ライジングサンアセットマネジメント

ライジングサンアセットマネジメントは優良投資顧問なのか悪徳株情報サイトを運営しているだけなのか。ネットの口コミや評判を見る限り、評価はあまり高くないようです。
早速、HP等の検証を行っていきたいと思います。

まずライジングサンアセットマネジメントが如何なる投資顧問なのか確認していくと「株式市場で圧倒的に不利な状況におかれている個人投資家の皆様を全力でバックアップする、テクニカル分析に基づく投資情報を提供する会社」との事。

HPがかなり古臭いと思っていたら、リニューアルを行ったようで小奇麗なHPを別に発見しました。
ただし、コンテンツ内容に変化はなく、変わったのは会社所在地くらいです
URL：http://www7a.biglobe.ne.jp/~risingsn/index.html
会社所在地：東京都千代田区五番町5-6-206

代表を務めるのは三木　彰氏。
・プロフィール
１９４５年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。
１９９４年、テクニカル分析に基づく投資技術の提供を目的とした新しいスタイルの投資顧問会社ライジングサン アセットマネジメント株式会社を設立。

結局卒業した大学しか分かりませんが、卒業後のキャリアが気になりますね。
同社を設立するまでの約27年間（1967～1994）、一体何をしていたのか‥

まぁ誇れるようなキャリア、宣伝になりそうなキャリアではなかったという事でしょうか‥

また三木氏自身が既に71歳という計算になるのですが、未だに 現役で投資情報を提供する力があるか不安ですね。

HPには三木氏が執筆した書籍が多数羅列されていますが、 メインの目的は書籍を販売する事なのかもしれません。

そんな同社の掲げる「株式投資の成否を決める3つの要素」が以下になります。
① 現在の相場状況の分析と把握
今が上昇相場なのか、下降相場なのか、そしてこの先はどうなるのか、現在の相場動向から判断する正しい相場観なくして、株式投資で勝つことはできない

② 資金を守るための最低限のトレーディング術
資金の分散・出動のタイミング・買いとカラ売りのバランス・ロスカット・利喰いetc. さまざまな場面で基本的なトレーディングの原則を知らずに株式市場で戦うことは大変に危険

③ そのときの相場に適した銘柄選択
今の相場に適した買い銘柄・売り銘柄はどれか。めまぐるしく変化する相場の中で、強い銘柄・弱い銘柄を見極めることが求められる。

全部、当たり前の事過ぎて改めて言うまでもないような気がしますが‥

主なサービス内容
・週刊ライジングサン新聞
毎週金曜日に現在の相場動向と今後の見通しをお送りする企画です。現物株の状況・外国勢の動向・為替・裁定取引・相場全体の需給関係など、データ分析に基づく相場判断を手に入れることができる。
料金：不明（旧HP曰く3ヶ月/50,000円）

・新トレーディング倶楽部
相場に合わせた買い銘柄・カラ売り銘柄、出動・撤退・利喰い、トレーディングに必要なすべての情報をお送りする企画。
料金：不明

・新ライジングサン倶楽部
買い銘柄・カラ売り銘柄をタイムリーにお届けする企画です。利喰いやロスカット・撤退はご自身の判断となるとの事。
料金：不明

その他HPに実績（仕手株など）は掲載されていないのですが、実力アピールのためのサンプルがありました（旧HP）。

日経平均2007/7～2008/2の日経平均の相場動向を的確に探知したというもの‥ 情報が古すぎて参考にならないのと、サブプライムローン問題でリスクオフの流れだった時期に「下落」を予想しただけですね。

テクニカル分析に力を入れているのは分かりますが、当然テクニカル分析だけでは勝てません。
実力アピールがこれではね‥

創業20年以上の老舗ではあるものの、 おススメできる要素は皆無。
現状では 書籍販売による印税目的で運営されているとしか思えません。
よって、ライジングサンアセットマネジメントは 利用価値なしの投資顧問と認定させていただきます。