米国株を始める方が最初に手に取ることが多い初心者向け書籍『バカでも稼げる 「米国株」高配当投資』。
内容としては高配当株8~16銘柄をバランスよく保有して長期投資しましょうというものですが、肝心の個別株は何を買うべきか迷っている方も多いのでは?
そんな皆さんに向けて、バフェット太郎が公開していた10銘柄からなるポートフォリオ、通称バフェット太郎10種をご紹介致します。
バフェット太郎10種は6年間で+84%という好成績を出し、これは高配当米国株ETFすら上回るパフォーマンス。
またコロナショック時には高配当米国株ETFやS&P500ETFよりも軽微な値下がりに抑えるなどその堅実性は本物。
このパフォーマンスと堅実性がポートフォリオをマネするだけで再現できるということで、株式投資そのものの初心者にもおすすめとなっております。
では銘柄構成と保有割合で守りを固め、買い増す銘柄とタイミングで利益を底上げするバフェット太郎10種のポートフォリオと具体的な運用方法について見ていきましょう。
目次
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バフェット太郎10種は、バフェット太郎が提案する長期向け資産運用ポートフォリオ。
結論から言うと、下落相場に強い安定志向の高配当ポートフォリオです。ただし、株価の値上がり益は期待できません。
ポイントは次の3つです。
・①構成は米国の高配当・連続増配10銘柄(2025年10月時点の画像を掲載)
・②6年間の投資利回りは+84%(下落に強い反面、S&P500には及ばず)
・③2021年ごろからほぼ非公開(今後は自分の判断での管理が必要)
この記事では、構成銘柄から評判・管理ルールまで順番に確認していきます。
バフェット太郎10種の最新組み入れ銘柄
気になったのは、10銘柄の名前よりも選び方のほうでした。
並べてみると、生活必需品とたばこ、ヘルスケアに寄っています。
値上がりを狙う銘柄ではなく、配当が止まりにくい銘柄で固めた10種です。
※2025年10月最新ポートフォリオ※
高配当米国株に投資して、着実な配当益を得る。
さらに分散投資で、株価下落の損失リスクを抑える。
そんな安定志向のポートフォリオとなっています。
▼バフェット太郎10種の構成銘柄
▼バフェット太郎10種の構成銘柄詳細
▼各銘柄の特徴
・ウォルマート
世界最大手のスーパーマーケット。生活必需品セクターであり株価が安定している。
・コカ・コーラ
バフェット太郎も長期保有する王道の高配当、連続増配銘柄。
・アルトリア
大手たばこメーカー。たばこ関連銘柄は株価が非常に安定している。
・フィリップモリス
大手たばこメーカー。たばこ関連銘柄は株価が非常に安定している。
・プロクターアンドギャンブル
洗剤のアリエールなどで知られる生活必需品セクターの銘柄。株価が安定している。
・ジョンソンエンドジョンソン
ディフェンシブ銘柄の中でも特にローリスクハイリターンであったヘルスケアセクターの大手企業。
・ブリストルマイヤーズスクイズ
ヘルスケアセクターの大手製薬会社。
・ベライゾンコミュニケーションズ
世界最大級の通信キャリアで安定した経営基盤。19年連続増配の有名高配当銘柄。
・マクドナルド
ファストフードの売上高シェアが圧倒的世界一位。40年以上の連続増配。
・エクソンモービル
39年連続増配の有名高配当銘柄。景気敏感株で値上がり益も期待出来る。
▼バフェット太郎10種のパフォーマンス
※2016年1月~2021年5月
・株価含む利回り:+84%
・配当のみの利回り:+3%
上記の銘柄で構成されたバフェット太郎10種は、以下の二つの特徴を持ちます。
それぞれの特徴について、詳しく解説していきます。
▼バフェット太郎10種の特徴
・下落相場に強い
・値上がり益が期待できない
1.バフェット太郎10種は下落相場に強い
下落に強いという説明は、数字で確かめられました。
コロナショック時の下落は-約15%でした。
S&P500ETFの-約20%、高配当米国株ETFの-約27%より浅く済んでいます。
生活必需品などのディフェンシブ銘柄が、7割を占めているためです。
相場が下がっても、バフェット太郎10種は軽症で済みます。
例えば、2020年に起きたコロナショックの際もそうです。
S&P500ETFや高配当米国株ETFと比較して、株価の下落幅が小さくすんでいます。
