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グローバルマクロ戦略の日本の第一人者と呼ばれる投資家、「江守哲」氏。
著書も多数ある実力者ですが、自己破産や訴訟といった黒い噂がついて回ります。
「胡散臭い」と感じる人がいてもおかしくありません。
結論から言うと、江守哲氏のサービスはわざわざお金を出してまで利用する価値はありません。
理由は次の3つです。
- ①2020年12月に自己破産している(会社と個人の両方)
- ②1億円の支払い命令が確定した直後の破産で、東京地裁は「不法行為」と認定
- ③「利益を上げた」という利用者の声がないため、再現性を疑う口コミが多い
この記事では、江守哲氏の経歴と評判、そして破産・裁判の記録を順に確認します。
読み終えるころには、後悔のない決断ができるはずです。
経歴だけを見れば、文句のつけようがない実力者です。
ただ、調べていて手が止まったのは2020年12月の自己破産でした。
江守哲とは何者?
肩書きが多い人ほど、どれが本業なのかが見えにくくなります。
江守氏もファンド運営・講座・スクール講師・YouTube・メルマガと看板が並びます。
まずは「何を有料で売っているのか」に絞って見ていきます。
江守哲氏は「エモリファンドマネジメント株式会社」の代表取締役です。
金融機関出身の投資家でもあります。
その経験や知見を活かし、個人投資家に投資教育を提供しています。
経歴・プロフィール
経歴は、正直なところ文句のつけようがありません。
住友商事、ロンドン駐在、現JPモルガン、ヘッジファンド運用。
ここだけを見て疑う理由は、私には見つかりませんでした。
江守哲氏は慶応義塾大学を卒業後、住友商事に入社。
メタルトレーダーとしてキャリアをスタートさせました。
ロンドン駐在を経て、外資系トレーダー(現JPモルガン)に転職。
そこで世界最高水準のトレーディングを学びました。
その後、日本初の「コモディティ・ストラテジスト」として活躍。
三井物産系のコモディティ子会社や、外資系ヘッジファンドで運用を担当しました。
リーマン・ショック時には、ヘッジファンド運用で大幅なリターンを獲得。
グローバルマクロ戦略の第一人者として名を馳せたことも。
現在は独立し、投資家としてファンド運用を継続しています。
その傍らで、投資教育にも尽力しています。
江守氏が代表取締役を務めるファンドは「エモリファンドマネジメント株式会社」。
会社情報は下記のとおりです。
| 事業者名称 | エモリファンドマネジメント株式会社 |
| 運営総括責任者 | 江守哲 |
| 所在地 | 東京都港区海岸1-7-1東京ポートシティ竹芝オフィスタワー8F |
| 電話 | 050-2018-5715 |
グローバル投資戦略マスター講座の代表取締役
代表取締役を務める講座なので、一番の看板のはずです。
それなのに、公式サイトを開いても何を教えるのかが書かれていませんでした。
つまり、申し込んでから中身を知ることになります。
私がいま参考にしているサービスは何をいつ買っていつ売るかが毎回はっきり出るので、そこの差はどうしても気になってしまいます。
江守哲氏は「グローバル投資戦略マスター講座」の代表取締役を務めています。
この講座では「経験を問わず誰でも失敗しない投資を学べる」とうたわれています。
「世界市場にアクセスできるノウハウが提供される」とも書かれていました。
しかし、具体的な内容は公式サイトに記載されていませんでした。
おそらく、江守氏が得意とする「グローバルマクロ戦略」が提供されるのでしょう。
グローバルマクロ戦略とは、世界経済の動きをもとに多様な資産へ投資する戦略です。
それにしても、情報がないのは不親切ですね。
現在は満員御礼で、参加を募集していないからなのかもしれませんが……。
投資の学校プレミアムの講師
無料体験セミナーで江守氏の講座を受けられるのは、素直に良心的だと思います。
ただ、学べるのは考え方までです。
「で、結局いまどれを買えばいいのか」は自分で埋めることになります。
私はそこが埋まらなくて、銘柄と売り時まで示してくれるほうに頼るようになりました。
江守哲氏は「投資の学校プレミアム」で講師を務めています。
投資の学校プレミアムとは、「株式会社ファイナンシャルインテリジェンス」が運営する投資教育スクール。
各分野のエキスパートから、対面とオンラインで講義を受けられます。
江守氏が担当するのは「オプション取引」と「コモディティ取引」。
例えば、「江守哲のオプションコメント」という連載を持っています。
この連載では、現在の日経225オプションの戦略を読むことが可能。
こちらはブログですので、無料公開されています。
また、投資の学校プレミアムには無料体験セミナーもあります。
その中では、江守氏のコモディティ講座やオプション講座も無料で受講できます。
なお、投資の学校プレミアムについては下記の記事で実態に迫っています。
「気になる!」という方はご参照ください。
X(Twitter)やYouTubeで情報配信
江守哲氏は下記のメディアを使用し、情報発信を積極的に行っています。
- X
- 江守哲の米国株投資チャンネル
- エモリちゃんねる
X(Twitter)
Xは「Tetsu Emori|グローバルマクロトレーダー」というアカウントです。
おもに米国株やゴールドに関する投資情報を発信しています。
とくに米国のハイテク株の動向や、エヌビディアなどの決算分析が中心です。
経済トレンドや株価の動きを、簡潔にまとめています。
そのうえで、リンク付きでエモリちゃんねるの動画へ誘導するスタイルが主流です。
江守哲の米国株投資チャンネル

