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「ストックボードのスクリーニング機能は有料で使う価値があるのか、無料の証券会社ツールとどこが違うのか」と悩んでいませんか。
ストックボードの最大の特徴は3分間隔のリアルタイム更新ですが、一般的な個人投資家には証券会社の無料ツールで十分です。
本記事では、ストックボードのユーザーによる評判や、スクリーニングツールの具体的な機能について詳しく解説。
月額料金(4,950円)に見合う価値があるかを判断できるため、無駄な費用を支払って損したくない人は、ぜひ最後までご覧ください。
ストックボードの評判
ストックボードの評判について調査したところ、口コミ数が極めて少なく、認知度の低さがうかがえます。
最新の口コミも2023年に投稿されたもので、最近ストックボードのスクリーニングツールを利用した人の満足度やサポートの質などは判断し難い状況です。
良い口コミ
良い口コミから、デイトレードの練習で活用するユーザーや再入会して利用を継続する人など、実際にツールを使っている投資家からの評価が見られます。
①ストックボードのスクリーニングで練習中
②再入会した
③便利です
特に注目すべきは3番目の投稿者の発言です。
この投稿者はストックボードの有料ユーザーでありながら、「無料でやるならマネックスや松井のネットストックでも良いと思う」と他の無料ツールを勧めています。
この発言から、ストックボードと無料のスクリーニングツールとの間に、費用に見合うほどの決定的な機能の差はないことがうかがえます。
また「このツールを使って○万円稼げた」といった具体的な成果報告は、SNS上に一切見当たりません。
公式サイトでも、投資成果についての実績が公開されていない状況です。
悪い口コミ
悪い口コミも良い口コミと同様に数が少なく、「みんかぶ」を運営している会社が提供しているツールにもかかわらず、投資コミュニティ内での認知度の低さが目立っています。
①機能がありすぎて使いこなせない
②項目がありすぎるので勉強しなくては
悪い口コミには「機能がありすぎて使いこなせない」「項目が多すぎて勉強が必要」という内容が見られます。
これは200種類以上の検索条件を売りにしている特徴について、逆に「使いにくさ」につながっている可能性を示しています。
ストックボードのスクリーニングは利用価値あり?

スクリーニング機能は月額4,950円で利用できます。
この費用に見合う価値があるかは、長期トレードやデイトレードなどの投資スタイルと照らし合わせて判断する必要があります。
2つのスクリーニング機能
ストックボードには大きく分けて、以下2つのスクリーニングサービスがあります。
- 初心者向け:スクリーニングビューア
- 上級者向け:カスタムスクリーニング
投資家のレベルに合わせた機能により、3,000以上の銘柄から条件に合った株式を抽出できます。
機能名 | 対象ユーザー | 特徴 |
---|---|---|
スクリーニングビューア | 初心者~中級者 | 200種類以上の検索条件あり |
テクニカル売買診断 | 中級者以上 | 過去データから最適指標を診断できる |
カスタムスクリーニング | 上級者 | 自由にパラメータ設定できる |
リアルタイムチャート | 全ユーザー | ティック~月足までを対応している |
ティック…株式取引において「売買が成立するごとに刻々と変化する細かい値動き」のこと。 ティックチャートを見ると、株価がリアルタイムでどのように動いているかが分かる。特にデイトレードをする人にとっては、数秒・数分の価格変動が利益に大きく影響するため、ティックチャートは非常に重要な情報源となる。 |
月額料金がかかる機能なため、投資初心者の方はまず無料の証券会社の無料ツールから始めて、慣れてきたら有料版ツールの検討をおすすめします。
料金や利用方法は?