▼コロナショック時のパフォーマンス比較
引用:バフェット太郎の秘密のポートフォリオ
赤線:IVV(S&P500ETF)のパフォーマンス
青線:バフェット太郎10種のパフォーマンス
緑線:HDV(高配当株ETF)のパフォーマンス
▼コロナショック時のパフォーマンス比較
・バフェット太郎10種:-約15%
・S&P500ETF:-約20%
・高配当米国株ETF:-約27%
コロナショック時、主要指数や類似ETFと比較してバフェット太郎10種が最も株価下落を小さく抑えています。
内容が類似しているのが、高配当米国株ETFのHDVです。
それでもパフォーマンスには、大きく差がつきました。
その要因に着目すると、バフェット太郎10種の徹底した株価下落リスクへの対策が見えてきます。
HDVのパフォーマンス悪化の主たる要因は、JPモルガンとシェブロンでした。
どちらも、コロナで打撃を受けた原油や金融セクターの銘柄です。
バフェット太郎10種では、これら2銘柄を組み入れていません。
代わりに組み入れているのが、タバコメーカーのアルトリアや、食品を扱うウォルマートなど。
いずれも、不況時や先行き不安時でも企業収益が安定している銘柄です。
バフェット太郎10種は配当金で利益を出す為、株価下落のリスクを極力排除した構成を取っていることがわかりますね。
2.株価の値上がり益は期待できない
ここが、この10種を持つうえで一番きつい場面だと思います。
下がる相場ではなく、上がる相場でこそ我慢が要るという話です。
周りが伸びていくのを、配当を受け取りながら眺めることになります。
というのも、バフェット太郎10種のポートフォリオには、ボラティリティの高い銘柄が組み込まれていないからです。
10種のように安定的な大手企業の株は、小型ベンチャー企業の株ほど値動きが大きくありません。
小型ベンチャー企業の株とは、日本でいうところのグロース株ですね。
そのためバフェット太郎10種の組入れ銘柄は、株価が下がりづらい反面、上がりづらくもあるということです。
よって10種を運用する上で重要なのは、相場が下がっている時ではなく、上がっている時のメンタル面となります。
相場が下がっている場合、周りに比べて損失が少ないから問題ないでしょう。
しかし逆に、相場が上がっている時はどうでしょうか。
バフェット太郎10種は周りの値上がり益に遠く及ばず、もどかしい気持ちになりやすいかもしれません。
もどかしい気持ちをグッと堪え長期投資に徹するのもアリですが…、
自分のメンタルをコントロールするのがコレまた難しい(お恥ずかしながら、私も未だに悩むことがあります)。
なので無理なメンタルコントロールに走るより、バフェット太郎10種とは別に短期投資用の銘柄も同時に運用するのも手です。
最近は、バフェット太郎のような個人投資家も多くなりましたからね。
YouTubeやSNSを通じ、無料で有益な投資情報を発信してくれる方々です。
当サイトで特に話題になっているのが、株で10億を稼いだ『JPモルガン出身の元証券マン』氏です。
同氏の教えを基に“短期投資で資産を4倍に増やした”と読者様からもタレコミを頂いております。
興味のある方は個別に検証を行っているので、検証記事をご覧ください。
▶“株で利益10億”稼いだ男の検証記事はコチラから
この10銘柄は、値上がりを当てにいく構成ではありません。
不況や先行き不安でも収益が安定している会社を並べ、配当を積み上げる設計です。
コロナショックでの下落が-約15%で済んだのは、その設計が効いた結果だと思います。
言い換えると、下がりにくさと引き換えに上がりにくさも買っているということです。
バフェット太郎10種の最新ポートフォリオ
「最新」で検索して来た方が、一番知りたいところだと思います。
先に言っておくと、本人のブログ更新は2021年ごろで止まっています。
ここから先は、残された材料をどう読むかの話になります。
それに伴い、バフェット太郎10種の内容も公開しなくなってしまいました。
よって、最新のポートフォリオを知りたいという方が日に日に増加しています。
そんな中、なんとバフェット太郎10種の最新ポートフォリオがとある場所で公開されているという情報を入手しました。
ご紹介いたします。
それはバフェット太郎のYouTube動画のオープニング映像です。
▼バフェット太郎10種の2022年9月3日版??
