本記事では、五味氏の投資法について詳しく解説し、最新の保有銘柄を紹介。
 元手になる資金力の大きさは違ったとしても、彼の投資に対する考え方や投資先の選び方については、長期で資産形成したい人にとって大いに役立つでしょう。
 自分で学ぶのではなく、直接アドバイスがほしいという方には「資産30億円超えの投資アドバイザー」などの実績や信頼性のある投資アドバイザーがおすすめ。
 投資で利益を上げたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
◎経歴と投資実績
【異色の兼業】 兼業の個人投資家。本業は会社員と見られるが非公開。長野県松本市在住。
【驚異的な投資歴】 中学生時代にお年玉やお小遣いで貯めた元手100万円で株式投資を開始。20年以上の投資歴を持ちます。大学生で資産6,000万円に到達。 2016年までに総資産250億円を突破。
【幅広い活動】 MIXI、ネクセラファーマ(旧そーせいグループ)、日本ファルコムなど多くの企業の大株主または筆頭株主を務めています。彼が買う株は「五味銘柄」と呼ばれ、市場で注目されています。
◎投資手法と評価
【長期現物投資】 投資手法は「長期投資」×「現物取引」に集中。企業の商品や中長期計画を分析し、将来的に大きく成長しそうな企業を選別。目先の株価変動よりも企業価値に注目し、株価下落時には買い増しすることも厭いません。
【評価】
良い点:圧倒的な資産と実績から「銘柄選定のプロ」として多くの投資家から信頼されています。信用取引(レバレッジ)を使わず現物取引で巨額の資産を築いたリスク管理能力が特に評価されています。
留意点:短期的な利益を追う手法ではないため、すぐに真似できるものではなく、元手となる資金力の差も大きいと指摘されています。また、ネクセラファーマ(旧そーせい)株での一時的な巨額の含み損(大損)の経験もあり、その動向は常に注目されています。
◎初心者でも真似できる!?
五味大輔氏の投資法は、初心者でもマネしやすい点が多く、特に「現物取引」「長期・集中投資」「自分で調べた会社に投資」「企業のサービス・事業内容を体験・確認する」などが実践可能です。
◇初心者向けの真似できるポイント
– 信用取引やレバレッジを使わず、現物のみで投資する(株式を購入するだけでOK)。
– 1~3銘柄程度に資金を集中し、「自分が内容を理解できる会社」「自分が実際にサービスを使った会社」などを選び、成長性や計画性に注目して長期保有する。
– 決算短信や会社説明資料、月次データを定期的にチェックする習慣をつけることで、銘柄選定力が向上。
– 「株価が下がったときに損切りせず、事業や財務状況が悪化していなければ買い増しを検討する」など、感情的な売買を避ける姿勢も参考になります。
– 短期売買は「資金の1~2割」にとどめるなど、リスク管理のバランス感覚も重視する。
◇実践ステップ(初心者向け)
1. 証券口座を開設し、現物株式だけを購入する。
2. 投資先の企業を自分で体験し、決算やIR資料を読む。
3. まずは少額で始め、リスクを分散しすぎず自分が理解できる会社に資金を集中する。
4. 長期保有を前提とし、安易な損切りやレバレッジ取引は避ける。
この手法は「会社員や副業投資家にも現実的」で、五味氏自身も社会人として働きながら資産を築いてきたことが、多くの個人投資家の指針になっています。
五味大輔とは何者?
五味大輔氏は兼業で投資を行っていますが、彼が買った株は「五味銘柄」と呼ばれるほど、高確率で上昇するとも言われています。
ここでは、五味氏がどのような人物なのかについて、以下の項目で紹介します。
- プロフィール
- 投資家としての経歴・資産推移
- そーせいグループの筆頭株主
- 医師兼投資家という噂
プロフィール