ストックボードは月額4,950円です。
入会月中の退会はできず、最短でも翌月末での退会となります。また、アドバイザー機能付きのプレミアムプランは月額9,900円で利用できます。
プラン名 | 個人用 | 主な機能 |
---|---|---|
ストックボード | 4,950円/月 | スクリーニング、チャート分析 |
プレミアムプラン | 9,900円/月 | アドバイザー機能の追加 |
楽天証券のマーケットスピードの3ヶ月2,500円と比較すると、月額4,950円は高額です。
まず無料機能を試し、自分の投資スタイルに合うかを確認してから、有料版の導入を検討しましょう。
他のスクリーニングツールと比較して優位なポイント
ストックボードの最大の強みは、3分間隔のリアルタイム更新機能と200種類以上の検索条件です。
しかし、近年は主要ネット証券会社も無料でスクリーニング機能を提供しており、機能面での差別化は難しくなっています。
ツール名 | 料金 | 更新頻度 | 検索条件数 |
---|---|---|---|
ストックボード | 4,950円/月 | 3分更新 | 200種類以上 |
SBI証券スクリーナー | 無料 | 20分更新 | 50種類程度 |
楽天証券スーパースクリーナー | 無料 | 20分更新 | 約40種類 |
マネックス証券銘柄スカウター | 無料 | 日次更新 | 約30種類 |
主要な証券会社で提供している無料ツールでは物足りない人や、リアルタイムの情報を重視したいデイトレーダーにとって、活用すべきツールと言えるでしょう。
複雑な条件で銘柄を抽出する投資上級者でなければ活用しきれないため、初心者の方は先に無料ツールで自分との相性を確認することをおすすめします。
ストックボードとは?

ストックボードは株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドが提供するリアルタイム株価分析ソフトです。
ストックボードの主な機能はスクリーニング機能とリアルタイムチャート分析で、投資家の銘柄選択をサポートしています。
会社概要
会社情報によると、ストックボードを提供するミンカブ・ジ・インフォノイドは、2019年3月に東証マザーズ(現グロース)市場に上場しています。
「みんかぶ」や「株探」といった国内最大級の投資情報メディアを運営しており、月間600万人規模のユーザーを抱えています。
会社概要は以下のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
社名 | 株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド |
設立 | 2006年7月7日 |
上場市場 | 東証グロース(2019年3月上場) |
代表者 | 代表取締役社長 伴将行 |
本社所在地 | 東京都千代田区神田神保町 |
主要事業 | メディア事業、ソリューション事業 |
上場企業が提供するサービスという点で、一定の信頼性はありますが、投資ツールを選ぶ時は実際の機能や使いやすさも重視しましょう。
ストックボードの主な特徴
ストックボードの特徴は、スクリーニング機能だけでなく、以下4つの機能が充実しています。
機能カテゴリ | 具体的な機能 | 特徴 | 対象ユーザー |
---|---|---|---|
①チャート機能 | 4分割画面表示 | 複数銘柄の同時監視 | 全ユーザー |
②ボード機能 | 最大1,500銘柄登録 | 色分け表示でアラート機能付き | 全ユーザー |
③ランキング機能 | 14種類の市場別表示 | 出来高騰落率など独自指標 | 初心者~中級者 |
④企業情報機能 | 35種類の財務・業績データ | グラフ付きで見やすい表示 | 中級者以上 |
公式サイトの情報によると、最大1,500銘柄を登録できるボード機能では、色分けで新高値・新安値・ストップ高安を瞬時に判別できます。
特に「複数銘柄を同時に監視したい投資家」や「テクニカル分析を重視する投資家」におすすめです。
これらの機能を最大限に活用するには、ある程度の投資知識と経験が必要。
投資初心者の方は、まず基本的な株式投資の勉強を行い、証券会社の無料ツールに慣れてから、有料で利用するかを検討しましょう。
無料で閲覧できる毎日更新サービス
ストックボードでは有料サービス以外にも、投資判断に役立つ無料コンテンツを提供しています。
サービス名 | 更新時間 | 提供内容 |
---|---|---|
銘柄いろいろランキング | 18:00 | 値上がり率、出来高などのランキング |
