なでしこ銘柄(準なでしこ銘柄) 2022年の選抜企業版を公開!

なでしこ銘柄とは女性が活躍していると認められた銘柄(企業)のことを指します。

また投資的な観点で見ると、なでしこ銘柄は中長期的な成長が期待出来る銘柄と見ることもできます。

SDGs(社会問題への改善取り組み)が重視される今後、なでしこ銘柄に選ばれる企業は重点的に改善取り組みを行う企業として評価を上げていく可能性があるからです。

本記事ではなでしこ銘柄として選出された銘柄の一覧と、なでしこ銘柄が持つ投資対象としても魅力を紹介をしていきます。

なでしこ銘柄(準なでしこ銘柄)とは?


なでしこ銘柄とは、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定した「女性活躍推進に優れた上場企業」です。

中長期的に企業価値が向上する銘柄に投資したい方に対し、SDGsの観点から魅力的な銘柄だと紹介することで関心を高め、企業側にSDGsの取り組みを促すことを狙いとしたものです。

2022年発表の最新なでしこ銘柄を一覧で紹介


国内の全上場企業約3,700社から、ダイバーシティ(様々な人材を受け入れる)経営への取り組み評価が高い企業上位50社がなでしこ銘柄として選定されました。

なでしこ銘柄はすべての業種が含まれるよう選ばれています。

▼2022年発表最新なでしこ銘柄50社
なでしこ銘柄50-1
なでしこ銘柄50-2
なでしこ銘柄50-3

これまでのなでしこ銘柄数は以下のようになっています。

2020年度:29社
2019年度:24社
2018年度:23社
2017年度:22社
2016年度:16社
2015年度:14社
2014年度:9社
2013年度:5社
2012年度:4社

毎年少しずつ増えています。SDGsへの取り組みが広まってきていますね。

ただ数が多いので投資するにはさらに絞り込みの必要があります。そこは大変かもしれませんね。

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2022年発表の最新準なでしこ銘柄を一覧で紹介


ダイバーシティへの取り組み評価が上位の企業のうち、なでしこ銘柄として選定されなかった企業を、準なでしこ銘柄として業種を問わず15社選定しています。

▼2022年発表の最新準なでしこ銘柄15社
準なでしこ銘柄15

これまでの準なでしこ銘柄数は以下のようになっています。

2020年度:14社
2019年度:12社
2018年度:10社
2017年度:0社
2016年度:6社
※準なでしこ銘柄は2016年度から開始しました。

なでしこ銘柄の選定基準を紹介


なでしこ銘柄は、東証の上場企業(約3,700社)の中から、女性が働き続けるための環境整備を含め、女性人材の活用を積極的に進めている企業を選定しています。

選定方法は、まずこの後に紹介する基準でスクリーニングを行い、残った企業に対して有識者で構成する「なでしこ銘柄 選定基準検討委員会」が一定の選定基準に基づき、業種ごとに選定を行っています。

▼スクリーニング基準
・女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)に基づく行動計画を策定していること(従業員数 300 人以下の企業を除く)
・厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」に「女性管理職比率」を開示していること
・なでしこ銘柄においては女性取締役が1名以上いること、「準なでしこ」において は取締役、監査役または執行役員のいずれかの役職に女性が1名以上いること

▼2021年度選定基準
・女性取締役が複数名おり、かつ、女性取締役比率が10%以上の企業を更に加点
・女性執行役員が複数名おり、かつ、女性執行役員比率が10%以上の企業を更に加点
・予め業種毎に設定した選定枠に該当する上位企業に加え、各業種における1位企業スコアの85%以上かつ全体順位上位15%程度以上のスコアの企業をなでしこ銘柄として選定。

さらに全体順位上位15%程度以上のスコアのうち、なでしこ銘柄として選定されなかった企業を、業種を問わず「準なでしこ」として選定

このように様々な基準をクリアした銘柄がなでしこ銘柄となります。

なでしこ銘柄取り消しになった日本製鉄とは?


