昨日のトランプ大統領の演説を受けて、コラムを書かないわけにはいかないでしょう。
まぁ結論から言えば無難な内容に終始し、期待外れ言えば期待外れなのですが、「大統領らしかった」というよく分からない安心感を相場に与えたようで、米株も日本株も上昇しました。
日本株は3/15までに2万円をトライしそうです。
今回、トランプ大統領が大人しかった理由は2つ、「今までの過激な演説はもう十分だ」というイバンカさんの助言と、そもそもまだまだ議会通過などの難題が残っているからでしょう。
具体策に言及できる状況ではない、という如何にも政治家らしい振る舞い‥
それを好感している株式市場には違和感しかありません。
もっとも株価上昇要因はそれだけではなく、来期の決算など想定すれば、まだまだ割安という判断、ROE向上という「海外投資家向け」の材料も余地がありますし。
さらにFRBからはハト派の理事からも「3月利上げ」を示唆する発言が飛び出すなど、円は予想通りボックス相場範囲内です。
日経平均に関してはあっさりボックス相場を突破、19,500円がこうも簡単に突破されるとは思いませんでした。
考えてみれば、米株がこれだけ上昇し、他の主要な投資先である欧州に政治不安が付きまとえば、残るは日本株しかないって事なのでしょう。
しかし忘れてはいけないのが、3/15付近のリスクイベントです。
それを意識すれば、当然「円は買われる」ので、2万円トライは3/15より前になるでしょう。
もっと言ってしまえば、明日のアメリカ雇用統計の結果次第か‥
2万円トライ
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