五味氏は他の有名な投資家と異なりメディアに出演していないので、詳しいプロフィール非公開。
ネクセラファーマ株式会社(旧そーせいグループ)の大株主情報から「五味大輔」という名前は本名であり、長野県松本市に住んでいることがわかりました。
| 本名 | 五味大輔(ごみだいすけ) | 
| 生年月日 | 不明(30代後半から40代前半と推測) | 
| 職業 | 会社員・個人投資家 | 
| 株式投資歴 | 中学生時代から20年以上 | 
| 住居 | 長野県松本市 | 
五味氏はインタビューで「中学生で株を始めてから20年以上の投資歴がある」と明かしているので、現在の年齢は30代後半から40代前半と推測できます。
また、非公開のXアカウントが存在し、フォロワーだけが彼の投稿を見られます。
2010年に設立されたアカウントですが、投稿数は119件ほどなので頻繁には投稿されていないようです。
投資家としての経歴・資産推移
五味氏は中学生時代にお年玉や小遣いで貯めた100万円を使い、株式投資を開始。
その後順調に資産を増やし、大学生の頃には資産6,000万円に到達したと言います。
投資家としての経歴と、資産推移は以下の通りです。
| 1990年代後半~2000年代前半 | 中学生で株を始める | 
| 2012年 | 総資産1億円を達成 | 
| 2014年 | 株式会社MIXI(ミクシィ)の株を大量保有し、大株主としてデビュー | 
| 2015年 | (旧そーせいグループ)の筆頭株主となる総資産200億円を突破 | 
| 2016年 | 総資産250億円を突破 | 
五味氏が投資家として有名になったきっかけは、2014年に株式会社MIXIの株を大量保有して大株主になったことです。
インタビューでは、MIXI社が開発したモンスターストライクというゲームを実際にプレイし「このゲームはパズドラを超える」と感じ、株を大量購入したと語っています。

日経マネーの対談でも、五味氏は「身の回りから投資の種を見つけることが多い」と述べています。
投資先の企業や販売する商品をよく知ったうえで、投資判断をしていることがわかります。
そーせいグループの筆頭株主となる

五味氏は2015年、旧そーせいグループの筆頭株主となり、資産200億円を突破させました。
同会社は2024年4月1日に「ネクセラファーマ」に社名を変更しています。
こちらの会社の株を大量購入した理由については「10年後、20年後に小野薬品工業を超える企業へ成長する」と期待したからだそうです。
2025年2月末現在も、五味氏がネクセラファーマ株の保有割合を8.39%から9.50%に上げているという情報があります。
五味氏が保有する株は「五味銘柄」と呼ばれており、今後の上昇を期待して同じ株を購入している投資家が多く存在します。
それだけ五味氏は投資家から信頼され、動向を注目されている人物と言えるでしょう。
医師兼投資家という噂
五味大輔氏は「医者」ではないかと推測する人もいるようです。
それは、彼が住む長野県松本市にある信州大学に、同姓同名の「五味大輔」という人物が存在するから。

五味氏が筆頭株主となっているネクセラファーマ株式会社(製薬会社)や、その他にもバイオ企業の銘柄を保有していることから、同一人物なのではないかという噂があります。
しかしこれは憶測にすぎず、五味氏は会社員である可能性もあります。
職業が何にせよ、彼は自身の投資スタイルを確立し、兼業でありながら確実に資産を増やしており、多くの投資家から尊敬される存在となっています。
五味大輔の投資術

本業があり、スキマ時間を使って投資する人も多いでしょう。
限られた時間で情報収集や企業分析などをする必要があるので、五味氏の投資術は参考になるかと思います。
ここでは、兼業投資家である五味大輔の投資法や保有銘柄などを紹介していきます。
投資法は長期保有と現物取引
五味氏は年単位で売買する長期投資を得意としています。
企業の商品や中長期計画を分析し、長い目で見て大きく成長しそうな企業を選別して投資していると言います。
目先の株価よりも、将来的な企業価値で投資判断するので、株価が下がっても損切せずにむしろ買い増しすることも多々あるようです。
会社員ということもあり、投資に使う時間は1日に10~20分程度だと言います。
また、五味氏は手持ちの現金の範囲で行う「現物取引」を好むトレーダー。