江守哲の米国株投資チャンネルは、米国株の情報が中心のチャンネル。
米国株以外にもインド株やゴールドなど、投資全般の情報を発信しています。

どの動画も視聴数が数万超えであり、かなり好評だと感じました。
エモリちゃんねる

エモリちゃんねるの中心は「モーニングレポート」です。
ほぼ毎朝投稿される、米国株式市場の解説動画です。
また、メンバーシップ限定の「グローバルマクロ戦略」も中心動画です。

以前は投資ノウハウや戦略など、上記2つ以外の動画も投稿されていました。
しかし、現在はほぼありません。
おそらく、2つのチャンネルの違いを明確にするためでしょう。
こちらはモーニングレポートとグローバルマクロ戦略のみに切り替えたのだと思われます。
投資本を出版
江守哲氏は執筆活動もしており、多数の投資本を出版しています。


2025年3月時点の最新の書籍は『初心者でも失敗しない「世界基準のお金の増やし方」 新NISA2.0』。

新NISAでオルカンやS&P500を運用しつつ、それ以上のリターンを狙う内容です。
ポートフォリオ運用を学ぶための書籍ですね。
Amazonでの評価は4.9とかなり高く、好評でした。

有料でメルマガを配信
月3,300円と月880円。金額だけなら手の届く範囲です。
気になったのは、どちらも説明が「戦略が学べる」止まりで、成績で語られていない点でした。
私が参考にしているほうは判断の記録が自分の手元に残るので、続けるかどうかを自分で決められます。
そこは正直、気楽でした。
江守哲氏は2つの有料メルマガを配信しています。
- 江守哲の「投資の哲人」~ヘッジファンド投資戦略のすべて
- 江守哲の「ニュースの哲人」~日本で報道されない本当の国際情勢と次のシナリオ

投資の哲人は、江守氏独自の市場分析から投資戦略を共有するメルマガ。
おもにヘッジファンドの投資戦略が学べるようです。
料金は月額3,300円となります。

ニュースの哲人は、国際・国内の政治情勢を独自見解で読み解くメルマガ。
毎月第2・第4金曜日に配信され、料金は月額880円です。
ポートフォリオは公開してる?
江守哲氏はポートフォリオを公開していません。
しかし、何年も前からゴールドを強く推奨しています。
自身も「iShares Gold Trust(IAU)」という米国のETFに投資しているという情報があります。
また、金の保有比率を35%近くまで高めてもよいとも語っていました。
こちらはWEBのインタビューでの発言です。

