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リベ大(リベラルアーツ大学)の両学長について、ネットではさまざまなウワサがあるため「怪しいのでは」と気になっていませんか。
結論から言うと、両学長は実践的なアドバイスにより視聴者の生活を良くしている実績があり、社会貢献につながる活動を優先して行っているため、怪しくないと考えられます。
しかし、両学長には熱狂的ファンの存在があり、「宗教的」であると一部で批判されているのは事実。
本記事では、両学長のウワサや評判について詳しく紹介します。
資産形成や投資で成功したい人は、ぜひ参考にしてください。
両学長とは何者?

両学長はリベラルアーツ大学の学長として「自由に生きるための知恵」を発信するYouTuber。
経済的自由への道を、誰にでもわかる表現で解説しています。
ここでは、両学長の人物像について紹介します。
リベラルアーツ大学の学長

リベラルアーツ大学(通称リベ大)は「お金に困らず、自由に生きられる人を増やす」ことを目的として作られたプラットフォームであり、両学長はこの代表です。
主に以下5つの力を身につけることで、自由で豊かな人生を手に入れる土台を形成できると言います
- 貯める力:家計管理、固定費を削減する方法
- 増やす力:NISA、高配当株の具体的なやり方
- 稼ぐ力:副業や転職で稼ぐ力を高める方法
- 使う力:良い自己投資のやり方
- 守る力:お金のトラブルから身を守る方法

両学長はYouTubeやブログなどを通じてお金にまつわる情報を発信し、オンラインコミュニティ「リベシティ」では会員同士の交流や学びの場も提供しています。

素顔や年齢は公開している?
両学長は顔写真や本名などの個人情報は公開していません。
顔出しや本名を公開しない理由として以下の3点を挙げています。
- 身元を特定されると自由に生きられなくなる
- 有名になりたくて発信しているわけではない
- 匿名の方が話しやすいこともある
1984年3月生まれの、現在41歳です。(中田敦彦氏との対談動画より)
20代半ばでFIREを達成し「これ以上資産は増やさない」と決めて、稼いだお金はリベ大にすべて還元していると話しています。
嫁や子供はいる?
両学長は2020年8月に結婚を発表しました。
奥さんはリベシティにも参加しているようですが、学長の嫁であることは隠しているようです。
また、2023年7月には女の子の赤ちゃんが生まれたことをライブ配信で報告。
両学長は子どもが楽しめるお金の教育コンテンツも作っていきたいと発信しています。
家族構成は3人兄弟の末っ子で、兄と姉がいるようです。
YouTube動画では、頻繁に父親や兄がイラストで登場します。
YouTube「両学長 リベラルアーツ大学」で情報発信

YouTubeチャンネル「両学長 リベラルアーツ大学」の登録者数は280万人を超え、絶大な人気を誇っています。
顔出しせずにアニメーションと声のみで解説するスタイルで、関西弁を使った親しみやすいキャラクターが特徴的。
「お金にまつわる5つの力」についての知識を中心に、経済的に自由に生きるための情報を発信しています。
動画の冒頭では「なかなか貯金ができない」「老後が不安」といった視聴者からの悩みを紹介し、その悩みを解決するべく具体的なアクションプランを提示しています。
株価の変動にまつわるニュースでは「要するに得なの?損なの?」かわからない視聴者のために、簡単な数字に置き換えて解説することでイメージしやすくしています。

ラジオのように聞き流しても理解できるような内容なので、通勤中や家事の合間などのスキマ時間を使って金融リテラシーを上げることが可能です。
世の中で起きている経済の変化が、自分の資産形成や給与などにどのような影響を与えるのかがわかるので、投資の初心者や社会人になったばかりの人には特におすすめです。
お金に関する本を出版

