新生ジャパン投資 951件のレビュー(1.32/5)

新生ジャパン投資の銘柄分析から「未来予測の精度」を検証
新生ジャパン投資は、「未来予測」で有名な高山緑星が助言者を務める評判の投資顧問サイトです。
有価証券、日経225先物及びオプション、外国為替等の投資判断の助言を行う新生ジャパン投資ですが、口コミでは「当たらない未来予測」に対し、不信感を覚える方が多数いることが判明。
新生ジャパン投資の「本当の評判」を明らかにすべく、同サイトの"予見能力"を掘り下げました。
新生ジャパン投資の推奨銘柄を分析
今回検証するのは、「大化け期待株」を提供する新生ジャパン投資が、20年3月に推奨したこの銘柄。
▼第一商品(8746)

3/9推奨の第一商品(8746)は、商品先物取引の大手で、貴金属の現物取引にも力を注ぐ『証券業関連銘柄』です。
▼推奨理由
前週末(3月6日)のニューヨーク商品取引所で金の先物価格が7年1か月ぶりの高値を付けたことで、商品先物を扱う第一商品を推奨したものと考えられます。
金は昔から「有事の金買い」といわれる商品であり、戦争などの有事の際に買われる(=価格上昇する)傾向があります。
今回のコロナパンデミックも有事であり、さらには原油価格が急落する中で、一時的にコロナショックの影響を受けて値を下げたものの、上昇トレンドは継続していました。
金価格が上昇することで、金取引をする投資家が増え、同社の業績にプラスに働くと新生ジャパン投資(高山緑生)は分析したのでしょう。
しかし株価チャートで見ると、75日移動平均線をサポートラインとして株価は上昇トレンドを継続していたが、パラボリックなどの指標では売りサインが出ていました。
▼第一商品の[買い]判断は適正だったのか?
このタイミングで買い推奨ですが、結論から言うと『間違いだった』と言わざるを得ません。
その理由として、推奨日近辺で株価は高いボラティリティを示しながら上昇し、連日長めの上髭が出ている状態でした。つまり、買いの勢いが徐々に弱まっていくことが予想されたわけです。
金先物価格の値動きも変化する可能性がある中で、テクニカル的に売りサインが出ている銘柄を推奨するのはプロの投資顧問会社として、妥当な判断とは思えません。
新生ジャパン投資の評判を考察
分析力と投資判断に不安を残す新生ジャパン投資、ここからは利用者の評判を見ていきます。
当サイトでも日々多くの口コミが投稿される新生ジャパン投資ですが、その中から皆さんが知りたいであろう[3つの評判]をピックアップしました。
▼「素人以下」との評判が上がる理由
新生ジャパン投資にこのような評判が上がる理由は明確で、「銘柄分析力が低い」からです。
上記の銘柄分析からもわかるように、株価がすでに上昇してから買い推奨を出していることは明らか。
これはつまり、株価上昇が期待できる銘柄を見つけ出す能力が欠如していることの証拠であり、同投資顧問の推奨能力に対し、ユーザーから「素人以下」との評判が上がるのは必然です。
▼「詐欺」という評判は事実か?
