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225Laboで提供されている自動売買ロボットについて気になっていませんか。
日経225先物のシステムトレードで運用するにあたり、225Laboの「GatorsRoboシリーズ」を利用しようかどうか迷っている人も多いでしょう。
本記事では、225Laboが提供するサービスの評判や、利用するメリット・デメリットを紹介。
225Laboの自動売買ロボットを活用すべき人の特徴をまとめているので、ご自身に当てはまるかどうか確認して、利用を検討してみてください。
225Laboの評判

225Laboの評判をネット上で調べたところ、およそ15年前の2010年頃には悪評が目立っていましたが、現在は良い口コミの方が多い印象。
ここでは、Yahoo!知恵袋やX、5ちゃんねるに投稿されていたリアルな声を紹介します。
良い口コミ
ここではXに投稿された良い口コミについて5つ紹介します。
①FXのMT5よりも敷居が低く、簡単
②高いけど思いきって買います
③参考になる
④この中から自分に合うものを選んでください
⑤5分足等のテキストデータは無料でダウンロード可能
株式会社ゲイターズが提供するGatorsRobo以外にも、株式の自動売買システムを搭載したロボットは存在します。
他の自動売買ロボットと比べても、GatorsRoboシリーズは「かんたん」「参考になる」といった口コミが投稿されていました。
利用料金はかかるものの、それでも利用する価値があるという評価もあります。
一方で、GatorsRoboの機能について高く評価する口コミはあるものの、こちらのサービスを利用して「利益が出た」という実績を公開している投稿は発見できませんでした。
1ヵ月あたり約2万円の利用料金を支払って、実際にどれくらいの利益が出ているのか気になるところではありますが、残念ながらユーザーによる実績は確認できません。
悪い口コミ
ここでは、225Laboにまつわる批判的な口コミを3つ紹介します。
①移動平均線しか表示できない

②結局申し込まず
③バグが残ったまま販売されている(15年ほど前の投稿)

225Laboのサービスは15年以上前から提供されていますが、リリース当初は掲示板に不満を投稿するスレッドが立てられるなど、悪い評判が目立つ時期もありました。
しかし現在では、新たにスレッドが立てられることもなく、XなどのSNSでも225Laboに対する否定的なコメントはほとんど見受けられなくなっています。
ユーザーの数が少ないのか、225Laboによるサービス(商品)の機能について感想を述べている口コミが存在しないため、過去のユーザーによる悩みが解消されているのかは明らかになっていません。
225Laboとは?

225Laboは、日経225先物のシステムトレードで運用する個人投資家へ、自動売買についての情報を提供するサイト。
ここでは、225Laboについて以下の項目で深掘りしていきます。
- 運営元
- GatorsRoboシリーズの内容・料金
- チャートデータや研究用ファイルを無料ダウンロード可能
運営元は株式会社ゲイターズ

225Laboの投資サービスを提供するのは株式会社ゲイターズ。
同社は金融庁に正式に登録された投資助言代理業者です。
会社名 | 株式会社ゲイターズ |
登録番号 | 投資助言代理業者登録関東財務局長(金商)第3289号 |
所在地 | 東京都中央区日本橋小網町8-2 BIZMARKS日本橋茅場町5F |
設立 | 2010年4月12日 |
連絡先 | 050-6861-0225 (代表) |
代表者 | 代表取締役 高木栄児 |
事業内容 | ・会員制システムトレード情報サイトの運営 ・自動売買用ソフトウェアの開発 ・レンタル及び販売 ・各種セミナーの開催・運営 |
株式会社ゲイターズでは独自の開発により、自動売買システムに関する以下の特許を取得しています。
- 【特許第5709290号】指値注文自動訂正プログラム、指値注文自動訂正装置及び指し値注文の自動訂正方法
- 【特許第5734692号】売買注文発注プログラム、売買注文発注装置及び売買注文の方法
- 【特許第6193095号】売買注文制御プログラム、売買注文制御装置及び売買注文の制御方法
株式会社ゲイターズが提供する商品には、株の自動売買で優位性を持つシステムが搭載されています。
GatorsRoboシリーズの内容・料金
225Laboでは、株を自動売買するように設計されたロボット「GatorsRoboシリーズ」を提供。
ここでは以下3つのロボットについて、機能や料金などの詳細を紹介します。
- GatorsRobo
- GatorsRoboNT
- GatorsRoboNTPRO
GatorsRobo

