目次
「投資のソムリエ」は、コロナショックに勝ったことで注目された投資信託です。
しかし、コロナショック以降は基準価額が下落しているため、
- 今後成績が改善される見込みはあるのだろうか?
- 資産がずっとマイナスになっている。損切りすべきか?
- なぜこんなに下落しているのか?
などと、投資のソムリエを保有中の人は、今後の見通しや下落の理由を気にしている様子です。
先にはっきりと結論を述べます。
投資のソムリエを保有していても、大幅な資産の上昇は期待できません。
理由は次の3つです。
- ①2021年からの「株安」と「債券安」で、基準価額が大きく下落した
- ②口コミは悪い評価が圧倒的で、成績と手数料への不満が多い
- ③守り重視で現金比率が高く、相場が好調でも恩恵を受けにくい
この記事では各地での評判や口コミを元にして、その理由を紐解いていきます。
投資のソムリエとは?
「守りに強いファンド」として名前を見ることの多い商品です。
公式の運用コンセプトは、変動リスクを年率4%程度に抑えることでした。
まずは、その設計がどんな中身なのかから見ていきます。

| 設定日 | 2012.10.26 |
| 純資産額 | 3492.14億円 |
| 基準価額 | 10,460円 |
| 直近分配金(税引前) | 80円 |
| 決算日 | 1月・7月11日 |
| 分配金コース | 受取型・再投資型 |
| 購入時手数料 | 3.3% |
| 管理費用(信託報酬含む) | 1.54% |
| 解約手数料 | なし |
| 新NISA対応 | 対応(NISA成長投資枠) |
投資のソムリエは、「アセットマネジメントOne」が運用をする投資信託です。
運用コンセプトは、基準価額の変動リスクを年率4%程度に抑えることです。
そのうえで、安定的な基準価額の上昇を目指します。
投資先は、世界の株式・債券・リート(不動産投資信託)です。
さまざまな資産への分散投資が根幹です。

上記のような資産に投資し、多様な変動要因に対応できるようにしています。
そうして基準価額の変動リスクを年率4%程度に抑えるのが、投資のソムリエの運用方針です。

また、投資のソムリエは下落時に現金の保有を積極的にして、値下がりを回避しようとするのも特徴です。

このような運用方針であるため、投資のソムリエは「バランスファンド」と呼ばれます。
バランスファンドは、投資先の資産の種類を分散させて下落耐性を高めるファンドです。
投資のソムリエも狙いは同じです。
バランスファンドには、利益重視なものや守備重視なものなど、いくつか種類があります。
そのなかで、投資のソムリエは守りに重点を置いています。
資産を大きく増やすというよりは、できる限り減らさずに安定運用したい人向けのファンドです。
ちなみに投資のソムリエは、バランスファンドの運用資産残高ランキングで1,295ファンド中で第1位です。
日本のバランスファンドの中では、もっとも資金を集めています。
投資先は世界の株式・債券・リートで、下落時には現金を厚く持つ設計でした。
バランスファンドの中では、運用資産残高が1,295ファンド中で第1位です。
ただ、集めた資金の大きさと、増やす力は別の話だと思って見ています。
投資のソムリエはひどい?下落の理由は?
「成績がひどい」という声が本当かどうか、数字から確かめました。
リターンは3年で-10.60%、5年で-6.66%です。
基準価額のチャートを見ても、2021年頃から低迷が続いていました。
投資のソムリエは「成績がひどい!」「元本割れしてもとに戻らない」という声があります。
実際に投資のソムリエは、2021年頃から成績が良くありません。

上記は、基準価額+分配金の5年チャートです。
低迷しているのが分かります。
成績が好調であれば、次のように右肩上がりのチャートになるはずです。

投資のソムリエの成績の低迷は、数字で見ても明らかです。(以下は2024年10月時点)
| 運用期間 | リターン |
|---|---|
| 6ヶ月 | +0.90% |
| 1年 | +4.50% |
| 3年 | -10.60% |
| 5年 | -6.66% |
この成績を確認する限り、投資のソムリエで利益を出すのは難しいでしょう。
実際に、多くの人が元本割れしているようです。
そこでここからは、投資のソムリエがなぜ下落しているのかをお伝えします。
あわせて、下落に遭ってしまった人の反応も紹介します。
下落した理由は「株安」と「債券安」
下落の理由は、公式の説明では2021年からの株安と債券安でした。
手が止まったのは、利上げ時に買われやすいはずの債券まで下げていた点です。
守りの中心に置いた資産が、守りにならなかったことになります。
投資のソムリエの下落理由は、公式によると2021年からの「株安」と「債券安」です。
コロナショック対策の金融緩和の影響で、2021年頃からインフレが加速しました。
その対策のために、米国や欧州といった主要国家が次々と利上げを行いました。
利上げによる影響を受けた「株式」
利上げは、株式や不動産のようなリスク資産にとってマイナスになります。
借入コストが上昇するためです。
例えば企業は、設備投資や事業拡大などの資金調達で銀行から借入をします。
利上げが起きると、投資家は以下のように予想します。
- 銀行の金利が上がって企業の借入コストが上昇する
- 企業の収益が圧迫されて業績が低下する
このため、株を売る投資家が増えて、株価が下がりやすくなります。
また、消費者もローンやクレジットの利息が上がるため、支出を抑えるようになります。
これも企業の業績悪化の懸念になるのです。
セオリー通りにならなかった「債券」
これとは逆に、利上げ時に利回りが上がって魅力が増し、買われやすくなるのが債券です。
しかし、2021年はそうなりませんでした。

