2022年8月29日
ハイパーグロース株

目次
自動車のテスラ、写真共有サービスのピンタレストのような企業のことです。
気になるのは「今から買って儲かるのか」という点だと思います。
結論から言うと、ハイパーグロース株は今から冬の時代です。
理由は次の3つです。
・①金利上昇局面が加速するこれからは、株価上昇が難しい
・②2022年8月26日にパウエル議長が高金利の維持を示唆した
・③金利が上昇するとIT、ハイテク株系は株価低迷しやすい
ただし、金利が下がれば話は変わります。
定義から値動きの傾向、条件に当てはまる銘柄まで順に確認していきます。
「ハイパーグロース株」で調べてここに来た方が気にしているのは、今から買って上がるのかだと思います。
なので私は、定義よりも先に金利との関係のほうを確かめました。
先に言うと、いまは金利上昇が強い逆風になる局面でした。
❞ハイパーグロース株とは
ハイパーグロース株とは、自動車のテスラ、写真共有サービスのピンタレストのような成長著しい企業のことを言います。
主に売上高が成長している企業を指します。
年40%以上の成長が基準とされています。
ただし実際は、40%を下回っていてもハイパーグロース株と呼ばれることが多いです。
▼世界経済フォーラムによる定義
・成長率が前年比40%以上の会社
また成長率20%~40%がラピッドグロース、成長率20%未満がノーマルグロースとも定義づけされています。
近年の成長著しい企業は、ほとんどがITやハイテクです。
そのためハイパーグロース株≒IT、ハイテク株という認識も持たれています。
ただしITやハイテクであることは定義に含まれません。
よって代表的なハイパーグロース株として挙げられている銘柄の中には、IT、ハイテクセクターでない銘柄もあります。
▼代表的なハイパーグロース株
・テスラ(TSLA)
・ピンタレスト(PINS)
・ズームビデオ(ZM)
・ファイバー(FVRR)
・オクタ(OKTA)
・グリーンサムインダストリーズ(GTII)
グリーンサムインダストリーズ(GTII)は製薬会社です。
それでもハイパーグロース株として挙げられることがある銘柄です。
また一度ハイパーグロース株として認識されれば、成長率が下がったとしても扱いは変わりません。
そのままハイパーグロース株として扱われることも特徴的です。
定義を確認して分かったのは、業種は条件になっていないという事でした。
実際、代表例には製薬会社のグリーンサムインダストリーズも入っています。
私が見るのは、業種ではなく成長率のほうです。
ハイパーグロース株は最近よく話題に上がるが儲かるのか?
2年で10倍20倍という数字を見て、今からでも間に合うのかと思っていました。
ただ、その上昇が続いていたのは2022年の春くらいまででした。
調べて分かったのは、パウエル議長が高金利の維持を示唆したという事です。
❞ハイパーグロース株の今後ですが、今からは冬の時代と言えます。
2022年の春くらいまでは、注目された銘柄がいくつかありました。
2年で10倍20倍に右肩上がりの株価上昇を続けてきている銘柄です。
ただし金利上昇局面が加速するこれからは、株価上昇は難しいでしょう。
特に大きいのが2022年8月26日の動きです。
パウエル議長が今後さらに高金利を維持する可能性が高いことを示唆しました。
そのため、強い逆風が続くと思われます。
金利が上昇するとIT、ハイテク株系は株価低迷しやすいからです。
ハイテク系の企業は、未来に期待して銀行から多額のお金を借りることが多いです。
金利上昇局面では、その返済額が大きくなります。
利益率が大きく下がったり、PERが非常に低くなったりします。
それで売られてしまうのです。
よって金利上昇が続くうちは儲かる銘柄とはいえないのではないかと思います。
高金利が収まったらハイパーグロース株は上がる?
