プロジェクト（PROJECT)

■最新追記（2019/7/23/追加検証済み）
【偽】投資顧問サイト「プロジェクト」が突如閉鎖した模様。

これまでの検証からも悪徳サイトとして認定している投資顧問プロジェクトですが、 当サイトにも7月初旬ごろから口コミにて「サイトに入れない」との評判が多数寄せられていました。

そこで再度検証を行ってみると、確かにHPへのアクセスができない状況に。

▼サイトの閉鎖を確認


恐らくですが、悪評が広がりすぎたため、サイトの閉鎖を決定したのでしょう。

投資顧問プロジェクトを優良株情報サイトとして紹介している評価が偏ったランキングサイトでは、 サイトにアクセスできないにも関わらず、まだ優良口コミが投降されている状況(7/23)です。

間違っても口コミを信じて電話などしないようにしてくださいね。また、以前の検証の際も説明しましたが、投資顧問プロジェクトは関東財務局から警告を受けているのでお忘れなきように。

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■過去の検証記事（2019/1/22/追加検証済み）
【偽】投資顧問サイトであり、クチコミ評価サイトと癒着し集客を行っていた「プロジェクト」
過去には悪徳サイトのお手本とまで査定しましたが、未だに評価サイトと癒着している為、口コミ・評判の判定が極めて難しい状況です…。

そのため今回は「口コミを元に検証」ではなく、実際に提供された『無料銘柄』を元に、プロ目線でプロジェクトの本当の実力を査定し[評価]を付けたいと思います。

▼まずはこの銘柄を「査定」


▶投資顧問 プロジェクトの「推奨理由」を考察
推奨日前日(12/3)の取引終了後、子会社株式の譲受による100％子会社化および発行済み株式総数の2.42％を上限とした「自社株買いを発表したこと」が買い推奨の理由だと考えられます。

▶推奨判断は的確だったか否か？
『不適格でした』 まず自社株買いは「一般的には買い材料」ですが、今回の場合、同社を取り巻く環境の地合いが悪く自社株買いではインパクトが弱かったです。子会社の100％子会社化も「業績に与える影響は軽微」なものでした。

同社は中国、韓国に進出する半導体をメインにする企業ですが、中国の場合元々の景気減速や米中貿易摩擦による景気悪化など、地合いが良くないです。

韓国市場も日本との「元徴用工判決問題」などで半導体市場に影響が出る恐れがあります。というのも半導体製造に必須であるフッ化水素を韓国は日本からの輸入に依存しており、日本国内ではこのフッ化水素の韓国への輸出禁止などの声も出始めているため。そうなれば韓国経済は大打撃を受け、同社の韓国市場での業績にも悪影響が出る恐れがある地合いなのです。

また、テクニカル面においても推奨日前日(12/3)の時点で「一目均衡表の雲」を上に突き抜けてはおらず、ボリンジャーバンドも2シグマにタッチし、株価が反転下落しやすいサインが出ていました。

▶判定、プロジェクトの評価
『評価できない』 理由は、買い推奨を出した「根拠と分析能力の低さ・甘さ」にあります。
上記のようにファンダメンタルズ、テクニカル共に分析能力が低く、ただ自社株買い発表があったから「安易に買い推奨を出しただけ」と言わざるを得ません。

プロの投資顧問ならば、同社の置かれた環境をファンダメンタルズ分析し、テクニカル面でも「今後株価が上昇していくのか」しっかりと判断し推奨を出すべきですよ。

今回のケースでは、分析ができていないプロとは思えないタイミングでの買い推奨でした。

▼次にこの銘柄を「査定」

▶投資顧問 プロジェクトの「推奨理由」を考察
推奨日前日(12/3)の取引終了後に「創業100周年記念 株主優待の実施を発表したこと」が推奨理由だと考えられます。

通常の株主優待をもらい、なおかつ記念株主優待ももらうと株主優待だけで(12/3)終値ベースで5.5％の優待利回りになり、配当も含めると6％超の「配当＋株主優待利回り」になったため。 業績も好調で上方修正を出していることもあり、「上方修正＋高利回り」で買い推奨を出したものと思われます。

元々上方修正を出すほど業績が好調だったことに加え、創業記念100周年株主優待という材料がでたこと。さらに、この100周年記念株主優待は12月末時点でのステークホルダーに贈られるため、短期では優待狙いの買いが入りやすい状況でした。

▶判定、投資顧問 プロジェクトの評価
『まずまずの評価』今回のヤマウラの推奨に関していえば、短期推奨銘柄として同銘柄を推奨したのであれば評価できます。しかし、銘柄自体は悪くないのですが、1つ目の銘柄選定を見るに「偶然上がった」という要素も多分にあります。

●2銘柄「総評」
最終結論【偽】投資顧問プロジェクトは評価できません。
検証した2銘柄を見る限り「特にテクニカル的な面で分析能力の低さ」を感じます。正直素人と言っても過言ではないです。またファンダメンタルズでも「買い推奨の前後に材料となりそうな情報が出た」だけの安易な判断であったと言えます。

今回の様に「一見上手く行った銘柄」でもプロ目線で見るとボロが出てくるもの･･。
私がプロと認めている投資顧問は数少ないですが、少なくとも投資顧問プロジェクトはプロレベルと呼ぶにはふさわしくないことは明白と言えます。

