2023年2月3日
半導体関連銘柄

目次
半導体は電子機器に必ずといっていいほど使用される物質です。
ここ数年は半導体不足で注目を浴びました。
2022年に入ってからは、株価を落としている銘柄もあります。
それでも結論は変わりません。
2022年8月以降もまだまだ半導体は注目されるテーマとみてよさそうです。
理由は次の3つです。
・①再生可能エネルギーとEV(電気自動車)で莫大な半導体需要が生まれる
・②ガソリン車に比べて電気自動車は数倍の数の半導体を利用する
・③風力発電などにCiSパワー半導体の活用が見込まれている
それでは半導体関連テーマの分類と、本命銘柄を紹介していきます。
「半導体関連銘柄」で調べてここに来た方が気にしているのは、いま買っていいのかだと思います。
なので私は、ここ数年で注目された理由と、これから需要が生まれる分野を分けて確かめました。
先に言うと、これまでの注目は外的要因が絡み合った末の供給不足でした。
❞そもそも半導体とは?
半導体は、電気を通す性質と通さない性質を併せ持つ物質です。
その利便性から、電子機器に必ずといっていいほど使用されています。
集積回路(IC)やCPU、インバータなどに使われます。
そうした電子機器の部品の核となります。
記憶や演算、電力制御等をおこなう部分です。
そのため半導体関連銘柄と一言で言っても、その分類は膨大になるのです。
半導体が何故注目されているのか
ここ数年は、半導体不足が注目の理由でした。
製造メーカーの業績が伸びるのではないかと予想され、注目を浴びました。
この半導体不足は、次の4つに起因します。
・①コロナウイルスによるステイホームでゲーム機やPCなどの需要が伸びたこと
・②コロナウイルスにより輸送が遅延した事
・③仮想通貨のマイニングに使うPC需要が伸びたこと
・④米中貿易摩擦で供給が減少したこと
また半導体業界には、シリコンサイクルというものが存在します。
4周年周期で好不況を繰り返す循環のことです。
半導体は、技術革新のスピードが速いです。
設備投資と在庫管理の調整が難しいです。
そのため需給のバランスが、定期的に崩れるのです。
そのシリコンサイクルの供給不足タイミング。
そうであった可能性も考えられます。
また2021年は、スーパーサイクルに入ったとされています。
半導体需要が高まり続ける局面のことです。
これまで以上の半導体需要と供給不足が起きていたとも考えられています。
半導体テーマが今後も注目される理由
これまでの半導体が注目されたのは、供給不足が理由でした。
いくつもの外的要因が絡み合った末の供給不足です。
ただし、今後の理由は違います。
2022年8月以降もまだまだ半導体は注目されるテーマとみてよさそうです。
というのも、今後世界的に推し進められている政策があるからです。
再生可能エネルギーとEV(電気自動車)です。
この2分野において、莫大な半導体需要が生まれると予想できるからです。
ガソリン車と電気自動車を比べてみます。
電気自動車は数倍の数の半導体を利用するとされます。
そのぶん半導体の需要が見込まれます。
また再生可能エネルギーの風力発電などにも使われます。
CiSパワー半導体の活用が見込まれています。
電力ロスが少ない、最新技術です。
このように半導体はこれから世界中が国策レベルで取り組む環境対策で活躍が期待できるのです。
それでは半導体関連テーマの分類を見ていきます。
それぞれの本命銘柄も紹介していきます。
注目の理由が、ここ数年と今後で入れ替わっている点が大事だと思いました。
これまでは半導体不足という外的要因、これからは再生可能エネルギーとEVの需要です。
つまり品不足ではなく政策が需要を作る側に回ったという事だと考えています。
半導体関連テーマの分類
半導体関連銘柄には大きく分けて以下の種類があります。
それぞれどんなものなのか簡単に説明いたします。
▼半導体関連のテーマ一覧
・半導体メーカー関連銘柄
・パワー半導体関連銘柄
・半導体製造装置関連銘柄
1.半導メーカーと半導体メーカー関連銘柄について
半導体は、中間の性質を備えた物質です。
電気を通す導体と、通さない絶縁体の中間です。
半分導体だから半導体、わかりやすいですね。
手を加えることでコントロールできます。
電気を通したり、通さなかったりです。
とても使い勝手が良い物質です。
半導体は電子機器の演算や記憶をつかさどる部品となります。
その半導体を製造するメーカーのことを指します。