その他、YouTubeの米国株投資チャンネルでインドについて定期的に触れています。
そのため、インド株にも投資している可能性があります。
経歴そのものは本物でした。住友商事から現JPモルガン、ヘッジファンド運用まで、不自然な飛びはありません。
引っかかったのは中身の見えなさのほうです。看板の講座は具体的な内容が公式サイトになく、ポートフォリオも非公開。
無料で見られるYouTubeやブログのほうがむしろ充実していて、お金を取る側だけ情報が閉じている——これが調べ終えての正直な印象です。
ポートフォリオが非公開である以上、成績を外から確かめる方法はありません。
残るのは「この人を信じられるかどうか」だけです。
そこに賭けるのが不安なら、判断の材料が自分の手元に残る仕組みも見ておいてください。
管理人が参考にしているのは、銘柄と売り時をAIが示すタイプのサービスです。
管理人が使っている手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
Amazonギフト券1万円分を毎月100名様にプレゼントしているので、よければ受け取ってください。
江守哲は詐欺?評判を調査
口コミを読む前は、賛否が半々に割れるだろうと予想していました。
実際に集めてみると、良い声と悪い声で話題そのものが分かれていたのが印象的でした。
結論からいえば詐欺ではないです。
しかし、江守哲氏の評判は良いとは言えません。
実際にどんな口コミがあるのか確認していきましょう。
良い口コミ
好評だったのは、どれも無料で見られるものばかりでした。
有料サービスで利益が出たという声は、探した範囲では見つかりませんでした。
①オススメ良書
②動画・レポートを見て収益が良くなった
③情報が有益
良い口コミは、独自の市場分析や提供情報の質への高評価が多かったです。
とくに、江守哲の米国株投資チャンネルが好評でした。
「無料でこの内容はとてもありがたい!」という意見が多かったです。
あまり情報がないインド株の解説を聞けるのも、高く評価されていました。
悪い口コミ
①大ぶろしきが過ぎる
②保証付と大きく表示しているのに
③やばすぎる人
人から預かった1億円返済してない?裁判で負けて自己破産?やばすぎる人以外の何物でもないな。
匿名
④実績は嘘
自己破産してるのやばいな。投資できるほどの金がないていうことだから実績は嘘だよな絶対。
もち
⑤騙して生活してる
この人投資で大損したことあるし、広告使って騙して生活してるの許せない
匿名
悪い口コミは、圧倒的に過去の自己破産についてですね。
後述していますが、江守氏は2020年に自己破産しています。
それによって、大きく信頼を損ないました。
そのうえで「自己破産後も何事もなかったかのように活動している」と批判されていました。
また、提供サービスに関して「利益を上げた」という声がありません。
そこから再現性のなさを指摘する声も多かったです。
口コミを通しで読んで分かったのは、批判の矛先が投資の腕前ではなく「自己破産」に集中していることでした。
読者が引っかかっているのは、実力ではなく信用のほうです。
良い口コミは無料の発信について、悪い口コミは過去の自己破産について。
つまり無料で受け取っている人は満足していて、お金と信用が絡んだ瞬間に評価が反転しています。
詐欺ではない、というのは私も同じ意見です。ただ「詐欺ではない」と「お金を払う理由がある」は、まったく別の話だと思います。
江守哲は自己破産した?詐欺で裁判は事実なのか?
ここが一番、噂と事実がごちゃ混ぜになっている部分です。
掲示板の書き込みではなく、判決と破産の記録だけに絞って並べます。
先述したとおり、江守哲氏は過去に自己破産しています。
ここでは、その自己破産の経緯について詳しく解説していきます。
エモリキャピタルマネジメント&個人で自己破産
江守氏が自己破産をしたのは2020年12月。
同氏が代表を務めていた「エモリキャピタルマネジメント」の裁判が発端です。
