※サイト閉鎖を確認!
新たにオープンした違法サイト『投資顧問スリーエスジャパン』の評判はコチラ
--------------以下、検証記事。
金のタマゴを探し出す超成長株の法則なる電子書籍を配信する株式会社ファクター。
しかし実態は、無登録で投資助言を行う(違法)株情報サイトだと判明。
最近はSNSでも広告を見かける頻度が多くなってましたが、ネットの評判を見る限り、株式会社ファクターの口コミ評価は高くありません。
その証拠にfactror(ファクター)の内情を調べたところ『会社が法人登記されていない』『他サイトのコンテンツを無断転載』と、違法行為が次々と露わになりました。
当記事では、そんなファンタジー色強めの株式会社ファクターの実態を、利用者の評判を交え検証していきます。
目次
電子書籍『超成長株の法則』はただの解説資料だった
factror(ファクター)に会員登録することでもらえる電子書籍『超成長株の法則』。
管理人も実際にダウンロードして分かったのですが、法則とは名ばかりの”ただの解説資料”でした。
▼超成長株の法則
1.超成長株と成長株の違いって?
2.バリュー株と成長株の違いって?
3.成長株投資の魅力
4.一般的な成長株の基準
5.超成長が見込める銘柄の特徴
6.さらに絞り込むには?
7.最後に
参考:株式会社ファクターHP
バリュー株と成長株の違いといった初歩的な内容が紹介されています。
また、過去業績が高成長した銘柄や、今後成長する可能性が高い銘柄を、factror(ファクター)では独自に”超成長株”と命名したようです。
▼超成長が見込まれる銘柄の特徴
① マザーズにいる
② 上場10年以内
③ 時価総額500億円以下
④ 事業内容がユニークなものである
参考:株式会社ファクターHP
特におかしいところはないですが、ごくごく当たり前のことしか書いてないです。
正直ダウンロードしてまで見る価値のある電子書籍とは言えないでしょう。
株式会社ファクターの評判から分かる杜撰なアフターフォローの実情
株式投資に関する学習教材を提供する株式会社ファクターですが、言わずもがな”裏では有料で投資助言まがいの行為”を行っています。
そんな株式会社ファクターの評判を調べてみると、杜撰なアフターフォローの実態が明らかになってきました。
▼株式会社ファクターの評判
推奨銘柄の下落は仕方ないにしろ、フォローが何もないというのは投資助言会社としては失格ですね(助言会社ではないですが)。
その辺、会社としてどういったサポート体制を実施しているのか?
調査を行った結果、もはやファンタジーとしか思えない株式会社ファクターの驚きの実態が明らかになりました。
株式会社ファクターは空想上の存在と判明
まず結論から申し上げると、株式会社ファクターは登記上”存在しない会社”であることが判明しました。
何を言ってるのかわからないという方もいらっしゃるかと思うので、運営元の株式会社ファクターがどんな会社か?順を追って見ていきましょう。
▼株式会社ファクターの会社情報
販売業者:株式会社ファクター
責任者:野村和己
所在地:東京都中央区新川1-17-24
電話:03-6263-0327
メール:[email protected]
参考:株式会社ファクターHP
会社情報を見る限り、東京都中央区に所在する会社のようです。(※偽情報でした)
また公式サイトには、「創業40年」「満足度97.8%」との記載が確認できます。
凄いですね、40年以上の歴史。日本の五大証券の1つでもある大和証券よりも古い歴史を持っているようです。
▼日本の五大証券の創業年
バブル崩壊も乗り越えた株式会社ファクター。
この情報を見て「factror(ファクター)は凄い会社」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これも全てフィクション(作り話)です。
驚くことにこの株式会社ファクターという会社、法人登記されていませんでした。
▼factror(ファクター)の法人情報
引用元:国税庁法人番号公表サイト
評判が良い悪い以前の問題で、会社が登記されてないという時点で信用は無いに等しいでしょう。
口コミでも度々登場する『山口』と『村瀬』とは何者か?
