株式投資は情報戦です。勝ちにつながる情報をより多く収集出来たものが勝者となります。
情報を持っていれば上がる銘柄をベストなタイミングで買い、ベストなタイミングで売り抜けることが可能になるからです。
例えばテクニカル的に絶好の買いサインが出た銘柄、決算が良好だった銘柄など値上がり確率が高い銘柄を発見できれば、必然的に勝率は上がり株で勝てる可能性が高まると考えればわかりやすいかもしれません。
ただなんとなくニュースを見て、なんとなく有名インフルエンサーのツイートを見ているだけでは株で勝つことは出来ないのです。
そこで本記事は値上がり確率が高い銘柄を紹介してくれる情報サイトなど、株で勝つことに直結する情報を公開しているお役立ちサイトをまとめてみました。
目次
値上がり期待の銘柄を探せる情報サイトを紹介
株が値上がりするきっかけは、イベントやニュース、チャートの形や増収増配など様々な理由があります。
またその上昇理由によって短期急騰を狙えるのか、中長期的な上昇を狙えるのか、大化けを狙えるのかなども変わってきます。
そういった値上がり傾向毎に、株価上昇の可能性が高い銘柄を紹介している情報サイトを紹介していきます。
1.短期での値上がり期待銘柄を紹介している情報サイト
ここではテクニカル的に値上がりが期待出来る銘柄を紹介しているサイトを3つご紹介します。
テクニカル分析は直近の値動きを予測するのに有効とされており、近日中に値上がりする銘柄を探したいときに便利なサイトとなります。
1-1.株マップ 厳選ランキング:業績もチャートもピカピカの好調株
投資家から買いが集まっている銘柄、つまり値上がりが期待出来る銘柄を紹介しているサイトです。
具体的には価格が25日、75日、200日移動平均線より上にある銘柄で、業績良好な銘柄のランキングを紹介しています。
価格が移動平均線より上にあるというのは投資家から買われている、買いの勢いが強い状態とみることが出来ます。
1-2. 投資の森 押し目アラートランキング
安く買える値上がり期待の銘柄を紹介しているサイトです。
上げ相場の中で一時的に株価が下がったタイミングのことを押し目といいます。
この押し目が発生しており、また押し目後に株価上昇する可能性が高い銘柄のランキングを紹介しています。
1-3. 株価アルゴリズム
様々なテクニカルの買いサインが発生している銘柄を紹介しているサイトです。
ゴールデンクロスや上値抵抗線突破など、買いタイミングとされるチャート形状が発生している銘柄の一覧を確認できます。
またそれぞれのサインが出た翌日の値上がり確率も確認することができます。
複数のサインが発生している銘柄であれば高確率で上昇が期待出来るのではないでしょうか。
1-4. AlphaAI
▶公式HP
AIがテクニカルを含む様々な視点から銘柄を分析して、値上がり期待と判断した銘柄を紹介しているサイトです。
特に短期急騰する銘柄を選びだしている実績が多く、その紹介タイミングも急騰直前なことが多いとして注目を集めています。
圧倒的な計算速度を持つAIだからこそ、人間にはまねできない精度のテクニカル分析が可能なのかもしれません。
2.中長期の値上がり期待銘柄を紹介している情報サイト
この項目ではファンダメンタルズ的に値上がりが期待出来る銘柄が紹介されているサイトを挙げていきます。
ファンダメンタルズとは主に業績のことを指し、業績良好な銘柄は中長期の値上がりが期待できます。
2-1. 出世株を探せ!新興株ウィークリー
SBI証券 投資情報部長の鈴木氏が執筆しており、これからの値上がりが期待出来るグロース銘柄や新興株、中小企業について紹介しています。
2-2. Zai online 速報 配当【増配・減配】最新ニュース
今、株価が最も動く要因の1つと言われている増配の最新ニュースばかりを集めています。
業績良好で堅実な経営基盤がある企業は増配していく傾向があり、そうした銘柄は株価が順調に上がっていく可能性があります。
ただし株価を上げるために企業が無理をして増配していることもありますので、増配しているからと言って買うべき銘柄とは言えません。
2-3. 株探【連続最高益】銘柄リスト