新規・継続で利用 | 利用期間 | 月額換算 | |
6ヵ月 | 12ヵ月 | ||
1アカウント | 118,800円 | 237,600円 | 19,800円 |
マルチアカウント | 198,000円 | 396,000円 | 33,000円 |
GatorsRoboは、指定した時間足ごとにシグナル判定を行うシステムトレードに対応しています。
30分足や60分足のような長めの時間足に潜む、急な価格変動のリスクを軽減するための機能も備えています。
自動で「逆指値返済」できる予約機能を使えば、大きな損失を防ぐことが可能。

さらに「W指値返済」できる予約機能を使った場合、損切りと利益確定を同時に設定できるので、結果としてリスク管理と利益確保を両立できます。

GatorsRoboNT

新規・継続で利用 | 利用期間 | 月額換算 | |
6ヵ月 | 12ヵ月 | ||
通常版 | 118,800円 | 237,600円 | 19,800円 |
GatorsRoboNTは、個人投資家には難しいとされてきた「裁定取引(アービトラージ)」を自動で行えるようにした自動売買ロボット。
相関性の高い2つの銘柄を同時に取引し、価格差の収縮を利用して利益を狙います。(日経225先物とTOPIX先物の2つの銘柄、もしくはどちらかの銘柄とJPX400先物)
この手法により、リスクを最小限に抑えながら安定したトレードが可能となります。


さらに、カブドットコムのAPI接続を活用して、証券会社の取引サーバーにミリ秒単位で直接注文を送信できます。
GatorsRoboNTPRO

新規・継続で利用 | 利用期間 | 月額換算 | |
6ヵ月 | 12ヵ月 | ||
1アカウント | 138,600円 | 277,200円 | 23,100円 |
マルチアカウント | 237,600円 | 457,200円 | 39,600円 |
GatorsRoboNTPROは、日経225先物を主軸に、株価指数先物の中から2銘柄をペアにして行う裁定取引を完全自動で行える自動売買ロボット。
GatorsRoboNTとの違いは、日中からナイトセッションまでフルタイムでの取引を行い、取引時間中のトレードの機会を逃さない点にあります。
取引時間中の売買取引では、特にスリッページという見えないコストに注意が必要です。
ペアトレードでは2銘柄を同時に取引するためスリッページが通常より多く、日経225先物とTOPIX先物の組み合わせでは1トレードで15円にもなることがあります。
この問題を解消するために、GatorsRoboNTPROには特許取得済みの「サンドスプレッド注文」が搭載されています。

最良の価格で指値注文を出し、約定状況に応じてもう一方の価格を動的に調整することでスリッページの大幅な削減を実現しています。
チャートデータや研究用ファイルを無料ダウンロード
225Laboの公式サイトには、チャートデータや研究ファイルを無料でダウンロードできるページがあります。
【各種データ】
- 日経225先物
- 日経225mini
- 日経225マイクロ先物
- TOPIX先物
- ミニTOPIX先物
- JPX日経400先物 など
【研究用ファイル】
- トレードシステム
- オシレーター系指標
- テクニカル系指標
- サインファイル作成用ベース など
【製品関連】
- GatorsRobo(アプリ本体、サインファイル、試用版)
- GatorsRoboNT(アプリ本体、サインファイル、試用版)
- GatorsRoboNTPRO(アプリ本体、サインファイル、試用版)
- トレード支援ツール
以上のデータは、日経225先物のテクニカル分析やトレードシステムの考案・検証などに活用できます。
225Laboの3つのメリット

ここでは、225Laboが提供する「GatorsRobo」を利用するメリットを3つ紹介します。
- 感情に左右されず客観的に取引できる
- 自由な時間が手に入る
- スリッページによる損失をおさえられる
感情に左右されず客観的に取引できる
自動売買ロボットGatorsRoboシリーズを活用すれば、設定したルールをもとに、感情に流されずに客観的に取引ができるというメリットがあります。
投資家(人間)による売買タイミングの判断は、感情の影響を大きく受けやすい傾向にあります。
たとえば、急激な価格変動があった場合、感情的になって株を大量購入したり、パニック売りをしたりする人もいるでしょう。
そのような恐怖や焦りに基づく判断は失敗につながることが多く、結果として損失を招くケースが少なくありません。
自動売買ツールを利用すれば、事前に設定した戦略に基づいて機械的に売買ができます。
自由な時間が手に入る
自動売買ツールを利用すると、プログラムが事前の設定に基づき自動的に売買を実行するため、相場を監視する必要がなくなります。
つまり、トレーダーは自由な時間を確保できるので、他の仕事や趣味に時間を使うことが可能です。

