「株コンプリート」や「北浜資産倍増クラブ」などの株解説サロンを運営している、投資評論家の北浜流一郎。
各種メディアで活躍中と紹介されており凄い人物かのような雰囲気を漂わせていますが、本当に信頼できる人なのか。
結論を述べると確かに北浜流一郎は有名人ではあるのですが、不名誉な目立ち方をしている側面も大いにある人物と言えます。
北浜流一郎の経歴や評価からわかる彼の投資解説者としての実態を解説します。
目次
北浜流一郎の経歴
株式評論家の肩書を持つ北浜流一郎氏ですが、これまで金融機関に所属していたわけはなく、株に関する資格を有しているわけでもありません。
同じく株式評論家として活動する『大岩川源太』氏とは違い、北浜氏本人は株式投資をここ10年やっていないなんて噂もあったりします。
そんな男が一体どういう理由、どういう経緯で有名評論家となったのかは経歴を見ればわかります。
▼北浜流一郎の経歴
・ラサール高校卒業
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・慶應義塾大学商学部進学
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・慶應義塾大学中退
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・通信教育のコピーライターとなる
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・女性週刊誌の記者に転身
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・週刊誌で扱ったテーマを題材にポルノ小説を執筆しヒット
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・ポルノ小説で得た印税を株式投資で吹き飛ばす
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・これをキッカケに株式評論家としての活動も開始
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・ポルノ小説を書きながら新聞などの株式欄も手掛けるようになる
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・とある雑誌で紹介した銘柄が大化けしたことで株式評論家としての仕事が急増
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・生活の軸足を株式評論家に移す。
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・株式評論家としての今に至る
ポルノ小説家として成功し名が売れていたところ、株式投資で大失敗した経験から株の記事を書く仕事を貰えた、これが全ての始まりです。
そして運が良かったのか実力なのか、紹介した銘柄が大化け。
これは言うなれば大谷翔平がテレビで「最近株をやってるんですよ。○○という銘柄が上がりそうで買いました」と語った後に本当に大化けしてしまったようなもの。
次第に大谷翔平はニュース番組や経済番組にゲストで呼ばれるようになり、いつの間にかコメンテーターとしての地位を確立していた…。これが北浜流一郎です。
ひょんなことからあれよあれよと有名になり、活動歴が長い分知名度がある不思議な存在なのです。
株式評論家としての活動が長いため昔からの根強いファンが一定数おり、北浜流一郎の感性を頼りにしている方は案外少なくありません。
故に今も一定の人気を確保できています。
では北浜流一郎が本当に有名な株式評論家なのか、どのような背景を持った評論家なのかが分かったので、次に北浜流一郎の世間的評価について見ていきます。
北浜流一郎に対する評価
投資家としての実績があるわけではない北浜流一郎ですが、彼の分析や解説はなんだかんだで世間から高く評価されています。
特に北浜流一郎の外れてばかりの予想を逆指標(通称 北浜指標)として参考にする方が多いように見受けられます。
▼北浜流一郎の評判
もちろん純粋に北浜流一郎の予想が当たると思って参考にしている方もいますが、評判を見ている限り数はそこまで多くありません。
ではなぜそんなに予想が当たらないと思われているのに、何十年も株式評論家として生きてこれたのか。
それは北浜流一郎の独特な分析方法が愛されているからです。
例えば北浜流一郎が予想する際、以下のような表現が使われることがあります。
○○円は下げ過ぎでしょう!こう言ってやりたいところです!
このように北浜流一郎は自分の気持ちを根拠に上げ過ぎ、下げ過ぎと主張しているような言い回しをすることがあります。
また北浜流一郎のwikipediaには以下のようなエピソードが綴られています。
・ヤマカンで予想していることをブログで明らかにした
・買い推奨した銘柄の株価が上昇した際に「理由はわかりませんけどね」と公言
など。感覚で投資をしている様子がうかがえるエピソードはいくつかあり、その様子が昨今のデータを根拠にした投資を是とする投資家からは物珍しく映るのかもしれません。
言うなれば麻雀の界隈と似たようなものかもしれませんね。麻雀も昔は運の偏りを考慮する戦術が当たり前に取り入れられていましたが、最近ではそういった要素は排除され、期待値や効率を突き詰める麻雀が当たり前になっています。
だからこそ運をつかみ取りに行くような大御所プロ雀士は根強いファンがついています。
まさに北浜流一郎の事例と同じではないでしょうか。
感覚で投資判断する北浜流一郎は、昔ながらの投資家や投資そのものを楽しむ方々にとって貴重な存在となっているのかもしれません。
北浜流一郎の「株コンプリート」は有効なのか?
