タワー投資顧問
目次
「タワー投資顧問て有名みたいだけど、どんな会社なの?」
「タワー投資顧問の公式サイトが見当たらないけど、廃業しているの?」
投資顧問サイトを調べていて、『タワー投資顧問』と出てきた。
そんな方が多いのではないでしょうか。
タワー投資顧問株式会社は、国内でも有数のヘッジファンドです。
結論から言うと、タワー投資顧問は廃業していません。
判断のポイントは、次の3つです。
- ①現在も機関投資家へのサービスを継続している
- ②個人投資家からの投資は受け付けていない
- ③閉鎖されたのは子会社が任されていたファンド
本記事では、「廃業」を疑われたタワー投資顧問の現在を解説します。
あわせて、その評判も調べました。
元ファンドマネージャーの清原達郎(きよはらたつろう)氏。
この人物についても詳しく取り上げます。
最後まで読むと、国内でトップレベルのファンドマネージャーについてわかります。
投資で多くの利益を出すための志向も、取り入れられるでしょう。
なぜ廃業を疑われているのかを、まず確かめました。
公式サイトが見当たらないので、閉じたように見えるのだと思います。
調べてみると個人では投資できないためHPが存在しないだけでした。
❞タワー投資顧問とは?
最初に知りたかったのは、どんな規模の会社なのかです。
国内でも有数のヘッジファンドだと、資料には書かれていました。
ピーク時の運用資産は3,300億円という数字が出てきます。
❞タワー投資顧問株式会社は、国内でも有数のヘッジファンドです。
ヘッジファンドとは、プロに資金運用を任せるサービスのこと。
イメージとしては、投資家からお金を集めます。
そのお金で、1つの大きな商品に投資する仕組みです。
出た利益と投資額に応じて分配します。
ここでは、タワー投資顧問がどのような会社なのかを詳しく解説します。
会社概要

タワー投資顧問は、金融庁から正式に投資助言を受けている会社です。
ただし、一般的な投資顧問のような助言は行っていません。
銘柄選定や売買タイミングの助言などはないので注意しましょう。
| 企業名 | タワー投資顧問株式会社 |
| 設立 | 1990年2月 |
| コアメンバー | 代表取締役社長 藤原伸哉 |
| 所在地 | 東京都港区芝大門1-2-18 野依ビル2F |
| 特徴 | オルタナティブ(代替)投資に特化した国内独立系投資顧問会社2005年のピーク時には3300億円の資産を運用 |
日本では有名な運用会社のひとつ
金融業界での知名度は、想像していたより高いものでした。
業界ではたらく人なら、ほぼ全員が知っている運用会社だそうです。
それでも個人が申し込める入口は見つかりませんでした。
❞
金融業界ではたらく人であれば、ほぼ全員が知っています。
それほど有名な運用会社です。
「村上ファンド」の次に有名な国内ヘッジファンドと言っていいでしょう。
ピーク時(2005年)には3,300億もの資金を運用していました。
利用者もかなり多かったようです。
一方で2008年のリーマンショックが起こります。
運用資金は約300億まで減少しました。
一般投資家からは、不満の声が数多く寄せられています。
「大損した」といった内容です。
その不況の煽りから、何とか体制を立て直すことに成功します。
立役者は、当時のファンドマネージャーでした。
後述する「清原達郎(きよはらたつろう)氏」です。
運用資産を増やし、回復するきっかけがありました。
彼の小型株中心の投資です。
投資手法はバリュー投資
保有している銘柄は、開示資料からきちんと確認できました。
ただし表に出ているのは、2024年11月時点の保有割合だけです。
私が使っている方法は銘柄と売り時をAIが示すので、そこは正直、気楽でした。
❞タワー投資顧問の投資手法は「バリュー投資」です。
世界で有名な投資家でもあるウォーレン・バフェット氏と同じ手法です。
バリュー投資とは、安値で放置されている小型株を買う手法。
企業の実態と比較して、割安かどうかを見ます。
そして高値になったところで売却し、利益を得ます。
タワー投資顧問は現在17銘柄を保有しています。

保有している銘柄を、保有割合順に並べました。
以下のとおりです。(保有割合4.5%以上)
| コード | 銘柄 | 保有割合 |
|---|---|---|
| 3999 | ブルーテック | 30.15% |
| 4793 | 富士通ビー・エス・シー | 5.19% |
| 6492 | 岡野バルブ製造 | 4.99% |
| 2892 | 日本食品化工 | 4.93% |
| 6855 | 日本電子材料 | 4.80% |
| 2487 | CDG | 4.72% |
| 2146 | UTグループ | 4.63% |
| 6135 | 牧野フライス製作所 | 4.59% |
主な投資先は時価総額1,000億円未満の「小型株」です。
割安であるかどうかを重視して銘柄選定しています。
成長余地があるかどうかも見ています。
タワー投資顧問が選定する小型株は、割安なものばかりです。
個人投資家にとっても売買しやすい銘柄です。
参考にしてみるのも良いでしょう。
HPはないが廃業はしていない?
