目次
カタリスト投資顧問は、企業へのエンゲージメント投資を行う会社です。
エンゲージメントとは、経営変革に向けた対話や提案を指します。
同社のファンドが気になっている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、マネックス・アクティビスト・ファンドは一般投資家でも投資できる商品です。
そしてSNSでの評判は良いものばかりでした。
理由は次の3つです。
- 金融庁から正式に金商登録を受けている
- 通常はプロの投資家向けのアクティビスト・ファンドに個人投資家でも投資できる
- 批判的な口コミはほとんどなかった
ただし、信託報酬として2.2%(成功報酬として20%)が引かれます。
コストは割高です。
本記事では、カタリスト投資顧問の評判を深掘りします。
ファンドの実績についても取り上げます。
最後まで読むと、どのような人がこちらの投資顧問を利用すべきなのかがわかります。
あなたの投資目的や志向と照らし合わせて判断してみてください。
カタリスト投資顧問と聞いて、まず引っかかったのは「アクティビスト・ファンド」という言葉でした。
通常はプロの投資家向けで、個人投資家は投資できないものだと思っていました。
それを個人投資家でも購入できる形にしているのが本当なのか、そこを確かめたいと思いました。
カタリスト投資顧問とは?
会社の中身を見る前に、まず登録の有無を確かめようと思いました。
投資助言を行う会社かどうかは、金融商品取引業者の登録でわかります。
この会社は関東財務局長(金商)第3171号を持つ投資助言業でした。
カタリスト投資顧問とはどのような企業なのでしょうか。
以下の項目で深掘りします。
- 会社概要
- 投資助言を行う
- ファンド
- 構成メンバー
会社概要
カタリスト投資顧問の会社概要は以下の通りです。
| 金融商品取引業者 | 関東財務局長(金商)第3171号 |
| 事業内容 | 投資助言業 |
| 所在地 | 東京都港区赤坂1丁目12番32号アーク森ビル25階 |
| 連絡先 | 03-5657-9970 |
| 役員 | 取締役会長:松本 大(マネックスグループ株式会社取締役会議長兼代表執行役会長) |
| 代表取締役会長:平野 太郎 | |
| 取締役共同社長:草刈 貴弘 | |
| 設立 | 2019年9月 |
カタリスト(Catalyst)とは、触媒のことです。
化学反応を促進するものを指します。
促進の働きをするもの、相手に刺激を与える人なども指します。
マーケットにおいては、意味が少し変わります。
相場を動かすきっかけとなるイベントや材料を指します。
カタリスト投資顧問は、投資助言サービスを提供する会社です。
そして金融庁から正式に金商登録を受けています。
よって、カタリスト投資顧問は一定程度の「信頼性」を保証されていることになります。
社名の「カタリスト」は、相場を動かすきっかけとなるイベントや材料を指す言葉でした。
触媒という意味を、そのまま社名に据えています。
金融庁から正式に金商登録を受けている点は、最初に押さえておきたい事実でした。
投資助言をおこなう
企業と個人の両方に対して、投資の助言をします。
上場企業に対しては、経営変革に向けた対話や提案(エンゲージメント)を行います。
これを通じて、企業価値の更なる向上を後押しします。
また、個人投資家に対しては、セミナーなどを通して機会を提供します。
投資や企業について深く議論する場です。
長期的かつ継続的な投資リターンの提供を目指します。
企業の経営変革をサポートします。
同時に、助言を行うファンドの受益者へのリターンも追及します。
投資の連鎖の好循環を生み出すサービスです。
助言の相手が、企業と個人の両方だという点が珍しく感じました。
上場企業には経営変革に向けた対話や提案を行い、個人投資家にはセミナーの機会を提供しています。
投資の連鎖の好循環を生み出すサービスだと説明されていました。
マネックス・アクティビスト・ファンドなどのファンド
カタリスト投資顧問は、以下3つのファンドへ投資助言の実績があります。
- マネックス・アクティビスト・ファンド
- ジャパン・カタリスト・ファンド
- Japan Catalyst Fund
①マネックス・アクティビスト・ファンド
通常のアクティビスト・ファンドは、プロの投資家向けです。
個人投資家が投資することはできません。
しかし「マネックス・アクティビスト・ファンド(MAF)」は個人投資家でも購入が可能です。
MAFでは個人投資家からのご意見募集フォームを設けています。
ここに上場企業への意見を書き込んでもらいます。
集まった意見は、カタリスト投資顧問を通じて届けられます。
MAFの助言を行っている会社です。
上場企業へ個人投資家からの意見をフィードバックしています。
カタリスト投資顧問は、このような活動を続けています。
個人投資家と企業をつなぐ取り組みです。
日本企業の活性化を目指しています。
