広告で最近よく見かける『株式会社豊』という名の"似"投資顧問サイト。
会員登録を行うことで機関投資家の売買ルール「資金流入株の先読みガイド」という名の電子書籍が配信されています。
投資のプロの売買手法が学べれば勝てる投資家になれるかもしれないと考えている皆さんには申し訳ないのですが、世の中そう甘くはありません。
結論から申し上げますが、豊は"悪質株情報サイト"です
創業60年、そして従業員数382人というのも嘘である可能性が非常に高いです。
株の専門家である投資顧問になり切れなかった出来損ない、そんな豊の裏の顔を、評判を交え"1つずつ"暴いていきます。
※株式会社豊が金融庁から警告を受けたことを受けコピーサイトが誕生
新サイト『都(miyako)』の検証記事はコチラ
目次
機関投資家の売買ルールに価値はなし
まず初めに無料登録することで手に入る機関投資家の売買ルールが書かれているという電子書籍について。
何が書かれているか結論から言うと”機関投資家が買う銘柄に先乗りすれば勝てるよ”ということが長々と書かれています。
▼豊流「先読み」ガイド
・機関投資家の種類
・覚えておきたい売買ルール
・機関投資家が狙う銘柄
・2021年、日銀はどう動く?
・GPIFが保有する銘柄一覧
・バークシャーハサウェイは日本株を買わない?
・モノ言う機関投資家に乗っかろう
・最後に (※機関投資家が次に介入する銘柄についても記載)
引用元:株式会社豊 公式HP
私も一読して驚きましたが、“手法と呼べるものは何一つ書かれていません”でした。
「機関投資家ってこんな人達です」「機関投資家は時価総額が少ない銘柄は買いません」と、書かれていることは既に周知の事実ばかり。
はっきり申し上げますが、読むだけ時間の無駄です。
機関投資家が買う銘柄に乗っかる具体的な方法でも書いてあれば話は別ですけどね。
そう思いながらも最後まで読んでいると、一番下に「機関投資家が次に介入する銘柄の情報提供や無料の投資サポートなども行う」といった記載が。
銘柄もサポートも無料でやってくれるのかと思い、期待を膨らませてアンケートに答えてみたところ…
あなたにお勧めの株情報(※有料)という案内が届きました。
つまり機関投資家が買う銘柄を知りたければ”豊が提供する情報を買え”ということのようです。
このことからも無料の電子書籍はただの撒き餌で、豊の本当の目的は餌につられた投資家に情報を買わせることだったようです。
半ば嘘のような情報で投資家を釣る豊ですが、一体どのような会社が運営しているのでしょうか。
豊には輪廻転生を繰り返す株式会社デュークが関係
豊を運営しているのは株式会社豊という会社です。
株式会社豊の公式サイトにある特定商取引法に基づく表示を見ると、会社名や所在地といった記載が確認出来ます。
▼豊の会社情報
運営会社:株式会社 豊
所在地:東京都千代田区丸の内1丁目8番2号
運営責任者:奥山浩一
引用元:株式会社豊 公式HP
普通であれば株式会社豊が運営してるのかで終わるのですが、この豊をいち早く見つけ検証した口コミサイトには別の会社名が書かれています。
▼株式会社デュークとの関係は?
引用元:今買えばいい注目株.com
株式会社デュークと言えば、金融庁から無登録業者として警告を受けた偽悪徳投資顧問の代表格ともいえる存在です。
株情報サイト『四季』という違法サイトを運営しており、最近広告を見なくなったな~と思っていたのですが、何か関係があるのでしょうか。
当サイトに寄せられた『株情報サイト四季』の口コミを見てみると、豊と四季の関連性を疑うコメントも複数確認。
▼豊と四季は関連サイトなのか?
