神の数式研究所は優良株式投資サイトなのか悪徳株式投資サイトなのか。ネットの口コミや評判を見る限り、あまり評価は高くありません。
早速、HP等の検証を行っていきたいと思います。
まず神の数式研究所が如何なる株式投資情報サイトなのかというと『緑に囲まれたトレードシステム開発・運用室。未来を予測せず、現状を判断するアプローチのシンプルな方程式で堅牢性・再現性の高い日経225Mini・Topix用のトレーディングシステムを研究開発しています』だそうです。
「神の~」とかいうサイト名から見ても、あまりまともな感じはしませんね。どうやらシステムトレードを開発しているようですが、その環境が「緑に囲まれている」との事。
HPトップにも森林が見受けられますし、グーグルマップで確認したところ所謂「ログハウス」のような物件が該当。長野県のログハウスで開発されるシステムトレードという事ですね‥本サイトの代表者=開発者は「三澤勇一」氏です。プロフィールは以下の通りです。
平成1年 住宅メーカーの松本支店(長野県)にて営業担当
主に収益物件の企画販売を独自に考案し2年目にして全国約3000名中10位以内の業績を収める。平成13年 自家用電気工作物(キュービクル)の保守管理をおこなう。
任意団体を創業。翌年、組織を協同組合化し「でんきほあん協同組合」を設立。専務理事 兼 事務局長に就任。長野県警察、独立行政法人など約1000件の顧客法人を開拓し保安管理を行う。平成17年 日経225先物のシステムトレード・自動売買のサイト225Laboを開設。1万5千人以上の会員に情報提供をする。(事業譲渡済み)
この経歴だけ見ても、三澤氏が金融のプロではない事は明白。ハウスメーカーの元営業員が制作するシステムなど当てにならない、と思ってしまいますよね‥
あと気になったのは以前検証した「225Labo」を開設した実績がある事。すでに会社は譲渡されているようです。
「225Labo」と言えば、万能のシステムを開発しているとは言えず、アベノミクス相場では想定を下回る成果しか得られない 凡庸シストレ開発サイトです。
しかも成果と言っても結果は全てバックテストですからね‥全くもって当てにできないし、期待もできない。いずれにしても、この系譜を考慮すれば本サイトにも過度な期待は禁物ですね。
神の数式研究所の主なサービス内容は以下の通りです。
・特別WEBセミナー
「完全自動発注で毎月着実に資金を増やす方法」を動画で公開しています。
・ブログ
岡三RSSを使った日経225Miniの自動売買ノウハウを公開しているとの事。
・ログハウスでの勉強会
高度なサヤトリのアルゴリズム解説、それを完全自動で収益にする方法までを公開しているとの事。
この世に「着実に資金を増やす方法」など存在しません。こういった表現は利用者に「絶対儲かる」という誤認を招く可能性があります。こんな初歩的な事も知らないなんて‥元ハウスメーカー営業員をバカにするわけではないですが、「金融の素人」と言わざるを得ないですね。
神の数式研究所の有料サービスは以下の通りです。
◆トレーディングシステム
4つのシステムが販売されています。岡三RSSに落とし込む事で、完全自動でサイン判定~発注まで行えるとの事。
・ArbiMasterD3
・サヤトリベースファイル
・完全自動発注版マーケットアナライザー225
・手動発注版マーケットアナライザー225
それぞれの概要については確認できたのですが、肝心の料金設定が不明です。一体どれくらいの費用がかかるのだか‥なお、本サイトは投資顧問サイトではありませんので、個別銘柄(仕手株など)の助言は行っていません。
その他、HPには2016年~現在までの実績が掲載されています。
本サイトの提供するシステムは大きく分けてサヤ取りとデイトレなのですが、共に目立った成果を得られていません。
特にデイトレは結構負ける事もあるようですね。まぁ2016年~とまだ日が浅いので、評価するのは時期尚早かもしれません。ここまで全体的にHPを確認してきましたが、あまり評価できるポイントはありませんでした。
引き続き、動向を注視していく必要がありますが、現状では利用を控えるべきと提言しておきます。
神の数式研究所 26件のレビュー(1.63/5)
神の数式研究所
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8:1だと、1日の値幅15万の時もあるので、リスク、小さくは無いですね!! 昨年後半の結果が証明しています!!
このツールは、自動売買という観点からは意味があると思います。しかし、NTトレード自体が、言われているほどリスクが小さいものではないと思います。日経平均のボラティリティ>TOPIXの
システムはロジックに従い、機械的にサインを出します。それに従う従わないは、その人の自由。最近は、株価とNT倍率は順相関になっているようなので、ご指摘の裁量を加えたほうが良いのかもしれません?? 以前は逆相関のほうが多かったようですが?? M9は購入しなかったので使っていませんが、今年の成績はかなりのマイナスのようですね。
では、昨日みたいな日に敢えてシステムに従う理由は何でしょうか。
過去、NY市場が大幅に下落して帰ってきて、日本株も大きく調整したときは、NT倍率も下がっていますよね。絶対そうなるとは言いませんが、これは日本株の常識だと思います。儲かればいいですけど、システムに従って損していたら、システム通りだからいいんだと思う人はいないと思いますよ。
8:45の寄り付きでエントリーするM9は、前日の15:15又は当日5:30のNT倍率より、上で寄り付くか、下で寄り付くかをシステムが予想してエントリーします。下ならN買いT売り、上ならN売りT買い、ようするに逆張りです!! 3/23日は15:15→12.501461 5:30→12.483542 これより下で寄り付くとシステムが予想したので、N買いT売りの判定となりました!! 結果は12.447384でしたので、システムの判定としては正しかったのです。15:15と5:30は使用者が選択するので、逆になる日もあります!! ご指摘のような裁量は加えないロジックになっています!!
久しぶり、HPにある成績表を見ましたが、18/3/23に寄付でN買T売でエントリーしていました。この日は、NYが大幅に下げて帰ってきた日。日本株も軟調な展開が予想され、日経平均の方がTOPIXよりも下げがきつくなる可能性が予想できた。なぜ、評価損を抱える可能性があるポジションを取りに行くのでしょうか。このような日はN買T売は見送りです。エントリーするなら、明らかにN売T買です。なぜ、N買T売でエントリーするのか理由が明確でない限り、この商品は評価できません。自動売買だからは、理由になりません。