この画像によると、ポートフォリオの構成銘柄は以下の内容だと読み取れます。
・ウォルマート
・コカコーラ
・アルトリア
・フィリップモリス
・プロクターアンドギャンブル
・ジョンソンエンドジョンソン
・ブリストルマイヤーズスクイブ
・ベライゾンコミュニケーションズ
・マクドナルド
・エクソンモービル
見たところ、以前公開していた内容と同じですね。
また、保有割合らしきパーセントは全て10%となっています。
どうもこれは残念ながら、ただのイメージモデルのようです。
実際のバフェット太郎10種を説明したものではない、と思われます。
私の予想ですが、恐らくポートフォリオの内容は一切変わっていないのではと思います。
というのも、バフェット太郎10種のパフォーマンスに理由があります。
2022年9月5日現在で、さらに良好なパフォーマンスとなっているからです。
▼2021年5月から2022年9月の株価パフォーマンス
・ウォルマート:約-5%
・コカコーラ:+約10%
・アルトリア:-約10%
・フィリップモリス:約-3%
・プロクターアンドギャンブル:約+1%
・ジョンソンエンドジョンソン:約4%
・ブリストルマイヤーズスクイブ:約+6%
・ベライゾンコミュニケーションズ:約-30%
・マクドナルド:約+8%
・エクソンモービル:約+50%
保有割合はほぼすべて同じなので、単純に合計してみると+31%ほどになっています。
配当の利回りも、大きく下がったものはありません。
さらに平均約3%ほどが追加されているとすると、利回りは+34%ほど。
この実績を考慮すれば、全く同じポートフォリオで保有していても不思議はありません。
この見出しで確かめたかったのは、動画のオープニングが使えるかどうかでした。
答えは、保有割合が全て10%のイメージモデルで、実物ではないというものです。
ただ、その後のパフォーマンスが良好だった点は見逃せません。
構成を変える理由が見当たらない——だから中身はそのまま、と私も読みます。
バフェット太郎10種のパフォーマンス
6年で+84%という数字は、それだけ見れば十分な成績です。
ただ、同じ期間のS&P500ETFは+128.2%でした。
この差をどう受け止めるかで、評価は変わってきます。
比較用に、IVVとHDVのパフォーマンスも見てみます。
▼バフェット太郎10種のパフォーマンス比較
引用:バフェット太郎の秘密のポートフォリオ
赤線:IVV(S&P500ETF)のパフォーマンス
青線:バフェット太郎10種のパフォーマンス
緑線:HDV(高配当株ETF)のパフォーマンス
▼バフェット太郎10種6年間の投資利回り
・バフェット太郎10種:+84%
▼比較用の指標利回り
・S&P500ETF(IVV):+128.2%
・高配当米国株ETF(HDV):+61.9%
バフェット太郎10種の投資利回りは、2015年からの6年間で+84%。
同じ期間で、S&P500ETF(IVV)の利回りは+128.2%。
米国高配当株ETF(HDV)の利回りは61.9%です。
IVVに対して、バフェット太郎10種のパフォーマンスが大きく下回った理由は何か。
それは、ハイテク株をバフェット太郎10種が組み入れていないから。
やはりハイテク株など、米国株の強みである大化けグロース株の恩恵を受けられないのはもったいない気もします。
ただ再度お伝えしますが、バフェット太郎10種の運用目的は明確です。
株価下落リスクを抑えた高配当銘柄で、ポートフォリオを固めること。
そして得た配当益をそのまま再投資に回し、資産拡大を目指すことです。