この裁判で1億円の支払い命令が下されましたが、支払えずに会社は破産。
江守氏自身も自己破産の選択をしました。
資産運用のトラブルで裁判・敗訴
投資に失敗した、という話ではありませんでした。
預かったお金を、許可を取らないまま別の投資話に回している。
ここが争点になった部分です。
自己破産の原因は資産運用トラブルです。
江守氏は知人から1億円を預かり、資産運用を任されていました。
しかし、その資金を「ドバイの銀行で凍結された50億円の口座を数億円で買い取れる」という投資話に使用。
この案件は詐欺的なもので、預かった資金は戻らず消失。
さらに、知人には事前にこの投資の許可を取っていませんでした。
そのため、問題が深刻化したというわけです。
2020年には、知人が江守哲氏と彼の会社を提訴。
東京地方裁判所は「不法行為」と認定しました。
そして江守哲氏に対し、1億円(プラス利息)の支払いを命じる判決を下しました。
江守氏側が控訴しなかったため、この判決は確定したという流れです。
支払い命令後に即自己破産という詐欺的行為
判決後、江守氏には1億円の支払い義務が生じます。
しかし、とった行動はなんと自己破産。
お金を返すどころか、会社と個人としての自己破産を申請したのです。
他人のお金を無断で怪しい投資話に使用し、自己破産で支払い逃れをする。
もはや信頼できる要素はゼロですね。
現在何事もなかったように活動してますが、どれだけ厚顔無恥なのでしょうか。
ここは噂話ではありません。東京地方裁判所が不法行為と認定し、控訴がないまま判決が確定しています。
そのうえでの自己破産、というのが記録に残っている事実です。
私が引っかかったのは、破産という結果よりも順番のほうです。
人から預かった1億円を無断で別の話に使い、支払い命令が確定した直後に自己破産している。
投資で失敗した人ではなく、返さない方法を選んだ人に見えてしまいます。
これは感情ではなく、記録に残っている順番から読み取れることです。
江守哲のサービスはおすすめしない
ここまで調べても、結論は冒頭に書いたとおりで変わりませんでした。
ただ「全部ダメ」という話ではないので、線引きだけはっきりさせておきます。
江守哲氏のサービスはわざわざお金を出してまで利用する価値はありません。
確かにそれなりの経歴がありますし、投資の実力もあるのかもしれません。
しかし、過去に自己破産しており、その理由もかなり悪質なものでした。
そのため、信頼できるような人物ではないです。
調査結果を整理すると、次のとおりです。
| 経歴 | 住友商事→外資系トレーダー(現JPモルガン)→ヘッジファンド運用。グローバルマクロ戦略の第一人者 |
| 良い口コミ | 米国株投資チャンネルなど、無料コンテンツの質は高評価 |
| 悪い口コミ | 過去の自己破産に批判が集中。「利益を上げた」という声はなし |
| 裁判 | 東京地方裁判所が「不法行為」と認定。1億円の支払い命令が確定 |
| 自己破産 | 支払い命令後、会社と個人の両方で自己破産(2020年12月) |
| ポートフォリオ | 非公開 |
| 有料サービス | 投資の哲人 月額3,300円/ニュースの哲人 月額880円 |
利用するなら無料部分だけで十分です。
調べ始めた時点では、経歴が本物なら有料でも見る価値はあるかもしれない、と思っていました。
読み終えた今は違います。実力があるかどうかと、お金を預けられるかどうかは別問題だと分かったからです。
判断材料は出そろいました。あとは1億円の件を知ったうえで、この人にお金を払えるかどうか。
私は払いません。
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そのうえで「お金を払う価値のある情報はどこにあるのか」を探しているなら、管理人が参考にしているサイトも置いておきます。
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