例.intel(INTC)、エヌビディア(NVDA)、ブロードコム(AVGO)
2.パワー半導体とパワー半導体関連銘柄について
パワー半導体は、大きな電力を扱う半導体のことを指します。
直流を交流に変換したり、電圧や電流の大きさを調整したりします。
モーターを駆動したりといった役割もあります。
流れる電気を適切な状態に調整するのが、主な役割と思っていいでしょう。
パワー半導体関連銘柄も、パワー半導体の製造メーカーを指します。
半導体関連銘柄に含まれて扱われる場合もあります。
例.ローム(6963)、レーザーテック(6920)、デンソー(6902)、パナソニック(6752)
3.半導体製造装置と半導体製造装置関連銘柄について
半導体製造装置は、半導体やパワー半導体を製造する機械のことです。
製造装置の部品ごとに、別々の企業が特化しています。
そのため各部品の製造メーカーが注目されます。
半導体製造装置関連銘柄として扱われることが多いです。
ただしこれも、半導体関連銘柄として扱われることもあります。
例.レーザーテック(6920)、東京エレクトロン(8035)、信越化学工業(4063)
半導体関連の本命銘柄3選
本命銘柄と言われても、何を基準に選ばれたのかが気になりました。
そこで3社を並べてみると、共通していたのは世界シェアの数字でした。
レーザーテックは検査装置で100%、信越化学工業はシリコンウエハーで世界No.1でした。
❞日本の半導体関連銘柄をご紹介します。
値上がりが期待できる銘柄を、3つ本命銘柄として選びました。
本命銘柄1.レーザーテック(6920)
レーザーテックは、パワー半導体の製造をしている会社です。
半導体制御装置に用いるフォトマスクの検査装置なども開発しています。
フォトマスクとは何ぞや、という方もいると思います。
日本サポートシステム株式会社様がHPに図を掲載していました。
それを引用させていただきます。
画像引用:日本サポートシステム株式会社様
この赤枠で囲ったフォトマスクが、正しく製造されているかを検査します。
その装置を、レーザーテックが作っているわけです。
また半導体作成における次世代技術に、EUVがあります。
回路焼き付けに使う、新しい露光技術のことです。
このEUV用のフォトマスクの検査装置では世界シェア100%。
よってEUV関連銘柄でもあります。
2022年に入ってから、レーザーテックは株価を落としています。
世界的インフレや利上げの影響を受ける、ハイテク株だからです。
ただし今後経済状況が落ち着いたタイミングで、再度株価上昇を狙えます。
主力銘柄であるため、本命としています。
▼レーザーテックのチャート
本命銘柄2.ローム(6963)
ロームは、LEDなどの電子部品会社です。
パワー半導体には、種類がいくつかあります。
その内の一つ、SiCパワー半導体の生産に力を入れています。
SiCパワー半導体とは、次世代素材を用いたパワー半導体です。
新たに開発された素材です。
電源のコントロールを行う際生じる電力損失を、格段に小さくします。
このSiCパワー半導体は、脱炭素社会においてキーとなる半導体です。
例えば電気自動車(EV)において効果を発揮します。
また再生可能エネルギーにも、必要なものとされています。
電力損失を抑えたい分野だからです。
ロームはSiCパワー半導体市場において世界シェア30%。
そのシェアを堅持しています。
顧客は、自動車関連企業が中心です。
トヨタ自動車や日産自動車、ホンダ、デンソーなどです。
アップル、ソニーグループなど幅広い顧客を抱えています。
目指すのは、SiCパワー半導体の世界シェア首位です。
2025年までの目標としています。
その為に生産能力を6倍に強化し1500億円の設備投資を行うとしています。
今はまだ株価に、目に見えて変化は起きていません。
ただし今後拡大する市場に則したものとして、大きく成長が見込まれます。
そのため本命銘柄としています。
▼ロームのチャート
本命銘柄3.信越化学工業(4063)
信越化学工業とは、素材とそこから作る製品を扱うメーカーです。
シリコンやセルロース、レアアースなどを扱っています。
世界シェアNo1の製品を、多く持っています。
半導体分野では、シリコンウエハーの世界No.1シェアを誇ります。
半導体の基板として使われるものです。
2022/1に、市場調査レポートが発表されました。
