E氏の相場を斬るは優良投資顧問なのか悪徳株情報サイトを運営しているだけなのか。ネットの口コミや評判を見る限り、どちらかというと 悪評が優勢ですね‥
早速、HP等の検証を行っていきたいと思います。
まずE氏の相場を斬るが如何なる株情報サイトなのか確認していくと「元ヘッジファンドのE氏独自の視点で不透明な相場を判り易く解説します」との事。
本サイトはブログ形式で運営されており、最大の特徴が運営者「元ヘッジファンドE氏」という点でしょう。
・プロフィール
国内機関投資家、米系大手投資顧問会社、日本最大のヘッジファンドJAL、そして自らが創業したヘッジファンドで通算23年に亘り日本株ファンドマネージャーをしてきました。失われた20年でほとんどのファンドマネージャーが淘汰された中でも生き抜き、最後は自らの名前でCalPE●S、British Co●umbia州立年金基金等世界的な投資家等から受託して投資助言サービスをしてきました(金商法第566号免許)。
特に最後の5年はリーマンショックや東日本大震災があり、同期間TOPIXは半減しましたが、私が助言するファンドは5年連続プラスで累計20%以上のリターンを上げた。
上記プロフィールについて、疑問点がいくつかあります。
特にE氏の匿名性について。
自身を「E氏」と名乗っており匿名なのですが、経歴が事実ならば日本人の中ではヘッジファンド業界の大物。
この経歴を見ただけで誰か分かる人もいるはずですし、そこそこ有名人のはず。
さらに金商566号免許やら「CalPE●S、British Co●umbia州立年金基金」など、事実ならば会社名や氏名も一瞬でバレると思うのですが‥
要するに 匿名なのに、詳細な情報をプロフィールに記載しているという矛盾が生まれますよね。
ネット上でも特に話題になっているわけでもなく、むしろ悪評が目立つ現状を踏まえれば、「E氏」が実在する人物なのか、もっと言うと 経歴詐称の疑いすらありますが‥
ちなみに「E氏」は、元ヘッジファンドE氏の「着実に2割稼ぐ株式投資術」というアメブロも運営していますが、 読者は129人‥(2016年11月調べ)
経歴通りの凄い人物ならばもっと人気があるはずですよね‥
主なサービス内容
無料コンテンツは一切なく、肝心のブログも有料のようです。
以下有料
・ブロマガ
世界の投資家相手に仕事をしてきたヘッジファンドマネージャーE氏が門外不出の運用ノウハウや相場分析を惜しげもなく披露して相場見通しを行う。
ブロマガでは基本的にE氏の相場観が語られているだけであり、他サイトのような銘柄推奨(仕手株など)はないようです。
料金:月額/7,000円
・銘柄診断
ある一定以上のニーズがあったら、有料ですが診断サービスを検討するとの事。
料金:不明
上記「ブロマガ」についてHPでは「親友の手伝いで上場企業向IRサポートの手伝いを超安い値段で引き受ける一方で、個人投資家のためのコンサルタントを開業し、その流れでこういうボランティア的なサービスをしている」と豪語されていますが、月額7,000円は決して安くないですよね‥
そして今回ネット上で見かけた口コミの中で一番気になったのが、以下の内容。
「去年(2014年)の10月とか、GS(ゴールドマンサックス)が閣僚の不祥事ネタで225先物のショートをため込んでるというGSからの情報を根拠に売り煽ってたらしいwww
あのサプライズ緩和の前に売り煽ってた んだぞw」
2014年10月、E氏は相場の先行きに対してネガティブだったらしく「売り」を推奨していた との事。
同期間のブロマガの題名 を見ると、
10/14「下げが不十分」「セリングクライマックスまでの遠い道のり」
10/15「反発力が弱すぎる」
10/16「ここは地獄の一丁目」
10/20「やり過ぎマーケット第二弾(上がり過ぎ)」
10/23「爆弾はまだ出てきそう」
10/24「ショートカバーが終了」
10/30「通過して安心ではなく恐怖はこれから」
詳しい内容は確認できないものの、 確かに売り煽りしていたのは間違いなさそうですね‥
結果的にサプライズ緩和で日経平均は20,000円まで右肩上がりに。
E氏の相場観も当てにならないようです‥
もはやE氏の経歴が事実でも、 E氏の相場観=使えない、という認識になってしまいました。
悪評も多いですし、 月額7000円も払う価値はないサイトと断定したい思います。
E氏の相場を斬る 5件のレビュー(1/5)
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