アップ(UP)

アップ（UP）は優良投資顧問なのか悪徳株情報サイトを運営しているだけなのか。ネットの口コミや評判を見る限り、 かなり評判は悪いようです。
早速、HP等の検証をしていきたいと思います。

まずアップがどのような株情報サイトなのか確認していくと、富裕層との強い人脈を生かした独自の投資情報によって高い利益効率を実現する投資情報会社のようです。

特徴としては3つあり
①富裕層会員から集まる独自情報
アップと強い信頼関係のある富裕層会員はそれぞれの人脈から得た重要な情報をアップに調査依頼する。目標達成確率9割以上と判断された銘柄を提供

②富裕層会員の「資金による後押し」
好材料が出ても株価上昇しない際に資金集中により株価を押し上げる。富裕層会員200人が平均500万円で10億円以上動かせることもしばしばとの事。

③万全のフォロー・サポート体制

上記をご覧いただいて、違和感を感じない人がいるでしょうか？

情報源も株価を押し上げるのも富裕層会員との事ですが、ではこの富裕層会員になんのメリットがあるかというと「一般投資家を巻き込んで株価を高騰させる事による利益」との事。

もし私が情報を得て資金力もあるならば、100％自分だけトレードします し、誰でもそうすると思います。なぜ あえて情報をアップの会員に拡散し、思うように上昇しない際の株価押し上げという、ある意味での「アップの尻拭い」をしなければならないのか‥

また一般投資家を巻き込めるかは最後の部分では運なので、非常にリスクが高いです。情報も資金も提供しリスクも負ってくれるという、こんな人世の中にいると思いますか？

HPには上記のようなあり得ない話を長々と記載してありましたが、ちょっと考えれば矛盾点が多い 事に気が付くと思います。

ちなみに資金後押しでの高騰事例として、サイバネットシステム（4312）AR（拡張現実）関連、ダブルスコープ（6619）リチウムイオン電池関連、マネーパートナーズG（8732）フィンテック関連など。これらの銘柄は テーマ性も十分で材料も多数出ていましたし、材料が出てすぐに株価は動意づいていたので、富裕層会員による後押しが必要だったはずがありません。よって、完全なる嘘の実績である事がわかると思います。



なお、その他の実績には仕手株や材料株が掲載されていましたが、検証するまでもないと思いますので今回はスルーします。

現段階で悪徳株情報サイトと認定しても問題ありませんが、余談として アップが受賞しているらしい受賞実績をご覧ください。

・ジャパン・インベスト・オブ・ザ・イヤー　金賞
・MASERS　AWARD　受賞
・ノーマライゼーション社会の実現特別賞
・投資情報インターネットランキング　1位
・Deloitte invest fast　受賞
など

上記のような賞を インターネットで探しても当然見つかりませんでした。もしあったとしても、受賞しているはずありませんがねｗ
もし受賞した裏付けがあれば、教えてください。

以上、アップに関しての検証結果をまとめると、あり得ない作り話の数々で利用者を騙し続ける極悪株情報サイトと断定させていただきます。