厳しい基準をクリアして選定されるなでしこ銘柄ですが、過去には取り消しされている企業もあります。

ここでは2020年度のなでしこ銘柄から取り消しになった日本製鉄の企業概要と、その原因をみていきましょう。

日本製鉄とは日本最大手の鋼鉄メーカー(高炉メーカー)で、粗銅生産量で国内首位、世界3位となっています。

従業員数は単体でも約3万人と非常に大きな規模で、2022年は過去最高の業績を残すなど、業績面でも安定している大企業です。

この日本製鉄は2020年のなでしこ銘柄に選定されていますが、2021年6月22日に対象から外されています。

除外の原因は明言されていませんが、その4日前に「日本製鉄人事担当社員、採用予定の女性にセクハラ 性的関係迫る」というニュースが報道されています。

時期的にこのニュースと何か関係があるのかもしれません。

だとすれば、明示される条件以外にもなでしこ銘柄の基準があると言えそうです。

5年連続でなでしこ銘柄に認定されているオムロンはどんな企業?


オムロンとは、産業向け制御機器やシステム、電子部品のほか、ヘルスケア製品事業を展開している会社で、社員数は単体で約5,000人の大企業です。

社員の性別にとらわれない活躍機会の拡大に継続的に取り組んだ結果、5年連続でなでしこ銘柄に認定されています。

▼オムロンの業績
オムロンの業績
売上、営業、経常利益とも毎年拡大しており、配当も順調に増えています。

オムロンでは実際に女性社員も多く活躍しており、売上の約2割を占めるヘルスケア事業では、働く女性の健康課題を解決するプロジェクト「オムロン式美人」を女性社員が中心となって立ち上げ、関連商品やサービスを多く開発しています。

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なでしこ銘柄のメリットは『中長期の成長』期待


なでしこ銘柄のメリットは、中長期で企業の成長が期待できることです。

少子高齢化の進行に伴い労働人口が減少していく中で、性別関係なく優秀な人のパフォーマンスを最大限引き出せる体制が整っている企業は、労働人口が減少していく中でも成長が期待できると考えられています。

実際、現時点でもなでしこ銘柄の業績パフォーマンス(売上高営業利益率と配当利回り)と東証一部上場平均のものを比べると、なでしこ銘柄の方が東証一部平均を上回っています

▼なでしこ銘柄と東証の平均売上比較
2021年3 月末時点の売上高営業利益率:なでしこ銘柄8.7%、東証一部平均5.1%
営業利益比較

▼なでしこと東証の平均配当比較
2021年3 月末時点の配当利回り:なでしこ銘柄2.5%、東証一部平均2.0%
配当比較

また2021年度なでしこ銘柄の平均株価指数を試算しTOPIXと比較しても、TOPIXよりよいパフォーマンスとなっています。

またこれらのパフォーマンスは2021年度の選定企業だけのものではなく、各年度とも選定されるなでしこ銘柄は東証一部に比べてよいパフォーマンスを出しています。

▼これまでの平均株価比較
売り上げの経年変化
▼これまでの平均配当利回り比較
配当の経年変化

このように、女性が活躍できる環境を整え、社内の能力を活かしているなでしこ銘柄は往々にしてパフォーマンスが良いと言えます。

中長期目線でみても今後の労働人口減少社会において、よりパフォーマンスのよい成績を残すと期待される銘柄であるといえるでしょう。

加えてSDGs関連の熱いテーマ株としても目が離せない銘柄達ですね。

▼併せて読みたい
・今後も注目!『半導体関連銘柄
・仮想現実『メタバース関連銘柄
・2050年に向けて『本命脱炭素関連銘柄

なでしこ銘柄とはへの口コミ

  • サイト名 なでしこ銘柄とは 投稿者名 名無し
    評価 投稿日 2022年09月30日

    最近女性の活躍がってアピールのが多いね。官公庁はそういうのをやって支持を集めたいんだろうな。なでしことかいう名前もなんかね。

  • サイト名 なでしこ銘柄とは 投稿者名 take
    評価 投稿日 2022年09月18日

    なでしこ銘柄って何?って感じだったけどこんなテーマがあるとは知らなかったわ!

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