バフェット太郎10種はとにかく堅実に、長期でコツコツ資産を増やしていくのに特化したポートフォリオです。
ここに、大幅な資産形成を可能にするアメリカンドリーム的銘柄もうまく取り入れる。
それが出来れば、理論上無敵のポートフォリオが完成する期待感はあります。
例えば、今話題となっているエネルギー系銘柄など買ってみるのも面白いのではないかと思います。
米国株にはメリットがたくさんありますので、出来れば余すことなく味わいたいところです。
▼併せて読みたい
・リスクヘッジを重視-高橋ダンのポートフォリオ
・リターンを重視-JPモルガン出身の元証券マンの“株式攻略法”
6年で+84%という数字は、負けた成績ではありません。
それでも、+128.2%のS&P500ETFには届いていません。
理由もはっきりしていて、ハイテク株を組み入れていないからです。
指数に勝つための設計ではないと割り切れるかどうかが、分かれ目だと思います。
バフェット太郎12種の組み入れ銘柄
12種は、10種にSPYDとAGGを足したものです。
守りを厚くする代わりに、さらに利益を得にくくなるという作りでした。
特にAGGへの資金配分が難しく、そこが分かれ道になりそうです。
▼バフェット太郎12種の構成銘柄
・銘柄名(ティッカー)/保有割合/配当利回り(2022年5月時点)
・ウォルマート(WMT) / 9.9% / 1.74%
・コカコーラ(KO) / 9.5% / 2.72%
・アルトリア(MO) / 9.7% / 6.61%
・フィリップモリス(PM) / 10% / 4.67%
・プロクターアンドギャンブル(PG) / 11% / 2.46%
・ジョンソンエンドジョンソン(JNJ) / 10% / 2.5%
・ブリストルマイヤーズスクイブ(BMY) / 9.2% / 2.84%
・ベライゾンコミュニケーションズ(VZ) / 8.8% / 4.98%
・マクドナルド(MCD) / 9.4% / 2.19%
・エクソンモービル(XOM) / 12.5% / 3.61%
・SPYD / 保有割合不明 / 1.53%
・AGG / 保有割合不明 / 3.31%
▼追加された投資対象
・SPYD:S&P500の中で配当利回りが高い80銘柄に分散投資するETF
・AGG:米国政府が発行する債券や信用度の高い社債に分散投資するETF
SPYDとAGGを加えたことで、内容も変化しています。
バフェット太郎12種は、バフェット太郎10種よりもさらに安定感を意識した内容に調整されています。
SPYDによって、投資する高配当銘柄数を9倍以上に増やしています。
これにより、分散投資によるリスクヘッジの効果をより高めています。
さらにAGGで投資する債券は、株価と反比例の値動きをします。
そのため、株式相場全体が下落した場合の損失を軽減する効果があります。
とにかく損をするのが怖い、という方はバフェット太郎12種の方が向いているかもしれません。
ただしデメリットとして、バフェット太郎12種は10種の時よりさらに利益を得にくくなる可能性があります。
それは、リターンがほぼ無いに等しいAGGに資金を割くことになるからです。
AGGは、2003年と2021年の価格を比較しても+2%ほどしか上がっていません。
安定感を優先して、AGGに資金をたくさん割けばリターンが少なくなる。
かといってリターンを求めると、バフェット太郎12種の強みが消えてしまいます。
資金配分が難しいポートフォリオという印象です。
バフェット太郎のポートフォリオの評判は?
