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IPOカルチャー(IPO culture)

 IPOカルチャー(IPO culture)

IPOカルチャー(IPO culture)優良投資顧問なのか悪徳株情報サイトを運営しているだけなのか。ネットの口コミ評判を見る限り、評価はマチマチのようです。
早速、HP等の検証を行っていきたいと思います。

まずIPOカルチャー(IPO culture)が如何なる投資顧問なのか確認していくと、「日本国内で新規公開(IPO=Initial Public Offering)される株式の価値分析を行っています。IPOに投資する側の立場になって、公正・中立な分析評価を会員に提供」との事。

また下記の記号で評価表なるものを作成しているようです。
評価表の記号説明
◎は公募価格に対して初値が99%の確率で上がると思われる
○は公募価格に対して初値が95%の確率で上がると思われる
●は公募価格に対して初値が80%の確率で上がると思われる
△は公募価格に対して初値が60%の確率で上がると思われる
×はリスクが大きいと思われる

主なサービス内容としては
・無料銘柄情報
直近IPO銘柄で現在株価と評価株価で照らし合わせ、評価株価に満たない銘柄の推奨をしていた模様

・あさの耕(たがやす)のメルマガIPO
・オフィシャルブログ
・IPO上場予定

以下有料
◆ネット会員 料金:6カ月~/32,400円~
以下のサービスを利用可
・評価表&IPOスケジュール
・会員掲示板
・IPO幹事の証券会社情報
・PO(公募・売出)
・過去のIPO資料

◆特別会員  料金:6カ月~/64,800円~
上記ネット会員サービスにプラスして以下のサービスが利用可
・ネット証券の単位配分予想
・上場会社のIPO株保有状況・IPO深耕
・厳選銘柄情報
・電話やメールでの問い合わせ

◆IPO企業情報
個別企業レポート
料金:5000円

その他、HPには過去の評価実績が公開されており、上記の記号を使用した評価表が確認できました。

この評価表、公募価格に対して初値が上がる確率を表しているとの事ですが、 ずばりこれって公募で当たる人にしか意味なくないですか?

基本的に公募で当たる人って証券会社にとっての上客ですよ。
具体的には手数料たくさん落としてくれたり、預かり資産が大きかったり、損失が大きい人の補てんなど‥

私みたいな庶民レベルでは申し込んだところで、 奇跡的に最小単元株数当たるか当たらないかですよ。

それよりも、利用者が一番求めてるのは、「初値を付けたあと」の株価の動き じゃないですか?
IPOの値動きは様々なパターンがありますが、上場ゴールなのか、公募割れで仕込むべきなのかなど。

IPOは仕手株化するケースも多いですから公募以外でも儲けるチャンスはあります。
ただし、 ハイリスクなので私はあまりおススメしませんが‥

そういう意味では、「無料銘柄情報」が一番役に立ちそうなコンテンツだと思いましたが、本コンテンツは2011/9/20を最後に更新されていません
あまり当たってないようですし、銘柄推奨は断念したのでしょうか‥

「公募と比較して初値がどうなるか」なんていう予想は別にIPOカルチャーでなくとも他サイトでもやっている事ですし、正直どうでもいい です。

利用者が求めているのはあくまでも 「初値を付けた後の値動き」の予想です。
それが無い、または当たらないのならば=儲ける事は困難です。
よって現状では IPOカルチャーの利用価値は無い でしょう。

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