東京総合研究所は、個別株から日経平均先物・オプションアドバイスを行う投資顧問サイトです。
独⾃の株価解析プログラム『モンタナシステム』を活⽤し、⼤⼝や海外勢、機関投資家の動きを先読みすることに力を入れる東京総合研究所。
株式の世界でもAI化は進んでおり、大型ファンドでは既にAIプログラムによる高速売買が行われています。その仕組みを解析できれば、大きな利益を手に出来ると東京総合研究所は考えたようです。
また同サイトの代表「大山充」氏は、オプション取引経験30年の研究家&マネージャーとのこと。
投資助言業者として自信に満ち溢れる東京総合研究所ですが、評判を調べてみると"気になる口コミ"を発見、そこには優良投資顧問とは思えないような内容が記載されていました。
そこで今回は、その利用者の口コミを掘り下げ、同サイトの実力を検証しました。
目次
「初心者を食い物に」との評判を検証
東京総合研究所の評判を調べていると、「素人相手に先物オプションを勧めている」といった書き込みを複数確認することが出来ました。
先物もオプションもレバレッジが効いているので、資金効率が良いのは間違いありません。ただ一方で、値動きが激しいため先物に関しては、投資資金以上の損失になる場合があります。
オプションについては投資資金以上の損失はないものの、タイムリミットがあるなどのデメリットは存在するため、基本的に「投資初心者には向かない」と言われています。
そして東京総合研究所の評判を調べていると、「損失を被った」と語る投資家の多くが投資初心者である可能性が高いということがわかりました。
◆利用者の体験談
引用元:株予想会社 比較NAVI
「変化があれば指示します」と言われた時に何の反論もできずに言いくるめられてしまっているあたり、私だったら確実に質問攻めにします(笑)
ここからはこの口コミ投稿者が東京総合研究所からどのような売買指示を受け、どのように動き、どんな結果を迎えたのかを掘り下げていきます。
東京総合研究所の[売買指示]を考察
▼どのような売買指示があったのか?
恐らくですが、日経先物ミニで“売りあがり”ポジションを持つように指示されたのでしょう。
“売りあがり”の戦略は、相場の上昇につれて売りを増やしていく手法なので、最初から20枚のポジションを持っていたわけではなく、先物の価格が上昇する度に売りポジションを増やしていったものと考えられます。
東京総合研究所は、日経平均は上がっているが、近々大きな調整が入ると予想していたのでしょう。
そうでなければ、売り上がり戦略など取りませんからね。憶測ではありますが、夏ごろに二番底が来るとでも思ったのではないかと…夏枯れもありますし。
▼売買指示は的確だったのか?
今回の売買判断は『不適格だった』と言わざるを得ません。
その理由としてまず押さえておくべき3つの情報をご紹介しましょう。
<押さえておきたい情報①>
7/6の日経平均始値:22341円
8/12の日経平均終値:22843円
7/6~8/12の日経平均株価(最安値):7/31 21710円
<押さえておきたい情報②>
名無しさんは、8/12にポジション解消(損切り)するまで、1枚もポジションを解消していない。
<押さえておきたい情報③>
売りポジションの戦略なので、基本的には日経平均が下がらなければ利益を得られない。
▼結論
7/31の日経平均が大きく下げたときに、それまでに立てた売りポジションを全部解消して利確していれば、かなり大きな利益を得られたことはチャートからも読み取れます。
東京総合研究所最大のミスは、一枚も利確せず、売りポジションをさらに追加してしまったこと。
日本時間の7/3(金)夜、米国の6月度雇用統計の発表がありました。
4月のマイナス2050万人という史上最悪な数値から6月度の数値がプラス480万人に大幅回復したことで、米国経済回復、日本経済の回復という連想から週明け6日の月曜日に日経平均は大きく上昇し、トレンドも上向きになりました。
その後、大きな調整は訪れず傷口は広がるばかり、相場の予測を完全に見誤ったことがわかります。
それだけでなく、プロの東京総合研究所は売買のタイミングも掴めていない可能性があります。
口コミでは、「オプションプットの売り2枚も、含み益が多少あったのに、成り行き決済で板が飛びすぎて80万のマイナスになっていました。」という記載がありました。
ご存知の方もいるかと思いますが、板が薄いと、成り注文をすると、買い注文が少ないのでとんでもない値段で約定したりするリスクをはらみます。
つまり、プット2枚を売ろうとしたけれど、指値の買い注文が少なく(板が薄く)、成売でとんでもない値が付いてしまったということです。
