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「未上場のベンチャーに投資できる」と聞くと、期待と同じくらい不安も出てきます。ファンディーノ(FUNDINNO)を調べている方の多くが、そこで手を止めています。
結論を先に書きます。ファンディーノは登録を受けた正規の業者です。
ただし投資する先は未上場株です。売りたいときに売れず、ゼロになることもあります。生活費や近く使う予定のお金を回してはいけません。
そう言い切れる理由は3つです。
- 運営会社が第一種金融商品取引業者として登録されている
- 運営会社自身が2025年12月に東証グロース市場へ上場している
- 一方で日本証券業協会が「好きなときに売却できない」と明記している商品である
この手のサービスは「業者が怪しいか」と「商品がリスキーか」を分けて見る必要があります。
ファンディーノは業者はしっかりしていて、商品のリスクは高いという組み合わせです。
ファンディーノの基本情報
ファンディーノは株式投資型クラウドファンディングのプラットフォームです。
未上場の企業が資金を募り、個人がその株式を買う。そういう仕組みです。
| 運営会社 | 株式会社FUNDINNO |
| 設立 | 2015年11月26日 |
| 所在地 | 東京都港区芝五丁目29番11号 |
| 代表者 | 代表取締役CEO 柴原祐喜/代表取締役COO 大浦学 |
| 資本金・資本準備金 | 合計1億1,765万円(2026年4月30日現在) |
| 登録 | 第一種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2957号 |
| 上場 | 2025年12月5日 東証グロース市場(証券コード462A) |
運営会社そのものが取引所の審査を通って上場しています。実体のない会社ではありません。
ただし「上場企業が運営しているから投資先も安全」ということにはなりません。ここは切り離して考えてください。
投資できる金額には制度上の上限がある
株式投資型クラウドファンディングには、法律と自主規制でルールが決まっています。
日本証券業協会は、発行する側の上限を次のように説明しています。
発行者が資金調達できる額は1年間に5億円未満
日本証券業協会「制度の概要」(2026年8月24日確認)
この上限は2025年2月に1億円未満から引き上げられました。古い解説記事は1億円のままなので注意してください。
投資する側にも上限があります。
1人の投資家の方が株式投資型クラウドファンディングを通じて投資できる金額は、同一の会社が発行する株式につき年間200万円を超えない範囲において投資者の財産の状況に応じた額又は50万円のいずれか高い額です
日本証券業協会「制度の概要」(2026年8月24日確認)
「一律50万円まで」と書いている記事もありますが、正確ではありません。財産の状況によって最大200万円まで広がります。
投資家が負うリスク
ここが一番大事な部分です。日本証券業協会が投資家向けに明記している内容を引用します。
株式投資型クラウドファンディングにより購入する株式は、好きなときに売却することや好きなときに追加で買うことはできません
日本証券業協会「投資家の皆様へ」(2026年8月24日確認)
例えば、投資した会社が倒産すること等により投資した金額がゼロになることがあります
日本証券業協会「投資家の皆様へ」(2026年8月24日確認)
上場株なら、その日のうちに売って現金にできます。未上場株はそれができません。
投資したお金は、数年単位で戻ってこないものと考えてください。
上場株なら、朝に売って昼には現金にできます。
未上場株は出口が数年先になる前提で考えないと、生活のほうが先に苦しくなります。
手数料は「無料」で片づけない
新しい募集に投資するとき、投資家の手数料はかかりません。振込手数料だけ負担します。
一方、すでに持っている株を売買する「FUNDINNO MARKET」は別です。
| 新規募集への投資 | 投資家の手数料なし(振込手数料は自己負担) |
| FUNDINNO MARKETで購入 | 購入代金の0.0% |
| FUNDINNO MARKETで売却 | 売却代金の11.0%(税込) |
売るときに11%です。「手数料無料」とだけ覚えていると、出口で驚くことになります。
名前をかたる勧誘への注意
同社は2025年1月、自社を装った詐欺行為について注意喚起を出しています。
2025年1月以降、当社を装いテレグラム(秘匿性の高い通信アプリ)を利用し、お客様の現金等を搾取しようとする詐欺行為が確認されております
株式会社FUNDINNO「【重要】当社を装った詐欺行為に関する注意喚起」(2025年1月22日)
つまりファンディーノ本体ではなく、その名前を使う第三者がいるということです。
連絡がSNSやメッセージアプリから来た場合は、必ず公式サイトから入り直してください。
広告や名前をかたる手口については、こちらもあわせてどうぞ。
業者としての信頼性は、この分野では上位です。登録も上場も確認できました。
それでも私は、まとまった金額を入れる気にはなれません。売りたいときに売れない資産は、生活の余白を削るからです。
なくなっても困らない範囲で、応援したい会社に。これが現時点の答えです。
換金しにくい資産を持つなら、いつでも動かせる資産を別に持っておきたいところです。
未上場株に資金を寝かせるほど、すぐ動かせる持ち分の大切さが効いてきます。
管理人が実際に使っている銘柄と売り時をAIが示す手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
上場株のほうで土台を作りたい方は、比較の物差しにしてください。
Amazonギフト券1万円分を毎月100名様にプレゼントしているので、よければ受け取ってください。
よくある質問
ファンディーノは詐欺ですか?
いいえ。運営会社は第一種金融商品取引業者として登録され、2025年12月に東証グロース市場へ上場しています。ただし社名をかたる第三者による勧誘が確認されているため、入口には注意してください。
いくらから投資できますか?
案件ごとに最低金額が決まっています。上限は制度で定められており、同一の会社の株式につき年間200万円を超えない範囲で財産の状況に応じた額、または50万円のいずれか高い額です。
途中で売れますか?
上場株のように自由には売れません。FUNDINNO MARKETという売買の場はありますが、売却時に代金の11.0%(税込)の手数料がかかります。
実績はどのくらいありますか?
同社の発表によれば、2025年5月時点で累計成約額200億円を突破しています。これは自社発表の数値です。
まとめ:業者は正規、商品はハイリスク
| 確認できた事実 | 第一種金融商品取引業者として登録。運営会社は東証グロース上場 |
| 宣伝されている内容 | 未上場企業へ個人が投資できる仕組み。累計成約額200億円超(自社発表) |
| 注意すべき点 | 好きなときに売れない。倒産でゼロになりうる。売却時11.0%の手数料 |
投資する前に、次の5つを確認してください。
- そのお金を数年使わなくても平気か
- 投資先企業の事業内容と収益の見通しを読んだか
- ゼロになっても納得できる金額か
- 売却時の11.0%の手数料を計算に入れたか
- 連絡の入口が公式サイト経由か(SNSのDMではないか)
応援したい会社に少額を託す。その距離感を超えないことが、この商品との正しい付き合い方です。
資金の大半は、必要なときに現金化できる場所に置いておきたいところです。
管理人が実際に使っている銘柄と売り時をAIが示す手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
未上場株に回す前の、土台づくりに使ってください。
Amazonギフト券1万円分を毎月100名様にプレゼントしているので、よければ受け取ってください。
本記事は2026年8月24日時点で公開されている情報をもとに整理しました。制度や手数料はその後変更される場合があります。