「廃業」の噂がどこから出たのかを、順番にたどってみました。
子会社が任されていた「K1 Jファンド」は、確かに閉鎖されています。
ただし閉じたのは子会社で、タワー投資顧問そのものではありませんでした。
❞タワー投資顧問は運用規模が大きく、個人では投資できません。
そのため、ホームページが存在しません。
「タワー投資顧問は廃業した?」との噂もあるようです。
かつて「タワー・アセット・マネジメント・リミテッド」という子会社がありました。
タワー投資顧問の子会社で、「K1 Jファンド」の運用を任されていた会社です。
この会社は運用状況の悪化によって閉鎖されています。
上記の件がきっかけだと考えられます。
ネット上に、こうした声が寄せられました。
「タワー投資顧問が閉鎖した?」「廃業した?」といった声です。
現在は個人投資家からの投資は受け付けていません。
機関投資家からの依頼を受けています。
企業型年金の運用をメインに行っているようです。
「廃業したのか」という問いへの答えは、はっきりしていました。
閉鎖されたのは子会社で、タワー投資顧問そのものではありません。
今も機関投資家向けに企業型年金を運用している、というのが調べた結論です。
タワー投資顧問の清原達郎
タワー投資顧問を語るうえで、外せない人物がいます。
運用責任者を務めていた清原達郎氏です。
会社の危機を救ったのが彼の小型株中心の投資だと、資料には書かれていました。
❞清原達郎(きよはらたつろう)氏は、タワー投資顧問の元運用責任者です。
ここでは、清原氏がどのような人物なのかを深掘りします。
年収100億円のサラリーマン
2004年に清原氏は長者番付で1位になりました。
37億円もの納税をするサラリーマンでした。
当時の個人資産は800億円を超えていたようです。
以下は、清原氏の経歴です。
| 1981年 | 東京大学経済学部卒業→野村證券入社 |
| 1993年 | 在職中にスタンフォード大学MBA取得→野村證券退社 |
| ー | ゴールドマンサックス モルガン・スタンレースパークス投資顧問 |
| 1998年 | タワー投資顧問株式会社 運用部長 |
| 2004年 | 長者番付1位:年収100億のサラリーマン資産800億円 |
| 2023年 | 持病をきっかけに引退 |
| 2024年 | 著書『わが投資術 市場は誰に微笑むか』が話題に |
清原達郎氏は、いくつかの海外外資系企業で経験を積んでいます。
そして1998年にタワー投資顧問へ入社しました。
ファンドマネジャーを務める
勤務歴の長さは、経歴の中でも目を引きました。
タワー投資顧問のアナリストの中でも、約25年の勤務歴があります。
その間に基準価格は2018年に11倍まで回復したと記されていました。
❞清原氏はタワー投資顧問に従事するアナリストです。
その中でも、約25年の勤務歴があります。
ファンドマネージャーとして、タワー投資顧問の危機を救った人物です。
リーマンショックやライブドアの影響がありました。
ファンドの基準価格は下がっています。
それが2009年の底値から2018年に11倍にまで回復しています。

清原氏は2024年9月にインタビューに応じています。
当時のことを、以下のように振り返りました。
(インタビュアー)リーマンショック後は、タワー投資顧問で顧客の解約が続き、未曽有の危機に直面しましたね。当時、清原さんは自らの財産をすべてファンドに投じたそうですが、どのような心境でしたか。
(清原氏)顧客のことしか考えていませんでした。とにかく残ってくれている顧客がいる限り、ファンドを破綻させるわけにはいきません。破綻を防ぐためにできる限りのことをしようと必死でした。
(インタビュアー)投資するにあたって、たとえ失敗しても復活するために必要なことは何ですか。
(清原氏)暴落した時にできるだけ株を売らないことです。諦めたらそこで人生終わりです。いつも「次は勝つぞ」と思ってやってきました。
引用:NHK|”伝説の投資家”に聞く 日本経済の展望
”伝説のファンドマネージャー”として活躍した当時の心境を語りました。
そして投資に対する向き合い方についても述べています。
現在は業界から引退?
