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「株の学校123に入会しようか迷ってる。評判はどうか?」
投資サービスを利用しようと思ったときに気になるのが口コミ評判ですよね。
結論からいって、株の学校123の評判は悲惨です。
では、なぜそんなにも酷評されてしまっているのでしょうか。
この記事では株の学校123を徹底調査した結果をお伝えしていきながら、サービスの実態を暴露していきます。
株の学校123とは?
株の学校123は、株価の動きと移動平均線との関係をもとにした手法「123理論」をメインにセミナーをしている投資サービス。
公式サイトによると、2005年の開講から現在までにベーシックコースに2,000名以上が参加しているとのことです。
運営元は株式会社トレードイノベーション
株の学校123の運営元は「株式会社トレードイノベーション」となり、会社情報は下記のとおり。
事業者名 | 株式会社トレードイノベーション |
資本金 | 1,000万円 |
代表取締役 | 泉 幹 |
顧問 | 行政書士松村事務所 松村 康弘 行政書士トーラス総合法務事務所 井谷規孝 |
所在地 | 受付 050-5327-9186 取材・講演依頼 050-5327-9186 |
金融商品取引業者であることを証する事項 | 登録番号 関東財務局長(金商)第2423号 |
上記には記載していませんが、公式サイトではクーリングオフや免責事項、プライバシーポリシーなども詳しく記載されています。
そのため、会社情報に関しては怪しいところはありません。
会社所在地を調べてみたところ、「勝どきザ・タワー」という高層マンションでした。
具体的にどのようなことが学べる?
株の学校123では、「123式トレンドサーフィン」というシステムトレードを用いてテクニカルチャート分析を学ぶようです。
ホームページにも、「難しい経済の勉強や企業分析、情報収集は行いません」とあり、テクニカル分析のみを生徒に教えている様子が伺えます。
短期トレードを推奨している
1日~数日間の短期トレードで資産形成を目指す形。
ホームページにある生徒さん(会田さん)の声でも、デイトレやスイングトレードで運用していたという声が見受けられます。
『私はそんなに大量に資金がある訳でもないし、今で言うデイトレや、スイングで、1日や何日間かで利益を取る方が良かったので、123の方が私には合っていました。』
引用元:株の学校123
確かに企業分析しない方法としては、デイトレでの運用はありと言えるでしょう。
ただ、常に株価チャートに張り付いているデイトレの猛者達と同じ土俵で戦うことに。
いくら売買のサポートがあるとはいえ、投資初心者には少しリスキーな手法かもしれません。
数日から数週間で運用するスイングトレードの場合は、”ファンダメンタル分析も重要な指標”になります。
株の学校123が言うように、株価チャートから読み取れる情報は多数。
しかし、ファンダメンタル分析を知らないと、発表された材料が株価を押し上げる材料か、下げる材料か、折り込みずみか、判断が出来ません。
勝てる投資家へのスキルアップを目指すなら、テクニカル分析とファンダメンタル分析の双方の知識は持ち合わせていたいですね。
オンラインコースや通学コースがある
株の学校123が提供しているコースは全部で6つ。
以下、詳しく記載します。
システムトレード専用銘柄情報配信サービス(助言)
コンピューターが抽出した推奨銘柄を毎日配信してくれるサービス。
株の学校123のトレード理論である「123理論」の条件に合う銘柄を毎日15:30に自動抽出し、毎日メールにて配信してくれます。
よって、明日トレードできる銘柄を教えてくれるサービスです。
料金:9,800円/月(初月30日間無料)
株式トレード・利益のカラクリ体験講座
会場に来場して株の学校123のトレードを体験するというもの。
それによってなぜ利益が出るのかを理解します。
会場セミナーだけでなく、オンラインセミナーもあり、こちらに関しては無料開催されています。
料金:3,000円(無料キャンペーン中 / 2024年11月現在)
株の学校123(会場+オンライン) ベーシック講座
会場とオンラインの2つのセミナーで学習していくコース。
損失を最小限に抑える負けない技術を学べるとのことです。
テクニカルチャートから『上昇する瞬間』 と 『下降する瞬間』を見極められるようになれば株式トレードは攻略できると株の学校123では考えているようです。
無料セミナーでも、75日移動平均線を用いたトレード手法が紹介されてました。
上向きの75日移動平均線を上抜けたら買いを入れ、下向きの75日移動平均線を下抜けたら売りを入れる。
それに合わせて損切りの注文を移動平均線上におく手法です。
本セミナーでは、具体的にどのようなことが身につくかまでは書かれていませんが、基本的なテクニカル手法は学べるコースなのでしょう。
受講期間は6ヵ月あり、講義の流れは以下のとおりになります。
料金:209,000円 → 体験講座で優待価格:154,000円