上記は「TLT」という、米国20年国債に連動するETFの月足チャートです。
下落トレンドになってしまっています。
利上げ時は債券に投資するのがセオリーです。
投資のソムリエの運用者も、そのようにしたのでしょう。
しかし、それが裏目に出てしまいました。
株安と債券安のダブルパンチを食らい、大きくパフォーマンスを低下させてしまったのだと思われます。
下落に遭った人の反応
下落に遭った人の反応を集めると、乗り換えたという声が目立ちました。
純資産額のチャートも右肩下がりで、解約が進んでいることが読み取れます。
数字と声が同じ方向を向いていた、というのが正直な印象です。


投資のソムリエで下落にあった人は、「別のファンドに乗り換えた」という意見が多かったです。
理由は「いつまで経ってもプラスになる期待が持てない」からです。
確かに投資のソムリエのパフォーマンスを見れば納得です。
2023年からは株式相場が絶好調となりました。
その恩恵を受けて投資のソムリエの成績もプラスになっていますが、それでもたったの+4.50%。
-15%の含み損の人もいました。
+4.50%の利益では、損をとても取り返せないでしょう。
実際に投資のソムリエの純資産額を確認すると、右肩下がりに減っているのが分かります。
「ファンドへの流入資金が減っている=解約者が増えている」と判断できます。

このため、多くの人がパフォーマンスの悪さに我慢できなくなったのでしょう。
見切りをつけて、解約していると思われます。
下落の理由自体は、公式の説明どおり株安と債券安で説明がつきました。
引っかかったのは、株式相場が好調だった2023年以降も1年のリターンが+4.50%にとどまる点です。
-15%の含み損を抱えた人がこのペースで取り返せるのか、というのが私の見ているところです。
投資のソムリエの口コミ評判
口コミは、良いものと悪いものの両方を集めました。
良い評価に並んだのは、安心安全と定期分配金という2点でした。
値動きの穏やかさを評価する声が中心で、成績を褒める声ではありませんでした。
ここまでお伝えしてきたように、投資のソムリエの成績はお世辞にも良いとは言えません。
そのため、口コミ評判も悪いものが圧倒的です。
高評価の口コミもありましたが、ほんの一部です。
なるべく中立な立場で判断できるよう、両方の意見を集めてきました。
投資のソムリエの利用者がどんな部分を評価し、どんな部分に不満を持っているのかを確認していきましょう。
良い口コミ



良い口コミは「値動きにハラハラせずによく、安心して保有していられる」というものが多かったです。
価格が大きく上下しないためです。
悪い口コミ


特にパフォーマンスについての不評が目立ちました。
「運用実績があまりにもひどすぎる。はっきりいってゴミ!」と酷評している人が多かったです。
口コミ評判まとめ
投資のソムリエの口コミ評判をまとめると次のとおりです。
| 良い口コミ | 悪い口コミ |
|---|---|
| 安心安全 定期分配金が魅力 | 運用成果が酷すぎる 手数料が高すぎる |
投資のソムリエは、2021年から大きく基準価額を下げてしまいました。
ただ、2023年からは横ばいで推移しています。