現物取引は自己資金のみで取引。
もし損をしてしまっても、購入した分の損失しか発生せず、借金するリスクはありませんが、大きな利益を得るには、自己資金を多く用意する必要があります。
現物取引に対して信用取引は、証券会社などから資金や株を借りて行う取引。
証券会社に預ける預り金や保有株の総額の約2.85倍までの取引が可能です。
少ない資金で大きな取引ができるため、相場が思い通りに動けば短期間で大きな利益が期待できますが、元本以上の損失が発生する可能性があり、証券会社への手数料が多くかかるので、長期投資には向きません。
たとえば、同じ100万円を投資するとしても、現物取引と信用取引では、損益が以下のように異なります。
| 株価が2倍になった時(利益) | 株価が半分になった時(損失) | |
|---|---|---|
| 現物取引 | 100万円×2倍=200万円 200万円ー元本100万円で100万円の利益 | 100万円×1/2=50万円 50万円の損失手元に50万円残る | 
| 信用取引(レバレッジを2倍で設定) | 200万円×2倍=400万円 400万ー元本100万円で300万円(-諸経費)の利益 | 200万円×1/2=100万円 100万円の損失元本全てを失った上で諸経費を支払うことになる | 
五味氏は信用取引によるレバレッジをかけることなく、投資で多くの利益を上げ、250億円以上の資産を築きました。
この事実から、信用取引で一時的に大きなリターンを得た投資家と比べ、五味氏のリスク管理能力や持続可能な投資を実現しているという点で優れていると言えるでしょう。
最新の保有銘柄

保有額で見ると前章で紹介した「ネクセラファーマ株式会社」や「株式会社MIXI」がトップで並んでいます。
2025年2月26日には、ネクセラファーマの保有割合を9.50%に引き上げ、筆頭株主(株主の中で保有率が一番高いの人)となりました。
また日本ファルコム株式会社については、2025年1月半ばに五味氏が買い増ししたことで株価が急騰。
五味氏の保有割合は5.02%となり、こちらの会社でも大株主となりました。

一般投資家からは「なんの意図があるのか?」と、関心を集めています。
企業の筆頭株主や大株主である五味氏が買い増しするには、それ相応の理由があるはず。
どうしてこのタイミングで株を買い増ししたのかを分析してみると、大口投資家の思考がわかり、投資判断力を磨けるでしょう。
そーせいで大損した過去がある?