結論から申し上げますが、新生ジャパン投資は「詐欺サイト」ではありません。
運営会社である株式会社新生ジャパン投資は、 関東財務局長(金商)第796号を持つ投資助言業者です。
最近では、投資助言業の資格を有していないにもかかわらず、”投資顧問サイトの真似事”をしている「無登録業者」が散見されますが、新生ジャパン投資は金商を持つ投資顧問サイトです。
助言業の資格を持っているにもかかわらずなぜ新生ジャパン投資に「詐欺」との評判が上がったのか?そのワケは「分析力」と「売買フォロー」がプロの投資顧問のレベルに達していないから。
その証拠に、新生ジャパン投資には「売買フォロー」に関する評判も寄せられています。
▼「売買フォロー」に関する評判
本物の投資顧問を自負する新生ジャパン投資ですが、「杜撰なフォローを受けた」という方の口コミを見つけたのでご紹介します。
◆読者様からの口コミ
「昨年4月に入会して有料銘柄を2本購入しましたが、現在代替銘柄と代替の代替え銘柄2本を保有しています。まだ一度も利益取れていません。年末にサポートから何らかのフォローがあるかと思ってましたが、全然です。‥」
投資顧問サイトの魅力は、個人投資家には見つけることが難しい有望株を紹介してくれることですが、それと同等に推奨銘柄の売買フォローは重要なフィーを占めます。
サポートに手を抜いてるようでは、いつまで経っても顧客から評価を得ることは難しいでしょうね。
高山緑星自身が直接フォローをするなら話は別ですが、丁寧な売買フォロー求めるならば、熟練のスタッフが在籍する「TMJ投資顧問」のほうが利益獲得へは近道のように思います。
新生ジャパン投資の有料サービス
新生ジャパンでは、大きく分けると7つの有料サービスが用意されています。
(A)レポート会員
特徴:契約期間中、1週間に1回以上、投資情報をインターネットのホームページ有料サイトで掲示、またはFAXで送付します。
料金:1ヶ月契約 22,000円
1年契約 220,000円
(B)日経225先物・為替成功報酬会員
契約期間中、上記Aに加え、電話・電子メール・FAX・文書・面談により随時、日経225先物及びオプションと外国為替に対する売買の助言を行うと共に、会員様からの投資相談にも応じます。
料金:3ヶ月契約 33,000円
※※※成功報酬純利益の33%※※※
(C)成功報酬会員
契約期間中、上記A、Bに加え、電話・電子メール・FAX・文書・面談により随時、売買の助言を行うと共に、会員様からの投資相談にも応じます。 デイトレから短期・中期・長期投資まで、会員のあらゆるスタンスに合わせ投資助言させて頂くと共に、中長期ポートフォリオを形成し、会員の資産形成を目指します。
料金:3ヶ月契約 33,000円
6ヶ月契約 330,000円
1年契約 550,000円
※※※成功報酬純利益の22%~33%※※※
(D)髙山緑星の売買指示ライブ中継会員
契約期間中、東京市場の取引時間前後および取引時中に、国内の有価証券の買い推奨および売り推奨をライブ配信します。また週に1度、レポートをホームページに掲載いたします。
料金:1ヶ月契約 54,000円
3ヶ月契約 162,000円
6ヶ月契約 324,000円
(E)髙山緑星の未来予測銘柄会員
国内の有価証券の価値等の分析又はこれらの価値等の分析に基づく投資判断に関し、会員様へ相場動向及び当社が推奨する情報をメール等の電子媒体等の方法により、公開します。
①ホットストックコース(※単発契約)
提供銘柄の目標株価期待値が 30%~50%のものが該当します。
目標株価期待値:30% 25,000円
目標株価期待値:40% 30,000円
目標株価期待値:50% 45,000円