上記のように、最近の値動きは緩やかです。
そのため、安定を求める人からこの値動きが好評です。
加えて、投資のソムリエには年2回の分配金があります。
分配金支給コースを選べば、株の配当金のように定期的に分配金が支給されます。
それを魅力に感じている人もいるようでした。
ただし、先ほども述べたように「良い」と評価している口コミは一部だけです。
投資のソムリエは、ほとんどが「悪い」口コミばかりです。
相場が不調で多くのファンドが苦しんだ2022年頃に、成績が低迷したのは仕方ないでしょう。
しかし、2023年以降はバブル相場といってよく、どのファンドも軒並み好調な成績です。
それでも、投資のソムリエはパッとしない成績です。
その部分について強い不満を持っている人が多く、次のような声が沢山ありました。
- 他の投資信託は全部プラスなのに投資のソムリエだけずっとマイナス
- 手数料以下の成績で馬鹿げている
- リスクを小さくすることばかりに重点をおいて結果が出ていない
- なにかが「投資のソムリエ」だよ。これじゃ「凍死のソムリエ」だ
口コミを確認する限り、利用者の多くは成績に不満を持っているようです。
満足な利益を得ている人も、現時点ではいなさそうでした。
良い口コミの中身は、安心感と分配金でした。
悪い口コミの中身は、運用成果と手数料です。
評価が割れているというより、褒められている点と不満の点が別々だったのが印象に残りました。
投資のソムリエは保有すべきか?損切りや売り時は?
保有を続けるかどうかは、これから何が起きるかで決まります。
調べて押さえたのは、日本国内の利上げが予想されているという点でした。
円高が進めば、国内株式を多く含むこのファンドには向かい風になります。
結論からいえば、投資のソムリエは保有せずに売ってしまうのがおすすめです。
保有せずに売ってしまう。この記事の結論は、そこに落ち着きました。
ただ、売ったあとに何を持つのかまでは、過去の成績表だけでは決められません。
乗り換え先を探すなら、判断の材料が自分の手元に残る仕組みから見ておいてください。
管理人が使っている手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
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とくに損失を取り返したいと思うのであれば、すぐに売ってしまったほうがよいです。
その理由は、日本国内の利上げが予想されているからです。
世界的には金利引き下げが予想され、債券価格の上昇が期待されています。
そのため、債券の割合が高い投資のソムリエは、一見有利に思えるかもしれません。
しかし、注意すべきは日本国内の状況です。
国内では金利が引き上げられ、国内債券の価格が下落する見込みが強いです。
加えて、円高が進むことで株式市場への影響も避けられません。
実際、近年の日経平均と米ドル円の動きは、非常に相関性が高いです。
円安に進むと日経平均は上昇しやすく、円高に進むと下落する傾向にあります。

上記は、日経平均の週足チャートにドル円を表示したものです。
似たような動きをしているのが分かります。
ドル円が下落、つまり円高に進んだときは、日経平均も下落しているときが多いです。
そのため、投資のソムリエには円高リスクがあるのです。
投資のソムリエのポートフォリオには、国内株式が多く含まれています。
これらは利上げで円高になると、下落する可能性があります。
国内債券についても、金利の上昇が進むと魅力が低下します。
そのため、価格が下落しやすいです。
こうした局面では、他のより有望な投資信託に乗り換えるのが、損失を避けるための有効な戦略です。
投資のソムリエは早期に売却して、別の投資先を検討したほうがよいです。
世界的な利下げで債券に追い風、と単純には読めない話でした。
国内では金利が引き上げられ、国内債券の価格は下落する見込みという整理です。
そこに円高による国内株式への影響が重なります。
守りの資産が両側から押されるというのが、売却をすすめる根拠だと受け取りました。
投資のソムリエの見通し
見通しは、以前の成績よりは期待できるという整理でした。
ただ、株式やREITの比率が低く、リターンの伸びが制約されやすい構造です。
私が普段見ているものは、銘柄と売り時のほうが先に示されます。
上がる相場で何を持つかを自分で選べるのは、正直、気楽でした。
今後の投資のソムリエですが、以前の成績よりは期待できます。
しかし、大きな利益を狙うには物足りないというのが結論です。
なぜなら、投資のソムリエのポートフォリオは、リスク資産の割合が低いからです。
株式やREITの恩恵を、十分に受けられない構造です。
具体的には、米国のインフレが落ち着き、政策金利の利下げが始まりました。
これにより、今後は株式やREITが値上がりする可能性が高まっています。
こうした状況では、株式比率の高いポートフォリオに大きな利益のチャンスがあります。
しかし、投資のソムリエは低リスク運用がコンセプトです。
株式やREITの比率が低く、リターンの伸びが制約されやすいです。
投資信託なのに「投資しない」?
運用報告書の資産配分を見て、もう一度手が止まりました。
現金比率が27.8%で、そのあいだも年率1.54%の費用はかかります。
動かないお金を待つより、判断の材料が自分の手元に残るほうが、私には合っていました。
また、投資のソムリエは現金保有率が高いのも特徴です。

