金融庁から無認可の投資情報サイト「シンクタンク」は違法サイトです。
もちろん金融庁もバカではありませんから、このような輩は野放しにしておきませんので、運営元には平成29年の6月に「行政処分」をきっちりと執行しています。
しかし、大変残念なことにこの行政処分は無意味です。
・焦点は行政処分を受けた事実ではなく、行政処分の「影響が全くない」ことなのです。
▼説明すると
金融庁(関東税務局)のHPには「無登録業者にご注意!」という警告文の掲載があり、 そこでは無登録でサイト運営を行っている「シンクタンクのような業者」が一覧できるようになっています。
しかし、ここに掲載されている『株式会社フライト』が運営するサイトは「テーマ」「ワード」という投資情報サイトのみで「シンクタンク」は存在しません。なぜ取り締まわれていないのでしょうか‥それには理由があります。
▼つまりどういうこと?
金融庁が常に最新の違法サイト“全て”を追いかけて(行政処分)いるわけではないということです。
近年あまりにもこの手の違法サイトが横行しているため、全部は追いきれないのが実情なのです。
▼もっと言うと
つまり、運営元の会社が行政処分をされようが代表が捕まろうが、サイト名だけ変えてしまえば運営を「存続・延命」できる、と言うことです。違法ではありますが、実際にトカゲのしっぽ切りが通用してしまっているんですよ。
そんな「シンクタンク」ですが、法の規制やしがらみが無いので自由勝手に運営を行っています。
以下、サイト内検証になります。
まず、どれだけ自由にやれているかと言うと特に分かりやすい点がコチラ↓です。
●元JPモルガン出身の担当「平井」は存在しない。
このように「画像名:アジア系ビジネスマンの肖像画」としてweb上で売られています。
この人、日本人ですらない可能性もありました。
以下、提供サービスの検証になります。
見る価値はありませんが、一応羅列しておきます。
■コンテンツ
・ThinkTankとは?
・選ばれる理由
・提供実績(会員様の声)
・初めての方へ
・よくあるご質問
・ライフプランニング
・無料銘柄相談
・特別投資セミナー
■個別サービス
・お問い合わせ
・情報公開
・会員情報の変更
・メールボックス一覧
・投資チェックリスト
・各種お申込み
・メールが届かない方へ
■有料サービス
・特別待遇情報
(1銘柄:70,000円)
気になったのは「特別待遇情報」のページ中段に置かれたキャッチフレーズ。
チャート解析×ファンダメンタルズ分析×テクニカル×四季報を読み込む‥これら全てがナンセンスだそうです(笑) いやいや‥貴方たちがやっていることの方がよっぽどナンセンスですから。
最後まで価値のない投資情報サイトの記事をご覧いただいた皆さん、再度注意しておきます。「シンクタンク」は株式投資情報を助言する立場にははありません。
無料銘柄相談も意味はなく、「シンクタンク」が有料サービス(助言行為)は違法です。
●反社会勢力への方針…
の内容がやっている事と矛盾していて笑えるので最後に紹介しておきます。
・平素から、警察、弁護士等の外部専門機関と緊密な連携関係を構築することに努めます。
警察と緊密な連携を築けるのであれば、その前に「金融庁に届け出」を出してほしいですよ。
届け出無しにこのサイトが有料サービスを提供する権利は未来永劫ありませんから。
この度のサイトリリースと同時に即刻悪徳サイトとして認定します。
関連サイトが出次第そちらもすぐに検証しようと思います。
ホームページもきれいだしまったく悪いサイトには見えなかったのでびっくりです。
テーマもワードも評判調べると悪いことしか出てこないですよ。
間違いなく確実に値上がりするというシンクタンクの推奨銘柄に投資した結果、逆に30万円くらい値下がりしてしまった。
ワードにはひどい目にあわされました。情報料だけ取られてほったらかしにされたんです。こんな会社とは絶対にかかわってはダメです。