話題の銘柄選定ソフト『ちん株』は、どんな特徴を持つ株ツールなのか?
公式サイト確認すると、ちん株は「出来高を解析して大口の仕込みを検知する ALT PUMP SEARCH の計算値を元に、東証一部・東証二部・マザーズ・ジャスダックのすべての銘柄を監視し、急変動する可能性のある銘柄を自動検出する機能を提供」とあります。
この説明を見る限り、ちん株さえあれば急騰株を事前に仕込むことが可能であるという印象を受けますが、検証の結果、投資家経験や知識の差で運用結果にかなりの差が出ることが判明。
話題の銘柄選定ソフトの「特徴」と「弱点」を元外資系証券マンの私が掘り下げました。
目次
ちん株の[特徴]を解説
ちん株の最大の特徴は、解析力の高さにあるようです。
特徴①:大口の仕込みを検知
解析方法については記載されていないので不明ですが、大口の投資サイクルを掴みその波に先乗りすることが出来れば株式投資で勝つ確率は間違いなく上がります。
問題はその大口の投資サイクルを的確に掴む能力がちん株にあるのか?ですが、ネット上の評判を調べてみると、雲行きが怪しくなるようなツイートを発見、詳しくは次項(ちん株の性能)で解説します。
特徴②:銘柄の自動配信は毎晩23時~24時
ちん株は市場の閉場後にすべての銘柄を解析し、上昇する可能性のある銘柄を市場別に配信します。
上昇する可能性のある株をピックアップしてくれるから誰でも安定した資産形成が期待できる、そう考える方も多いかと思いますが、私が気になったのは実際にちん株が抽出した銘柄の数です。
ちん株の[性能]を検証
ちん株には急変動する可能性のある銘柄を自動検出する機能が備わっているのは承知の方もいるかと思いますがいったいどれくらいの銘柄を一回にピックアップするでしょうか?
その答えについてはTwitter内で販売者である「ししゃも」氏が明らかにしていました。
▼8/25のちん株の銘柄抽出数
東証一部:108銘柄
東証二部:26銘柄
マザーズ:25銘柄
ジャスダック:29銘柄
合計:188銘柄
188銘柄って、ちょっと多すぎやしませんかね…。
この日ちん株が抽出した188銘柄のうち、ストップ高となったのはたったの6銘柄‥。ピックアップされる銘柄の数と比較するとかなり少ないですね。
上昇率などは無視して単純に株価が上昇した銘柄はもう少しあるとしても、スクリーニングツールを活用しているのに、結局は自身で銘柄を選ばなければなれないということがわかります。
ちん株の存在意義をあまり感じないのは私だけでしょうか?
ちん株が投資初心者には利用価値はないとなると、可能性としては投資上級者向けのテクニカルツールということになりますが、上級者にも需要がないなんてことにならないこと祈るばかりです。
ちん株の販売者=ししゃもって何者?
ここからはちん株の販売者「ししゃも」という人物について軽く触れていきたいと思います。
ししゃも氏は覚せい剤取締法で逮捕されたKAZMAXサロンの元管理者で、自身は反社会的勢力と繋がりがあることを匂わせ、Twitter上で自分達を批判してきた人に対して脅していた人物です。
本名は「清家孝博」、過去にはフィッシング詐欺で逮捕歴もある他、カズマックスサロンの内情を暴露し、裏切った超本人だという噂もあるようです。
詳しい経歴については不明ですが、評判の悪さはこの業界でもトップクラスもですので、今後も動向を追っていく所存です。
ちん株のサービス・料金
サービス名:ちん株
料金:月額10,000円
購入方法:販売商品のご購入をご希望の場合、下記の銀行口座に販売商品の代金を入金後、Discord の #限定チャンネルの案内 の記載にしたがって、公式アカウントまで振込名義人、購入商品などの情報のご連絡をお願いします。
ちん株の総括
『ちん株』について検証しましたが、投資家経験や知識の差で運用結果にかなりの差が出る可能性が高い銘柄選定ソフトであることがわかりました。
また運営者のししゃも氏についても黒いウワサが絶えない人物であることから、詳しい実績がわかっていないこの状況下においては利用しないほうが賢明なのではないかと思います。
どんな些細なことでも構いませんので、ちん株に関する情報をお持ちの方は、口コミ投稿欄からコメントをお寄せいただけると幸いです。
ちん株凄いどん 儲かるどん
ちん株さいこー
ストップ高を探知する株ソフトか~なかなか面白そうですね!
ちん株どん♪
最近流行りの米国株需要を受け、米国株にも対応したようですね。出来高の多い銘柄をリストアップするだけのツールなので、システム変更も迅速に出来るのでしょう。ユーザーとしては助かりますね。
Twitterの公式アカウントが「今日のS高は〇〇銘柄だったどん」と毎日のようにつぶやいているから本当に当たってるのかな~と気になってたところなんよ。
出来高検知のツールとして割り切って使うのがいい。あくまで銘柄探しの補助ツールって感じ。
儲かってるどん♪LINEグループは過疎ってないどん♪
ちん株を使って実感したけど、やっぱり四季報買ってきちんと分析したほうが安定した運用が出来ます。
今はほぼ利用者はいません。あっという間に衰退しました。というのも結局大した分析精度が無かったからですね。ししゃもはディスコで下ネタを連発するだけで何も役立つアドバイスをしないし。皆熱が冷めて消えていきました。