清水洋介の株式投資羅針盤アカデミー

清水洋介の株式投資羅針盤アカデミーは優良投資顧問なのか悪徳株情報サイトを運営しているだけなのか。ネットの口コミや評判を見る限り、あまり評価は高くないようです。
早速、ＨＰ等の検証を行っていきたいと思います。

まず清水洋介の株式投資羅針盤アカデミーが如何なる株情報サイトなのか確認していくと「清水洋介が本物の株式投資の秘密を無料で公開中」と記載があります。

どうやら本サイトでは株式会社アルゴナビス代表「清水洋介」氏が、日本最高峰を謳う株式投資法を無料講座で提供しているようです。ＨＰは情報商材のようなペラ1のセールレター。

「清水洋介」氏と言えば、本業界ではかなりの有名人。
テレビや雑誌などメディア露出も多いです。特に最近は出演しているか知りませんが、東京ＭＸの東京マーケットワイドでよく見かけました。

・プロフィール
1959年6月生まれ、慶應義塾大学法学部を卒業後、1983年大和証券入社、その後はソシエテジェネラル証券、マネックス証券などで勤務。
2010年7月には投資情報サービス会社『ピクシスリサーチ』を設立
2014年5月、株式会社Argo Navisの代表となり株式スクールを開校する。

元証券マンという事で、経歴も中々立派ですね。
ただセールレタートップで自ら「兜町の伝説の天才トレーダー」を自称してしまうあたりの イタさからも分かる通り、ネット上では「知名度だけで実力が伴わない」という評価も‥

個人的にも彼が出演している番組やレポートを読んだことがありますが、大した事は言ってないし、既に分かり切っている相場動向を語るくらいです。

まぁこれだけメディアで露出していれば、大胆な相場予想などはリスクが高過ぎるのかもしれませんが、私からすれば「 只のおじさん」です。

また、清水氏が 悪徳投資顧問「トリプルエー投資顧問」で株式投資の羅針盤という無料コラム＆レポートの連載を持っている事も無視できません。

トリプルエー投資顧問と言えば、当サイトでも上位に位置付ける極悪投資顧問サイト、その悪事（株価操作・風説の流布など） は度が過ぎるので、早いところ金融庁なり関東財務局なりに対処してもらいたい、と危惧しています。

清水氏自身が悪事に加担しているのか定かではありませんが、トリプルエー投資顧問と結託しているだけでマイナスな印象 を抱いてしまいますね。

セールレターの検証に戻ります。
セールレターを読んでいてまず気になったのが、本商材の運営元「株式会社EXTRADE」。

自身の会社があるのに、なぜ他社と結託する必要があるのか‥
「株式会社EXTRADE」自体も評判が悪い会社ですし。

セールレタートップでは本業界の タブーとされているはずの過剰な宣伝文句も散見されます。「清水先生から学ぶだけで勝てる」なんて断言してますが、「勝てる」保証なんてないのは本業界の常識。

元証券マンならば、それくらいの事は分かるでしょうよ清水さん‥
「断定的判断の提供 」って知ってますか？
何が「生ける伝説の現役証券ディーラー」なんだか‥

また、「爆風スランプ」のボーカリストとして有名な「サンプラザ中野」が動画に出演しており、清水氏を大絶賛する記事まで見受けられます。

有名人の知名度を利用して集客を図りたいのでしょうが、歌手である「サンプラザ中野」が絶賛してても何の意味もありません‥まぁこの手の商材ではありがちな手口ですが、にしても趣旨が違うというか、 浅はかですよね‥

主なサービス内容
本サイトでは無料WEB講座のみが提供されていたようですが、最終的には何等かの有料講座へと誘導していたものと推察されます。

◆清水洋介の株式投資羅針盤アカデミー
日本最高峰の投資手法を謳う無料講座。

具体的には以下4時限の講座が用意されています。
・1時限目 「株式投資」とは
・2時限目 株式に「投資をする」ということ
・3時限目 株式投資で成功するには
・最終時限目 投資の達人に通ずる道(清水と付き合うという事)

実際に登録したところ、登録完了メールは届きましたが、無料講座のリンクはリンク切れで閲覧できませんでした。既に サービス廃止したのでしょうか‥

その他、ＨＰには2013年の清水氏のトレード実績（仕手株など）が掲載されていますが、都合の良い利確実績のみを公開しているだけで、トータルでの成績は不明です。

勝率100％なんてあり得ないのですから、結果的に幾ら儲かったのかが分からないと実力の証明にはなりません。
大体、2013年なんて古いですよ。

ここまで全体的にセールレターを確認してきましたが、評価できる点は皆無、むしろマイナス要素ばかりが浮き彫り になりました。既にサービスを廃止しているようですから、もはやどうでもいい事ですがね‥

それよりも、清水氏の今後の動きと「トリプルエー投資顧問」の動向は、引き続き注視していく必要があるでしょう。