目次
不動産投資クラウドファンディングのCOZUCHI(コズチ)が気になっていませんか。
SNSでは「もらえる分配金が増えている」「利益が出ている」といった収益性を評価するコメントが多数ある中で、ネットでは「詐欺」「怪しい」といった不穏なワードも見られます。
結論から言うと、COZUCHIはこれまでの運用で安定した収益を出しており、これまで1度も一般投資家が投資したお金(元本)が減ってしまうことはありませんでした。
本記事では、COZUCHIの評判や怪しいと言われる理由について詳しく解説。
COZUCHIを利用すべき人の特徴を知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
cozuchiの評判

不動産投資クラウドファンディングCOZUCHI(コズチ)の評判についてSNSで調査したところ、サービス内容について賛否両論があることがわかりました。
使いやすさや利益が出ている点を評価する声がある一方、アプリの不具合やビジネスモデルの持続性を疑問視する声も存在します。
良い口コミ
ここでは、COZUCHIの良い口コミを5つ紹介します。
①安心感はかなりある
②不動産クラファンの実績利回り
③配当金がどんどん高くなっている
④150万返ってくる
⑤キャンペーンに見事当選
ユーザーによる口コミから、COZUCHIの収益性に対する高い評価が見られます。
配当金が安定して出ていることや中途換金時の手数料ゼロという条件も魅力として挙げられています。
実績面を見てみると、「配当金がどんどん高くなっている」という喜びの声や「150万円返ってくる」といったポジティブな体験が共有されています。
人気の高さから案件への当選は難しいものの、キャンペーンでの当選といった付加価値を楽しむユーザーもいるようです。
悪い口コミ
ここでは、COZUCHIにまつわる批判的な口コミを4つ紹介します。
①未だアプリからだと応募出来ない不具合継続中
②退会後に登録情報を削除できないと言われた

③めちゃめちゃ怪しい

④買主は大損、cozuchiはぼろ儲け

上記の口コミから、COZUCHIにまつわる問題点が挙げられています。
- アプリの不具合や使いづらい
- 退会後も登録情報が削除できない
- ビジネスモデルが長期的に続くのかどうか
不動産投資の経験者からは「まともな物件なら高い利回りを払う必要はなく、銀行は1%代で融資している」といった指摘や「新規出資者のお金を自転車操業で配当に回しているだけではないか」という厳しい批判も見られます。
特に不動産投資の初心者の方は、REITなど透明性の高い投資商品との比較検討が重要。
また、入会前に個人情報の取り扱いポリシーを事前に確認しておくことをおすすめします。
cozuchiが怪しいと言われる5つの理由
「COZUCHI」で検索すると「怪しい」「詐欺」「ポンジスキーム」といった言葉が出てきて不安に思う人もいるでしょう。
ここでは、COZUCHIが怪しいサービスではないかと言われる理由について、以下5つの理由を検証します。
理由①ポンジスキーム疑惑
COZUCHIは高利回りを謳っているため、ポンジスキーム(新規投資家からの資金で既存投資家へ配当する詐欺手法)ではないかという疑惑があります。
しかし以下の理由から、詐欺の心配は不要だと考えられます。
- COZUCHIは実際の不動産を運用し、そこから得られた収益を分配している
- 不動産特定共同事業法の許可を受けた事業者によって運営されている
ポンジスキームは実態がないことが特徴ですが、COZUCHIは実在する土地や建物で案件が作られています。
COZUCHIの運営会社は「不動産特定共同事業」を取得。
不動産特定共同事業の許認可を取得できる条件は厳しく、詐欺会社では取得できません。