北浜流一郎が感覚派の評論家であるという話をしてきましたが、ではそんな北浜流一郎が教材や投資スクール、投資クラブなどで解説している売買ロジックは役に立つのでしょうか。
北浜流一郎が解説している株のテクニック的な部分について見ていきましょう。
試しに見ていくのは、最近募集している株の教材「株コンプリート」で解説している手法です。
動画の第3話にてチャートのとあるポイントを見て上がる銘柄を選ぶんだと説明し、ネクステージ(3186)という銘柄を紹介していました。
▼ネクストステージのチャート
これを見て私が思ったのは、酒田五法の三川(サンセン)じゃないか?ということ。
酒田五法の三川とは以下のようなチャート形状のことをいいます。
▼酒田五法の三川の形状
三川が現れた時は株価が上昇するサインとされています。
酒田五法は大昔からある分析手法であること、北浜流一郎が酒田五法についての解説書を出版した過去があることなどから、恐らく酒田五法の三川だろうと思います。
この知識はチャート分析のかなりの基礎的な知識であり、書籍でもネットでも解説は溢れています。
北浜流一郎が満を持して紹介してきた手法が初歩的な内容だなんて正直残念でした。
やはり普段から感覚で判断している北浜流一郎。具体的な手法についてはあまり詳しくないのかもしれません。
また本人のプロフィールによると、評論家として客観的で中立な意見を述べるため自身では株を全く売買することが無いらしいですね。
株を持ってしまうとどうしてもポジショントークになってしまうからと。
自分で株を売買しないのであれば分析技術を知らないのもやむなしでしょう。
北浜流一郎が関わるサービス
北浜流一郎の分析や推奨銘柄を知ることができるサービスを紹介していきます。
これらで語られる解説と実際の相場や株価の動きを照らし合わせれば、北浜流一郎の分析精度がより理解できると思います。
▼北浜流一郎の関連サービス一覧
・北浜流一郎のズバリ株先見
情報サイト株探の連載コラム。市場の展望を解説し、注目銘柄を紹介。
・資産倍増計画 北浜流一郎の株式宅配便
ラジオNIKKEIの番組。その日の東京株式市場の値動きを検証。
・証券スクールオブビジネス
最近の相場分析と今後の相場展望を解説。
・北浜流一郎の「一株開運」資金倍増株リッチ新聞
株で役立つノウハウ、情報、考え方を配信。
また当サイトでは、2018年頃から『北浜流一郎の評判』について調査を続けています。
当人が別途監修を務めたサービスについても検証を行っているので、宜しければそちらの記事も併せてご覧ください。
・北浜流一郎の株で自分年金作り。悠々人生!金泉銘柄で逆転勝ち
・北浜流一郎の株投資情報・株リッチ放送局
これだけ本を出しているとしても、やっぱり確実性や再現性があるかどうかはまた違う話なんだろうな。メルマガはちょっと内容が分かれるけど、これが役に立つって言っている人もいるから、人それぞれなんだろう。
株で勝てない人がなるのが証券会社の営業マンだからね~証券会社にいたって経歴があることがトレーダーとして優れてるとは限らないんだよね。まあ営業として成績も出せなければ投資でも成果だせないってのもあるのかもだけど。
株コンプリートに申しこんだが北浜資産倍増クラブの宣伝メルマガでしかなく腹が立った。株コンプリートだけでは何もわからない。何も得られない。
まぐまぐのメールマガジン登録しようかな~
北浜流一郎って経歴凄い人だと思ってたけど証券会社とかにいたわけではないんですね。まあでも解説分かりやすいですし、いい会社出てればいいってわけじゃないだろうから自分はこれからも1つの参考としては見る予定です。
この北浜流一郎っておじさん「逆神」とか「曲がり屋」とかって呼ばれてるらしいね。大岩川源太といい、こういう怪しいタイプのおじさまが増えてきてるのは何だかな~って感じだね。
株探の北浜流一郎先生のズバリ株先見!は必読させていただいてます!