会社自体が登記されてないという驚きの実態が明らかになったfactror(ファクター)ですが、口コミを見ていると更に面白い情報を見つけました。
それが株式会社ファクターの社員、『山口』&『村瀬』さんタッグの評判です。
▼factror(ファクター)の口コミ
どうやらこの2人がfactror(ファクター)の有料情報の販売を行っているようです。
因みに『豊』は、factror(ファクター)と同一グループで、先日”金融庁から警告を受けた”無登録業者です。
※2021年12月にはサイト名を豊から『都(miyako)』に変更
この他にも、あの手この手を使って情報を買うように指示してくる様子が口コミからも見て取れます。
▼factror(ファクター)の口コミ
銘柄選定にはAIが用いられているようですが、その精度の低さからかユーザーは怒り心頭です。
最近では膨大な情報を解析できるAIを投資に応用する企業が増えていますからね。
factror(ファクター)もその波に乗ろうとしたようですが、口コミから察するに同サイトのAIの精度には期待は持てないでしょう。
当サイトでも数多くのAI株サービスを検証してきましたが、現時点で一定の評価を受けているのはほんの一握りのサービスのみです。
その筆頭と言えるのが『AlphaAI』というAIロボ。 2021・22年と2年連続で10倍株を抽出しています。
投資実績までもがファンタジーと口コミは大荒れ
嘘に嘘を重ねるとはまさにこのこと。
factror(ファクター)の投資実績ですが、驚くことにサイトが運営を始める4年近くも前の騰落情報が実績として掲載されていました。
▼factror(ファクター)の[嘘]投資実績
引用元:株式会社ファクターHP
因みにfactror(ファクター)が運営を開始した日付に関しては、ドメインの取得日から算出しています。
▼factror(ファクター)のドメイン取得日
引用元:SEOチェキ
2021年1月にオープンしたばかり。ここまでくると、もはやファンタジーですね。
実績と一緒に口コミも記載されていますが、利用者がいない中で誰がこのコメントを書いたのか…。
真相は闇の中、皆までは言うなということですかね(笑)。
ただもう一つだけ言わせてもらうとしたら、実績にある「利益日」という文字。
これは利益獲得した日付ということを指しているのでしょう。
しかし、factror(ファクター)には個別銘柄の売買指示を出すことは出来ません。
正確にいうと、出来ないではなく”やってはいけない”なんですがね。。。
金融庁が警笛を鳴らす無登録業者が横行
昨今の投資業界で問題となっているのが、無登録業者による業界汚染です。
基本的に日本で投資情報の販売や個別銘柄の売買指示などの投資顧問業を営むには公的な許可が求められます。
この許可が下りていない状態で運営することは勿論ですが違法になります。
▼著名な無登録業者3選
・投資顧問ステップ
・株式投資リード
・スリーエスジャパン投資顧問
金融庁のホームページを見ると、投資顧問業者として認められた会社が一覧で記載されています。
私も一通り目を通しましたが、株式会社ファクターの文字はどこにも見当たりませんでした。
つまり株式会社ファクターは、許可が下りていない状態で運営している違法業者と言うことになります。
しかも驚くことに、会員ページにはこんな記載も‥
▼自ら違法行為を公表
引用元:株式会社ファクターHP
何度も言いますが顧客へのアドバイスは違法です。
さらに言えば、そのアドバイスをしている人間さえも”投資のプロではない”可能性すらあります。
一般的な投資顧問会社の場合、アナリストなどの情報が明記されていますが、株式会社ファクターでは一切開示されていません。
まあ紹介できるだけの経歴を持つアナリストがいないということでしょうね。
また多くの証券会社・ファンド等の機関投資家からノウハウを吸収しているとありますが、違法業者と手を組むほど機関投資家も馬鹿ではありません。
もし事実なら新聞で一面を飾ってもおかしくない大スクープです。
実際に株式会社ファクターが紹介してる株情報を見ても、機関投資家から情報が下りてきてるとは到底思えない内容でした。
【株探の下請け?】factrorの株情報は他サイトのコピペばかり
factror(ファクター)に会員登録して驚いたのですが、同サイトの株情報は株探に掲載されている記事のコピー&ペーストであることがわかりました。
管理人も思わず「株探の下請け会社か何かなの?」と思って調べてみましたが、どうやら単純に自社コンテンツとして無断転載しているだけのようです。
▼factror(ファクター)の株式ニュース
引用元:株式会社ファクターHP
↑この情報は3/16の午前中に送られてきたものになります。
そしてこれが、株探が3/16の朝に配信した情報です。
▼株探が配信した今朝の注目ニュース
引用元:株探
よく見てもらうとわかるように、好材料が発表された銘柄情報の中から、factror(ファクター)が搔い摘んで紹介していることがわかります。
しかも株探で配信されたのは当日の7時30分に対し、factror(ファクター)からの情報配信があったのはその1時間以上も後。
株式投資において情報の鮮度は新しければ新しいだけ価値があります。
大手の株サイトの情報の後だしではコンテンツとしての魅力は皆無でしょうね。
更に驚いたのは、パクっていたのは株探だけではなかったということ。
3/15の株式ニュースでは、ロイターから無断転載していることが発覚しました。
▼factror(ファクター)とロイターの比較
超コピペ祭りですね。どうやら自社コンテンツへの思い入れやプライドというものはfactror(ファクター)にはないようです。
急騰する銘柄だといって押し売りしようとしてくる。ものすごくしつこいし、相手をするのも疲れる。それならと急騰銘柄を買うも結果が出ることはなく損切り。やっぱり人任せにせずに自分で取引をしたほうがいいですよね、何より営業の五月蝿さにうんざりです。
SNSでめちゃくちゃ見るな~って思ってたけど安定の詐〇サイトか(笑)今の相場状況だとこういう胡散臭いところに引っかかる人も増えそうだな。
株式投資の相場に「絶対」なんてないありません。
勝率100%じゃ投資じゃなくなってしまいますから。
会社情報も嘘なら担当者の名前すら偽名なのでは?という疑問が浮かんだ12月17日の金曜日。
無登録業者だからとかどうでもいい!儲かる株さえ教えてくれればこっちとて何も文句は言わんよ。でも会社としても底辺なのに情報のレベルも底辺ってのは許せん。別で利用してたもう一社の情報会社だけを使っておけば200万円ちかい+で今年終われたことを考えると悔しくて仕方がない。
創業40年(笑)のぼったくり会社。配信されるニュースは古いし使えない。情報量ばかりを請求して全くリターンがない。やっていることも違法。騙されないようにしてください。
⇓あと数か月もすればファクターも別の名前のサイトに切り替わるよ
factorと同系列の豊ってサイト、都っていう名前に変わったみたいですね。
広告で「超成長株の法則」ってあるから何が買いてあるのかって気になって見てみたけど、PDFファイル11枚ぽっちで説明されていて内容がかすっかす。こんなものを読むためにFACTORのメルアド登録までしてしまった、後悔。
同感⇓
アルパカロボも良いと思う?