評判を集めてみると、きれいに二つに割れていました。
下落に強いという称賛と、面倒だ、ETFで良いという指摘です。
どちらも同じ結果を見たうえでの意見でした。
▼バフェット太郎のポートフォリオの評判
引用元:Twitter
また、「何かが下がっても何かが上がって、資産全体は増えている」という評判も出ています。
バフェット太郎のポートフォリオが、いかに下落リスクに強いかが伺えます。
▼バフェット太郎のポートフォリオの評判
引用元:Twitter
バフェット太郎のブログを参考にするだけで、一般人でも下落に強いポートフォリオが再現出来てしまう。
これは流石バフェット太郎と言わざるを得ません。
一方で、面倒だ、ETFで良いとの意見も出ています。
▼バフェット太郎のポートフォリオの批判
引用元:Twitter
バフェット太郎のポートフォリオは、定期的に買い増ししながらリバランス。
時には構成を組み替えして、手間をかける必要があります。
そこまでしても、S&P500ETFを積み立てただけの方が儲かるわけです。
手間とリターンが見合わないという意見が出るのも理解できます。
リターンを取るか、下落時の損失リスク軽減を取るか、どちらがいいかは人によるところでしょう。
賛否のどちらも、言っていることは正しいと思いました。
下落に強いのも本当で、手間がかかるのも本当だからです。
毎月の買い増しとリバランスを続けて、それでも指数には届かない。
その手間を払う価値があるかは人によって変わる——ここが正直なところです。
手間をかけた分だけ増えるとは限らない——ここまでの答えは、そこに落ち着きました。
毎月の買い増しとリバランスは、続けられる人にしか回せません。
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バフェット太郎のポートフォリオの銘柄を入れ替える場合は?
入れ替えの判断は、感覚ではなく数字で決まっていました。
外す基準も組み込む基準も、数値で線が引かれています。
公表が止まった今、この線引きを自分で引き継げるかが分かれ目です。
銘柄入れ替えの可能性があるのは、以下の項目を満たした時だそうです。
▼ポートフォリオから外す基準
・営業キャッシュフローが3期連続で低下
・事業の競争優位性が崩壊したと判断出来る時
そして、新たに組み入れる銘柄の選定基準は以下の項目を満たす銘柄。
▼ポートフォリオに組み込む基準
・営業キャッシュフローマージン20%以上
・ROE20%以上
・配当利回り3%以上
バフェット太郎は、ポートフォリオの内容やパフォーマンスをほぼ公表しなくなっています。
今後はバフェット太郎10種を自分の判断で管理していく必要があります。
基本的なルールを知ることで、ポートフォリオの状態を適切に保ちましょう。
ということで、その他ポートフォリオの管理方法をまとめてお伝えいたします。
バフェット太郎のポートフォリオの取り扱い
ルール自体は、拍子抜けするほど単純でした。
毎月最後の金曜日に、比率が一番低い銘柄を買い増す。
難しいのは中身ではなく、これを何年も続けられるかどうかです。
・銘柄数は8~16(目安は10銘柄)
・毎月最後の金曜日に組み入れ比率最低銘柄を5000ドル分買い増し
基本的に抑えておくべきルールは、これら二つくらいです。
バフェット太郎のポートフォリオの目標は、リスクを取らずに年平均5%~7%増やすこと。
そのため、構成銘柄は連続増配高配当銘柄ばかり。
株価が暴落しても、増配が継続すると信頼出来る銘柄に絞る。
それを愚直に積み立てるのが、バフェット太郎のポートフォリオの考え方です。
そこにプラスして、分散投資による損失リスクのカバーも行います。
いくら増配を続けていても、株価自体が大きく下がってしまってはトータルマイナスになりかねません。
そこで、一般消費財や生活必需品を中心に、複数のセクターに分けた銘柄に分散。
これにより、値下がりによる評価額の減少を抑えているのです。
また、バフェット太郎のポートフォリオは毎月銘柄を買い増していくので、時間の分散投資にもなります。
買うタイミングを分けることは、ドルコスト平均法と呼ばれるリスクヘッジの手法です。
こうして株価の値下がり損を、銘柄の分散と時間の分散で抑える。