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■過去の検証記事（2018/6/3/追記）
プロジェクト（PROJECT)は優良投資顧問なのか？悪徳投資顧問なのか？数百の口コミや評判を調べると、評価が偏ったランキングサイトが幾つか見つかります。

さて、「優良株情報サイト・投資顧問会社ベスト10」というランキングサイトに「優良評価」されているプロジェクトですが、まずは「そのベスト10」をご覧ください（2018/03/30 現在）

▼悪徳サイトのエース級が並ぶ
・リアルタイム（Real Time）
・エージェント（AGENT）
・プロジェクト（PROJECT）
・株プロフェット
・トリプルエー投資顧問
・株エヴァンジェリスト
・新生ジャパン投資
・日本証券トレード(NST）
・株テクニック
・ビズ（Biz）

見事に当サイトの悪徳認定サイトばかりがランクインし、逆に優良サイトが1つも見当たりません。
これって「悪徳サイト選抜ベスト10」では無いのでしょうか？

そもそも、このサイトの判定基準が甚だ疑問です。
上から8番目の「日本証券トレード(NST）」の運営会社「株式会社カイ（Kai Corporation）」なんて『無登録で金融商品取引業等を行う者』として、関東財務局から警告を受けていますから。

その下の「株テクニック」は既に閉鎖済みですが、同様の警告を受けた株式投資インベスターの運営会社「株式会社CSSS（インベスター運営事務局）」と同じアパートに所在地があり、同一人物が運営していたと見られています。

そして、その株テクニックと一番下の「ビズ（Biz）」は、これまた同じ会社(BTCリサーチアソシエイツ株式会社)が運営母体となっています。

要するに、このランキングは身内の集まりで、関東財務局といった監督官庁の手が入るとサイトを閉鎖し、プロジェクト（PROJECT)の様なサイトを新たに作ってランキング上位に入れて詐欺的な集客活動をしている悪徳グループのやり方の1つなのです。

●不自然すぎるランキング操作
普通のサイト運営者なら、関東財務局から警告を受けるようが業者をベスト10には入れないですよね。信用できないサイトですから、冒頭申し上げた一部の良い評判や口コミも、全てサクラによる偽装とみるのが自然ですね。

いきなり結論が出ましたが、これからはプロジェクト（PROJECT)は、悪徳サイトのランキングで上位にいるサイトである前提で検証します。

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悪徳サイトと分かって会員登録するのは気が進みませんが、捨てアドで会員登録すると、いきなり会員サイトに入れるようになりました。ログインパスワードとか必要無いようですね‥
セキュリティもなにも有ったものではありません。ここに個人情報は入力できないですね。

やたらと電話番号入力に拘る電話営業大好きサイトよりはマシ、と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、メールアドレスも大事な個人情報ですから、例え興味本位で利用する気が無いとしても、このサイトに会員登録は止めた方がいいですね。

●ふざけた会社表記
サイトの運営者情報をみると「会社名 パーパス」と書いてあります。が、株式会社なのか有限会社なのか表記がありません。書き忘れるような部分では無いですよね‥

「所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目3番13号」と書いてあるので調べてみた所、「東京建物日本橋ビル」に尋ね当たりましたが、ビルの入居者にパーパスという屋号は有りません。

※先日再度HPを確認したところ「東京都東村山市栄町2-1-11 サンライズマンション106」に住所が変更されていました。ころころ住所を変えるのも悪徳会社の典型です。

念のため、国税庁のHPで検索しましたが、該当する法人は存在しませんでした。所在地が嘘である以上、「設立 1981年1月10日（PROJECTサイト開設：2017年2月4日）」「資本金 5000万円」といった部分も全て嘘でしょう。

HPには『プロジェクト（PROJECT)での１憶円達成者現在539名』なんて書いてありますが、1981年からの四半世紀で、それだけの実績をあげた企業が住所不定なんて有り得ないですよ。

●悪徳サイトのお手本
HPは一見普通の投資顧問サイトの様に見えますが、コンテンツは他サイトのパクリで、Kabutan等の記事の語尾を少し変え「最新ニュース」として掲載するなど、教科書通りの悪どい手法ですね。

↓左プロジェクト（PROJECT)右Kabutan↓

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プロジェクト（PROJECT)の主な無料サービスは以下の通りです。

・最新ニュース配信（他サイトのパクリ）
・メールマガジンの配信
・無料銘柄相談
・提供銘柄相談
プロジェクト（PROJECT)の有料サービスは、契約締結前書面や料金表が無く、詳細を確認できませんでした。契約締結前書面は無い時点で論外ですが、他のサイトのパクリをやっている時点で、まともな銘柄提供が出来るはずもなく、使う価値無しと断言できます。

ちなみに、HPには『日本株式史上最大の投資チャンス 2020年TOKYOオリンピック』の文字が躍っていますが、オリンピック関連銘柄の株価はすでに織り込み済みというのは常識‥。

簡単なアンケートに答えると、『オリンピックマネーが集中する短期高騰銘柄をご提供させて頂きます』と言って正規価格15万7千円の「ミリオンスタート情報」が4万7千円で買えるようですが、絶対に買わない方がいいでしょう。今更オリンピック銘柄とか素人丸出しでお話にもなりません。

以上、検証の結果プロジェクト（PROJECT)は「教科書通りの悪徳サイト」と判明しました。当然、利用はもちろん無料会員登録さえオススメしません。