Youtubeの登録者数が11万人を突破したマネーセンスカレッジ。
投資や家計に関する情報が評判を博しています。
一方で、マネーセンスカレッジには「怪しい」との評判も寄せられている模様。
真相を探るべく、マネーセンスカレッジの口コミ・評判を徹底調査しました。
リアルな体験談から明らかになったチーム7%の平均利回りも公開します。
目次
マネーセンスカレッジは”怪しい投資スクール”なのか?
マネーセンスカレッジはファイナンシャルプラン・資産運用・トレードが学べるオンライン投資スクールです。
結論からいうと、マネーセンスカレッジは「怪しい投資スクールではない」というのが管理人の見解です。
しかし、Googleの検索窓にマネーセンスカレッジと入力すると「マネーセンスカレッジ 怪しい」という検索結果が表示されます。
▼Googleの検索結果
なぜこのような評判がたってしまったのか?
その理由は大きく分けて2つです。
▼マネーセンスカレッジの怪しい評判の真相
② メール内の有料会員への勧誘頻度
残念なことに、日本ではまだ投資セミナー=「怪しい」という印象を持たれている方が多いです。
過去に検証した『グローバルファイナンシャルスクール』でも、同じように「怪しい」という評判が確認できました。
マネーセンスカレッジも、少なからずその影響を受けていると推測されます。
2つ目にマネーセンスカレッジでは、無料のメール講座が用意されています。
申し込むと10日間、無料動画が毎日送られてくるのですが、それとセットで有料会員(チーム7%)へのお誘いがきます。
加えて、期間内であれば入会金0円のキャンペーンに該当するため、入会金がなしで入れるという隙を生じぬ二段構え。
マネーセンスカレッジもボランティアではなくビジネスでやってるので、営業があるのは当然なんですが…。
ネガティブなイメージを持つ方もいらっしゃるということなんでしょう。
マネーセンスカレッジの投資戦略は将来を見据えた長期投資
マネーセンスカレッジでは、世界中の様々な投資商品にまんべんなく分散投資する「全世界投資」を推奨しています。
その考え方として、ノーベル経済学賞の論文「アセットアロケーション理論」が用いられているとのこと。
▼アセットアロケーションとは?
分かりやすくいうと、様々な投資対象に分散投資をすることでリスクを回避しながら資産形成をしましょうというものです。
マネーセンスカレッジが投資対象としているのが、インデックスファンド。
インデックスファンドとは、投資成果が日経平均などの株価指数や債券指数といった特定の市場平均指数に連動する形で運用されているファンドを指します。
代表兼講師の浅田修司氏は、誰でも簡単に始められるのがこのインデックスファンドだとマネーセンスカレッジのYoutube動画内で紹介しています。
全世界投資をすれば、世界経済が成長する波に乗ることで利益を手にすることが出来るというのが浅田修司氏の考えのようです。
長期的に5年・10年先を見据えての投資ですが、確かに投資をはじめるきっかけとしてはインデックスファンドは良いと思います。
SNSでも長期運用を行う投資家から評価されている様子が伺えます。
▼全世界投資の口コミ評判
引用元:Twitter
こつこつ積み立てながら、将来を見据えた資産投資を行いたいという方には適したサービスと言えそうです。
ただ一方で、インデックスファンドは”短期的なリターンは期待薄”です。
最近はネットを使えばいつでもどこでも、凄い投資家の投資術や手法、最先端の考え方を知ることが出来る時代です。
重要なのは知る事じゃなくて自分がそれをどう解釈して上手く活用するのか。
知識は蓄えるだけは何も変わりません。
使いこなし、自分の武器にしなければそれは宝の持ち腐れです。
常に新らしい情報、手法、考え方にアンテナを張り、自分流に落とし込んで常に自分をアップデートしていく。
相場が不透明な中でも株で莫大な利益を叩き出す”一流と二流の違い”です。
最近は株で10億を稼いだ『JPモルガン出身の元証券マン』のように、自身の手法や銘柄選定術を無料で公開している人もいるので、気になる人は参考にしてみても良さそう。
同氏の考え方を自分なりに実践し「月50万~100万が投資で稼げるようになった」人もいるみたいです。
知識だけの頭でっかちになるのが一番勿体ないので、学んだ知識はどんどん実践していきましょう。
▶“株で利益10億”稼いだ男の検証記事はコチラから
チーム7%の利回りと評判を公開
マネーセンスカレッジの有料会員サービス『チーム7%』。
