チャートマスターは優良投資スクールなのか悪徳投資スクールなのか。ネットの口コミや評判を見る限り、悪評が多い印象でした。
早速、HP等の検証を行っていきたいと思います。
まずチャートマスターが如何なる投資顧問なのか確認してみると、「自立したトレーダの育成」「関わる人全員を幸せに」をコンセプトに、プロ並みのテクニカル相場分析を可能としたとの事。
そのための3つのサービスとして
①ツール PAチャート
米国のFX投資教育機関のノウハウ、過去の膨大なデータを基に世界最高峰の為替チャートソフトとして開発されたPAチャート、プロと同等に戦えるツール
②技術(ノウハウ)教材群・動画
アメリカにある世界で一番の投資教育機関CFGで教えてもらったノウハウに、チャートマスターで独自に発展させたものを追加して、FXを全くの初めての方でも一から学べば、一流トレーダーの仲間入りができるように構築されている
③サポート(教育)セミナー・講習会・SNS
少しでも迷った時に、質問をすると、すぐに回答をくれる。こんな場合はどうしたらいいのか、を相談できる相手がいる、そんな環境をチャートマスターは提供
との事。
その他、詳しい内容を確認するにはチャートマスター会員になる必要があるらしく、検証を断念しようかと思ったのですが、会社理念の最後に以下の記述があり悪徳投資顧問という確証を得ました。
※投資助言業務再開の件
昨年12月5日、関東財務局による業務停止期間が終了して以降、一時、投資助言業務を休止し、再発防止のための内部管理・運営体制の改善、充実を図りながら新規サービスの準備を進めて参りましたが、今般全ての準備が整いましたので、平成27年8月1日より、投資助言業務を再開いたします。
関東財務局のHPで詳しい内容が確認できたのですが、要約すると、第二種金融商品取引業の免許しかないにも関わらず、第一種金融商品取引業を行っていた「無免許運転」と、第二種金融商品取引業の免許を無登録業者に名義貸しを行い業務停止命令・業務改善命令を受けたようです。
一度このような違反を犯した人間でいえば 「前科者」を信用できる人はいませんよね。信用を回復したいのであれば、しばらく 有料コンテンツを無料にしたりするなどの誠意を見せるべきなのでは?と思います。また謝れば済む問題ではないので、 なぜ上記のような違反を犯してしまったのか説明がないと納得できませんよね。
いずれにしても、悪質な法令違反を犯した前科のある投資顧問のご利用はおススメできるはずがありません。
以上、チャートマスターの検証結果をまとめると、関東財務局から直々に行政処分をされているにも関わらず反省の色が見られない、「関わる人全員を不幸にした」悪徳投資顧問と断定させていただきます。
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