおり、「同氏のアドバイスで元本を4倍に増やした」との口コミも寄せられています。
株に限らず、投資は情報の鮮度が命です。
確かな勝ちを積み上げたければ、旬なサービスを活用することも大切ですよ。
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少し話が脱線してしまいました。
フォロワーの評判を見る限り…
「良いもの」は良い。後藤達也氏の評価がそれを体現しているのがわかります。
そんな後藤達也氏がTwitterで発信する情報は様々ですが、主にメインとなるのが米国の経済ニュースや金融市場の動向です。
▼後藤達也 Twitter発信情報
・金融・証券用語解説
・アンケート‥etc
引用元:
日米のその日に起きた出来事や、株価と為替の関係を始め、最新の金融・株価市場の動向がわかります。
引用元:
この金融・証券用語解説は「指値オペ」や「逆イールド」といった金融用語を分かりやすく伝えてくれるコンテンツ。
数十万を超えるフォロワーを獲得したのは、後藤達也氏が”難しいことを誰でもわかるように伝えてくれる”ことにあるといっても過言ではないでしょう。
引用元:
後藤達也氏は自身のTwitter上で、今世の中の人が何を知りたいかについてアンケートをとっています。
自分が伝えたい情報を発信するのではなく、フォロワーが何を求めいるか常に考えている様子が見て取れます。
こうしたユーザーへの配慮も後藤達也氏が人気を集める要因と言えるでしょう。
そんな後藤達也氏の人気ぶりにはあのホリエモンも注目しているようです。
ホリエモンも注目する後藤達也がバズる理由
NewsPicksで注目を集めたニュースを深掘りする『HORIE ONE』に後藤達也氏が出演した際。
堀江貴文氏から「なんでバズってんの?」と突っ込まれるなど、業界人からも一目置かれています。
そんな“後藤達也氏がバズる最大の理由”は中立的な立場で情報を正確・スピーディーにわかりやすく発信していることにあります。
まずスピードですが、過去には午前3時に米国で発表されたFOMCの議事要旨について、3時間ほどで要点をまとめTwitterやYoutubeを介して情報発信しています。
また中立的で分かりやすい解説も評判です。
▼評判から分かる後藤達也がバズる理由
『後藤さんの、Twitter解説は一般的には面白い内容ではありません。但し投資家にとっては、米国市場の最先端情報を何処よりも早く、かつ丁寧に解説して頂いています。バズるとか言うレベルではなく、情報の速報性、信頼性が極めて高いからだと思います。』
NewsPicks『HORIE ONE』
また最近は著名人との対談動画などもYoutube上に次々とアップされており、今後後藤達也氏への注目度はより高くなっていくと予想されます。
個人のみならずプロからも一目置かれる存在の後藤達也氏。
そんな後藤氏のYoutubeチャンネルは、ここ半年足らずで登録数を10万人以上も伸ばしています。
後藤達也 Youtubeの評判は上々
後藤達也氏はTwitterの他にもYoutube『後藤達也・経済チャンネル』で情報発信を行っています。
▼後藤達也・経済チャンネル
引用元:
後藤達也・経済チャンネル
2022年4月時点でチャンネル登録者6.52万だった後藤達也・経済チャンネル。
同年8月に登録数19.8万人、2023年3月1日には登録者24.7万人を突破しています。
金融や財務分野関係が学べるYoutuberついて、当サイトでも検証を行っていますが、15万人以上の登録者を持つチャンネルはそう多くはありません。
▼投資系Youtuberの登録数
・じっちゃま:動画削除
・探究!エミンチャンネル:11.8万人
・ライオン兄さんの米国株FIREが最強:18.3万人
後藤達也氏のYoutubeでは主に、ニュースなどで話題に上がるホットキーワードなどがわかりやすく解説されています。
コメントを見ても「論点がわかりやすい」「理解できた」と評判は上々です。
▼後藤達也 Youtubeの評判
Youtube
一方でこんな口コミも↓↓
▼後藤達也 Youtubeの口コミ
『音声に改善点が見られそうですね』
Youtube
こういった要望に対して、後藤達也氏はすぐに『マイクを購入』したとツイートし、「仕事が早い」といった評判が寄せられていました。
▼後藤達也のツイート
引用元:
こうした視聴者に寄り添った姿勢も後藤達也氏が評判を集める理由なのでしょう。
【低評価レビュー】後藤達也の評判を検証
当サイトを始め、SNSなどでも評判の後藤達也氏ですが、どうやら一定数のアンチ層がいるようです。
▼後藤達也 低評価レビュー
後藤達也氏の特徴・魅力は”情報を誰でも分かるようにまとめてくれること”ですが、この方曰く「まとめるだけじゃエコノミストではない」という考えのようです。
投資の売買に関係するような具体的なアドバイスが欲しいという方にとっては、後藤氏の情報は少し物足りなさがあるのかもしれませんね。
情報を受け取る側の理解度によっても評価は変わってくるので、自分に合った株情報サイトやインフルエンサーをいくつか見つけておくと良いでしょう。