➁スペシャルホットストックコース(※単発契約)
提供銘柄の目標株価期待値が 60%~80%以上のものが該当します。
目標株価期待値:60% 50,000円
目標株価期待値:70% 65,000円
目標株価期待値:80%以上 95,000円
※単発契約での1回のお取引はメール等の電子媒体等で公開した時点で。終了とします。
①ストラテジーストックコース(※期間契約)
1ヵ月プラン(月間6銘柄以上提供) 150,000円
3ヵ月プラン(月間18銘柄以上提供) 390,000円
6ヵ月プラン(月間36銘柄以上提供) 690,000円
契約期間中、プランごとの当社が推奨する情報をメール等の電子媒体等の方法により公開します。
(F)定額会員
契約期間中、上記 A、B に加え、電話・電子メール・FAX・文書・面談により随時、売買の助言を行うと共に、会員様からの投資相談にも応じます。デイトレから短期・中期・長期投資まで、会員様のあらゆるスタンスに合わせ投資助言させて頂くと共に、中長期ポートフォリオを形成し、会員様の資産形成を目指します。
料金:1年契約 2,200,000万円
(G)髙山緑星の【勝ち株ホットLINE】
月額会員制の銘柄配信サービス・月額課金サービスです。配信はメール配信(もしくはLINE 配信)にて行います。主に短期で利ザヤ抜きが確保できるとみる、デイトレ~スイング目線の銘柄を配信します。提供銘柄は月に4銘柄以上とします。利益確定時、ロスカットや追加買い時などには適時でフォロー情報も配信します。
料金:月額 39,800円
成功報酬のプランや、LINEでのサービスなどプランの種類は投資顧問の中でも指折りです。
サービス形態が複雑で、「どれを選べばいいかわからない」という方は、会員登録した際に貰える無料銘柄をチェックしてから検討するのも良しです。
ちなみに私が登録した(2016年5月)際に提供された銘柄は、メディシノバインク(4875)でした。
新生ジャパン投資の無料サービス
続いて[無料サービス]を紹介します。
◆無料メルマガ‥有料プランの宣伝メールがメインで、1日に3件~5件ほど送られてきます。
◆特選無料推奨銘柄‥会員登録時に貰える特典です。
※私が受け取ったメディシノバインク(4875)は、他のバイオ関連銘柄の値動きが良いという理由だけで安易に推奨していました。
目標株価は最大で1,870円、ロスカットは722円、保有目安期間は2~4カ月…
↓その結果がコレです↓
最高値:873円、最安値:592円、推奨から約1年(2017年5月中旬):640円
残念ながら見事に外れでロスカット決定。当時も今も「分析力の精度」は定まっていないようです。
◆朝刊‥市場営業日の毎朝8時40分頃に配信する【朝刊】では、世界マーケット動向・本日の国内マーケット展望・本日のマーケットスケジュール・本日の無料推奨銘柄の4つに焦点を当て情報を配信。
◆夕刊‥市場営業日の毎夕4時40分頃に配信する【夕刊】では、本日の東京株式市場おさらい・本日注目銘柄の真相・注目のディーリング銘柄・マーケットアイズ・今夜の世界マーケットに焦点を当て情報を配信して参ります。
◆無料銘柄相談‥弊社が抱えるプロアナリストが個別銘柄の見通しや最適売買ポイントを無料で提案。
無料サービスは、一般的な投資顧問とそれほど差はありませんでした。
有料サービス紹介の際に、無料推奨銘柄を見てから検討してみるといいかもという話をしましたが、実績を見る限りでは、利用はあまりお勧めできませんね。
代表の高山緑星(前池秀樹)の経歴
運営元の「株式会社新生ジャパン投資」の代表を務めているは、高山緑星こと(前池秀樹)です。
▼そもそも高山緑星(前池秀樹)とは何者なのか?