Youtubeで公開された情報によると、チーム7%の過去4年間の平均利回りが6.65%だったことが明らかになりました。
▼チーム7%の平均利回り(2022年4月時点)
引用元:YouTube
これは、サポート兼ナビゲーターを務める小林翔氏が全世界投資でリバランスはせずに4年間積み立てた結果とのこと。
ちなみに、2021年4月段階(3年間)の平均利回りは9%でした。
長期投資で見れば合格点ではないかと言いたいところですが、ネットの評判を見てみるとこんなリアクションも。
▼チーム7%の評判
引用元:Twitter
口コミから察するに、危機回避に苦戦する投資家が多いようです。
危機回避は、投資した資産に下落傾向が出ている場合に、アセットを一時的に売却をして現金化する戦略。
被害を最小限に抑えることが目的の危機回避のタイミングを誤り、儲け損なったという方がいらっしゃるようです。
とある口コミサイトには長文でこんな体験談も寄せられていました。
▼チーム7%「危機回避」に関する評判
① “危機回避”はリターンを上乗せする戦略ではない。 “危機回避”は、リターンを狙っていく戦略ではなく、2標準偏差を超えるような大きな暴落(発生確率2.5%程度)をなるべく避け、元本を守る為の戦略です。 通常、アセットごとに毎月シグナルが発生し、危機だと判断されれば元本部分だけを売却して現金で保有しておきます。
② “危機回避”は5割の確率で失敗する。 過去の”危機回避”シグナルの履歴を見てみるとサブプライムローン・リーマンショック 、チャイナショックの”危機回避”は成功し、2018年年末の世界同時株安とコロナショックは失敗してます。
③ “危機回避”失敗時の逸失利益は-1% 〜 -5%程度 シグナルには、トレード技術であるダウ理論やトレンドラインなどが使われてますが、下降トレンドから上昇トレンドに切り替わった時に多少タイムラグが発生する為、コロナショックや、2018年の世界同時株安のような、急な反発に弱い印象です。
その為、危機回避が失敗した場合、本来得られる筈だった利益は取り逃してしまう、という結果になります。 つまりバイ&ホールドしておいた方が良かった…。という結果になるのです。
しかし、リーマンショックのように、資産が半分以上に目減りする暴落を1回でも回避出来るのであれば、例え危機回避の成功率が10%であっても元が取れる計算です。
以上のことをまとめると、ある程度の投資資金があり、あと数年先、もしくは直近で取り崩す時に大きな暴落が起きてしまうと問題だから取り入れられている戦略です。
だから、下記のような人には不向きな投資方法です。 →通常のインデックス投資(バイ&ホールド)よりもリターンを狙いたい人 →投資を始めてまだ日が浅く、投資資金がまだ少ない人 →リーマンショックのような大きな暴落があっても特に心理的に問題はなく、投資を継続できる人
危機回避を取り入れると、バイ&ホールド戦略よりもリターンは少し下がる、と動画上で言及しています。 大きな資金の目減りを回避し、投資を継続させていく為に”危機回避”は取り入れられています。
大きな資金の目減りを回避出来ることで、リスクを下げる事が出来、比較的短期での運用(5年〜15年)であったとしても元本リスクを低減させることが出来るのです。』
個人的な見解ですが、初心者は変に危機回避しないほうがよさそうな気もしますね。
コロナショックや2018年末の世界同時株安では危機回避が失敗したと、口コミでは書かれています。
理由は、トレンドが変わるタイミングでタイムラグが発生するため、急な反発に弱いから。
結果的にコロナショックの時には、ホールドしたままだった人のほうが利益を取りこぼさず済んだそうです。
また口コミでは、この投資法に向かない投資家の特徴が述べられていました。
▼マネーセンスカレッジの危機回避戦略が向かない人
・投資を始めてまだ日が浅く、投資資金がまだ少ない人
・リーマンショックのような大きな暴落があっても心理的影響を受けづらい人
基本的にリスクとリターンはセットで考えられることが多いです。
ただリスクとリターンは”イコールではない”というのが私の見解です。
リスクが高いとされる個別株でも正確な分析と対策を行えば、リスクを抑えつつハイリターンが狙えます。
最近ではAIが有望個別株を自動で抽出してくれるサービスも登場しています。
その中でも『AlphaAI』は、高い勝率と高騰株を次々に抽出してくれるAIシステムとして話題を集めています。
7割を超える勝率を誇る最新AIの性能、ぜひ一度体感してみてください。
マネーセンスカレッジとリベ大の評判「どっちが正解」なのか?