そりゃそうです、損切りした8/12はチャートを見ればわかる通り、強烈な上昇トレンドの真っ最中。
日経平均が下がれば利益になるプットを買おうとする投資家は少なかったと言えるでしょう。
今回は日経先物オプションサービスについての検証でしたが、『相場予測・売買タイミング』の双方で読みを外している東京総合研究所の実力=低いという結論が出た形となりました。
株式コースでは東京総合研究所はどんな売買指示を出しているのか、引き続き検証を行っていきます。
東京総合研究所のサービス・料金
◆東京総合研究所の無料サービス
・東京総合研究所のYouTubeチャンネル
・株ブログ
・LINE
◆東京総合研究所の有料サービス
<株式コース>
会費:300,000円
期間:1年間
成功報酬:20%
<日経平均先物OP>
会費:300,000円
期間:1年間
成功報酬:20%
<先物トライアル>
会費:150,000円
期間:3ヶ月
成功報酬:なし
<1銘柄厳選コース>
会費:50,000円
期間:一回配信
成功報酬:なし
<投資講座「GoldRush(ゴールドラッシュ)>
会費:15,000円・月々12,000円
期間:1カ月のみ・6カ月間
成功報酬:なし
株式コースと日経平均先物OPでは成功報酬(20%)が発生するようです。
代表「大山充」の経歴
代表を務める大山氏は、2009年にファンドマネージャーコンテストで1位になったり、フォーブス投資コラムに連載するなど、それなりに有名な人のようです。
私は全く存じ上げていませんでしたが‥
一つ言えることはファンドマネージャーとして成功しているから投資家としても優秀という考えは間違っているということ。
投資顧問会社の代表としての助言者レベルを備えた人物なのかは見極める必要がありそうです。
東京総合研究所の総括
東京総合研究所に寄せられた1件の口コミから、先物OPサービスの調査を行いましたが、同投資顧問の分析力や売買スキルには『不安が残る』検証結果となりました。
利用者からも「先物を初心者に勧めだしてからおかくなった」とありましたが、投資初心者を食い物にするようなやり方をもし本当にしているのであれば今後評判が悪化していくことが想定されます。
利用者の声をないがしろにせず、先物OPや株式コースといったサービスのアップデートを東京総合研究所が積極的に行っていくことを願い、今回の検証を終わりにしようと思います。
当サイトでは読者の皆さんからのタレコミをお待ちしております。
些細なことでも構いませんので、下記の口コミ投稿欄からコメントをお寄せください。
▼併せて読みたい
・話題の銘柄抽出AI ▶ AlphaAIの最新銘柄実績
株式投資は自分で勉強して、失敗して、成功法を見つけていくのが一番ですよ!
○○賞をもらいましたとかってだいたい怪しいよね(笑)
泉忠司も持ってる東久邇宮文化褒賞を受賞しているだけで怪しさ満点、怖くて使う気にならないですね、投資顧問業であんなの自慢してる所は東京総合研究所位のものでしょう。
モンタナシステムは合理的に見えるがオーソドックスな移動平均線分析では入らない方が良いタイミングで突撃しては焼かれるので無駄なリスクを取ってるようにしか見えない。
コロナ禍の3月から7か月たちますが、500万の持ち金で、現在含み損合わせて-150万です。
別の証券会社で同じ金額で自分でもやってますが、コロナ反発で200万の利益になっています。
自分でやっているだけでよかったということでした
1年はやってみて、また書きます。
納得して使ってるんだろ、文句を言うな。先物がリスクが高い?そんなことは誰もが知ってることだ。それを後から文句たれるなら使うな。儲からなかったからって文句ばっかり言いやがって!
推奨された銘柄を買っても、どれも買値より下がってしまいました。正直最悪ですよこんなの、100%負ける事なんてあり得るのでしょうか?もう二度と利用したくないです。東京総合研究所は本当に最低な投資顧問でした。
使えないですね。口先だけで全然中身は伴わず、勝てない儲からないで使う価値無しです。勲章もらったみたいだから凄い情報源も持ってればかっこいいんですけどね、まあ素人に毛が生えたレベルのしょっぱい投資顧問でした。
難しいことを分かりやすく説明するのがプロ、難しいことをもっと難しくして客に考えさせないようにするのが東京総合研究所。今時こういう専門家風ばかり吹かせて中身がない投資顧問は少数派だが、昭和の生き残りはしぶといね。
東京総合研究所を使ったことがあるという事を投資仲間には内緒にしています。LINEグループを作って株に限らず様々な投資案件の情報交換をしていますが、流石にこんな子供だましの投資顧問にひっかっかったとは恥ずかしくてカミングアウトできません。