会社側が今期に「経常利益が連続で過去最高益を更新する」見通しを示している銘柄に注目したリストです。
経常利益が連続で最高益を更新しているということは新しい事業が成功しているなど今後の中長期的な成長を期待できる可能性があります。
3.割安になっている銘柄から値上がり期待銘柄を探す
PERやPBR、移動線からの乖離率など、現在の株価が適正株価と比較して高いか安いかを判断する基準があります。
適正価格より安くなっている割安銘柄は今後値上がりする可能性があるとして注目されます。
この項目ではそういった割安銘柄を紹介しているサイトを3つご紹介します。
3-1. 株マップ 業績良好な割安株銘柄一覧
PBR、PER等から割安であり、かつ業績が好調とされる銘柄の一覧です。
3-2.Yahoo!ファイナンス 高乖離率(25日、マイナス)
25日移動平均線からの乖離率が高いもののランキングです。
一般的に株価が25日移動平均線から15~20%以上離れると価格が移動平均線に近づこうとすると言われており、このタイミングを狙った取引ができます。
3-3. 株マップ 企業価値で超割安
クォンツ・リサーチ社独自のファクター分析によるスクリーニング結果で「企業価値が超割安」とされるランキングです。
現在の相場状況や今後の展望について知ることができる株情報サイト
現在の相場状況と今後の展望を把握するのに役立つサイトを3つご紹介します。
今の相場と今後の展望を知ることで、今株を買わないほうがいいかもしれない、今こそ株を買うタイミングだという大まかな判断をすることが出来ます。
また金や債券など様々な投資商品に分散投資している場合、どの商品の投資比率を上げ下げするかの判断材料にもなります。
1.後藤達也・経済チャンネル
元日経新聞記者である後藤氏によるYouTubeチャンネルです。
相場が大きく動く国内外のイベントの結果や、それらの意味することを解説してくれるので、相場理解や今後の大まかな方向性の把握ができます。
分かりやすく要点がまとめられた見やすいグラフと情報の速さで人気です。
>>後藤達也氏が発信している情報を一部紹介
2.バフェット太郎の投資チャンネル
米国市場が中心ですが、経済イベント解説の他にも、中国市場やインフレ、景気後退など今相場で起こっている内容から数か月先の相場展望、取るべき投資行動を解説しています。
米国株高配当投資の有名人なので、国際的な長期投資の視点で役に立つ情報が多いですね。
>>真似するだけで堅実な資産形成 バフェット太郎のポートフォリオを紹介
3.ZAIオンライン 今週のマーケット解説&来週のマーケット解説
投資情報サービス会社 ラカンリチェルカ村瀬氏の執筆で、今週のマーケットや今週目立った個別銘柄の振り返りと、翌週の日経平均予想レンジ、主要イベント予定、翌週の注目銘柄などについて解説されています。
個別銘柄について情報交換ができる株情報サイト
個別銘柄の現状や今後について、他の投資家がどう考え、どう判断しているのかがわかるサイトをご紹介します。
1.5ちゃんねる 株個別銘柄(仮)
雑談も多く、嘘か本当かわからない情報もたくさんありますが、たまに有益な情報などもあり読んでいるだけでその銘柄への興味が掻き立てられます。
2.Yahoo!ファイナンス掲示板
雑談も多く、嘘か本当かわからない情報もたくさんありますが、たまに有益な情報などもあり読んでいるだけでその銘柄への興味が掻き立てられます。
3.Trading View トレードアイデア(株式)
Trading Viewはチャートで有名なサイトですが、個別銘柄について他のユーザーと意見をやり取りすることもできます。
4.みんかぶ 個別銘柄「株価予想」
みんかぶの各個別銘柄のページに「株価予想」のタブがあります。
そこには他のユーザーや証券アナリストの予想株価やAIによる理論株価、ニュースやブログなど他の人がその銘柄についてどのような見解を持っているかがわかるコンテンツがあります。
株式投資の初心者~ベテランまで御用達の株情報サイト
ここまでの記事では個別株の情報が収集できる情報サイトに焦点を当てて紹介してきましたが、これら以外にも株式投資で勝つには様々な情報が必要となります。
ではどんな情報が必要となるのか?それは何のために必要となるのか?