マネーセンスカレッジの評判を調査していると、こんな口コミを見つけました。
▼マネーセンスカレッジの口コミ
引用元:Twitter
この方は、マネーセンスカレッジとリベラルアーツ大学の”異なる投資理論の間でどちらがいいか葛藤”している模様。
このツイートに返答された方は、悩みぬいた末に「債権は外し、株式メイン」という選択をしたようです。
マネーセンスカレッジの過去の推奨アセットバランスを見てみると、海外債券が30%ほどの比率となっています。
▼推奨アセットバランス
引用元:チーム7%
全世界投資という名の通り、様々な投資商品に分散しているのがわかります。
やはり、ローリスクで長期運用したい方向けのポートフォリオという感じですね。
個人的な見解ですが、短期で稼ぎたいなら株式メインのほうがいいと考えています。
分散投資=リスクヘッジが一般的ですが、分散することが必ずしもいい結果に繋がるとは限りません。
時として利益が出てる分野に特化するという選択はするべきかと。
当サイトでは高騰期待の日本株と米国株10社をそれぞれピックアップしています。
将来的にはテンバガーも期待できる有望企業、今から仕込んでおけば数年後には資産倍増も夢ではありません。
▼併せて読みたい
・2023年のテンバガー候補(日本株)
・2023年のテンバガー候補(米国株)
マネーセンスカレッジのYoutubeは「参考になる」との評判多数
マネーセンスカレッジのYoutubeは登録者11万人を誇る人気チャンネル。
2023年4月時点で配信された動画の数は既に900を超えています。
投資やお金の知識に関する情報を発信するマネーセンスカレッジには「参考になる」「金融リテラシー向上にオススメ」といった評判が寄せられています。
▼マネーセンスカレッジの評判
引用元:Twitter
講師の浅田修司氏とサポーターの小林翔氏の2人の掛け合いと独自性のあるコンテンツが評価を受けている様子が見て取れます。
チャンネル登録している人の中には”浅田ファン”という方もいらっしゃるようです。
マネーセンスカレッジの評判『浅田ファン』から高評価
マネーセンスカレッジで代表兼講師を務める浅田修司氏。
YouTubeの視聴者の中にはマネーセンスカレッジ独自の”マニアックな情報を求める声”が散見されました。
▼浅田ファンのツイート
引用元:Twitter
後に経歴部分で詳しく触れますが、浅田修司氏は証券ディーラーなどではなく、独学で知見を深めた人物。
独自性のある浅田氏のオリジナルコンテンツが人気の理由のようです。
大切なのは内容以上に”誰から教えてもらえるか”ですからね。
▼人気のインフルエンサー3選
・後藤達也:53.8万フォロワー
・トンピン:9.4万フォロワー
・エミンユルマズ:33.8万フォロワー
代表兼講師『浅田修司』の経歴紹介
マネーセンスカレッジの代表兼講師を務める『浅田修司』氏の経歴を紹介。
◆浅田修司の経歴
1998年:立命館大学法学部卒業
・司法試験に3度失敗
・就職氷河期に中途採用でサラリーマンになるが、わずか1年半でドロップアウト
・ITベンチャーを起業、80万人ユーザーを獲得するまでに成長させるが会社売却を余儀なくされる
・素人同然で株式投資を始めるが、投資資金の半分を失う
・独学で一から投資を学び年利回り200%を超えた
・現在、MoneySenseCollege代表、投資家、執筆家、ファイナンシャルコーチ
2010年:より石川県金沢市在住。
経歴をみると、立命館を卒業後に怒涛の10年を過ごしたようですね。
司法試験に3度失敗とのことなので、もとは法律家になることが夢だったんですね。
その後、独学で学び利回り200%を超えたとのことですが、当時はデイトレードで利益を積み上げていたようです。
2000年代前半は、値動きで稼いでる人がもてはやされた時代でしたからね。
長期投資は”センスない奴がやるもの”なんてイメージさえあったくらいです。
その後、浅田修司氏は投資スタイルをデイトレから全世界投資へと180度変えたわけですが、この間にも様々な苦労があったのでしょう。
Youtubeなどで、浅田修司氏が株式やFXを否定する理由は”当時の失敗が関係”しているのかもしれませんね。
サポーター『小林翔』の経歴も紹介
続いてサポーターを務める小林翔氏の経歴も簡単に紹介します。