そして、増配高配当銘柄の配当でコツコツ利益を積み上げる。
これが、バフェット太郎のポートフォリオの考え方なのです。
バフェット太郎は何故米国株を選んだのか
日本株ではだめなのか、という疑問は私も持っていました。
調べてみると、答えは連続増配の年数に出ています。
25年以上の増配は、日本では花王の1社だけでした。
ただし、肝心の疑問がまだ解決されていません。
それは”日本株はダメなのか?”と言う点。
結論からお話しすると、日本株でも条件を満たせば問題無いと思います。
ただ、バフェット太郎は理由があって米国株ばかりにしています。
ではその理由とは。
米国株ばかりである理由について触れていきます。
バフェット太郎が真っ先に挙げている理由が、日本株と米国株の増配継続年数の違いです。
日本では、増配を25年以上続けている企業が花王の1社だけ。
一方で米国株では、50年以上続けている企業が何社もあります。
日本株と米国株では連続増配株という視点での安心感が全く違うのです。
バフェット太郎は、当初日本のバフェット銘柄を探していました。
バフェット銘柄とは、大雑把に言うと安定した企業のこと。
長期投資に向いた安定企業を、日本株の中から探していたということです。
しかし探していくうちに、米国株との間に歴然たる差を感じ、米国株投資の道に進んだと語っています。
バフェット太郎が差を感じた点として、例に挙げていたのは利益率。
利益率は、バフェット銘柄の条件として真っ先に挙げられるほど重要な要素です。
その利益率において、日本株と米国株の間には大きな差があったのです。
例えば、W.バフェットが投資している代表的な銘柄のコカ・コーラは営業利益率が30%。
これを、日本の大手飲料メーカーと比べてみましょう。
アサヒグループが10%、サントリーが11%などなど。
日本株は大きく負けています。
これは、米国株の方が市場競争力が高いことを意味します。
つまり米国株の方がバフェット銘柄として魅力的であると捉えられるのです。
日本株の中にも、優れた企業はあると思います。
しかしバフェット太郎曰く、経営指標が貧弱。
株主軽視の姿勢に失望することが多いそうです。
これらの理由から、今は米国株に投資するようになったようです。
実際、両国の代表的な指数である日経平均株価とS&P500を比較しても、企業価値の差を確かめることが出来ます。
▼5年間の指数を比較したチャート
近年は、国内でも短期長期に限らず米国株に投資する方が増えましたよね。
良い銘柄に投資しようと思うと、米国株に行きつくのは自然なことなのかもしれません。
バフェット太郎がおすすめする米国株以外の金融商品
バフェット太郎は、米国株以外にも魅力的だと思った投資対象をYouTubeで紹介してくれます。
例えば、2022年の5月に出した動画ではコモディティ投資を魅力的だと発言していました。
コモディティ投資とは、天然資源や農作物などの実物資産に投資すること。
インフレで資産が目減りするリスクを避けられる特徴を持ちます。
動画を出した当時は、インフレ懸念が高まっている時期でした。
コモディティ投資は、有効な投資先になりえます。
また、しばらくすると今度は景気サイクルを解説。
近い将来コモディティがピークとなり、ディフェンシブ銘柄の時代が来ると述べています。
バフェット太郎は、リアルタイムに幅広い投資対象を提案してくれるのですね。
バフェット太郎の発信情報は時に批判も
おすすめだけでなく、投資すべきでない商品にも触れています。
レバナス批判では、レバレッジETFが長期投資に向かない理由まで解説していました。
ただ駄目だと言って終わらせないところは、素直に信用できます。
バフェット太郎が思う、投資すべきでない商品についても発信してくれます。
最近では、レバナスに対して痛烈な批判を繰り広げていますね。
▼バフェット太郎によるレバナス批判
もちろん、ただ駄目だと主張するのではありません。
レバレッジETF自体が長期投資に不向きであることを解説してくれています。
▼レバレッジETFが長期投資に向かない理由
とある国内の大手シンクタンクも、同様の見解です。
レバレッジETFは、下手な売買を繰り返すのが宿命。
短期志向の強い投資家向きの商品である、と述べています。