グローバルインフォメーションのレポートです。
シリコンウエハーの世界市場は、緩やかな成長を続けると予想されています。
2021年から2026年にかけての見通しです。
世界シェアNo.1の同社はどうでしょうか。
それに比例して、売上が伸びていくと見込めます。
よって本命銘柄としています。
また、世界最大の塩ビメーカーでもあります。
塩ビは原材料の6割が塩という、環境負荷の小さい素材。
これから環境配慮の風潮が強くなるでしょう。
したがって塩ビ分野でも注目を浴びる可能性があります。
▼信越化学工業のチャート
是非ともこれら半導体銘柄を見てみてください。
満足のいく投資を体験していただければと思います。
またメタバース関連の本命銘柄や出遅れ銘柄を紹介しているページもあります。
興味があれば、ご覧になってみてください。
3社に共通していたのは、代わりが利かない工程を押さえている点でした。
検査装置、SiCパワー半導体、シリコンウエハーと、どれも半導体を作る側の話です。
買うなら完成品より工程を押さえた会社のほうだと考えています。
レーザーテック、ローム、信越化学工業のどこが強いかは分かりました。
ただ、ここまで読んでもいつ買っていつ売るのかは書かれていません。
私が参考にしているサイトは、銘柄と売り時をAIが示す仕組みで動いています。
管理人が使っている手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
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半導体関連の出遅れ銘柄2選
出遅れ銘柄と聞いて、ただ株価が上がっていないだけの銘柄を想像していました。
ところがテセックは、株価のピーク到達が他の半導体銘柄より半年ほど早い銘柄でした。
出遅れというより、先に走って途中で失速したほうでした。
❞ここでは、出遅れ銘柄を紹介します。
半導体の中心的企業ではありません。
ただし関連銘柄として、今後の値上がりが期待出来る銘柄です。
出遅れ銘柄1.テセック(6337)
テセックとは、半導体デバイスの測定機器及び自動搬送機の製造メーカーです。
半導体用ハンドラの大手でもあります。
組み立てられた半導体を、自動で測定機器に搬送します。
テスト結果をもとに半導体を自動で分類し、収納するまでの装置です。
半導体用ハンドラは国内で上位です。
個別半導体用テスターは世界トップクラスのシェアを持ちます。
株価のピークは、他の半導体銘柄に比べ到達が半年ほど早いです。
途中で失速した感が否めない動きとなっています。
一時的に半導体製造装置の需要が落ち込んだことで、赤字転落しました。
ただし需要は回復傾向にあります。
22年3月期(予想)では、21年3月期比で増収増益を見込んでいます。
黒字転換と半導体用ハンドラなどの需要増で今後注目される可能性がある。
そのため出遅れ銘柄としています。
▼テセックのチャート
出遅れ銘柄2.ヤマハ発動機(7272)
ヤマハ発動機は、輸送用機器の製造メーカーとして知られています。
オートバイや船を中心とした会社です。
ただし次なる収益柱の確立を目指して、半導体事業にも力を入れています。
2020年には、子会社「ヤマハロボティクスHD」を設立しました。
ヤマハ発動機の半導体部門を取りまとめる会社です。
こうして業績の安定化を図っています。
半導体市場がどんなに悪い状況でも、黒字を維持できるようにする。
そう語っています。
上手くいけば、どうなるでしょうか。
半導体市場の不安定さをものともしない半導体関連メーカーとなるかもしれません。
半導体市場でのディフェンシブ銘柄とでもいうべき存在です。
そうなれるとすれば、今後株価上昇する機会があるかもしれません。
▼ヤマハ発動機のチャート
半導体関連の本命米国株
ここでは、米国の半導体銘柄をご紹介します。
値上がりが期待できる銘柄を3つ、本命銘柄として選びました。
本命銘柄1.ASML(ASML)
ASMLは、半導体用露光装置、検査装置のメーカーです。
半導体製造装置関連銘柄に含まれます。
半導体露光装置での顧客を見てみます。
世界中の半導体メーカーの80%以上が、ASMLの顧客です。
非常に高いシェアを誇っています。
さらにEUV露光装置も扱っています。
半導体の高性能化に不可欠と言われている、微細化のキーとなる装置です。
このEUV露光装置においてASMLは世界シェア100%なのです。