▼小林翔氏の経歴
・ニュースレターやブログの執筆、ユーザーサポートメールも担当
Youtube動画で浅田氏と並んで解説を行う小林翔氏ですが、マネーセンスカレッジではブログの執筆やメールの返信対応などをしているようです。
詳しい経歴はわかりませんでしたが、サポートメールなども担当していることから、ユーザーとの距離が近いこともあるんでしょうかね。
ネットの口コミを見ていると「イケメン」とのレビューも寄せられていました。
レビューから察するに、小林ファンがけっこういるようです。
マネーセンスカレッジのサービスまとめ
マネーセンスカレッジでは2つの有料サービスが用意されています。
・受講料金
入会金:32,780円(税込)(初月)
月会費:1,650円(税込)/月(2ヶ月目以降)
・受講料金
入会金:44万円(税込)(初月)
月会費:44,000円(税込)(2ヶ月目以降)
この他、無料サービスとして「投資ブログ」「メール講座」「動画講座」などが用意されています。
◆投資ブログ
積み立てNISAの弱点や投資で失敗する人の特徴といったブログ記事が更新されています。
◆無料メール講座
賃貸と持ち家、どちらがお得なのかを全11回のメールで配信するコンテンツ。
◆無料動画講座
子供の人生を豊かにする金銭教育、年金は本当にもらえるのだろうかといったことについての解説動画。
メインコンテンツとはあまり関連性がない無料サービスですね。
まあブログ記事については、読んでおくとマネーセンスカレッジがどういった投資スタンスなのかは理解できるかと思います。
P2級を持つ『川畑明美』氏の投資スクールでも、全世界投資が学べる講義が用意されているので、そちらも併せてチェックしておくといいかもしれません。
マネーセンスカレッジの評判を総括
人気Youtubeチャンネル『マネーセンスカレッジ』の評判を調査すると「参考になる」というレビューが確認されました。
ただ一方で「怪しい」という評判も確認されたマネーセンスカレッジ。
投資スクールへの良くないイメージが悪い評判を呼んでしまったと推測されます。
有料会員サービス『チーム7%』については、様々な投資商品へ分散する全世界投資を実施した投資家の声を複数確認しました。
そこでよく見られたのが「危機回避の難しさ」でした。
トレンドが変わるタイミングでいかにうまく立ち回ることが出来るか。
短期で儲けようと慌てるのではなく、多少の損失も長い目で見て運用することが着実に利益を増やすことに繋がるのではないかと思います。
チーム7%の管理ソフトは使いづらいです。
YOUTUBE見てるだけだったときが一番楽しかったかもしれません。
怪しいってキーワードがあったから調べてみたけど特に怪しいサービスってわけじゃなさそうだね。YOUTUBEがあるみたいだからそっちを見て判断してみようじゃないか。
サポート体制がなってない!もう少ししっかりやってくれよ、金とってんだからさ!
日本と海外でどっちが経済成長するかってことに関しては間違いなく海外だろうな。銀行の窓口でもどの投資信託がおススメって言ったらその人も個人的には海外だっていってたし。でも今年は個別株がけっこうよくて短期でけっこう儲かってるってのもあって日本株の比率が増えてきてる(笑)
米国株ETFに全つっぱに1票!
リスクヘッジを武器にしたオリジナル手法は珍しいので学ぶ意味はありだが、投資していくうちに満足できなくなってくるというのが実体験。大きな利益は見込めずとも安定という意味でのここがいう全世界投資のような分散投資は有り。
全世界投資はわりと理にかなった投資法だと思うな。チーム7%っていうのもなんだかかっこいいし、あとユーチューブが面白い。マネーセンスカレッジの情報は自分みたいな投資初心者には参考になる情報がけっこうあるよ!
売却のタイミングはツールがシグナルを出してくれる。
長期投資で年利が7%出れば上出来でしょ。THEOとかウェルスナビみたいなロボアドもそれくらいの利率想定だしてたよね。ほったらかし投資だし投げ銭で利益出れば御の字よ。
緊急回避はうまく機能しないことが多々ある。
下落後の底でようやく損切りのシグナルが発生し、さらに株価が戻ってやっとシグナル解除されるパターンだ。
つまり言われるままの投資をすると、底で売って高値で買い戻すような売買になってしまう。