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「AIが休まず市場を分析」とうたう海外風の取引サイト、ザイチェーンAI。怪しいのか、入金して大丈夫なのかを調べに来た人が多いはずです。
結論から言うと、口座開設・入金は見送るべきと判断します。運営会社名がサイトのどこにも見当たらないためです。
当サイトが公式サイトを直接確認して、そう判断した理由は3つです。
- ①運営会社名・特定商取引法の表記が確認できない(住所と電話番号の記載のみ)
- ②最大レバレッジ×1000は、国内の登録業者では提供できない水準
- ③フォームに入力した個人情報が「提携ブローカー」へ共有されると明記されているが、その提携先が誰かは分からない
この記事では、当サイトが公式サイトを実際に確認した内容と、金融庁の公開情報を突き合わせて整理します。
ザイチェーンAIとは?宣伝されている内容
サイトを開いて、最初に探したのは会社名です。
ページの隅々まで見ましたが、最後まで見つかりませんでした。
公式サイトは「日本向けに設計したAIトレーディングプラットフォームとして、2024年に東京で始動」と自己紹介しています。
対象は株ではなく、BTC/USDやETH/USDといった暗号資産の取引です。
| サービス名 | ザイチェーンAI |
| 内容 | 暗号資産のAI取引基盤(自称) |
| 最低入金額 | US$250(約37,500円) |
| 最大レバレッジ | ×1000と表示 |
| 住所表記 | 六本木ヒルズ森タワー(東京都港区) |
| 運営会社名 | 記載なし(確認できず) |
サイト上には「20万人以上が利用中」「Trustpilot 4.7/1,060件のレビュー」という表示もあります。
ただし検証系サイト(サイドビジネスリサーチ)は、Trustpilotの該当ページ自体が404で存在しないと指摘しています。
当サイトが実際に確認した3つの事実
- ①会社の実体が特定できない。法人名・代表者・特商法表記がなく、住所は六本木ヒルズ、電話は施設の総合案内と同一番号だという指摘もあります(検証記事)。法人名が分からないため、法人番号での実在確認すらできません
- ②個人情報の行き先が「提携ブローカー」。口座開設フォームには「送信すると、お名前・電話番号・メールアドレスが提携ブローカーに共有され、担当者からご連絡します」と明記されています。その提携先の名前はどこにもありません
- ③「マネージャーの案内」で入金へ進む導線。デモ口座→担当者の案内→US$250入金という流れが説明されています
さらにサイト内には金融庁への言及があり、検証記事は大手金融機関や金融庁のロゴを「信頼の基盤」として掲載していたとも指摘しています。
金融庁は以前から「金融庁のロゴ及びシンボルマークが無断で使用されている」ケースへの注意を公式に呼びかけています。公的機関の名前が出ていても、公認の証拠にはなりません。
国内のルールと照らして分かること
- ①レバレッジ×1000は国内では不可能な水準。国内で登録を受けた業者の暗号資産証拠金取引は、規制上レバレッジ最大2倍です。×1000を掲げる時点で、国内の登録業者ではあり得ない条件です
- ②金融庁の無登録業者警告リストに「ザイチェーン」の掲載は確認できず。ただし金融庁は「掲載されていない者でも無登録営業があり得る」と明記しています。リスト未掲載は安全の証明になりません
- ③手口がSNS型投資詐欺の類型と重なる。金融庁・警察庁は「連絡先を渡すと担当者を名乗る者から連絡が来て入金を促される」型のトラブルに繰り返し注意喚起しています
整理すると、こういう話です。名前の分からない相手に、電話番号と約37,500円を渡すかどうか。
立派なビルの住所も、星4.7のレビュー表示も、会社名の代わりにはなりません。
私なら電話番号を入力する前に閉じます。それで失うものは何もないからです。
この種のサイトで迷わない一番の方法は、確かな情報源を先に持っておくことです。
管理人が実際の銘柄選びで使っている手法と、危ないサイトの見分け方は、コロンブスの卵の公式LINEで公開しています。
名前の分からない相手に電話番号を渡す前に、こちらを見てください。
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登録・入金してしまった場合の対処
- 入金前なら:担当者からの電話・メッセージに応じない。追加の個人情報を渡さない
- 入金してしまったら:追加入金は絶対にしない。「出金には手数料・税金が必要」という追加請求は典型的な手口です
- 相談先:消費者ホットライン188、警察相談専用電話#9110。振込先口座が分かる場合は口座凍結の相談も早いほど有効です
実体の見えない投資サイトの検証は、AIasset株情報サイトや投資のKAWARA版の記事も参考になります。
よくある質問
ザイチェーンAIは詐欺ですか?
詐欺と断定はしません。ただし運営会社名が確認できず、国内登録業者ではあり得ない条件を掲げており、入金を見送る理由は十分にあります。
運営会社はどこですか?
サイト上に法人名の記載がなく、確認できませんでした。住所表記は六本木ヒルズ森タワーですが、実際に入居しているかは不明です。
出金はできますか?
出金の可否は確認できませんでした。金融庁は、実体の分からない海外系業者について「返金を申し出ても返金されない」等の相談が多いと注意喚起しています。
口コミはありますか?
X・知恵袋・国民生活センターに、ザイチェーンAI名の口コミ・相談は見つかりませんでした(2026年8月22日時点)。体験がある方はコメント欄で共有してください。
まとめ|入金前チェックリスト
会社名の分からない取引サイトに、個人情報とお金を渡さない。これだけで大半の被害は防げます。
| 運営会社名 | 確認できず(特商法表記なし) |
| レバレッジ×1000 | 国内登録業者では提供不可の水準 |
| 個人情報の扱い | 「提携ブローカー」へ共有と明記(提携先不明) |
| レビュー表示 | Trustpilot 4.7表示(該当ページ404の指摘あり) |
| 無登録警告リスト | 掲載確認できず(未掲載=安全ではない) |
- 運営会社名と特商法表記を確認できたか
- 金融庁の一括検索(search.fsa.go.jp)で登録を確認したか
- レバレッジ等の条件が国内規制の範囲か
- 電話番号を渡す必要が本当にあるか
- 「担当者の案内」で入金を急かされていないか
迷ったら、入金の前に消費者ホットライン188へ。無料で相談できます。
名前の分からない相手にお金を渡す前に、身元の確かな情報源を一つ持ってください。
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