医学部教授婦人会株式投資クラブ

医学部教授婦人会株式投資クラブは優良投資顧問なのか悪徳株情報サイトを運営しているだけなのか。ネットの口コミや評判を見る限り、どちらかと言えば悪評が優勢ですね‥
早速、ＨＰ等の検証を行っていきたいと思います。

まず医学部教授婦人会株式投資クラブが如何なる株情報サイトなのか確認していくと「独自の投資法で昨年度利益７億８千万円」と記載があります。

今回検証する「医学部教授婦人会株式投資クラブ」ですが、ブログをＨＰ代わりに利用している所謂株ブログです。

ＨＰには会社情報は記載がありませんが、個人レベルで運営されているわけではなく、サイト名通り「医学部教授婦人会」という団体が運営を手掛けているようです。

「医学部教授婦人会」とは、医者の妻など６０名ほどの会員がいる、もともとはボランティアの団体。医師の妻なので元看護師や女医などが多く、障害者施設、老人ホームに慰問に行ったり、カンボジアに病院や学校を建てる活動を行なっていたとの事。

そしてお小遣い稼ぎのつもりで株式投資を研究し、投資顧問会社を厳選する手法で平均7億の投資利益を得ているのだとか‥そしてそれを上記のボランティア活動の資金としていると主張しています。

事実ならば、とても綺麗な話ですが、話に具体性を感じないので話半分で理解しておきましょう。株で儲けてボランティアねぇ‥そこまでの利益と活動を行っているならば、法人なりを設立して表立って活動していくべきだと思いますがね‥

ちなみに最近では、専属のアナリストと契約をし、銘柄選びを更に精度の高いものにしている。また、有力ファンド筋や仕手筋の大口顧客として仕込みの段階から参加しているとの事‥

話が急に飛躍し過ぎじゃないですか？医者の妻が研究した結果、有力ファンドの仕込み段階から参加って、話に無理がありますね 。

挙句の果てには「たくさんの人にその情報を公開することで皆がその銘柄を買い値上がりする」なんて事まで言いだす始末‥

つまり本サイトの利用者が、仕込み段階から参加している「医学部教授婦人会」の後にエントリーして、値上がり=儲けさせている って事になります。

熱く語っていたボランティア精神は一体どこへ？というくらい 自分自身が儲ける事しか考えてないじゃないですか‥もう矛盾点が多すぎて滅茶苦茶 です。

主なサービス内容

・ブログ記事
有料会員向けに提供した銘柄（仕手株など）の動向が記載されています。

以下有料

◆一般会員
長年の信頼関係や人脈で築いた有力仕手筋、ファンド筋、証券筋などの関係者から入手した情報は、個人投資家では到底入手することができない大変有益な情報を提供するとの事。

料金：月額/8,000円

その他、ＨＰには実績が掲載されていますが、ここまでの検証を踏まえれば眉唾の可能性も否定できません。

「ボランティア」という大義名分を語りながら、本サイトの仕組みは利用者に「 買い上がり」をさせて自分達が儲ける事です。しかも7億を稼いでいて会員に儲けさせてもうらのに、さらに月額/8,000円をとる 強欲ぶり。

このような チープなストーリー・浅はかな金儲けの手段を語る人達がボランティア活動に従事しているとは到底考えられないですね‥
もし事実ならば、もっと広く周知されているはずですし‥

全ての話に具体性がない以上、断定する事はできませんが、個人的にはきな臭い と感じました。

引き続き、医学部教授婦人会株式投資クラブの動向を注視していきたいと思います。