株の学校123(会場+オンライン)マスター講座
ベーシック講座を受講した人がさらに利益を伸ばすためのコース。
ベーシック講座の知識と技術を発展させ、下落相場でも利益が獲得できるように空売りの技術の取得を目指します。
講座で学ぶのは「空売り」がメイン。
わかりやすく言うと空売りは、株を借り高く売り、安くなったタイミングに同じ銘柄を買って、株を貸してくれた業者に返すというものです。
もし仮に100万円で売っておいて、60万円で買い戻せれば、40万円の儲けが出るという単純な仕組み。
自分の保有している資産以上の金額を回すことが出来るので、大きな利益を狙うことが出来ます。
ただ空売りにはリスクも存在。
空売りのリスク
- 信用取引にはコストが発生
- 売却タイミングが読みづらい
- 空売りの損失は無限
この中でも売りのタイミングについては難しいです。
下げは一瞬、確認したときには既に底値を付けていることも珍しくありません。
いくら売買フォローがあるとはいえ、投資初心者が手を出すには少しハードルが高いかなと思います。
料金:660,0000円 → ベーシック講座受講で優待価格:561,000円
追加型トラップナビゲーション
指値注文を使ったトレード方法を教えているサービス。
指値注文とは、1,000円で買いなど指定した価格に注文を入れることですが、追加型トラップナビゲーションでは複数の指値注文を罠のように張り巡らします。
それによって半自動売買の仕組みを作るのが狙い。
ただし、詳細ページがリンク切れになっていたため、現在もサービスがあるのかは不明です。
料金:3,300円/月(新規30日間無料)
株主優待クロス自動売買アプリケーション
銘柄を指定しておけば自動で「株主優待クロス」を行ってくれるアプリ。
株主優待だけほしいと思っても株価は変動しますし、配当が確定したあとは配当分だけ下落する傾向にあります。
そこで有効なのが株主優待クロス。
売りと買いの同数売買によって、株価変動の損失を相殺しながら優待が受け取れます。
ただし、詳細ページがリンク切れになっていたため、サービスが終了してしまっているのかもしれません。
料金:550円/月(新規30日間無料)
YouTubeチャンネルは更新なし
株の学校123は「トレードキャンプ」というYouTubeチャンネルを持っています。
2024年11月時点でチャンネル登録者数 は27,000人ほどであり、2,649 本の動画を投稿。
最後に投稿されたのは1年ほど前ですので、現在は投稿がストップしているようです。
過去の動画には49万や32万など、投資系としては再生回数の多い動画もありましたが、投稿されてからかなり経っているものがほとんどでした。
最近の動画は視聴回数が数百や数十と非常に少ないため、視聴回数が伸びないことで投稿を止めてしまったのかもしれません。
株の学校123の酒井をはじめとした講師を調査
株の学校123はセミナー主体であるため、「講師は信頼できるのか?」という部分が非常に気になります。
そこでここでは、株の学校123の講師についての調査結果をまとめてみました。
小島氏をはじめとした講師陣
株の学校123の公式サイトを確認したところ、2024年11月現在だと以下の3名が講師をしています。
小島泰之
日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト (CMTA)を取得している方のようです。
小島氏は元々はマイクロソフトでソフトウェアエンジニアとして働いており、その際に株の学校123へ参加して認定講師になったとのこと。
株式投資は2003年から行っているそうですが結果はまったく出ず、損失ばかりで2007年が終わる頃には中クラスの車3台分くらいの損をしたそうです。
その後、ネットで株の学校123を見つけ、2014年に本業以上の利益が出せるようになり、2015年にマイクロソフトを退社。
2016年に株の学校123から講師の話を受け、現在はメイン講師として活動しています。
泉 幹
左側の人物が泉氏。(ちなに右側はジム・ロジャース氏)
泉氏は株の学校123の代表です。
大学卒業後、外資系飲食産業に就職し経営を学んだあと2004年に退社して、2005年に日本投資技術協会を立ち上げ。
2007年から外部講師を招いて本格的に投資スクール事業展開をしています。
個人投資家が勝つには下落相場にも対応する必要があるとし、空売りを得意としています。
過去にはヤフーファイナンスで株価予想をしていたようですが、その成績が以下。
空売りなどのハイリスクハイリターンの投資手法を推奨しているという意味では少し不安が残るかもしれません。
坪倉和己
坪倉氏も小島氏と同じで元々は株の学校123の受講生だった方です。
サラリーマン時代に独学で投資をしていたそうですがまったく上手くいかず挫折。
そんなときに株の学校123と出会い、スイングトレードでの勝ち方を確立したとのこと。
最近は株式だけでなく、日経225先物も研究しており、株式と先物を組み合わせたトレードスタイルを教えているそうです。
酒井智白や大場隆文史は講師をしている?