2025年2月26日、再びネクセラファーマ株式会社の筆頭株主となった五味氏ですが、過去には同じ会社(旧そーせいグループ)で大損した経験が。
それは、2023年6月27日に公表されたそーせいグループのIRで、糖尿病治療薬の開発を中止したため「米ファイザー社との共同開発打ち切り」を発表したことがきっかけです。
この日の終値は前日比から700円も下落し、ストップ安となりました。
それに伴い、当時も筆頭株主であった五味氏は、たった3日で111億円の投資金を消失したと話題になりました。
五味氏の投資スタイルは、この局面で大きな救いとなったのです。
信用取引ではなく現物取引に集中させていたことで「株価が大暴落しても市場から退場せず生き残れたことも大きい」と、インタビューで語っています。
五味大輔の評判
ここでは、五味氏の評判について紹介。
結論から言うと、五味氏に関する悪い口コミはほとんど存在せず、多くの一般投資家が五味氏をプロの投資家として評価し、その投資行動に注目しています。
良い口コミ
ここでは五味氏の良い口コミを5つ紹介します。
①銘柄選定のプロ
②投資家の中でもずば抜けている
③今後どこまで資産が伸びるか興味がある
④2〜3倍でほぼ全利確してるそうです
⑤五味さんの買う銘柄は上がる
五味大輔氏は日本を代表する個人投資家ということもあり、「銘柄選定のプロ」「ずば抜けている」といった内容のコメントが多く投稿されていました。
また、今後どこまで資産を伸ばすのかについて興味がある人や、「五味銘柄」に期待して今後の五味氏の投資行動に注目しているといった内容も見られました。
悪い口コミ
ここでは五味氏にまつわる悪い口コミを3つ紹介します。
①最近は五味さんの名前を聞かなくなった
②ネクセラで爆損している
③日本ファルコムの出来高が少なく板薄い
五味氏が筆頭株主となっている「ネクセラファーマ株式会社」や、大株主として名前が記載されている「日本ファルコム」の株価は、現在好調に伸びているとは言えません。
どんな意図があって買い増ししているのか疑問に思う一般投資家も多いでしょう。
また、資金力が違い過ぎて投資の参考にはならないといった声もあります。
そもそも「五味銘柄」を購入したとしても、大きな利益を得るには自分で売却のタイミングを判断する必要があり、100%上昇するわけではありません。
よって、自分でも企業分析を行い「なぜ五味氏はこの銘柄に投資したのか」について自分なりの仮説を立てたり、「どんな局面を迎えたら売るのか」をあらかじめ決めておくことが大切です。
五味大輔の投資は参考になる?
五味大輔氏の投資術は、以下の人にとって参考になるでしょう。
- 長期投資で資産を増やしたい人
- リスクをおさえながら投資していきたい人
- 企業の決算やIRを参考にする「ファンダメンタル分析」の力をつけたい人
五味氏のXアカウントはフォロワーしか見ることができないので、リアルタイムな情報は少なく、参考にしにくいかもしれません。
しかし「五味氏が株を大量購入して大株主になった」というニュースは、その都度大きな話題となります。
そのタイミングで「なぜ五味氏はこの銘柄を買い増ししたのか」「どうしてこれだけ多くの株を保有したのか」を自分なりに検証してみると、ファンダメンタル分析の力がつくでしょう。
長期的に大きな資産を築いていきたい人は、五味氏の投資マインドや行動をぜひ参考にしてみてください。
◎経歴と投資実績
【異色の兼業】 兼業の個人投資家。本業は会社員と見られるが非公開。長野県松本市在住。
【驚異的な投資歴】 中学生時代にお年玉やお小遣いで貯めた元手100万円で株式投資を開始。20年以上の投資歴を持ちます。大学生で資産6,000万円に到達。 2016年までに総資産250億円を突破。
【幅広い活動】 MIXI、ネクセラファーマ(旧そーせいグループ)、日本ファルコムなど多くの企業の大株主または筆頭株主を務めています。彼が買う株は「五味銘柄」と呼ばれ、市場で注目されています。
◎投資手法と評価
【長期現物投資】 投資手法は「長期投資」×「現物取引」に集中。企業の商品や中長期計画を分析し、将来的に大きく成長しそうな企業を選別。目先の株価変動よりも企業価値に注目し、株価下落時には買い増しすることも厭いません。
【評価】
良い点:圧倒的な資産と実績から「銘柄選定のプロ」として多くの投資家から信頼されています。信用取引(レバレッジ)を使わず現物取引で巨額の資産を築いたリスク管理能力が特に評価されています。
留意点:短期的な利益を追う手法ではないため、すぐに真似できるものではなく、元手となる資金力の差も大きいと指摘されています。また、ネクセラファーマ(旧そーせい)株での一時的な巨額の含み損(大損)の経験もあり、その動向は常に注目されています。
◎初心者でも真似できる!?
五味大輔氏の投資法は、初心者でもマネしやすい点が多く、特に「現物取引」「長期・集中投資」「自分で調べた会社に投資」「企業のサービス・事業内容を体験・確認する」などが実践可能です。
◇初心者向けの真似できるポイント
– 信用取引やレバレッジを使わず、現物のみで投資する(株式を購入するだけでOK)。
– 1~3銘柄程度に資金を集中し、「自分が内容を理解できる会社」「自分が実際にサービスを使った会社」などを選び、成長性や計画性に注目して長期保有する。
– 決算短信や会社説明資料、月次データを定期的にチェックする習慣をつけることで、銘柄選定力が向上。
– 「株価が下がったときに損切りせず、事業や財務状況が悪化していなければ買い増しを検討する」など、感情的な売買を避ける姿勢も参考になります。
– 短期売買は「資金の1~2割」にとどめるなど、リスク管理のバランス感覚も重視する。
◇実践ステップ(初心者向け)
1. 証券口座を開設し、現物株式だけを購入する。
2. 投資先の企業を自分で体験し、決算やIR資料を読む。
3. まずは少額で始め、リスクを分散しすぎず自分が理解できる会社に資金を集中する。
4. 長期保有を前提とし、安易な損切りやレバレッジ取引は避ける。
この手法は「会社員や副業投資家にも現実的」で、五味氏自身も社会人として働きながら資産を築いてきたことが、多くの個人投資家の指針になっています。
五味大輔とは何者?
五味大輔氏は兼業で投資を行っていますが、彼が買った株は「五味銘柄」と呼ばれるほど、高確率で上昇するとも言われています。
ここでは、五味氏がどのような人物なのかについて、以下の項目で紹介します。
- プロフィール
- 投資家としての経歴・資産推移
- そーせいグループの筆頭株主
- 医師兼投資家という噂
プロフィール