これらに見当をつけるため、アナリストや有名個人投資家の銘柄選びから売買判断までの分析を知ることができる情報サイトをご紹介致します。
大物個人投資家やプロ投資家のような人たちがどのような情報を何のためにどこから集め、それを元にどんな判断をしているのか参考にしていただけたらと思います。
1.一連の投資手法を学べるサイト
1‐1.日興フロッギー日興フロッギー編集部がどんな株に何故目を付けたのか、有名投資家の投資術とは、など株式投資の手順を学ぶことができる記事が多数連載されています。
SMBC日興証券株式会社が運営しているメディアなので、掲載されている情報の信頼性は確かです。
1‐2.トウシル
こちらは楽天証券が運営しているメディア。
初心者向けに株の基礎から詳しく解説してくれるコンテンツが多く、また有名投資家がどんな投資をしているのかを解説する記事なども掲載。
初心者が株の基礎を学ぶのにうってつけのメディアです。
では世の中の投資家達がどんな情報を収集しているのか知ることが出来たなら、今度は実際に自分でその情報を集められるサイトを訪れてみましょう。
以下初心者からベテラン投資家達まで幅広い層に愛用するされている、知っておくべき超便利情報サイトを15サイト紹介していきます。
2.初心者にお勧め押さえておくべき便利サイト
2-1.みんかぶみんかぶは、日本最大級の資産形成・資産運用に関わる全ての人に向けた情報メディアで、最新のマーケットニュースや金融商品の情報、資産形成に役立つコラム、個人投資家同士が意見交換できるソーシャル機能が充実しています。
銘柄のスクリーニング機能では、業績検索の項目でも難しい言葉を使わないという特徴があり「絶好調な企業」や「無借金で頑張る新興企業」など、投資初心者でも機能を使いこなせる工夫がされています。
2-2.ヤフーファイナンス
Yahoo!ファイナンスは、Yahooの中の投資やマネーに関する総合情報サイトです。
株価やIPO、株主優待、各種ランキングなど日本株情報のほか、外国為替や金利、投資信託、米国株、ニュース、企業情報などを掲載しています。
また、銘柄ごとに掲示板があり、それぞれ活発な意見交換が行われているのが特徴です。
さらに複数の投資情報サイトから配信されるニュースが一同に掲載されているため、ここを見るだけで各社のニュースを把握できます。
2-3.モーニングスター
モーニングスターは、投資信託やETFの格付け評価を中心に、アナリスト等による世界規模の金融・経済情報の提供を機関投資家および個人投資家向け配信しているサイトです。
マーケット情報には、日本国内、先進国だけでなく新興国ニュースや投資信託に特化したニュースもあります。
2-4.日本経済新聞
日本経済新聞は、全国紙唯一の経済専門誌で、株価欄をはじめ経済や企業、国際、政治、マーケット、情報・通信、社会などの各分野、特に産業関連記事が多いのが特徴です。
オンラインで見られるのは、日本経済新聞の電子版で、トップページで報じたニュースを中心に注目記事を24時間発信しています。
全ての記事を読むためには、有料会員に登録する必要があります。
2-5.四季報オンライン
会社四季報オンラインは、『会社四季報』がWebで進化したサービスで、経済ニュースや銘柄研究、スクリーニング機能などがあります。
コンテンツの多くは有料会員限定となっており、無料会員は記事のさわりや銘柄の基本情報のみと閲覧する情報が限定されています。
よって、それ単体で投資に活用するというのは厳しそうです。
2-6.FISCO
FISCOは株式投資・企業分析・おすすめ銘柄のポータルサイトです。
全上場企業の開示情報やマーケット速報、スクリーニング機能を無料で提供しており、企業情報には業績、株価、チャート、大株主、財務情報なども掲載しています。
またFISCOはブルームバーグやトムソン・ロイターに代表される金融情報端末や、ヤフーなどのポータルサイトに情報提供を行うなど、信頼性の高い情報源でもあります。
2-7.トレーダーズウェブ
トレーダーズ・ウェブは株式投資の情報サイトで、日経平均の見通しや株価予想を中心に、IPO、注目銘柄、決算発表、レーティング、米国株の情報なども提供しています。