理由②アフィリエイトが多い
COZUCHIを紹介するWebサイトの多くがアフィリエイト収入を得ており、紹介料を目的とした偏った情報が多いという指摘があります。
調査したところ、実際に多くの記事で「当サイト限定で2,000円分のAmazonギフト券プレゼントキャンペーン中」といった文言が見られました。
紹介する側にとっては利益となる仕組みがあることから、中立的な情報を得にくい状況を生んでいるようです。
アフィリエイト報酬目的の記事が多い点が「怪しい」と感じさせる一因となっているようです。
理由③キャンペーンのアマギフが届かない
COZUCHIでは多くのキャンペーンでAmazonギフト券を提供しており、それが実際に届かないという声があります。
キャンペーン規約 投資家登録後10万円以上の投資で投資額の1%相当のAmazonギフト券を配布する。 |
認証コードを入力した時点から一定期間内に登録を完了させ、その後150日以内に10万円以上投資することが条件となっています。
規約は細かく設定されており、条件を満たしていないと思われるケースでギフト券が届かないという事態が発生しています。
理由④出金できないという声
COZUCHIへの投資で得た分配金や償還金を出金できないという不安の声があるものの、実際にはできるようです。
COZUCHIでは出金申請の前に認証口座の登録が必要となり、登録した後は月1回まで手数料無料で引き出せます。
ただし、出金申請から実際の着金までには1週間かかるため、余裕を持って申請する必要があります。
理由⑤抽選が当たらない
投資したくても抽選に当たらないという声がSNS上でも多く見られます。
COZUCHIは利回りの高さや案件ごとの抽選倍率が高く当たりにくいことから「怪しい」と感じる方の口コミも少なくありません。
COZUCHIでは対策として、抽選に外れた方にはポイントが付与され、そのポイントを使って応募することで当選確率が高まる「チャレンジプログラム」を取り入れています。
cozuchiのサービス内容と実績

個人投資家が少額から不動産投資に参加できるCOZUCHIは、2019年のサービス開始以来、1,119億円もの累計投資額を達成しています。
ここでは、COZUCHIの提供するサービス内容や、実績について詳しく紹介します。
運営会社はLAETOLI株式会社
COZUCHIの運営会社はLAETOLI株式会社で、クラウドファンディングを通じて一般の人々が参加しやすい資金調達方法を提供しています。
運営会社 | LAETOLI株式会社 |
設立 | 1999年5月20日 |
所在地 | 東京都港区北青山二丁目5番8号 青山OM-SQUARE4階 |
代表取締役 | 武藤 弥(Xアカウント) |
連絡先 | [email protected] |
金商登録 | 第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第740号 |
その他の登録免許 | ・宅地建物取引業 東京都知事(6)77822 号・不動産特定共同事業 東京都知事 第 60 号 |
公式サイト | https://laetoli.jp/ |
不動産投資クラウドファンディングを提供

COZUCHIでは複数の投資家から出資金を集め、その資金をもとに事業者が不動産の運用を行い、分配金を配当する仕組みを採用しています。
以下2種類のファンドを提供中です。
運用期間 | 最低金額 | 運用方針 |
---|---|---|
短期運用型 | 1万円 | 比較的高い利回りを短期間で狙う |
中長期運用型 | 10万円 | 安定した長期的な運用を目指す |
投資対象は都心の一等地の物件を中心に、住宅や商業用、事業用など多岐にわたります。
他の不動産クラウドファンディングサービスと異なる点として、COZUCHIは利回りに上限を設けていないことが挙げられます。
物件の売却や運用が想定以上に好調だった場合、その利益は上限なく投資家に還元される点が魅力です。
一般投資家を守る仕組み

COZUCHIの投資では「優先出資」と「劣後出資」という2種類の出資方法があります。
これは、投資家のお金をより安全に守るための仕組み。
一般の投資家は「優先出資」をし、サービスを運営する会社は「劣後出資」という形でお金を出します。
この劣後出資の割合はファンドによって異なりますが、大体3〜60%ほどです。
もし投資がうまくいかなかった場合、まず会社側の「劣後出資」から損失が出るということです。
つまり、会社側のお金がすべてなくなるまで、投資家のお金(優先出資分)は減らないという仕組みになっています。
今までの実績は?