金利が下がればハイパーグロース株が株価上昇する可能性は十分あります。
それを見越して、価格が下がった今ハイパーグロース株を買うことも止めはしません。
しかし再びハイパーグロース株が日の目を見るのは1年後か、3年後か、5年後か。
それをじっと待てる方ならいいのではないでしょうか。
ただし投資は自己責任でお願いします。
金利が下がれば株価上昇の可能性は十分ある。そこは私も同じ見方です。
ただ、それが1年後なのか5年後なのかは誰にも分かりません。
待てる期間を先に決められるかが、買うかどうかの分かれ目だと思っています。
上がるとしても、それが何年後かは分かりませんでした。ここまでの答えは、そこに落ち着きました。
そうなると次に知りたいのは、待つ銘柄ではなくいま何を買うのかのほうになります。
私が参考にしているサイトは、銘柄と売り時をAIが示す仕組みで動いています。
管理人が使っている手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
Amazonギフト券1万円分を毎月100名様にプレゼントしているので、よければ受け取ってください。
友だち追加する
ハイパーグロース株の値動きの傾向
急騰した話はよく目にしますが、下がるときの速さはあまり語られません。
そこでピンタレストの株価を、上がったあとの動きまで追いました。
半年で8倍以上になった後、たった1年で株価4分の1ほどまで下がっていました。
❞ハイパーグロース株は、圧倒的な企業としての成長スピードがあります。
そのため短期での値上がりを期待できます。
2~3年で数倍~20倍という値上がり幅です。
通常なら何十年とかかるような幅を、あっという間に成し遂げてしまいます。
反対に価格が下がるときもあっという間です。
ハイパーグロース株は、将来への期待による投資が多いです。
急激な値上がりが続くと信用しての投資も多くあります。
そのため一度下がり始めれば、手のひらを返したように投資家は手を引きます。
最近の金利上昇局面での株価が、わかりやすい例ですね。
▼ピンタレストの株価
たった半年ほどで株価8倍以上になったピンタレストですが、金利上昇局面に入ってから急落。
たった1年で株価4分の1ほどにまで下がりました。
このように通常ではありえない値上がりを期待出来ます。
その反面、あり得ないような下落も起きてしまうのがハイパーグロース株なのです。
ではハイパーグロース株のメリットとデメリットとして、まとめてみましょう。
ハイパーグロース株のメリット
ハイパーグロース株のメリットは、急成長する銘柄であるがゆえに、株価も短期で急騰しやすいということです。
今回、日本のハイパーグロース銘柄としてご紹介した5銘柄も同じです。
1~2年という短い間に、どれも株価が3倍~10倍以上と急成長しています。
うち2銘柄がテンバガーとなっています。
S&P500は高値を更新し続けており、成長銘柄の1つと言われています。
そのS&P500でも、株価が2倍になるのに約4年半かかっています。
いかにハイパーグロース株が急騰しやすい銘柄であるかは、一目瞭然といえます。
ハイパーグロース株のデメリット
ハイパーグロース株のデメリット1つめです。
例え成長が続いていたとしても、成長率が高いか低いかで株価が大きく上下することです。
成長しているのに株価が下がってしまう。
これはハイパーグロース株ゆえのデメリットともいえます。
それだけ投資家の期待が高いことを意味します。
ただの成長ではなく「大きく成長し続ける」銘柄です。
それを持ち続けるのは、なかなか難しいことです。
一旦大きく上がったら、利確を検討するのもよいでしょう。
ハイパーグロース株のデメリット2つめは、インフレや高金利に弱いということです。
金利が上がるというだけで売られ始めます。
今の業績に関係なく「今後成長が鈍化するであろう」と見られるからです。
決算だけでなく、景気の動向にも常にアンテナを張っておく必要があります。
金利が上がるだけで、今の業績に関係なく売られ始めるという話でした。
つまり決算だけでなく、景気の動向まで自分で追い続ける必要があります。
私が普段見ているサイトは銘柄と売り時をAIが示すので、そこは正直、気楽でした。
❞最後に、ハイパーグロース株の条件に当てはまる銘柄をスクリーニングして出てきた銘柄を紹介していきます。