引退の理由も、はっきり書かれていました。
2018年に前咽頭がんの手術で声を失い、2023年に自らの能力の限界を感じています。
その後に出したのが著書『わが投資術 市場は誰に微笑むか』でした。
❞清原氏は2018年に前咽頭がんの手術で声を失いました。
そして2023年に自らの能力の限界を感じます。
ファンドを閉じて引退しました。
投資の第一線から退いた清原氏は、後継者がいないと考えていました。
清原氏は、こう思ったそうです。
「これまでのノウハウや失敗の経験を洗いざらい世の中にぶちまけよう」
そこで著書の出版を決意します。
そして2024年『わが投資術 市場は誰に微笑むか』を出版しました。
投資家たちの間で大きな話題となりました。
ネット上でこの本を絶賛する口コミは、今も投稿され続けています。
株に興味のある方でしたら、読んでみるのも良いでしょう。
何百億も稼いでいた人物の志向に触れられます。
清原氏を調べていて、いちばん腑に落ちたのはここでした。
会社を立て直した人が、いまは現場を離れて本を書いています。
清原氏の運用に個人が乗る道はもうない、というのが私の受け止めです。
清原氏の運用はすでに終わっていますし、会社の側も個人からの投資は受け付けていません。
つまり、この記事の主役に個人が乗る方法はもともと無いということです。
それでも銘柄と売り時をAIが示す仕組みなら、判断の材料が自分の手元に残ります。
管理人が使っている手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
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タワー投資顧問の評判
評判を探すつもりで、SNSを一通り見て回りました。
ところが集まってきたのは、サービスの使い心地の話ではありません。
目についたのは著書の感想と売買タイミングへの声ばかりでした。
❞ここではタワー投資顧問の口コミ評判を調査しました。
調べた先は、SNS上の投稿です。
以下で詳しく解説します。
良い口コミ
①伝説の投資家の著書
②タワー投資顧問の方が1000倍良い
③各企業の経営者に直接会う、話す
タワー投資顧問の口コミを調べて、わかったことがあります。
多くの個人投資家が清原氏の著書を読んでいることです。
そして自身の投資に活かしています。
個人投資家へのサービスを行っていないためでしょうか。
投資顧問のサービスについての口コミは発見できませんでした。
悪い口コミ
悪い口コミの中身も、ひとつずつ確かめました。
運用の腕前を責める声ではなく、売り抜けへの不満が並んでいます。
批判の矛先は売買タイミングに集中していました。
❞ここではタワー投資顧問の悪い口コミを3つ紹介します。
①餌食になった
2021年、タワー投資顧問は澤田ホールディングスの銘柄を手放しています。
業績好調で株価が上昇したタイミングでの売り抜けです。
②印象がイマイチ
③引け爆弾していた
引け爆弾とは、保有する銘柄の売価を上げたいがための行為です。
「今後成長するだろう、大化けするだろう」と世間に広めます。
そうして株価を吊り上げます。
引けとは、株式市場の終わりの時間です。
その後、このタイミングで株を大量に売ります。
悪い口コミを見ていて、わかったことがあります。
売買タイミングにマイナスなイメージがあるようです。
そう受け取っている投資家たちが、一定数いるようでした。
売買タイミングについての詳細は後述します。
売買タイミングがイメージダウンに
何が起きたのかを、日付で並べ直してみました。
週刊誌で「大化けするでしょうね」と語ったのが2015年4月6日です。
その直後の4月8日、9日に株式を売り抜けていました。
❞タワー投資顧問についての悪い口コミから、わかったことがあります。
保有株の売買タイミングがイメージダウンにつながっていることです。
2015年4月6日に発売された週刊誌での発言です。
ACCESS(4813)について、清原達郎氏は以下のように述べています。
「ACCESSという会社もおもしろい。(以下省略)ほとんどの人は気付いていませんが、クラウドで一番先端をいっている会社です。大化けするでしょうね。」
大化けすると述べた直後の4月8日、9日のことです。
タワー投資顧問はACCESSの株式を売り抜けています。
このことから、懐疑的な声も多く寄せられました。
「銘柄を煽っているのでは?」という声です。
売買タイミングに関しては批判もあります。
それでも保有銘柄は、上昇することも多くあります。
気になる個人投資家は多いようです。
良くも悪くも話題を集めるタワー投資顧問です。
個人投資家にとっても気になる存在であることは間違いないでしょう。
評判を集めてみて、話題の中心がどこにあるかがはっきりしました。
サービスの良し悪しではなく、いつ売ったかに集まっています。
評価が割れているのは腕前ではなく売り時、というのが私の見立てです。
現在も機関投資家へのサービスを継続中
最後に、個人がこの会社を使えるのかを確かめました。
最低運用額が高く、個人投資家は利用できないという結論でした。
私は判断の材料が自分の手元に残る方法を使っているので、そこは気楽でした。
❞タワー投資顧問には、廃業の噂がありました。
現在も機関投資家へのサービスを継続しています。
最低運用額が非常に高いため、個人投資家は利用できません。
一方で、個人投資家が注目すると良い点もあります。
以下の3点です。
- 【取得する銘柄】割安で成長が期待される
- 【買い増しする銘柄】今後株価の回復に兆しがある
- 【清原達郎氏の著書】投資で何百億も稼いだ人物の志向がわかる
個人投資家で、今後利益を上げていきたい方へ。
タワー投資顧問の動向を観察してみてください。
元ファンドマネージャーの著書を読んでみるのも良いでしょう。
そしてご自身の投資に活かしてみてはいかがでしょうか。
個人が直接お金を預けられる相手ではない、というのが調べた答えです。
それでも保有銘柄と著書という形で、考え方の一部は外から見えます。
使う相手ではなく、見て学ぶ相手だというのが私の結論です。
外から見て学べるのは保有銘柄と著書までで、いつ売ったかまでは追いつけません。
実際、売り抜けの日付がわかったのは、いつも後になってからでした。
銘柄と売り時をAIが示す仕組みなら、そこを後追いせずに済みます。
管理人が使っている手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
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