『勧誘がしつこい時点で四季は利用者が集まってなかったんだろうな。そして四季から豊におなじみのサイト名変更。みっともない投資サイトです。株価〇倍とか言っていますけど、絶対嘘ですからね。何も市場のことなんて分かっていないと思います。』
引用元:株的中.com
また別の口コミサイトの記事では、豊と四季の公式サイトの紹介文が99%同じであることも明らかにされています。
▼豊と四季はホームページが瓜二つ
引用元:評判の投資系サイト
四季の広告を見かけなくなったのが2021年の4月9日頃。代わりにその翌週あたりから豊の広告が出回り始めました。
これらのことから、豊は四季のリニューアルサイトであるという可能性が極めて高いことがわかります。
ついでに申し上げておきますが、株式会社デュークは法人登記されていない会社という普通ではありえない運営体制の投資会社でした。
そんな詐欺まがいの会社が運営していた四季の検証結果が気になるという方は、以下のリンクからご参照ください。
▶ 株情報サイト四季の違法性を徹底検証
豊をお勧めしてる口コミサイトの裏事情
続いて、豊の記事を掲載している口コミサイトの裏側を掘り下げます。
株式会社豊について検索してみると、既に検索結果には複数の口コミサイトが確認出来ます。
その中でも豊を”お勧めとしている口コミサイト”にはある特徴があることが明らかになりました。
それは、紹介されているサイトが全て「無登録業者」+「法人登記されていない」という衝撃の事実です。
▼無登録業者+法人登記されていない
・投資顧問ステップ(違法)
・株式投資リード(違法)
・株式会社ダイレクト(閉鎖済)
・株式会社ファクター(閉鎖済)
・株式会社マネージャー(閉鎖済)
・株式会社プラン(閉鎖済)
法人登記されていない=会社が存在していないとはどういうことなのか?
さらに驚きなのは、その架空会社が運営しているサイトのページに高評価コメントが連日投稿されて続けているということ。
まあ全てのコメントが嘘だとは思いませんが、今回については口コミ評判を度外視して検証を続けていきたいと思います。
会社が法人登記されていない!?違法サイトの特徴を網羅
皆さんは会社法第7条というのをご存知でしょうか?
▼会社法第7条
「会社でない者は、その名称又は商号中に、会社であると誤認されるおそれのある文字を用いてはならない。」
参考:wikibooks
また同第978条には、第七条の規定に違反して、会社であると誤認されるおそれのある文字をその名称又は商号中に使用した者に百万円以下の過料に処すると記載があります。
これらを網羅しているのが、株式会社豊です。
会社の法人情報は国税庁の法人番号公表サイトで調べることが出来ます。
▼株式会社豊の検索結果
引用元:国税庁法人番号公表サイト
東京都千代田区に所在する株式会社豊で検索した結果、13社がヒットしました。
この中に「東京都千代田区丸の内1丁目8番2号」に該当する会社は存在しません。
つまり、株式会社豊は会社法第7条に違反する存在しない架空会社だということがわかります。
先ほど「無登録業者」+「法人登記されていない」サイトを紹介している口コミサイトがありましたが、あの口コミサイトもグル、つまり黒です。
自らの違法性をひた隠しにして他の投資会社を誹謗中傷している、まさに投資業界の厄介者の1つがこの豊という似非投資顧問サイトです。
豊が付いた罪深き嘘の数々
既に悪徳サイトの条件をほぼ全部網羅しているといっても過言ではない豊ですが、彼らが付いた嘘はこれだけではありません。
◆豊の嘘①
「弊社は元々、上場企業の経営指南や企業指導を行う会社として発足。様々な企業取締役、部長の方々と共に多くのお仕事をさせて頂きました。」
引用元:株式会社豊 公式HP
まず第一に上場企業の経営指南や企業指導を行うために作られた会社が法人登記されていないなんてことは100%あり得ません。
仮にも上場企業です、もし無登録業者にコンサルを頼むような人間がコンプライアンスに携わっていたらそんな会社は潰れています。
嘘をつくならもう少しまともな嘘をついて欲しいものです。
◆豊の嘘②
「サポート評価3つ星、3年連続最高評価!」
引用元:株式会社豊 公式HP
まずサポート評価3つ星が、何の評価かまったくわかりません。
しかも3年連続とありますが、豊のドメイン情報を調べてみると、サイトがオープンしたのは2021年の1月以降であることが判明。
▼豊のドメイン情報
引用元:SEOチェキ
実際にはサイト運営開始からまだ半年(2021年6月時点)しか経過していない出来立てほやほやのサイトでした。
◆豊の嘘③
「免責事項:本サイトで提供しているサービスは、株式投資に関する学習教材の提供であり、お客様に対して投資その他の行動を勧誘する目的で運営しているものではありません。」
引用元:株式会社サイト豊 公式HP
アンケートに答えただけで、機関投資家が介入する銘柄の有料情報がすぐに送られてきましたが、これは勧誘ではないのでしょうかね?
