株リッチプロジェクトは優良株式投資情報商材なのか悪徳株式投資情報商材なのか。ネットの口コミや評判を見る限り、あまり評価は高くないようです。早速、HP等の検証を行っていきたいと思います。
株リッチプロジェクトが如何なる株式投資情報商材なのか、HPには『株価が2倍、3倍になりやすい34分の1の特殊投機銘柄に絞った個人投資家救済売買手法』という説明文があります。また『30万円から少額資金で、圧倒的収益を実現する完全個人投資家向けの手法を公開』とも‥
あたかも「確実に儲かる」と言わんばかりの過剰な宣伝文句、「特殊投機銘柄」という、投資の専門用語っぽい造語で「仕手株」を匂わせる手口‥胡散臭さはかなりの物ですね。
典型的な投資系情報商材のHP(セールレター)ですね。HPを見ると、1ページに長々と上述のような胡散臭い宣伝文句が並んでいます。要するに、「仕手株売買ノウハウ」を提供するってだけなので、全部読むのは時間の無駄です。
さて、そんなバカげた主張をしているのは「オープンエデュケーション株式会社」で代表を務める「柴垣英明」氏です。柴垣英明氏のプロフィールは以下の通りです。
1964年大阪生まれ。甲子園出場経験者。大学卒業後、証券会社に勤務し、事業法人、金融法人営業、自己売買部門を担当。証券会社退職後、株式投資をはじめ、日経225 先物、FX等の売買指導を行い、個人投資家から絶大なる信頼を得ている。証券会社時代に培ったスキルを投資初心者でも理解できるよう売買指導を行い、今では3000人以上の受講生を抱え、「真に自立できる個人投資家」を輩出するために積極的に活動している。
柴垣氏は「元ディーラー」という肩書を武器に本商材を始めとした「投資の教養」「株の自動売買12週間習得プログラム」などを手掛ける人物です。
情報商材の世界では割と有名人と言えます。ただし、その評判は賛否両論、『実力が分からないから信用できない 』という意見も散見されます。
現実問題、元ディーラーと言ってもピンキリですからね‥
ディーリングルームは完全実力主義なだけにダメな人はすぐに不要と見なされますから、長続きしないんです。要は「元ディーラー」というだけで、実力の証明にはならないのです。
まぁ実力があれば、この手の商材で金儲けせずに、トレーダーとして十分生活していけるはずですからね、少なくとも私の知る優秀な「元ディーラー」はそういう人たちばかりです。
続いて、株リッチプロジェクトの主な無料サービスは以下の通りです。
◆超実践的 急騰株短期売買成功の7ステップ
低位株の短期売買 を成功させるための手法をまとめた、ダイジェスト・レポート。16日間の無料オンライン講座。
株リッチプロジェクトの有料コンテンツは以下の通りです。
◆株リッチプロジェクト 料金:29,800円
実際に投機筋と共に仕手戦を戦った柴垣氏が彼らの売買手法を初心者にも分かりやすく、極々、シンプルに解説しているとの事。テキストで合計281ページ、解説動画、合計150分、解説画像、合計92枚。具体的には13のコンテンツ、9つの特典が付与されます、詳しくはHPで確認してください。
料金設定については自分で「破格」と言っています‥それに関しては利用者が決める事ですし、「費用対効果を冷静に考えてみて欲しい」と言われると、これまた「確実に儲かる」という風に聞こえますよね‥
申し込みページも「今すぐ稼げる投資家になりたい方はこちら」との文言です‥
元ディーラーのくせに、商材で金儲けしようとしているし、「特殊投機銘柄」と言いながら結果「仕手株」を謳うし、「稼げるようになります」と断定はするし‥
元証券マンの私からすれば、「かなり胡散臭い」と言わざるを得ないのが現状ですね。その他、HPには本商材のノウハウを使って実際に売買をする様子が動画で実績(仕手株など)として紹介されていますが、私に言わせれば実力の証明にも、稼げる証拠にもなっていません 。
ただし時期を見ると2012~2014年がメインで、どうもアベノミクスに便乗している感は否めません‥またアベノミクス相場なら「 元ディーラーとしてトレードで稼げばいいのに」とも思います。
という事で、全体的な印象としては、あまり良くないですね。柴垣氏を信用できる要素はなく、むしろマイナス要素ばかりが浮き彫りになりました。安易な利用は控えるべきかもしれませんね。
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