19歳からウォール街で働き、26歳にしてファンドを設立した著名な投資家、高橋ダン。
日本向けにYouTube上で相場や投資の解説動画を出しており、内容は多くの視聴者からわかりやすい、ためになると高評価を得ています。
そんな名実ともに優れた高橋ダン氏が提案する、お金を増やすためのポートフォリオとは一体どのような内容なのか?
高橋ダンの知識、技術が詰め込まれたポートフォリオの内容を紐解きます。
目次
高橋ダンが提案する長期投資のポートフォリオとは
高橋ダン氏が提案する最適なポートフォリオは「短期資金に資産の10~30%」「長期投資に資産の70~90%」の配分が前提となります。それを踏まえて短期と長期のポートフォリオをそれぞれ見ていきます。
▼長期投資用ポートフォリオ
長期投資用ポートフォリオでは3つの資産に分散投資し、利益とリスク低減を目指します。
▼投資先の概要
・株、社債、不動産:景気上昇時の利益を狙うための投資先
・国債、現金:景気低迷時に備える安全資産としての投資先
・コモディティ:上記二つと連動しないリスクヘッジの投資先
さらに具体的に見ていきましょう。高橋ダン氏はこれらの分散投資をETFへの投資によって行うことをお勧めしています。
高橋ダン氏がお勧めする株式投資としてのETFは以下のもの。
▼長期投資の株用ETF
・SPY:S&P500の価格と利回りに連動することを目指す
・VEA:北米を除いた先進国株式の大型、中型、小型株をカバーするETF
・VWO:ブラジル、インド、中国など新興国の大型、中型、小型株をカバーするETF
・SXRT:ユーロ通貨圏の50銘柄の株価指数に連動する投資成果を目指す。
・1306:TOPIXに連動することをめざしたETF
・FXI:FTSE中国50インデックスと同等の投資成果を目指す
・2800:香港ハンセン指数に連動する投資成果を目指す
・INDA:インド株市場で取引される証券の実績と同等水準の成果を目指す
・VNM:マーケット・べクトル・ベトナム・インデックスの価格と利回りに連動するパフォーマンスを目指す
・EPHE:フィリピン・インベスタブル・マーケット・インデックスの価格と利回りに連動するパフォーマンスを目指す
・EIDO:インドネシアの株式全般で構成される指数と同等の投資成果を目指す
以上となります。まさに世界中の銘柄に分散投資するために構成された内容です。
次に社債としてのおすすめETFとして紹介されているのがコチラ。
▼長期投資の社債用ETF
・SRLN:信用力が低い企業に対し行われるローンの証券100銘柄で構成されるETF
・HYG:米ドルハイイールド社債で構成される指数に連動する投資成果を目指す
この2つのETFはジャンク債と呼ばれるハイリスクハイリターンな社債で構成されていると考えていいでしょう。
▼長期投資の不動産用ETF
・VNQI:米国を除く先進国及び新興国の不動産会社を含む不動産指数に連動する成果を目指す
・VNQ:米国REIT市場の85%をカバーするMSCIリートインデックスに連動する成果を目指す
▼国債、現金のETF
・TLT:残存期間が20年を超える米国債で構成される指数に連動する投資成果を目指す
▼金、銀、プラチナ、貴金属のETF
・GLD:金地金の価格動向を反映させる
・SLV:銀の価格動向を反映させる
・PPLT:プラチナ地金の値動きを反映させる
・DBB:アルミニウムの価格の値動きを反映させる
▼コモディティとして農作物のETF
・DBA:農作物全般の価格で構成させる指数に連動する成果を目指します。
▼コモディティとしてのエネルギー資源のETF
・DBE:天然ガスなどの活況なエネルギー商品に連動する投資成果を目指す
▼コモディティとしての仮想通貨
・ビットコイン:代表的な仮想通貨
・好きな仮想通貨ならなんでも
以上が高橋ダン氏による長期投資用ポートフォリオの構成比率とその内容になります。
為替リスクに対しては株や社債のETFを円建て、ドル建てで購入することでカバーも出来ます。
運用する際は3ヶ月から1年に一回リバランスすること、購入の回数を複数回に分ける時間の分散も行いうこと、以上の2つも指摘しています。
また同氏は、長期投資と短期投資用で口座を分けて運用することも推奨しています。
ですが高橋ダン氏のポートフォリオは、あくまで長期投資向けのもの。
短期急騰株に関する情報が欲しい方は、別のサービス等を参考にした方が宜しいかもしれません。