アクティビスト・ファンドは通常プロの投資家向けで、個人投資家は投資できません。
MAFはそこを開いていますが、どの銘柄に投資するかを決めるのはファンド側です。
私が使っている手法は銘柄と売り時をAIが示す形で、判断の材料が自分の手元に残ります。
そこは正直、気楽でした。
②ジャパン・カタリスト・ファンド
ジャパン・カタリスト・ファンドは、一般投資家私募のファンドです。
特定の投資家に対して非公開で資金調達されたものを指します。
投資助言の相手はマザーファンドです。
マネックス・アクティビスト・マザーファンドが対象でした。
マザーファンドとは、複数のファンドの資金を集める仕組みです。
合同運用するためのファンドを指します。
③Japan Catalyst Fund
「Japan Catalyst Fund」は、ケイマン籍の会社型投資信託です。
運用しているのはGordian Capital Singapore Private Limitedです。
カタリスト投資顧問は、このファンドに投資助言をしました。
2021年8月から運用が始まりました。
ただし現在は募集していません。
今後の方針についても触れています。
既存の日本株アクティビスト運用を、海外の機関投資家へ提供する予定だと言います。
主な構成メンバー
カタリスト投資顧問の主な構成メンバーは以下の5名です。
- 松本 大(まつもと おおき)
- 平野 太郎 (ひらの たろう)
- 草刈 貴弘 (くさかり たかひろ)
- イェスパー・コール
- 花澤 明洋 (はなざわ あきひろ)
①松本 大 (まつもと おおき)
松本氏は2004年にマネックスグループ株式会社を設立しました。
現在は取締役会議長と代表執行役会長を務めています。
東京証券取引所の社外取締役を5年間務めました。
政府の審議会にも参加しています。
コーポレートガバナンス改革に関係する会議です。
日本の資本市場の改革・改善に積極的にかかわる人物です。
②平野 太郎 (ひらの たろう)
平野氏は代表取締役社長です。
2003年からアライアンス・バーンスタイン社に在籍しています。
株式運用に従事してきました。
担当は資本財・テクノロジー・通信などの広範なセクターです。
優れたパフォーマンスを残しています。
多くの投資ケースで主要株主となりました。
日本を代表する企業の経営陣と企業戦略を議論し、資本政策の提言を行ってきました。
日本株のみならず、アジア株も担当しています。
③草刈 貴弘 (くさかり たかひろ)
草刈氏は取締役共同社長です。
ファンダメンタル分析をもとにしたバリュー株投資を軸としています。
持続的成長の転換点を探るのをモットーとしています。
舞台役者などを経てからの転身です。
2007年にSBIリアルマーケティングに入社しました。
2008年にはさわかみ投信に移りました。
同社では幅広い役割を担いました。
顧問対応部門・バックオフィスの責任者・アナリスト・ファンドマネージャーを経験しています。
④イェスパー・コール
イェスパー・コール氏は、マネックスグループ株式会社グローバル・アンバサダーです。
1986年に来日後、リサーチ・投資業に関わってきました。
これまで20年にわたり、アメリカ大手投資銀行に在籍。
チーフストラテジストやリサーチヘッドを歴任しました。
日本での評価も定まっています。
常にトップクラスのストラテジスト・エコノミストとして認識されてきた人物です。
構成メンバーの経歴を順に読んで、目に留まったのはイェスパー・コール氏でした。
1986年に来日し、アメリカ大手投資銀行で20年にわたりチーフストラテジストやリサーチヘッドを歴任しています。
日本では常にトップクラスのストラテジスト・エコノミストとして認識されてきた人物だと書かれていました。
⑤花澤 明洋 (はなざわ あきひろ)
花澤氏はポートフォリオ・マネージャーを務めています。
2008年からは外資系企業に移りました。
ポートフォリオ・マネージャーを務めてきました。
個別株のロングショート戦略や、オプション取引に従事しています。
優れたパフォーマンスを残しています。
カタリスト投資顧問がどんな会社かは、登録と顔ぶれではっきりしました。
役員には松本氏が名を連ね、イェスパー・コール氏のようなエコノミストも加わっています。
ただし個人が触れられるのは3つのファンドのうちMAFだけで、残る2つは私募と海外の機関投資家向けでした。
カタリスト投資顧問の評判
評判を調べる前に思っていたのは、批判の声がどれくらいあるのかという点でした。
個人投資家が買える商品なので、使ってみた人の不満が出ているだろうと考えていました。
実際に集めてみると、出てきたのは期待や共感の声のほうが多いという結果でした。
カタリスト投資顧問は、機関投資家向けだけではありません。
個人投資家も投資できる商品を揃えています。
ここでは、提供するサービスについてSNS上の評判を見ていきましょう。
良い口コミ
ここではカタリスト投資顧問の良い評判について4つ紹介します。
①共感している