五味氏は他の有名な投資家と異なりメディアに出演していないので、詳しいプロフィール非公開。
ネクセラファーマ株式会社(旧そーせいグループ)の大株主情報から「五味大輔」という名前は本名であり、長野県松本市に住んでいることがわかりました。
| 本名 | 五味大輔(ごみだいすけ) | 
| 生年月日 | 不明(30代後半から40代前半と推測) | 
| 職業 | 会社員・個人投資家 | 
| 株式投資歴 | 中学生時代から20年以上 | 
| 住居 | 長野県松本市 | 
五味氏はインタビューで「中学生で株を始めてから20年以上の投資歴がある」と明かしているので、現在の年齢は30代後半から40代前半と推測できます。
また、非公開のXアカウントが存在し、フォロワーだけが彼の投稿を見られます。
2010年に設立されたアカウントですが、投稿数は119件ほどなので頻繁には投稿されていないようです。
投資家としての経歴・資産推移
五味氏は中学生時代にお年玉や小遣いで貯めた100万円を使い、株式投資を開始。
その後順調に資産を増やし、大学生の頃には資産6,000万円に到達したと言います。
投資家としての経歴と、資産推移は以下の通りです。
| 1990年代後半~2000年代前半 | 中学生で株を始める | 
| 2012年 | 総資産1億円を達成 | 
| 2014年 | 株式会社MIXI(ミクシィ)の株を大量保有し、大株主としてデビュー | 
| 2015年 | (旧そーせいグループ)の筆頭株主となる総資産200億円を突破 | 
| 2016年 | 総資産250億円を突破 | 
五味氏が投資家として有名になったきっかけは、2014年に株式会社MIXIの株を大量保有して大株主になったことです。
インタビューでは、MIXI社が開発したモンスターストライクというゲームを実際にプレイし「このゲームはパズドラを超える」と感じ、株を大量購入したと語っています。

日経マネーの対談でも、五味氏は「身の回りから投資の種を見つけることが多い」と述べています。
投資先の企業や販売する商品をよく知ったうえで、投資判断をしていることがわかります。
そーせいグループの筆頭株主となる

五味氏は2015年、旧そーせいグループの筆頭株主となり、資産200億円を突破させました。
同会社は2024年4月1日に「ネクセラファーマ」に社名を変更しています。
こちらの会社の株を大量購入した理由については「10年後、20年後に小野薬品工業を超える企業へ成長する」と期待したからだそうです。
2025年2月末現在も、五味氏がネクセラファーマ株の保有割合を8.39%から9.50%に上げているという情報があります。
五味氏が保有する株は「五味銘柄」と呼ばれており、今後の上昇を期待して同じ株を購入している投資家が多く存在します。
それだけ五味氏は投資家から信頼され、動向を注目されている人物と言えるでしょう。
医師兼投資家という噂
五味大輔氏は「医者」ではないかと推測する人もいるようです。
それは、彼が住む長野県松本市にある信州大学に、同姓同名の「五味大輔」という人物が存在するから。

五味氏が筆頭株主となっているネクセラファーマ株式会社(製薬会社)や、その他にもバイオ企業の銘柄を保有していることから、同一人物なのではないかという噂があります。
しかしこれは憶測にすぎず、五味氏は会社員である可能性もあります。
職業が何にせよ、彼は自身の投資スタイルを確立し、兼業でありながら確実に資産を増やしており、多くの投資家から尊敬される存在となっています。
五味大輔の投資術