後藤達也のNOTE 7/13から有料メンバーシップがスタート
後藤達也氏は2022年4月3日からNOTEを活用した情報発信を行っています。
7月12日現在、NOTEのフォロワー数は15,000人を突破。
▼後藤達也のNOTE
引用元:
NOTE
後藤達也氏のNOTEでは経済・投資にまつわる旬な話題の解説を中心に月に20本程度の記事が投稿されています。
現在NOTEは無料公開されていますが、7月13日から有料版がスタートしました。
用意されているプランは主に2つで、経済の基本が学べるベーシックと金融の面白さを後藤氏とともに探るコミュニティに分かれています。
▼後藤達也 有料メンバーシップ詳細
引用元:
NOTE
経済ニュースを「わかりやすく、おもしろく」学びたいという方は、定期購読してみるのも悪くないでしょう。
ラジオプラットフォーム『Voicy』が配信開始
後藤達也氏は2022年5月1日からラジオ音声プラットフォームの『Voicy』を開始。
▼後藤達也のVoicy
Voicyを配信を始めた理由について後藤達也氏は。
▼後藤達也 Voicy配信の理由
2023年3月1日時点、17放送・再生回数11.8万回となっています。
YoutubeやNOTE、対談動画などでは経済メインの情報が多いですが、Voicyでは幅広いジャンルの配信が行われています。
中でも「twitterの変化」や「話す力」といった音声は人気のようです。
音声データのいいところは、移動してるときでも情報が入ってくること。
最近は、Amazonの音声データ『オーディブル』も人気ですからね。
今後、後藤達也のVoicyは今以上に人気を集めていくかもしれませんね。
後藤達也 元日経エリートの魅力は『解説力』
2022年3月に日経新聞を退職し、話題を集めた『後藤達也』氏。
フリーランスとして活動を始めてからもその“中立的で分かりやすい解説”が評判を集めていることがわかりました。
様々なプラットフォームが誕生する中で、会社の枠組みだけに囚われず「新しいことにトライする」ために独立を決断した後藤達也氏。
今後、TwitterやYoutubeといった無料コンテンツだけでなく、NOTEを始めとする有料コンテンツの配信も予定されており、動向に注目が集まります。
後藤氏については当サイトでも今後も検証を続けていく所存ですので、情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、下記に口コミ投稿欄からコメントをお寄せください。
▼併せて読みたい
・日本最強の兼業投資家『五味大輔』
・資産150億超えの投資家『片山晃』
・元フォーブスTOP20『竹村尚子』
後藤さんのNoteこの内容でこの価格はびっくりしたわ、そんなに安くていいの!?って思ったけど、じっちゃまのマガジンもそんなに高くないよね。かと思えば高額でNote売る人もいるから、情報は精査しないとね。
後藤さんのYouTube、最近お気に入りです!モットーの通り、わかりやすく伝わる米国経済は一度見て欲しいですね。元記者さんだけあってまとめるのが上手です。Noteも気になっているので今度買ってみようと思います。
後藤さんのNoteもわかりやすいですね。動画しかみていなかったんですが、Noteも参考にしていこうと思います。この値段でこのクオリティは悪くないです。正直安すぎるくらいですよw
最近この方を知ったんですが、とても分かりやすくまとめてくださってますね。新聞記者を辞めるにあたって色々をご自分のお考えがあったのだと思いますが、このように情報を発信してくださることはとてもありがたいと思います。
後藤さんの動画、とてもわかり易いですね。You Tubeチャンネルの更新に注目していたのですが、Noteの更新もなさっていくようで意欲的だと思います。円安局面が引き続き心配ではありますが、出来ることをやらないといけませんね。
なるべくわかりやすく情報を素早く発信してくれる存在が株式アナリストよりずっとありがたい存在になったね。あたりもしない分析を述べている人よりよっぽど参考になる。
本当ハイペースで動画を更新してくれていますよ。それもどれもクオリティ高めな上に、よくまとまっていてわかりやすいです。流石という他ありませんね。そもそもの経済解説もとても助かります。
日経テレ東大学の動画を見ましたが、日経新聞を退職された後藤達也さんの退職理由が刺さりましたね。退職するリスクと残り続けることのリスク。動かせないものを動かそうとして削られながら生きるのであれば、動かせるステージに自分が移る生き方もありだと思わされました。
後藤さんの一週間振り返り動画を参考に来週の取り組みを考えています。的確に米国市場を分析してくれていますし、とても助かってますね。見たことない人は一度見てみるといいと思います。
後藤さんの動画は流石といった感じ、クオリティ高いですしおすすめです。Noteの方も有料にそのうち切り替えるらしいですが、これは金額を出すだけの価値があるものを読ませてくれると思っています。