株の学校123をネット検索すると、「酒井智白」と「大場隆文史」という名前が出てきます。
過去に講師をしていましたが現在は退職している可能性があります。
2人を調べてみるとネット上の評判はあまり良くありません。
酒井氏・大場氏側から株の学校123を離れたのか、もしくはクビになったのか…。
教わるからには優秀な人材から教わりたいですよね。
2人とも株の学校123の元生徒で講師にスカウトされたようですが、現在は公式サイト上に名前がありませんので講師をしていない可能性が高いです。
講師の評判は良くない
株の学校123の講師の評判は厳しい意見が多数。
「素人レベルの講師が教えている」というような意見が多かったです。
現在講師を担当している小島氏や坪倉氏、過去に講師をしていた酒井氏や大場氏は4人とも株の学校123の元受講生です。
ロクな経験や知識もない素人が教えており、こんなところで学んでも勝てるはずがないと多数の意見がありました。
そもそも代表の泉氏の実力も低レベルと不評で、過去に過去にYahooファイナンスで株価予想をしていたそうですが、戦績は29%8勝19敗と散々な結果を残してしまったとか。
結果も出せない泉氏のいうことなど信頼できないという声が多数ありました。
たしかこの人、株価予想してましたよね?
当たらないって言われてた気がする。
こんな人をおすすめするかって言われたら絶対しない。普通は。
匿名
株の学校123の評判は?
評判は講師の評価から予想していたとおり悪いです。
ただし、一部良い口コミも存在。
では具体的にどう評価されているのかを、良い口コミと悪い口コミに分けて確認していきましょう。
良い口コミ
良い口コミは、テクニカル分析を本格的に学べるというものが目立ちました。
講義内容はテクニカル分析に特化しているため、チャートでのトレードを学びたい人には良いという意見が多かったです。
また、悪い評判は過去に所属していた一部の講師のせいであり、その講師がいなくなった今は比較的改善されているとの声もありました。
悪い口コミ
ほとんど詐欺に近いです。 デイトレコースに進んだのですが、 1か月に2回デイトレの生配信。 デイトレコースではリアルタイムに売り買いしてくださいと指示が出て、年24回あったデイトレの生配信で、トータル1回もプラスで終えたことはありません。のちのちブログで、この泉代表の1番弟子とされるMAX酒井氏は、このデイトレ塾を指導しているなか、 借金で首が回らなくなり、 家族にも見放されたことを告白して、 塾を去っていきました。 坪倉講師も講義内容がいい加減で信用ならず、 今は225先物講座なるものを始めましたが、 勝率は全くお粗末。 勝てる気配が全くありません。 しかしながら、莫大な授業料を巻き上げても全く心が痛まないようです。 皆さん、ここは悪質なスクールなので騙されないようにしましょう。
元生徒ユーザー
株の学校123の悪い口コミは下記のようなものがありました。
- 料金が高すぎる
- 講師が素人レベル
- 講師が勝ててないのに勝てるわけがない
- 講義は書籍で学べる内容であり独学で十分
とくに料金の高さと講師の質についての不評が目立ちました。
1つのコースを受講するだけでもかなり高額ですが、複数のコースを受講するとなると100万円を超えてしまうそうです。
それにも関わらず、講義は書店で売られている参考書に書いているような低レベルの内容とのこと。
そもそも講師が勝てておらず、その講師も素人と変わりない人が担当しているのだから教わる価値などないという意見が多数ありました。
高すぎる授業料と講師の実力に低評価が多数
口コミを調査すると、テクニカル分析を本格的に学べるという部分は一定数評価されていました。
しかし、大半の口コミは悪いものばかりで酷評。
「授業料と講義内容が見合っていない」「講師が素人集団の集まりでお話にならない」と酷評されており、まったく利用する価値がないサービスだという意見が大半でした。
「無料レベルの情報を高額な料金を取って教えている詐欺に近い業者だ」とかなり厳しい意見もありました。
株の学校123のメリット・デメリット
