RealCapitalManagementCo.,Ltd

RealCapitalManagementCo.,Ltd は優良投資顧問なのか悪徳株情報サイトを運営しているだけなのか。ネットの口コミや評判を見る限り、「行政処分」という文言を多く見かけました‥
早速、HP等の検証を行っていきたいと思います。

RealCapitalManagementCo.,Ltdが如何なる投資顧問なのか確認していくと、「投資家の皆様に「利益優先に徹しお客様のニーズに応える」をスローガンに、社会の情報を含めた幅広い情報で投資判断を行い利益にこだわり、お客様にお答えする」との事。

主なサービス内容
・無料メルマガ
有益な情報が満載との事ですが、登録後一度も配信がありません。

同社は以下3つの分野で事業を展開しているようです。
◆コンサルティング
・特例業務サポート
・ファンド組成
・EB－5サポート
・M＆A

◆海外投資
・オフショア投資
・プライベートバンク

◆為替投資
・システムによる自動売買
・自動売買システム開発

その他、HPには実績（仕手株等）は掲載されていませんし、どのような助言サービスを実施していたのか全くの不明です。

それどころか現状ではHPは完全に放置状態なのですが、それもそのはず、ネット上での口コミ通り、同社は行政処分により金商を剥奪されてしまっているのです。

関東財務局HPによると、平成26年10月17日に証券取引等監視委員会（SESC）より行政処分を求める勧告が行われました。



上記をご覧いただければ分かる通り、まさに法令違反のオンパレード ですね‥
①適格機関投資家からの出資が行われたように装う行為
②自己の名義をもって、他人にファンド持分の取得勧誘を行わせている状況（名義貸し）
③法定書面の未交付等（契約締結前交付書面等）
④金融商品取引業を適確に遂行するに足りる人的構成が確保されていない状況等

これだけ違反を犯せば、 金商剥奪されて当然ですよね‥
最初から悪用するためだけに金商の登録を受けたとしか思えませんね。

これ以上深堀しても意味がなさそうなので、結論を申し上げます。
RealCapitalManagementCo.,Ltdが極悪投資顧問であった事は紛れもない事実です。

今後、同社が運営を再開する可能性は低そうですが、代表の田中栄治氏が新サイトをオープンする可能性もありますので、「田中栄治」という名前を見かけましたら、ぜひ私コロンブスの卵まで情報をお寄せいただければと存じます。