こうしたバフェット太郎の情報も、ポートフォリオ管理に一役買うかもしれません。
バフェット太郎の本の内容とは
バフェット太郎の著書『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』も発売中です。
投資における考え方や、ポートフォリオの詳しい銘柄などが解説されています。
内容は、米国株の情報を仕入れるのに便利なサイト、米国株が最強な理由、金が金を生むシステム、投資技法など。
米国株投資について、網羅的に学べる内容となっています。
amazonでのレビュー評価は5点満点中の4.1点。
特に株初心者向けの教科書として高い評価を得ています。
▼『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』の評判
これから投資を始めてみようという人は、読んでみる価値が有るのではないでしょうか。
▼おすすめ米国株を紹介
・米国株のスクリーニングにお勧めの条件、サイト
バフェット太郎のポートフォリオまとめ
ここまでを一度、表にまとめておきます。
読み返すと、強みと弱みが同じ理由から出ているのが分かります。
値動きの小さい銘柄で固めたから、下がりにくく、上がりにくい。
バフェット太郎10種は、下落相場に強い安定志向の高配当ポートフォリオ。ただし、株価の値上がり益は期待できません。
▼バフェット太郎のポートフォリオまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 構成銘柄 | 米国の高配当・連続増配10銘柄(ウォルマート、コカ・コーラなど) |
| 強み | 下落相場に強い(コロナショック時の下落は-約15%で最小) |
| 弱み | 株価の値上がり益が期待できない(6年間+84%はS&P500に劣る) |
| 12種との違い | SPYDとAGGを追加。さらに安定重視だが、利益は得にくくなる |
| 現在の公開状況 | 2021年ごろからほぼ非公開。今後は自分の判断での管理が必要 |
| 運用の目標 | リスクを取らずに年平均5%~7%増やす |
調べ終えて残ったのは、良い悪いではなく向き不向きでした。
資産を減らしたくない人には、これ以上ないくらい素直な設計です。
一方で、増やす速さを求める人にはずっともどかしいはずです。
そのうえで気にかかるのは、本人の公表が止まっているという一点でした。
今後は自分の判断で管理していく必要がある。記事の結論は、そこに行き着きました。
真似をするだけでは、入れ替えの判断まではついてきません。
コロンブスの卵の公式LINEでは、私が実際に使っている投資の手法を、細かいところまで完全無料で公開しています。
Amazonギフト券1万円分を、毎月100名様にプレゼントしてます。





この人は株クラってよりかはアフィリエイターのイメージが強いな自分は
ツイッターだけでバフェット太郎が40人以上いるらしいww
レバナス民煽りが凄かった頃が懐かしいの
やっぱりバフェット太郎銘柄かなって感じる事は度々ありますね。バフェット太郎銘柄を買っていて良かったという場面が結構ありました。まあ手堅いだけといわれたらそれまでですが…
やっぱりバフェット太郎は信頼できるぜ!!
あれだけ米国株米国株って言ってたバフェット太郎さんがベトナムとかの新興国株を推すんだから、伸び代凄いんじゃないかと期待して購入しました。自分なりにも調べたので後悔はありません。
インフレ沈静化からの株は上、ってことは強気目線なんですよね。以前から強気目線ではいますが、今年の米国株にリセッションは避けられないのではないかと見ます。
バフェット太郎氏が来年の相場は爆上げ!って早速動画で言っていたけど、どうなんだろうな。利上げサイクルが終わったからといってはいじゃあここから強気相場ですとはならなくない?
バフェット太郎銘柄、エクソンモービルを買って良かったと思ってるんですよ。あの高配当。石油系はもうオワコンだと騒がれて居ましたけど、その中でもちゃんとしているものはあるんですよね。
バフェット太郎さんは新興国株だけでなく、金鉱株にも注目してほしいと言っていますよ。でも急落する事も多いですし、なかなか手を出せませんよ。塩漬け覚悟ならありかな?