また無料で使える銘柄スクリーニングが人気で、高配当や割安、大型優良、高成長など定番の検索条件を簡単に設定できる機能もあります。
2-8.株マップ
株マップとは、国内上場株式を主な対象にして、高度な金融工学を用いて投資分析等を行い、投資家をサポートする情報サイトです。
ここで使われている「高度な金融工学を用いた投資分析」とは、クォンツ・リサーチが開発した多種多様な投資情報ツールで、その独自性のある高度な分析は、投資家から高い評価を得ています。
2-9.ブルームバーグ
ブルームバーグは、世界の最新金融ニュース、マーケット情報、市場の分析や、マーケットデータ、金融情報発信しているサイトです。
株式、投資信託から、世界各国の株価指数、金利/債券、商品先物など最新のマーケットニュースを掲載しています。
日本市場の個別銘柄に関する情報というより、世界経済の把握に役立つサイトです。
2-10.株予報Pro
株予報Proとは、ファンダメンタルズ分析を強力にサポートするための情報サイトです。
企業の業績見通しやアナリスト予想コンセンサスなど、業績関連情報を様々な切り口で分析しており、投資上級者の分析ニーズにも応えられるようなコンテンツを提供しています。
2-11.株探
株探とは、投資家の銘柄探しと探究、投資判断を支えるため、速報性、質、量のすべてを備えた情報を提供することを追求している、株式情報メディアです。
株価情報、上場企業の業績情報のほか、注目されているテーマで分類されたテーマ別銘柄データベースや、企業の発表から数秒後に配信される決算速報ニュースは、ベテラン投資家に高い評価を得ている人気のコンテンツです。
2-12.ザイマニ
ザイマニとは、上場企業のIR分析効率を飛躍させる財務分析専門サイトです。
財務分析の使い方をマスターし、意思決定に活かしてもらうことを目的として、初心者向けに財務分析の基本を学ぶコンテンツや、中・上級者向けにさらに深く財務分析を行うWEBツールをわかりやすい図解・グラフと合わせて提供しています。
2-13.バフェット・コード
バフェット・コードとは、日米の上場企業の財務分析、ファンダメンタルズ分析を効率的に行える無料のツールです。
株価・財務情報・指標など、必要な情報は全てここに集結しているので、分析をワンストップで効率的に行えるのが特徴です。
また銘柄スクリーニングでは、結果として出てきた複数の企業を財務情報を軸に比較することができます。
2-14.IR Bank
IR Bankとは企業の決算速報 · 適時開示検索 · 有報情報 · 決算スケジュールを公開しているデータベースサイトで、各社の時系列での業績推移を把握でき、企業の長期決算が一目でわかるのが特徴です。
ここに掲載されている情報は金融庁が運営するEDINET及び、証券取引所が運営するTDNET経由で公開されたXBRLデータ等を元に構成されているため、1億円プレイヤー在籍企業の一覧など他では見ることのできないランキングも見ることができます。
他にも日々決算の上方修正、下方修正、赤転、黒転、増益、減益を行った企業リストがアップデートされており、速報性にも優れています。
2-15.TD Net 適時開示情報閲覧サービス
TD Net 適時開示情報閲覧サービスとは、東証が運営するサイトです。
より公平・迅速かつ広範な適時開示を実現するために、上場会社が行う適時開示に関する、東証への事前開示内容の説明、報道機関への開示、開示資料のデータベース化したもので、上場企業は株価を左右する重要な情報はここに全て公開することが義務付けられています。
ここで公開された情報でニュースが作られるので、ここで重要な情報を直接把握できると、他の投資家に比べて情報取得を一歩リードすることができます。
株情報サイトの栄光インデックスはやめておけ
大手メディアがやっている情報サイトもいいけど、個人ブログもかなりためになるからオススメ。どんな方法で銘柄を選んで、どういう理由で買ったり売ったりしたのかを説明してくれてることがある。しかも日々の中でリアルタイムな売買を知れる。参考になるよ。