ハイパーグロース株の条件
ハイパーグロース株は一般的に、成長率が40%以上の銘柄とされています。
健全に成長しているかどうかを見るときは、売上高だけでは足りません。
営業利益や純利益などの成長も、合わせてみた方がよいでしょう。
さらに1期だけの成長ではなく、それが継続的に続いているかという点の確認も必要です。
これらを満たすハイパーグロース株の条件は以下のものが考えられます。
・売上高成長率(前々期→前期)40%以上
・営業利益高成長率(前々期→前期)40%以上
・純利益成長率(前々期→前期)40%以上
・売上高成長率(FY2→前々期)40%以上
・営業利益高成長率(FY2→前々期)40%以上
・純利益成長率(FY2→前々期)40%以上
条件として並んでいたのは、売上高・営業利益・純利益の3つの成長率でした。
しかも前々期→前期だけでなく、FY2→前々期まで見る形になっています。
つまり1期だけの数字では判断できないという事だと受け取りました。
ハイパーグロース株の例
先に出した、健全に成長しているハイパーグロース株の条件でスクリーニングをかけて出てきた5銘柄をご紹介します。
▼ハイパーグロース株の例
・SHIFT(3697)
・アンビスHD(7071)
・ケアネット(2150)
・キャリアリンク(6070)
・イノベーション(3970)
下記それぞれの企業の業績も載せておきます(※株価、時価総額は全て2022/8/15時点のもの)
SHIFT(3697)
ソフトウェアテストの受託事業を柱に、品質保証や関連コンサルなど周辺分野も手掛ける。株価:21,610円
時価総額:3,808 億円
2年平均売上成長率:54%
2年平均売上利益成長率:61%
2年平均経常利益成長率:70%
アンビスHD(7071)
慢性期、終末期の看護ケアに特化し、医療施設型ホスピス「医心館」を展開。株価:5,290円
時価総額:2,569 億円
2年平均売上成長率:69%
2年平均売上利益成長率:104%
2年平均経常利益成長率:109%
ケアネット(2150)
医師向け情報サイトの運営。情報サイトを通じた製薬の営業支援やDVD、動画配信による医師教育コンテンツの提供。株価:1,196円
時価総額:530 億円
2年平均売上成長率:57%
2年平均売上利益成長率:109%
2年平均経常利益成長率:90%
キャリアリンク(6070)
官公庁、大手企業への人材派遣を主軸に、製造、技術、物流系業務への人材派遣、業務請負、人材紹介なども行う。株価:2,521円
時価総額:298 億円
2年平均売上成長率:43%
2年平均売上利益成長率:178%
2年平均経常利益成長率:171%
イノベーション(3970)
BtoBに特化した、営業・マーケティング支援会社。IT製品比較、資料請求サイトを運営。株価:2,430円
時価総額:60 億円
2年平均売上成長率:47%
2年平均売上利益成長率:123%
2年平均経常利益成長率:135%
まとめ|ハイパーグロース株は今から買うべきか
ここまで確認してきた内容を、最後に並べ直します。
| 確認した点 | 結果 |
|---|---|
| 定義 | 成長率が前年比40%以上の会社です。ITやハイテクである事は定義に含まれません |
| 値動きの傾向 | 2~3年で数倍~20倍まで上がる一方、下がるときもあっという間です |
| いまの局面 | 金利上昇が続くうちは、儲かる銘柄とはいえません |
| 金利が下がったら | 株価上昇の可能性は十分あります。ただし1年後か5年後かは分かりません |
上がるときも下がるときも、あっという間でした。この記事の結論は、そこに落ち着きました。
だから私は、値上がり幅の大きさよりも売り時が分かるかどうかを先に見るようになりました。
私が参考にしているサイトは、銘柄と売り時をAIが示す仕組みで動いています。
管理人が使っている手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
Amazonギフト券1万円分を毎月100名様にプレゼントしているので、よければ受け取ってください。
友だち追加する
▼併せて読みたい
・女性が活躍する企業の代表『なでしこ銘柄』
・お宝株がゴロゴロ?『100円以下の株』
・ようこそ、仮想現実の世界へ『メタバース関連銘柄』