しかも驚いたのが、豊の人脈として日本を代表する一流企業の名前が紹介されていました。
◆豊 嘘の人脈
・野村証券
・三井住友銀行
・ゴールドマンサックス
・SBI証券
・トヨタ自動車
・SONY
etc..
引用元:株式会社豊 公式HP
違法行為を働くサイトと手を組む、上場企業にとってのメリットは何もありません。
上場企業からすればただの迷惑、訴えられる可能性すらあります。
◆豊の嘘④
「利益確定までのサポートを完備」
引用元:株式会社豊 公式HP
まず初めにお伝えしておくと、豊は顧客に対して個別銘柄の売買をアドバイスすることは出来ません。
正確には、有償で売買指示を出した場合”法令違反”となり処罰の対象となります。
会社として顧客への売買の指示を行うには金融商品取引業者として国への登録が必要になります。
皆さんがご存知の「みずほ銀行」や「大和証券」もこの金融商品取引業者です。
そして豊はというと、、勿論ですが”非”金融商品取引業者です。
豊について検索していると「投資顧問豊」「豊投資顧問」という名前で豊を紹介している口コミサイトが出てきますが、正確には投資顧問ではありません。
投資顧問になり切れなかったなれの果て、それが豊の本当の姿です。
ではどのようにして、投資顧問と似非投資顧問を見分ければいいのか?
それは、投資顧問会社振り分けられている金商番号の有無です。
投資顧問サイトを選ぶ際には『株マイスター(金商)第850号』のように金商番号があるか、必ず確認をしましょう。
株式会社豊の総括
豊富な人脈を持ち、機関投資家が買う銘柄に先乗りする手法を餌に投資家を勧誘している豊。
検証の結果、豊は悪徳株情報サイトである可能性が非常に高いことが明らかになりました。
法令違反に加え、一流企業を巻き込んでの嘘は罪が重いです。
まあ結果を残すサービスはわざわざ嘘をついてまで集客をしてないので、豊自らが「自分達には力がない」ことを証明したと言ってもいいでしょう。
米市場ではS&P500は過去最高値を更新。アジアでは台湾加権指数が最高値更新。クリスマスラリーを追い風に、日本株も年末年始の株高が期待される中でこの豊かって会社はまったくもってダメだ。
インサイダーに近い情報があると言われお金を支払ったのですが、紹介された株は東証一部で誰もが知る大手企業でした。株価は4ヶ月たった今でも上がりません。大納会までには答えを出すつもりです。この口コミサイトも見ていたのに書いてあることがデマなんだと信じてましたが今はどうしてここを信用しなかったのかと後悔しています。
機関投資家の売買ルールをダウンロードして思わず「なにこのぺらっぺらで中身ないやつ?」って言ってしまった。機関投資家の説明じゃん。ルールって書いてあるのにぜんぜんルールじゃない。無料とはいえ騙しだよこれ。
詐欺会社豊は現在株式会社都に名前を変えてしれっと運営を継続しています。早くこの不届き者を成敗してください!
情報は買っても買わなくても同じというか何も意味のないものでした。
上がり切ってる銘柄を急騰間違いなしと、悪質極まりないです。
下げ相場だったし実力がある会社とない会社の差が露呈してるんだろうな。評判悪い会社は良い相場では多少結果を残せても悪くなれば何も出来ない。外的要因を言い訳にしない会社を選ぶかが株で勝つ鍵だよね。
そろそろ下げ相場終了でっせ~
そしてこの豊という悪質株サイトも終了でっせ~
日本株はここからでっせ~
豊を 警察に突き出す為に❗️メールを取って有ります。毎日しつこく とんでもない額を情報料として払わされました。め電話番は関口と出て居ますが 本名は違うと思います 社長奥山 経済界の大物毛利清丸 と言って居ますが 人の名を詐称して居ます もうお金は戻らないと思います。だからこそ二度と私の様な犠牲者が出ないように してほしい 具合が悪くなり 死ぬ事も考えました。今はスッキリしています。こいつらを刑務所に送る希望が 出て来たからです。証拠の記録とメール 金額の大きさから 捕まえる事が出来ると 思います。何か良い方法があるなら 教えて下さい。入金先はいつも其々違います。辞退する と言っても 色々な嘘をついて 来ます。
金融庁から警告を受けて時間の問題なんだと思ってたけど、まだまだ消えないのかな。同系列っぽい違法業者もなかなか潰れないよね。騙される人がこれ以上増えないように、再度注意喚起するかきっちり取り締まるかしてほしい。
ここと関わり大損しました。