GatorsRoboは、毎朝寄付き(8:45)の20分前にパソコンを起動し、大引け(15:45)後に終了すれば、日中は自動で売買するシステムとなっています。
前もって設定しておけば、パソコンの起動から終了までも完全に自動化が可能なので、数日間の旅行や出張があるときでも、無人の状態で売買を続けられます。
スリッページによる損失をおさえられる
GatorsRoboシリーズでは「価格追尾注文」といった特定の注文方法を活用することで、スリッページを最小限におさえられます。
スリッページとは、注文を出した価格と実際に約定する価格にズレが生じる現象のこと。
市場が急変したり流動性が低かったりすると、希望する価格よりも不利な価格で取引が成立し、思わぬ損失につながることがあります。

「価格追尾注文」は、板情報をミリ秒単位で監視して、常に最良の指値価格で自動的に注文できる機能です。
市場状況が変化すると即座に価格を更新し、シグナル判定時よりも有利な価格で約定することもあります。
このシステムにより、一般的な成行注文で生じがちなスリッページを大幅におさえることが可能。
価格追尾注文は特許を取得しており、他社の自動売買ロボットでは再現できないため、GatorsRoboを利用する大きな強みとなります。
225Laboの3つのデメリット

ここでは、225Laboが提供するGatorsRoboシリーズを利用するデメリットを3つ紹介します。
- 自動売買ツールの利用料金がかかる
- 過去のデータに依存した取引となる
- システムリスクがある
自動売買ツールの利用料金がかかる
通常の手動取引では不要なコストですが、GatorsRoboを利用するには、一定の月額費用を支払う必要があります。
月額の利用料金
- GatorsRobo…19,800円(1アカウントあたり)
- GatorsRoboNT…19,800円
- GatorsRoboNTPRO…23,100円(1アカウントあたり)
また、日中・ナイトセッションを合わせた取引を行う場合GatorsRoboの動作時間は20時間以上になるため、なるべくスペックの高いパソコンの利用を推奨しています。
後に動作環境でストレスを感じないためにもなるべく高めのスペックを使用していただくことをお勧めですが、現在では7~8万円程度で充分なスペックのものが購入できます。
引用:パソコン環境|必要動作環境|225Labo
これらにかかるコストが取引利益を圧迫し、特に資金が少ないトレーダーにとっては大きな負担となる可能性があるでしょう。
過去のデータに依存した取引となる
GatorsRoboのアルゴリズム(あらかじめ決められた条件に従ってコンピュータプログラムが自動で売買のタイミングを決めて注文を繰り返す取引)は、過去の市場データをもとに設計されています。
そのため、過去のトレンドが続いている場合は有効に機能しますが、予期せぬ市場の変動や新たな経済要因が発生すると、適切な対応ができない可能性があります。
たとえば、突発的な経済ニュースや大きな政策変更などがあった場合、過去のデータに基づいた戦略が機能せず、思わぬ損失を被ることもあります。
システムリスクがある
GatorsRoboはパソコン上で稼働するため、技術的なリスクが付き物。
たとえば、インターネット接続の問題やサーバー障害、ソフトウェアのバグなどにより、注文が遅延したり、正しく処理されなかったりする恐れがあります。
さらに、証券会社や市場側で技術的なトラブルが起きた際には、一時的に取引が停止するリスクも否定できません。
こうしたシステム障害が起こると、思わぬ損失を被る可能性が出てきます。
225Laboがおすすめな方
ここまで、225Laboの評判や、提供するサービスについて紹介しました。
検証結果をふまえると、225Laboのサービスは以下の特徴にあてはまる人におすすめ。
- 感情に左右されやすい人
- 相場に張り付いて株価をチェックする時間がない人
- スリッページによる損失を最小限におさえたい人
株のトレードで裁量による心労から解放されたいと思う人や、ずっとパソコンの前で株価を確認できないという人は、GatorsRoboシリーズを活用すれば悩みが解決されるはずです。
さらに、特許を取得している「価格追尾注文」や「サンドスプレッド注文」といった機能により、スリッページによる損失を抑えられる点も見逃せません。
トレードに伴う余計なコストを削減したい人は、GatorsRoboを利用してみてはいかがでしょうか。
過去データは本当に助かった。それ以外はシランケド。
自動売買なんて他人が作ったやつで儲けることができる人はあまりいないよ。