2008年から2018年までの10年間「WARASHIBE」という前身となる事業で、約9億円の資金を運用してきました。
そしてその間、一般投資家が投資したお金(元本)が減ってしまうことはありませんでした。
2019年からはCOZUCHIとしてリニューアルし、インターネットでも取引可能に。
2025年4月末の時点で、合計130個の不動産ファンドを立ち上げ、総額で約1,119億円を運用しています。
こちらも同じく、一般投資家の投資したお金が減ってしまうことは一度もありませんでした。
ただし、これまでうまくいってきたからといって、これから先も必ず同じように成功するとは言い切れません。
投資には常にリスクがありますので、物件選びやこのクラウドファンディングに参加することにも慎重な姿勢が必要です。
cozuchiを利用する際のQ&A
ここではCOZUCHIを利用するにあたって、よく聞かれる質問について回答します。
確定申告は必要?
COZUCHIの投資収入は「雑所得」として扱われるため、確定申告が必要になるケースがあります。
確定申告が必要な条件 | 詳細 |
---|---|
雑所得が20万円超 | COZUCHIの投資収益のみで20万円を超える場合 |
複数の雑所得合計が20万円超 | COZUCHIとFXや副業等の合計が20万円を超える場合 |
また、課税所得額が694万9,000円以下の場合は、確定申告をするとお金が戻ってくる可能性があります。
分配金を受け取ったら確定申告の要否を確認し、必要な場合は忘れずに手続きを行いましょう。
なお、確定申告は国税庁のウェブサイトや税理士に相談するなど、自分に合った方法を取るのがおすすめです。
入金方法や出金手数料は?
COZUCHIの入出金方法と手数料は以下のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
入金方法 | ①銀行振込(手数料自己負担) ②クイック入金(対象銀行のみ、手数料無料) ③デポジット口座(即時入金、手数料無料) |
出金手数料 | 月1回まで無料2回目以降は330円 |
中間換金手数料 | 出金元本の3.3% |
出金期間 | 申請から着金まで約1週間 |
他の不動産クラウドファンディングと異なり、運用途中でも換金できる点がCOZUCHIの強みです。
審査に落ちる理由は?
COZUCHIの登録審査に落ちてしまう主な理由は、以下のとおりです。
理由 | 詳細 |
---|---|
①本人確認書類の不備 | 画像が不鮮明・有効期限切れ・顔写真と本人の相違など |
②投資適合性の問題 | 財務状況・投資経験・リスク許容度など |
③申告内容の不自然さ | 投資経験とリスク許容度の矛盾など |
審査に落ちても諦める必要はなく、原因を修正して再申請することで審査に通るケースもあります。
明確な審査基準は公開されていないものの、申請時は正確な情報を提供することが大切です。
当選したらどうするの?
COZUCHIで当選した場合の手順は以下の通りです。
手順 | 詳細 |
---|---|
①当選通知の確認 | メールを定期的にチェックする。 |
②出資金の振込 | 以下のいずれかを選択する。 ・銀行振込 ・クイック入金 ・デポジット口座からの入金 |
③運用開始 | 入金確認後、運用を開始する。 |
当選後にキャンセルすると、チャレンジポイント(コツコツと出資申込みを続けていればいつかは当選できる仕組み)は戻りませんので注意が必要です。
運用状況はマイページでいつでも確認できます。
途中解約はできる?
COZUCHIでは途中解約が可能です。
ただし、中間換金には手数料がかかります。
手順 | 詳細 |
---|---|
クーリングオフ | 【無料】契約成立時書面電子交付から8日以内 |
短期運用型の中間換金 | いつでも可能出資元本の3.3%の手数料 |
中長期運用型の中途換金 | 半年に1度の機会あり出資元本の3.3%の手数料 |
ただし、運用終了が迫っている場合など買取申込が受け付けられないケースもあるので注意が必要です。
cozuchiがおすすめな方
COZUCHIの不動産投資クラウドファンディングがおすすめな人の特徴は以下のとおりです。
- 少額から不動産投資を始めたい人
- 高い利回りを期待している人
- 運用途中でも換金できるといった急な資金需要への対応が欲しい人
COZUCHIは短期運用型なら1万円から、中長期運用型であれば10万円から投資できるため、少額投資から始めていきたい方には適しています。
また、利回りに上限を設けていないため、物件の売却や運用が好調だった場合は、その利益が上限なく投資家に還元される点が大きな魅力です。
不動産投資初心者の方は、最初は少額から始めて複数のファンドに分散投資するなど、リスク管理をしていきましょう。