高山緑星という人物について、HPによると「東京株式市場に彗星の如く現れ名を馳せ、個別材料株の情報力に加え、複雑系科学の原理や人口動態、アストロジーを取り入れた未来予測に定評があり、日経225先物及びオプションの名手としても知られる」との事です。
また代表挨拶の最後には、“現時点で既に「2036年までの未来予測」を完了している。”と豪語しています。個人的な意見ですが、複雑系化学?や人工動態?は株式投資と無関係な気がしますが‥
このような難解な言葉でそれらしい事を言い人を信用させるのは、宗教のような感じがして不気味。また2036年までの未来予測を完了という事なのですが‥もし本当ならば推奨している銘柄はもちろん100発100中…のはず。
この検証記事を読んでいただいた方は結果がどうなっているかはお分かりかと思いますが(笑)
新生ジャパン投資の総括
新生ジャパン投資は、未来予測者の高山緑生こと「前池秀樹」が代表を務める投資助言会社。
口コミサイトでは「素人以下」との評判が確認されたことを受け、その真相を確かめるべく慎重に検証を行った結果、確かにプロとは言い難い銘柄分析力であることが明らかになりました。
未来予測が出来る、口だけなら誰でも言えます。もし新生ジャパン投資にプロの投資顧問サイトとしてのプライドが1ミリでもあるならば、分析力・判断力を数段上げる必要があるでしょう。
個人投資家が投資顧問に求めるのは、利益獲得に繋がる情報とサポート、つまり「成果」です。
結果を残せない会社は淘汰されていく今の時代、新生ジャパン投資が個人投資家にとって必要な存在となることはあるのか、引き続き動向を追っていきたいと思います。
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循環物色アナライザー
一押しのワケを解説
AIP投資顧問
一押しのワケを解説
悲しい?悲しすぎる。たつや先生とからいおんまるさんはTwitterでも次々に名前が上がるのに、高山緑星先生はあれだけツイートしても話題にもあがらない。
前池代表はネットで叩かれるほどデタラメじゃないと思います。未来予測というのも最初はドリカムかよって思いましたが中身は普通の市場分析ですし(2036年まで云々はやめた方が良いとは思いますがw)マクロ経済分析は得意なようですが!
無料でもらえる銘柄が上がりました!買ってなかったけど買っとけばよかったと後悔しています…。
プロの仕事といってあの銘柄紹介してくるあたり信用ならん。
新生ジャパン投資の勝ち株ホットLINEは料金お高めなここにしては3万円以下と普通な料金なので手を出しやすかったのですが、ゴミ株を大量に推奨されてどれが本命かわからないというより本命が一切ないユ〇クロのワゴンセールみたいだった。本当に時間の無駄。
前池代表は予想が当たった事にするためにわざと抽象的な表現で株価の上下を表現しています。彼が的中させたって言うのは本人が言ってるだけで他人は誰も当たったとは認識してません。提供銘柄が塩漬けだらけなのもこのせいです。
新生ジャパン投資の前池に未来予測の正体は、どんな銘柄でも倒産しない限り株価は2年も持ち続ければ必ず上がるという超アバウトなものなので基本損切させない。半年とか1年放置とかいう他の投資顧問では考えられない事をするのはそのため。
9月に買った有料銘柄、年末に半値ですよ半値!!信じられません。
サイコロでも振って銘柄を選んでるんですかね。
今年は単発だけのお付き合いでした。5銘柄で3勝2敗ですが利益はマイナス、上値が重い展開ばかりでした。日経平均が30年ぶりの高値水準らしいのですが新生ジャパン銘柄はなぜ上がらないのでしょう。
2020年 情報料金75000円の案件を2件、合計150000円払いました。取り組み期間はどちらも1ヶ月、目標株価は3倍でした。買い付け指示が出る日は会員みんながこぞって買い付けるので上がります。それも三日くらいで終わり、私が推奨された銘柄は下がり続けました。下がったままで上がらず、ガマンの限界が来てメールをすると、今は一時的に売りに押されているので待つ時期だと返事。上昇の兆しがあるということで待つことにしました。その後見事に下げ続け、損切りラインに来ても、もう少し、まだ上がるかもしれないというサポートがあり、結果的にはさらに下落した段階で、すいませんでした。代替銘柄を提供するので損切りしてくれとのメールが送られて来ました。二銘柄とも大きな損失。その後代替銘柄が送られて来ましたが、それも大きく下落し損切り指示。ここがよくないと思うのは、下値と取組期間が設定されているのに、平気で、相談もなしに延長することです。大きな機会損失になることなのに平気でもう少し様子を見てみますと言ってきて、その後も大きく株価は下がり、もうどうしようもない段階で、すいませんでしたというメールだけがきて終わりになります。本当の話ですよ。高い金を先に受け取っておきながら、投資は自己責任です、金融法で決まっているので情報料金はお返しできませんという。返せなんて言ってなくても、金融法で守られているからというのがここの心の支えなんでしょう。絶対こういうところを使ってはいけません。