②日本にとって良いと思う
③背中を押してもらっている
④社長から教えを乞うべき
カタリスト投資顧問は、積極的なエンゲージメント活動を行っています。
経営変革に向けた提案のことです。
寄せられていたのは、次のような意見です。
これにより今後の日本企業の成長が期待できるという声でした。
また、取締役共同社長である草刈氏はユニークな経歴を持ちます。
彼が持つ人生転身の秘訣はとても価値が高いと評価しています。
好意的な意見の中身を見ると、商品そのものへの評価とは少し違いました。
多かったのは、エンゲージメント活動によって今後の日本企業の成長が期待できるという声です。
活動の方向性そのものに共感が集まっていたのが印象に残りました。
悪い口コミ
ここではカタリスト投資顧問にまつわる批判的な口コミを紹介します。
意見がぼんやりとしている
個人投資家の意見を企業に届ける際についての指摘です。
内容がぼんやりとしていて、企業の成長につながらないという声です。
批判的な口コミは上記の1つのみです。
以下の口コミは「セミナーを平日の夜に実施しているので、参加できなくて残念」という内容です。

平日の夜なのでセミナーに参加できない
こちらの口コミの内容はこうです。
セミナー会場が近くで日程の都合が良ければ参加したい、というものです。
ポジティブな意見ともとれます。
オンラインでも開催しています。
松本氏による株主提案について深く知りたい人もいるでしょう。
自宅から参加してみてはいかがでしょうか。
批判的な口コミは、記事で紹介できたものが1つだけでした。
内容がぼんやりとしていて、企業の成長につながらないという指摘です。
もう1件は平日の夜だとセミナーに参加できないという日程の話で、商品そのものへの不満ではありませんでした。
良い口コミがほとんど
アクティブ・ファンドに投資している投資家の数は、全体的に少ないです。
カタリスト投資顧問についても同じです。
口コミは多くは見られませんでした。
発見できた口コミの傾向は明確でした。
ほとんどがカタリスト投資顧問を高く評価するものです。
批判的な口コミはほとんどありませんでした。
評判については、良し悪し以前に数が集まりませんでした。
アクティブ・ファンドに投資している投資家自体が少なく、口コミは多くは見られません。
見つかったものはほとんどが高評価で、判断材料としての口コミは薄いというのが正直なところでした。
口コミの数が少ないと、買う前に確かめられることも減ります。
良い評価ばかりが並んでいても、自分の判断に置き換えられる材料は別に必要です。
私の場合は、銘柄と売り時をAIが示す仕組みを使い、判断の材料が自分の手元に残る形にしました。
管理人が使っている手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
Amazonギフト券1万円分を毎月100名様にプレゼントしているので、よければ受け取ってください。
カタリスト投資顧問の実績は?
実績を見る前に確かめたかったのは、提案が実際に出されているかどうかでした。
対話や提案と言っても、株主総会に議案として出すかどうかで重さが変わります。
調べると2024年5月・6月の株主総会で3社に株主提案を出していました。
ここではカタリスト投資顧問の実績について、以下の項目で深掘りします。
- 株主提案
- 運用報告セミナー
- ファンドへの期待は大きい
大日本印刷株式会社をはじめとした株主提案
投資助言先は2つあります。
マネックス・アクティビスト・マザーファンド(MAMF)とJapan Catalyst Fund(JCF)です。
この2つを通して、日本企業にエンゲージメントを行ってきました。
エンゲージメントとは、企業価値が向上するような提案や提言のことです。
中でも大日本印刷株式会社へのエンゲージメントは積極的でした。
同社はMAMFやJCFの重要投資先であり、長期的な視点を持って取り組んでいます。
2024年5月・6月に開催された株主総会でも動きがありました。
カタリスト投資顧問は、以下3つの企業に株主提案をしました。
- 株式会社しまむら(8227)
- 大日本印刷株式会社(7912)
- 住友電設株式会社(1949)
大日本印刷株式会社へのエンゲージメントは以下の通りです。
【背景】競争率の高いビジネスを行っている反面、利益率が低い
【提案】社外取締役として経営学者の楠木建氏を選任すること
大日本印刷が直面している課題を解決するための提案です。
必要な知見を備えた人材を採用してはどうかと持ちかけました。
株式会社しまむらへのエンゲージメントは以下の通りです。
【背景】時価総額に対する内部留保は増える一方で、資本効率の改善が見られない
【提案】2025年2月期末の配当からDOE5%を新設すること
DOEは株主資本配当率のことです。
企業がどれくらい利益配分を行っているかを示すものです。
こちらの比率を上げ、資本をより効率的に活用すべきと提案しました。
提案の中身が具体的だったのが意外でした。