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中でも元JPモルガン出身の投資アドバイザーの公式LINEは評判も上々。
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高橋ダン氏のポートフォリオの評判、評価
高橋ダン氏のポートフォリオの評判を見てみます。世間からは肯定的な評判もそうではない意見も出ています。
▼高橋ダン氏のポートフォリオへの肯定的な評判「参考になる」
高橋ダン氏のポートフォリオを参考にして自分のポートフォリオを作っている方が多数見受けられます。
特にコモディティのETFを組み込む考え方に感銘を受けた方が多いようで、参考になると感じているようです。
▼高橋ダン氏のポートフォリオの評判
▼高橋ダン氏のポートフォリオの評判
一方で高橋ダン氏のポートフォリオへの肯定的でない方もいます。どうやら構成内容に納得がいかない様子です。
▼高橋ダン氏のポートフォリオへの否定的な評判「○○を組み込むな」
また高橋ダン氏の長期ポートフォリオのリバランス方針にも納得がいかない様子。
▼高橋ダン氏のポートフォリオの評判
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▼高橋ダン氏のポートフォリオの評判
高橋ダン氏の能力不足が原因でポートフォリオがおかしな内容になっていると感じている方がいるようですね。
高橋ダン氏の実力については賛否両論あることを知っています。
ではここで改めて高橋ダン氏の実力の程を評判を元に振り返ってみましょう。
高橋ダンの評判
高橋ダンの実力についても肯定的、否定的な意見が出ていますので確認していきます。
▼高橋ダン氏の実力に対する肯定的な評判
高橋ダン氏の動画を見て相場を読む力がついたとのこと。
これは高橋ダン氏が動画で行っている日経平均の動きと要因解説が優れているからだ、と読み取ることが出来ますね。
つまりこの方は高橋ダン氏の分析力を評価しているということです。
では実力に否定的な方の意見を見てみましょう。
▼高橋ダン氏の実力に否定的な評判
高橋ダン氏が本来裁定取引トレーダーで相場分析の実力が無いから予想が当たらないのだと指摘しています。
裁定取引で知っておくべきは、一般的な株式投資のように分析してどうこうする類のものではないということ。
ウォール街時代に専門的な分析を学んでも生かしてもいないのだとすれば、実力が無いという意見もあながち間違いではないのかもしれません。
つまりポートフォリオがおかしな内容であるという意見にも耳を傾ける価値があるかもしれないという話になってきます。
さらには高橋ダン氏の経歴に関するとある疑惑も…。
▼高橋ダン氏の経歴詐称疑惑
高橋ダン氏の実力の根拠の一つであった立派な経歴そのものが詐称であるという話まで飛び出してきました。
ということで高橋ダン氏とはどういう人物なのか、経歴などについて改めて情報を調査してみます。
高橋ダン氏の経歴
高橋ダン氏がどういった人物なのか、改めて経歴を振り返ってみます。
▼高橋ダン氏の経歴
・1985年~東京にて生誕
・1995年~アメリカへ移住
・1997年~投資を始める
・2004年~JPモルガンとクレディ・スイスにてインターンとして働き始める
・2006年~コーネル大学を卒業
・2006年~モルガン・スタンレーに就職
・2011年~ヘッジファンドを設立
・2015年~自身の会社の株を売却
・不明~シンガポールに移住
・2019年~東京に帰国
・2020年~YouTube活動開始
加えてwikipediaによると、リーマンショックを機に投資銀行を退職し、裁定取引を行うトレーダーとしてヘッジファンドに転職したとも書かれています。
リーマンショックは2008年のことですから、正式に就職して2年後にはもうモルガン・スタンレーを退職し裁定取引トレーダーになっていたということになります。
そうであれば高橋ダン氏は金融機関にて売買を十分に学ぶことも無いまま裁定取引の世界に移ったと考えられます。
こうなってくると分析できない説が真実味を帯びてきますね。
では次に高橋ダン氏の経歴詐称疑惑についても触れていきます。
高橋ダンの経歴詐称疑惑について
高橋ダン氏の経歴詐称について詳しい情報は何も出てきませんでした。
しかしコーネル大学主席卒業の件については多くの方が勘違いしているだろうなという情報が見つかりました。
