カンパニーペーパー(Company Paper)は優良投資顧問なのか悪徳株情報サイトを運営しているだけなのか。ネットの口コミや評判を見る限り、良い評判はほとんどありませんでした。早速会員登録し、HPを見ながら検証していきたいと思います。
このカンパニーペーパーという会社は「業種に関わらずその時々で“もっとも上向きに変化しそうな企業”を様々にピックアップし、その予測の裏付けや調査結果をテキストにまとめたものを商品としてご提供するWebサイトであり、多くの方がリピーターになっている」との事です。
また商品内容の例として、「携帯電話の某大手キャリアがこんな新プランの導入を考えている…」といった話や、「某ソーシャルネットワークゲーム運営社が社運をかけた大型RPGを発表する予定…」などがあるようです。
つまり、通常では知りえないような情報を取材や調査で取得→顧客に販売→顧客が情報を元に株式投資で利益をあげる、という流れがメインだと思われるので、ただの情報サイトというだけでなく投資顧問のような役割も担っているのでしょう。
またHPの商品をみると「企業の~ネタ」という形で販売しているので、仕手株情報などではなく、あくまで企業個別のニュースや材料となりえる情報を入手していると考えられます。
商品は1~8の信頼度なるもので区別されており、「信頼度」の数値は、それぞれの情報を入手する際に要した費用の差によって変動し、先着~名様というように購入できる人数に制限があるようです。
まず私が一番最初に気になったのは、 なぜ「実績」が一切掲載されていないのかという点です。ただの情報サイトと謳ってはいますが、 やっている事は銘柄推奨のようなものなんですから、過去の実績がないと何も判断できませんよね。実績を載せられない理由でもあるんでしょうか?
本来、誇れるほどの実績があるのならば、会社の運営上HPに掲載し販売促進するのが当たり前なので、掲載しない理由として考えられるのは、
① 情報源から止められている
② 適当な情報を売りつけており実績などないから
の2パターンしかありませんよね。
しかし、ここで疑問点が浮かんでくるのですが、情報源が掲載を止める理由なんてあるのでしょうか?実績は過去のものなので、当然すでにメディアで報じられており周知の事実となった古い情報のはずです。
また情報源がカンパニーペーパーに情報提供している段階で、高額ではありますがお金を払えば得られる情報という事です。つまり情報源は 「お金さえ払えば情報公開してOK」と言っているようなものなので、今更過去の実績公開をNGにはしないはずですよね。
という事は、②適当な情報を売りつけており実績などないからという線が濃厚ですよね。
さらに、なぜ情報を購入できる人数に制限があるのか? という疑問点も浮かんできます。情報は在庫など関係なく拡散できるものなので、本来人数制限などせず、少しでも多く販売しようとするはずです。
ましてや、「多くのリピーター」がいるのならば、「先着順」「人数制限」などを表示し、情報の希少性や人間の競争心理を利用する必要なんてないはずなんですがね。
次に気になったのが、「信頼度の数値は、それぞれの情報を入手する際に要した費用の差によって変動」という点です。信頼度が高ければ高いほど、商品価格も高くなっているのですが、一般的に顧客目線から考えると「情報がどれだけ有益か=どれくらい株価が上がるか」で商品価格が決まるはずですよね。
情報入手に要した費用なんて経費ですから、その中でランクを分け、採算が合うように価格を決めていくのが当たり前です。 費用が掛かって信頼度が高くても、そこまで有益ではない=株価は上昇しないケースも十分に考えられますよね。
このように、HPをよく見て深く考えていくと違和感を感じる部分が多々ありました。
情報が少ないので断定はできませんが、私個人の見解を以下にまとめてみました。
カンパニーペーパーは、信頼度=要した費用=商品価格などという顧客目線を無視した価格設定を行っており、そもそも適当な捏造した情報を売りつけているため実績などないからHPに実績を公開できない悪徳株情報サイトだという結論に至りました。
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