ここでは株の学校123のメリット・デメリットを掘り下げます。
あなた自身が勝てる投資家へとステップアップが見込めるかどうか、参考にしてください。
メリット
- いつでも、どこでもトレードの勉強ができる
- 経験豊富な講師が相場に合わせて、より早く伝達してくれる
- 自宅、カフェなど場所を問わず、情報配信が受けられる
- 通学がいらないので、交通費と通学の時間が不要
- WEBなので、気軽に質問できる
- 動画(ノウハウ)+質問会(問題解決)がワンセットになっているので、効率よく技術を習得できる
- ノウハウのわからないところは、繰り返し視聴できる
主に通学する必要がないなど、WEBを活用してどこでも学べるということがメリットとして挙げられます。
どの投資スクールも今どきオンライン授業を導入しています。
株の学校123の本当のメリットは、株価チャートの読み方について学びたいというニーズを満たす投資スクールということ。
株価チャートの知識を使って勝てる投資家になれるかは本人次第にはなりますが、少なくとも参考にはなりそうです。
デメリット
- ファンダメンタル分析については学べない
- デイトレの場合、日中、チャートに張り付いていないといけない
- 授業料が高い
- 講師の実績や口コミが悪い
株価チャートは、業績や今後の動きをいち早く察知した人達の取引が反映されます。
ただ実際の売買で使いこなせるくらいにまでマスターするには、それ相応の労力と時間、実際のトレード経験が必要。
知識としてではなく、それをスキルとして使いこなすのはそう簡単なことではないですからね。
失敗も含めた経験は、誰にでも必要になってくるものなのかもしれません。
また、先述したとおり、授業の高さや講師の実力不足もデメリットのひとつと言えるでしょう。
これらのデメリットも頭に入れて利用するべきかを考える必要があります。
株の学校123がおすすめな方
ここまで実態を調査してきましたが正直なところ、株の学校123はおすすめできません。
強いて言えば、チャート分析を学びたい方にとっては参考になる可能性がある投資スクールと言えるでしょう。
ですが、あまりにも評判が悪すぎます。
素人レベルの講師が教えておりまったく勝てない、料金もあり得ないほど高いと酷評。
また、公式サイトも何だか胡散臭く、ところどころリンク切れがありました。
YouTubeに関しても1年間更新もされておらず、投稿動画の再生回数は数十〜数百と非常に少ないです。
つまり、参考にしている人がほとんどいないということですね。
このような理由から、株の学校123は利用しないほうが懸命です。
酒井智明のトレードゲートの方が安いが、電話番号記載なし。100万も払えといいながら、恐ろしいシステムだ。株の学校123では、質問しても解答がルーズであったり、毎日の銘柄配信は遅れたり。信用に値しないのは123方式か?
さんざん多くの人から高額料金せしめた罪は重い。この先世間からの冷たい視線を気にして道を彷徨えと思う。
とうとう精神異常の酒井講師が辞めましたね。株の学校123にとっては、とてもいいことだと思います。あとは馬鹿の坪倉が辞めれば、とってもいいと思います。
ここ叩いてる人ってジャパンインベストメント スクールの関係者ですよね?
大場氏が何で辞めたかは知らないけど最近無料で変なYouTube動画出してるみたいだよ。俺ら高い金払って勉強したのに全くバカにしてるよね。
大場講師は何で辞めたんだ?
会社の事は分かりませんが、動画の大場先生の方向線と株の性質はとても初心者にわかりやすいので立派な先生だと思います!
同じです。酒井智明からのトレステ勧誘しつこいです。スクリーニングの仕方くらい、マネックスで無料なのに。株の学校の契約終わる頃、トレードゲートからも勧誘が来た。泉もおバカですね。
また当たらないトレステのシステム売り始めたよ。個々の理論自体が通用しないのに、そのストラテジーでどうやって勝つんだよ。酒井、坪倉、死んでほしい。詐欺師の集まり。
酒井も坪倉も元会員。坪倉のお世話係が酒井。なので坪倉は酒井に逆らえず。坪倉は金欲しさで勧誘活動しているならまだしも、ここの手法で本当に勝てると信じてたら、相当おめでたい。