注目スクリーニング | 18:00 | 厳選された銘柄の抽出結果 |
マーケット日報 | 毎日 | 市場全体の動向分析 |
まず無料サービスを活用して、ストックボードから提供される情報の質や、自分の投資スタイルとマッチしているかどうかを確認しましょう。
①銘柄いろいろランキング

公式サイトの情報によると、銘柄いろいろランキングは毎日18:00に更新され、投資家は市場のトレンドや注目銘柄を一目で確認できます。
提供されるランキングの種類は以下のとおりです。
- 上位100銘柄の値上がり率ランキング
- 下位100銘柄の値下がり率ランキング
- 出来高ランキング
- 売買代金ランキング
- 時価総額ランキングなど
ランキング情報は市場の動向を把握する参考資料として活用しましょう。
上位にランクインした銘柄については、必ず企業の業績や財務状況をチェックしましょう。短期的な値動きだけでなく、中長期的な企業価値にも注目してください。
②注目スクリーニング

注目スクリーニングは、専門的な条件で抽出された銘柄を無料で確認できるサービスです。
ストックボードが独自に設定した検索条件によって抽出された銘柄が表示されるため、投資家は自分で複雑な条件を設定することなく、プロが選んだ注目銘柄を見られます。
注目スクリーニングで提供される情報は以下のとおりです。
- テクニカル指標による買いシグナル銘柄
- 業績好調な成長企業
- 配当利回りの高い銘柄
- 出来高急増銘柄
- 高値更新銘柄
ただし、無料版はリアルタイムではなく、前日終値ベースでの表示となります。
スクリーニングツールは数値データに基づく分析は得意ですが、経営陣の質や事業を持続し続けられるかなどの要素は、人間が判断する必要があります。
中期経営計画の達成率を見て「どんな戦略で企業を成長させていくか」を確認するなどして、総合的に評価することが重要です。
③マーケット日報
マーケット日報は、その日の株式市場の動向を専門家の視点で分析したレポートです。
投資判断に必要な「現在の市場全体の流れ」を把握でき、個別銘柄分析の参考情報として活用できます。
マーケット日報の主な内容は以下のとおりです。
- 主要指数(日経平均、TOPIX等)の動向分析
- セクター別パフォーマンス
- 注目銘柄とその材料
- 海外市場の影響
- 翌日以降の注目ポイント
市場分析は専門家でも予測が困難な場合があるため、このマーケット日報だけを頼りにするのではなく、複数の情報源を参考にしながら投資判断することをおすすめします。
ストックボードがおすすめの方
ストックボードのスクリーニングツールの調査結果をふまえると、有料版の利用は以下の特徴の人におすすめです。
- リアルタイム性を重視するデイトレーダー
- 複雑な条件での銘柄抽出を頻繁に行う人
- 複数銘柄の同時監視を重視する人
有料版では3分間隔のリアルタイム更新と200種類以上の検索条件、最大1,500銘柄を同時に監視できます。
短期取引で利益を追求し、投資に多くの時間を割ける人であれば、最大限に活用できるでしょう。
ただし、月額4,950円という継続コストは年間約6万円になるため、最初は無料版の利用をおすすめします。
自分の投資スタイルに合うかを確認し、費用に見合う効果が期待できる場合のみ、有料版を使うかどうかを検討しましょう。
証券会社のツールと比べて
唯一不満は
場中の値動きに若干のタイムラグがあることかな
逆に発注には証券会社のものを使うから問題はないです
私は銘柄の発掘に使わせてもらってます
知人はデイをする際に独自のオシレーターを組み合わせて
売買タイミングを見つけています
重宝してる方が多いから何十年も続いてるんだと思います
そして、スタッフのこと書かれてましたが
事実です(>_<)
始めの頃、私は関西人なんで標準語が尖って聞こえましたが
一生懸命なうえに丁寧に間違いがないように(大切なお金が絡むんで)確認されるんだと思いますよ
ユーザーの設定により、ある特定の株価の値動きをした銘柄が抽出できるので、便利だと思っています。私の場合、楽天証券と松井証券とSBI証券を利用しています。少なくとも3社のトレードツールには、そう言った機能は無いです。
そもそも分析ソフトで当てれるならソフト販売で商売する必要は無い
システムよりなにより、電話口のスタッフの対応、態度が滅茶苦茶です。
終始不機嫌で高圧的な態度で、上から目線でバカにしてきます。
説明を読んだ上で、理解できなかった部分だけを教えて欲しいとメールしたらTELがあり、なぜかかなり不機嫌。何をどう理解したか説明しろ!と言われ、嫌みいっぱいでグダグダと言われ、物凄く気分の悪い思いをしました。ここのソフトは使わない方が賢明です。