本業があり、スキマ時間を使って投資する人も多いでしょう。
限られた時間で情報収集や企業分析などをする必要があるので、五味氏の投資術は参考になるかと思います。
ここでは、兼業投資家である五味大輔の投資法や保有銘柄などを紹介していきます。
投資法は長期保有と現物取引
五味氏は年単位で売買する長期投資を得意としています。
企業の商品や中長期計画を分析し、長い目で見て大きく成長しそうな企業を選別して投資していると言います。
目先の株価よりも、将来的な企業価値で投資判断するので、株価が下がっても損切せずにむしろ買い増しすることも多々あるようです。
会社員ということもあり、投資に使う時間は1日に10~20分程度だと言います。
また、五味氏は手持ちの現金の範囲で行う「現物取引」を好むトレーダー。

現物取引は自己資金のみで取引。
もし損をしてしまっても、購入した分の損失しか発生せず、借金するリスクはありませんが、大きな利益を得るには、自己資金を多く用意する必要があります。
現物取引に対して信用取引は、証券会社などから資金や株を借りて行う取引。
証券会社に預ける預り金や保有株の総額の約2.85倍までの取引が可能です。
少ない資金で大きな取引ができるため、相場が思い通りに動けば短期間で大きな利益が期待できますが、元本以上の損失が発生する可能性があり、証券会社への手数料が多くかかるので、長期投資には向きません。
たとえば、同じ100万円を投資するとしても、現物取引と信用取引では、損益が以下のように異なります。
| 株価が2倍になった時(利益) | 株価が半分になった時(損失) | |
|---|---|---|
| 現物取引 | 100万円×2倍=200万円 200万円ー元本100万円で100万円の利益 | 100万円×1/2=50万円 50万円の損失手元に50万円残る | 
| 信用取引(レバレッジを2倍で設定) | 200万円×2倍=400万円 400万ー元本100万円で300万円(-諸経費)の利益 | 200万円×1/2=100万円 100万円の損失元本全てを失った上で諸経費を支払うことになる | 
五味氏は信用取引によるレバレッジをかけることなく、投資で多くの利益を上げ、250億円以上の資産を築きました。
この事実から、信用取引で一時的に大きなリターンを得た投資家と比べ、五味氏のリスク管理能力や持続可能な投資を実現しているという点で優れていると言えるでしょう。
最新の保有銘柄

保有額で見ると前章で紹介した「ネクセラファーマ株式会社」や「株式会社MIXI」がトップで並んでいます。
2025年2月26日には、ネクセラファーマの保有割合を9.50%に引き上げ、筆頭株主(株主の中で保有率が一番高いの人)となりました。
また日本ファルコム株式会社については、2025年1月半ばに五味氏が買い増ししたことで株価が急騰。
五味氏の保有割合は5.02%となり、こちらの会社でも大株主となりました。

一般投資家からは「なんの意図があるのか?」と、関心を集めています。
企業の筆頭株主や大株主である五味氏が買い増しするには、それ相応の理由があるはず。
どうしてこのタイミングで株を買い増ししたのかを分析してみると、大口投資家の思考がわかり、投資判断力を磨けるでしょう。
そーせいで大損した過去がある?