また、EUV露光装置の開発と使用には多額の資金とノウハウが必要です。
これが他社の参入の、大きな障壁となっています。
そのためこのALMSの独断場は、今後しばらく続くと思われます。
▼ASMLのチャート
本命銘柄2.エヌビディア(NVDA)
エヌビディアは、パソコンの記憶装置であるメモリを扱っています。
またGPUの開発、販売なども行っています。
計算処理を行うのに必要な半導体です。
エヌビディアのGPUは、高速で膨大な量の演算処理ができます。
そのためEVやAI、ディープラーニング等の技術に利用されています。
GPUの世界シェア20%を占めています。
さらにエヌビディアは、メタバース関連銘柄でもあります。
そのため多方面からの株価上昇が期待できると思われます。
▼エヌビディアのチャート
本命銘柄3.台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM)
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリングは、世界的な半導体メーカーです。
台湾に本社をおく会社です。
PC、自動車、産業機器メーカー等が相手です。
そこに対して半導体の開発、設計を行っています。
半導体チップの製造を、専門に行っています。
アップルを筆頭に、需要があります。
AMD、メディアテック、インテルなどです。
世界各国の半導体関連企業が顧客です。
時価総額は世界12位、世界シェアは50%以上です。
名実ともに確かな半導体メーカーです。
今後も半導体需要は続くでしょう。
その限り、ともに株価も伸びていく存在といえます。
▼TSMのチャート
米国株3社は、日本株よりもシェアの数字がはっきりしていました。
ASMLは露光装置で100%、TSMは世界シェア50%以上です。
ただ世界的インフレや利上げの影響は共通すると思っています。
半導体関連の投資信託、ETF
ここでは、半導体関連のETFをご紹介します。
日米で半導体関連銘柄へ投資できる商品です。
ETFなら30銘柄や40銘柄にまとめて投資できるので、銘柄選びの手間は省けます。
ただ3ヶ月トータルリターンは-8.53%と-17.28%で、どちらもマイナスでした。
私が参考にしているサイトは銘柄と売り時をAIが示す仕組みなので、そこは正直、気楽でした。
❞値上がり期待のテーマ株を探すなら
以上、半導体関連銘柄の値上がり本命株、出遅れ銘柄でした。
他にも半導体関連には、お宝銘柄があるはずです。
値上がり期待が持てる銘柄が、まだまだ眠っていることでしょう。
細分化する手もあります。
半導体検査装置関連銘柄やパワー半導体関連銘柄などです。
そうすればまだまだ利益を狙える銘柄も見つかるでしょう。
皆さんが熱いテーマ株でドカンと利益を出せることを祈っております。
投資家の夢のような利益です。
ここまで確認した内容を、表に並べ直します。
| 確認した点 | 結果 |
|---|---|
| ここ数年の注目理由 | 半導体不足。ステイホーム需要・輸送遅延・マイニング需要・米中貿易摩擦が重なりました |
| 今後の需要 | 再生可能エネルギーとEV(電気自動車)で、莫大な半導体需要が生まれると予想できます |
| テーマの分類 | 半導体メーカー関連/パワー半導体関連/半導体製造装置関連の3種類です |
| 日本の本命銘柄 | レーザーテック(6920)、ローム(6963)、信越化学工業(4063) |
| 日本の出遅れ銘柄 | テセック(6337)、ヤマハ発動機(7272) |
| 米国の本命銘柄 | ASML(ASML)、エヌビディア(NVDA)、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM) |
| ETF | グローバルX 半導体関連-日本株式 ETF(2644)、iシェアーズ半導体ETF(SOXX) |
半導体はまだまだ利益を狙えるテーマだというのが、この記事の結論です。
ただ、細分化してお宝銘柄を自分で探すのは、正直かなり手間がかかります。
私が参考にしているサイトは、銘柄と売り時をAIが示す仕組みで動いています。
管理人が使っている手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
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