大日本印刷には社外取締役として経営学者の楠木建氏の選任を求めています。
しまむらには2025年2月期末の配当からDOE5%の新設を提案していました。
課題の指摘だけで終わらず、人と数字まで指定していたのが印象的でした。
運用報告セミナーをYouTubeで配信
MAMFの運用報告セミナーもあります。
カタリスト投資顧問のトップ3名がYouTubeで動画を配信しています。

2024年2月に組み入れられた上位5銘柄は、以下の通りです。
- TBSホールディングス
- 大日本印刷
- 三菱UFJフィナンシャルG
- FUJI
- IHI

こちらの動画が配信されたのは2024年6月です。
当時のマネックス・アクティビスト・ファンドの数字です。
基準価額は17,521円、純資産総額は約215億円でした。
いずれも最高値を更新しました。
また、リターンの比率も最高値となりました。
こちらのファンドを立ち上げた当初、ポートフォリオの構成銘柄は100種類ほどありました。
4年の月日が経ち、20ほどに絞られたそうです。
エンゲージメントの内容も徐々に深くなりました。
その手法も進化してきたとふり返っています。
試行錯誤でやってきた4年間です。
構成メンバーも質の高い経験を積みました。
今後更にリターン率を上げていけると松本氏は述べています。
運用報告をYouTubeで公開している点は、素直に確認しやすいと思いました。
2024年6月時点で基準価額は17,521円、純資産総額は約215億円で最高値を更新しています。
構成銘柄が100種類ほどから4年で20ほどに絞られたという話が、いちばん中身の変化を表していました。
マネックス・アクティビスト・ファンドは期待が多い
マネックス・アクティビスト・ファンドは最高値を更新しました。
実績を出している状況です。
SNSでは多くの期待の声が寄せられています。
以下5つの口コミを紹介します。
①更なる飛躍を願う

②ちょっとだけ期待している
③面白いし期待しているのだが…
④このファンドとっても良いと思う
⑤今1番買いたい投資信託
信託報酬として2.2%(成功報酬として20%)引かれてしまいます。
そのためコストが割高です。
それでも今後のリターンの高さに期待している個人投資家は多いようです。
期待の声は多い一方で、コストの話はあまり出てきませんでした。
信託報酬として2.2%、成功報酬として20%が引かれます。
私が使っている手法は銘柄と売り時をAIが示す形で、判断の材料が自分の手元に残ります。
そこと比べると、成功報酬として20%という条件は気になってしまいます。
実績は、数字と行動の両方で確認できました。
2024年6月時点で基準価額も純資産総額も最高値を更新し、株主提案は3社に出されています。
ただし信託報酬2.2%と成功報酬20%というコストは、期待の声の裏で効いてくる条件だと感じました。
カタリスト投資顧問がおすすめの方
最後に残るのは、この商品が誰に向いているのかという話です。
記事の中では、ハイリスク、ハイリターンを目指す人と、投資先をプロに任せたい人が挙げられていました。
そこに日本の上場企業の成長を見込んで意見を述べたい人が入っているのが、この会社らしいところでした。
カタリスト投資顧問は、個人投資家向けファンドを提供しています。
「マネックス・アクティビスト・ファンド(MAF)」です。
おすすめな人は以下の通りです。
- ハイリスク、ハイリターンを目指す人
- 投資先をプロに任せたい人
- 日本の上場企業の成長を見込んで意見を述べたい人
アクティビスト・ファンドの前提はこうです。
本来はプロの機関投資家しか投資できない商品です。
そこに投資してハイリターンを狙いたい人は、MAFで運用してみても良いかもしれません。
MAFでは個人投資家からのご意見募集フォームを設けています。
ここから上場企業への意見を書き込めます。
カタリスト投資顧問があなたと上場企業の架け橋となります。
日本企業へ一石を投じることができるでしょう。
ここまで読んでくださった方の、投資の参考になれば幸いです。
カタリスト投資顧問は、金商登録を受けた投資助言業で、評判も高いものがほとんどでした。
MAFはプロ向けのアクティビスト・ファンドに個人でも入れる、数少ない入口になっています。
一方で信託報酬2.2%と成功報酬20%は重く、ハイリターンを狙う前提でなければ選びにくい商品だと感じました。
アクティビスト・ファンドは、入口が開いたとはいえ中身をプロに預ける商品です。
誰かに任せる形だと、なぜ買って、いつ売るのかが自分の中に残りません。
私は銘柄と売り時をAIが示す仕組みに切り替えて、判断の材料が自分の手元に残るようにしました。
管理人が使っている手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
Amazonギフト券1万円分を毎月100名様にプレゼントしているので、よければ受け取ってください。