2025年2月26日、再びネクセラファーマ株式会社の筆頭株主となった五味氏ですが、過去には同じ会社(旧そーせいグループ)で大損した経験が。
それは、2023年6月27日に公表されたそーせいグループのIRで、糖尿病治療薬の開発を中止したため「米ファイザー社との共同開発打ち切り」を発表したことがきっかけです。
この日の終値は前日比から700円も下落し、ストップ安となりました。
それに伴い、当時も筆頭株主であった五味氏は、たった3日で111億円の投資金を消失したと話題になりました。
五味氏の投資スタイルは、この局面で大きな救いとなったのです。
信用取引ではなく現物取引に集中させていたことで「株価が大暴落しても市場から退場せず生き残れたことも大きい」と、インタビューで語っています。
五味大輔の評判
ここでは、五味氏の評判について紹介。
結論から言うと、五味氏に関する悪い口コミはほとんど存在せず、多くの一般投資家が五味氏をプロの投資家として評価し、その投資行動に注目しています。
良い口コミ
ここでは五味氏の良い口コミを5つ紹介します。
①銘柄選定のプロ
②投資家の中でもずば抜けている
③今後どこまで資産が伸びるか興味がある
④2〜3倍でほぼ全利確してるそうです
⑤五味さんの買う銘柄は上がる
五味大輔氏は日本を代表する個人投資家ということもあり、「銘柄選定のプロ」「ずば抜けている」といった内容のコメントが多く投稿されていました。
また、今後どこまで資産を伸ばすのかについて興味がある人や、「五味銘柄」に期待して今後の五味氏の投資行動に注目しているといった内容も見られました。
悪い口コミ
ここでは五味氏にまつわる悪い口コミを3つ紹介します。
①最近は五味さんの名前を聞かなくなった
②ネクセラで爆損している
③日本ファルコムの出来高が少なく板薄い
五味氏が筆頭株主となっている「ネクセラファーマ株式会社」や、大株主として名前が記載されている「日本ファルコム」の株価は、現在好調に伸びているとは言えません。
どんな意図があって買い増ししているのか疑問に思う一般投資家も多いでしょう。
また、資金力が違い過ぎて投資の参考にはならないといった声もあります。
そもそも「五味銘柄」を購入したとしても、大きな利益を得るには自分で売却のタイミングを判断する必要があり、100%上昇するわけではありません。
よって、自分でも企業分析を行い「なぜ五味氏はこの銘柄に投資したのか」について自分なりの仮説を立てたり、「どんな局面を迎えたら売るのか」をあらかじめ決めておくことが大切です。
五味大輔の投資は参考になる?
五味大輔氏の投資術は、以下の人にとって参考になるでしょう。
- 長期投資で資産を増やしたい人
- リスクをおさえながら投資していきたい人
- 企業の決算やIRを参考にする「ファンダメンタル分析」の力をつけたい人
五味氏のXアカウントはフォロワーしか見ることができないので、リアルタイムな情報は少なく、参考にしにくいかもしれません。
しかし「五味氏が株を大量購入して大株主になった」というニュースは、その都度大きな話題となります。
そのタイミングで「なぜ五味氏はこの銘柄を買い増ししたのか」「どうしてこれだけ多くの株を保有したのか」を自分なりに検証してみると、ファンダメンタル分析の力がつくでしょう。
長期的に大きな資産を築いていきたい人は、五味氏の投資マインドや行動をぜひ参考にしてみてください。
 
 





五味さんみたいな大株主がいれば持ち株は安泰だなと思ってたけど、五味さんでもそーせいみたいなことにはなり得るんだから脳死で持っててもよくないのかもしれん、、、やっぱり難しいね。
リブセンス期待できそうですよね、まだまだこれからだと思います。期待度がそのまま握力につながるので、このまま変にとちらずにじわじわと上がってくれればいいんですけど。
五味さん銘柄を今持ってるので浮き沈み繰り返しつつ今後上がってくれるんじゃないかと期待しています。大株主がいると少し安心しますね、そーせいのようなことにはなかなかならないと思いたいです・・・。
地味に上がってますよねリブセンスさん
リブセンスがここ1か月で+20パーセント上昇👏パチパチ
五味さんのそーせい関連で一日に溶けた金額思ったら震えたわ。そもそもそんな溶ける程の資産ないっちゃないんだけど・・・。いっそこれだけ溶けてないんだからマシだと思うべきか。
6054!
五味様が大株主!
これはこれはこれは!?
創薬関連はなんかいろいろと残念な感じでしたね~
そーせいの株主にいた五味さん、やっぱり損失えぐかったのか、、、それでも総資産から比べたら大したことないんだろうか。にしたってこの損失は流石にメンタルにきそうだと思ってしまう。
握力鍛えたい!けど無理!資産増やすにはやっぱり握力鍛える事からなんだろうな。これだけ握力があるからこそ今の五味さんの資産があるわけだしな、真似出来るわけないよな・・・と持ってる人との違いを痛感。