高橋ダン氏はコーネル大学を成績首位で卒業したのではなく、成績上位10%の生徒として卒業したのです。
これは高橋ダン氏が雑誌『The Top 100 People in Finance』に掲載された際、プロフィールにて「Magna Cum Laude Honors」と記載されていたことからわかります。
▼『The Top 100 People in Finance』
「Magna Cum Laude Honors」とは主にアメリカの大学において使われる成績上位10%の生徒に使われる呼称です。
成績1位と上位10%では全く別もの。
詐称しているわけではないのですが、多くの方が勘違いして捉えているのではないかと思います。
ただ上位10%だったからと言って、実力が無い根拠になるかと言われれば、そういうわけではないと私は感じます。
高橋ダン氏のポートフォリオ総括
高橋ダン氏がお勧めしているポートフォリオの内容は以下となります。
▼高橋ダン氏のポートフォリオの資産配分
・資産は短期に10~30%、長期に70~90%
・長期の中では株、社債、不動産に40~60%、国債、現金に10~30%、コモディティに20~40%で配分
▼長期ポートフォリオでおすすめのETF
・株用ETF
SPY、VEA、VWO、SXRT、1306、FXI、2800、INDA、VNM、EPHE、EIDO
・社債用ETF
SRLN、HYG
・長期投資の不動産用ETF
VNQI、VNQ
・国債のETF
TLT
・金、銀、プラチナ、貴金属のETF
GLD、SLV、PPLT、DBB
・コモディティとして農作物全般のETF
DBA
・コモディティとしてエネルギー資源のETF
DBE
・コモディティとしての仮想通貨~
・なんでも
高橋ダン氏のポートフォリオは、あくまで長期投資向けのもの。
短期急騰株に関する情報が欲しい方は、別のサービス等を参考にした方が宜しいかもしれません。
最近では高騰期待の個別株の探し方が学べる投資サービスが人気を博しています。
中でも元JPモルガン出身の投資アドバイザーの公式LINEは評判も上々。
同氏の教えを基に「資産を4倍に増やした」と当サイト読者様からもタレコミも頂いております。
個別に検証を行っておりますから、興味のある方は検証記事をご参照ください。
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最近のYouTubeは分散投資、インデックス投資、米国株投資を勧めているだけで評価される節があるからな。高橋ダンが本当にすごい人なのかどうかは良く考えないといけない。
経歴は凄いけど株の専門家ってわけではないからね。投資全般に共通することは話せても株に特化した内容はいまいちだったりする印象。
初心者の頃はダンさんの動画の内容が全然わからなかったのですが、最近は理解できるようになってきて成長を感じますし、ダンさんの言っていることを吸収できるのが嬉しいです!
動画はかなりためになるだろう。twitterは見てないのでしらない。動画は見始めてから利益が出るようになったし、感謝してる。高橋ダンを批判する人で高橋ダンより分析力と知識がある人はいったい何人いるのやら。外れた時に湧いてきて批判するのは簡単だわな。
高橋ダンが売ると言ったらチャートは上がるし買うと言ったら下がるんだよなあ。これが世間の投資家と高橋ダンのズレ。
高橋ダンから仮想通貨に入るルートは終わりとか言われてるわ
リップルのわけわからんデマカセを信じてそれを吹聴してる。自分で調べることも出来んのか?この男は。信者は頭を使わない投資素人ばかりだからこんなでも信者がついてくるのが凄いね。
高橋ダンってこれだけ長く稼働してても、「やっぱりすごいなあ」と思う場面が全然ないのが凄い。
ダンのポートフォリオは内容多すぎて俺には無理だ。
リスク抑えたポートフォリオって金がかかるんだと実感したわ。
これなら俺は低位株やテーマ株の一点集中買いの方がいいかなと思ったり。
ポストプライムに対しての私の見解。まず普通に実力があって知名度もある後藤達也さんのような人はTwitterやYoutubeで覇権取れるから他のマイナープラットフォームに移る理由が無い。ポストプライムに移るのは後藤さんのような人に立場を奪われた人達なんだ。つまりはじき出されたボトム層がポストプライムに流れ着く。全体的な発信者の質の低さ、それによってくる質の低い一般ユーザー。そんなユーザーを求めてやってくるであろう投資詐欺業者。これで地獄絵図の完成です。