上記は、2022年7月12日〜2023年1月11日の運用報告書の資産配分です。
現金比率は27.8%もあります。
現金で保有すれば損失は回避できますが、利益も出ません。
そして、投資のソムリエの運用には年率1.54%の費用が発生します。
預けたお金の一部とはいえ、投資してもらえないのであれば、わざわざ手数料を支払っている意味がないです。
この部分については、不満をぶちまけている利用者がいました。
要するに、投資のソムリエは「保守的すぎる」のです。
「減らさない」ことに重点を置きすぎているため、「増やす」という部分に期待が持てないファンドです。
これからリスク資産にとって有利な相場になっても、投資のソムリエはその恩恵を十分に受けられないでしょう。
「減らさない」を優先した結果、増やす場面でも現金を厚く持っていました。
設計どおりではあるのですが、手数料は現金の部分にもかかります。
預けたお金の一部が動いていないのに、費用だけは発生します。
ここが利用者の不満の芯だと見ています。
投資のソムリエのまとめ
投資のソムリエは、相場環境が好調な2023年以降になっても成績がイマイチです。
口コミでの評判も良くありません。
調査結果をまとめると、次のとおりです。
| 直近の成績 | 3年-10.60%・5年-6.66%(2024年10月時点) |
| 下落の理由 | 2021年からの株安と債券安 |
| 口コミ評判 | 悪い評価が圧倒的(成績・手数料への不満) |
| 今後の見通し | 守り重視で現金比率が高く、大きな利益は期待しにくい |
| 結論 | 新規利用はおすすめできない。保有中なら乗り換えの検討を |
変動リスクを年率4%程度に抑えるというコンセプトには、安心感があります。
しかし、守備的すぎて値上がり期待が持てないファンドという印象になります。
保有していても資産は増えにくいため、これから新規で利用するのはおすすめできません。
もし保有しているなら、損失になっていても別のファンドに乗り換える決断も大事です。
投資のソムリエと似たコンセプトで、優秀なファンドはいくらでもあります。
そうしたファンドに運用してもらったほうが、長い目でみれば利益になります。
3年-10.60%、5年-6.66%という数字は、相場が良かった期間を含めてのものでした。
口コミも、成績と手数料への不満が中心です。
減らさない設計はそのとおりでしたが、増える設計ではなかったというのが調べ終えての感想です。
新規で利用するのはおすすめできない。この記事の結論は、そこに落ち着きました。
そのうえで「では、何を持てばいいのか」を探しているなら、管理人が参考にしているやり方も置いておきます。
減らないことを待つよりも、銘柄と売り時をAIが示す仕組みのほうが、私には合っていました。
管理人が使っている手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
Amazonギフト券1万円分を毎月100名様にプレゼントしているので、よければ受け取ってください。





現在-14.17%、2020年11月購入したが大幅赤字。もっと早く解約していればと悔やまれる。
安定した投資信託を・・で、某証券会社から薦められ購入。
勧められた3本ともすべてマイナスで、昨年2本は損切。
この1本だけは、残していたけど、
もう我慢ならん・・。今年、損切りします。他の投資信託のプラス分と相殺。
ちなみに、、、
1500万の一括投資で、本日12.9%の損益率 評価損 -1,967,466円
バカバカ!ソムリエも私も大馬鹿!!
退職金を投資のソムリエに。勧めた銀行員詐欺だと思います。2023.10月マイナス200万となり高い勉強代と思って見切りしました。
投資のソムリエは解約しました。トータルで−10%程、もうどうしようもないと思いましたね。勉強代になったと思って、今後同じ轍を踏まないように気を引き締めます。
米国金利が下がろうとしていますが、今の時点では信用できません。債券価格に必ず影響するとは限りません。現金比率を多くしている局面は遅すぎると思います。ヘッジがあるのはわかります。円安であるのもわかります。あとずけの考え方は、投資信託のソムリエに対して信用してよい材料か。損切ラインまで、いくらならばよいか考えなければなりません。現在の価格では無理です。そもそも、基準価格が下がった現在において、逆に同様に価格が上がっていくかは信用できません。このファンドを買う時に、銀行の営業マンにソムリエを保有しているかの質問をしましたが、買ってはいないとの答えでした。なのに、セレクションされているソムリエを勧めてきました。その営業マンが良いとされる、ファンドの中にはソムリエは入っていないのになぜ薦めるのかです。ソムリエの回復はあるのか、皆様の分析を聞きたいです。限りなく、グレーな営業です。それとも、いま、買う方法はあると存じます。
銀行員に勧められ買いましたが、無知な自分が情けない❗️1700万です。
もう少し待てば上がる可能性がありますよ。銀行員の言葉。それを信じたバカな私。だだ下がり皆さんの口コミをみてやっと売りました。銀行員はこの商品は買ってないとの事。自分が買わない商品を勧められた私は詐欺にあった気分です。
投資の詐欺です。
全く銀行員に騙されたわ。
ストレスしかない。
一番高い時に買わされて、もう少し待てば持ち直すなどと言われ、今はもう見向きもされない。酷い銀行
投資のソムリエ最悪。とんでもない暴落率。何が4%運用だよ。銀行員は自分の成績を上げるためには何でも売るのか?銀行に完全に騙された。