両学長の著書「本当の自由を手に入れるお金の大学」は2020年に出版され、大きな話題となりました。
140万部もの売上を達成し、2024年11月には改訂版も出ました。
家計管理の基本から投資の考え方、税金の知識など、お金にまつわる実践的な内容が学べます。
両学長の実体験をもとにした具体的なアドバイスが共感を呼び、高校生や大学生などの若い世代からベテラン層まで人気です。
読者の良いレビュー
- 社会人1年目でこの本に出会えて良かった
- 金融リテラシーをあげて欲しいので子どもの分も購入した
- 面倒だった保険の見直しを今すぐやろうと思えた
読者の批判的なレビュー
- 関西弁が頻繁に出てきて読みづらい
- 当たり前の内容ばかりで物足りない
- 持ち家ではなく賃貸を強く勧める際のロジックがおかしい
こちらの本を読んでから3年経った方のレビューでは、5つの力がそれぞれが身につき効果が出ていると報告しています。
- 貯める力:格安SIMや保険の解約で月15,000円近く削減
- 稼ぐ力:副業で月5万円達成
- 増やす力:資産が4倍に増加
ただ読むだけではなく、実践して習慣化することで、自然とお金が貯まる仕組みを作れると書かれていました。
両学長は過去に逮捕されてる?ウワサを調査
両学長をめぐっては、金井亮太という本名説や訴えられた過去があるといった、さまざまなウワサが存在します。
しかし、これらのウワサについて確固たる証拠は見当たりません。
また、オンラインコミュニティ「リベシティ」は一部で信者ビジネスと言われることもあり、両学長が素顔を隠している点や熱狂的なファンの存在など、怪しさを指摘する声もあります。
正体が金井亮太という噂
「金井亮太」という名前が本名ではないかというウワサがあります。
「金井亮太」とは、2005年にアダルトサイトのワンクリック詐欺で男性6名から約65万円をだまし取ったとして訴えられた人物。
その後起訴された「金井亮太」氏は、検索履歴の削除などを求めた訴訟を起こしました。
この時の記事で「東京都内の会社社長」と経歴が出ていたことから、両学長の立場と重なることがあり、SNSでウワサされるようになりました。
両学長はこのウワサについて、肯定も否定もしていません。
今後も両学長本人が素性を明かさない限り、真相は謎に包まれています。
リベ大が宗教という声
リベ大のコミュニティに対して「宗教的」という批判が存在します。
特にリベシティは支払金額に応じて会員区分が分けられており、1種の「信者ビジネス」ではないかという声があります。
応援会員の料金(Web決済で税込み)
- ペンギン会員:2,000円
- イルカ会員:3,000円
- パンダ会員:5,000円
- トラ会員:10,000円
両学長は会費の違いについて「応援する気持ちなので、提供するサービス(機能)に違いはない」と述べています。
しかし、両学長も参加するリベシティのオフ会(飲み会)には、最上位ランクのトラ会員でなければ参加できないという情報があるのも事実です。
「両学長だけを信じます」という姿勢を示すファンも存在しますが、これに対して両学長は「(自分も含め)誰かを妄信するのは危険」と警告しています。

リベ大が宗教的かどうかは見方によって異なりますが、一部のファンの熱狂的な姿勢が批判の対象となっているようです。
両学長がおすすめする高配当株や新nisa銘柄
ここでは、両学長がおすすめする高配当株や新NISAの選び方について紹介していきます。
以前は「もし学長が今月から高配当株を始めるとしたら?」といった人気企画で具体的な銘柄を紹介していました。
しかし、現在は影響力が大きくなってきたこともあり、個別銘柄の紹介を控えているようです。
おすすめする高配当株ポートフォリオや銘柄

両学長流の高配当株投資は、おもな投資先を米国株と日本株に絞り、それぞれを50%ずつ組み入れる方針です。
これは、為替リスクを考慮して円建て資産も確保するためです。
米国株は優良な高配当ETFを中心に捉え、「お弁当パック」にたとえて1度に多数の銘柄を効率的に購入でき、分散投資の重要性について解説しています。
一方で日本株は高配当株として選べるETFが存在しないため、個別銘柄を自分で選び、自作ファンドを作ることを推奨しています。
日本株の高配当株を選ぶときのポイントは、以下4つ。
- 運用コストが低い
- 売上、利益が長期的に成長トレンドにある
- 配当金が右肩上がりのトレンドにある
- 配当性向(利益のうち配当金が占める割り合)が高すぎない
こちらのポイントを参考にしながら試行錯誤して、自分流のやり方を見つけていくと良いでしょう。
つみたてnisaのおすすめ銘柄
両学長はつみたてNISAで運用すべきインデックスファンドとして、以下2つを推奨しています。
- eMAXIS Slim 全世界株式(通称:オルカン)
- eMAXIS Slim 米国株式(通称:S&P500)
両学長はS&P500を「肉100%の肉がっつり弁当」で、オルカンは「肉60%の他にいろんなおかずがついてるバランス弁当」という、わかりやすいたとえで解説しています。
動画の最後には「いずれにせよ米国株を主軸に置いている時点で筋の悪い選択にはならない」と締めくくっています。
両学長は実際に保有している?
両学長が実際に高配当株やインデックスファンドを運用しているかどうかは、公式な情報はありません。
しかし、両学長は高配当株についての動画で以下のように述べています。
1銘柄の保有比率が高すぎてしまうと、暴落時に全体の資産が減ってしまうので、ポートフォリオ内の保有比率(構成比率)を上限3%に制限している。
この設定は両学長も実践している数値であると考えられます。
また、リベシティで「高配当株マガジン」が毎月配信されていることから、自身の投資経験にもとづいた発信をしていることが推測できます。
両学長の評判
両学長の評判についてSNSや掲示板で調査したところ、良い口コミがほとんどでしたが、一部で批判的な口コミも発見しました。
良い口コミ
ここでは両学長にまつわる良い口コミを5つ紹介します。
①「応援したいから買う」という人間力の高さ
②人は声だけでこんなに好きになり尊敬するもんなんだな
③小金持ち山を目指す優しさが好き
④金融ライターになったキッカケは両学長の動画を見たこと
⑤引っ越し費用が40万円くらい安くなった
両学長にまつわる良い口コミを見ると、お金の知識だけでなく、人としての魅力も高く評価されていることがわかります。
実生活に役立つアドバイスを提供することで「引っ越し費用が40万削減できた」と、具体的な成果を出している人もいます。
中には両学長の動画をきっかけに金融ライターになった人もいて、お金の知識が新しい可能性を開くことも示しています。
このように両学長はお金の知識だけでなく、生き方や価値観も含めて多くの人に良い影響を与えているようです。
悪い口コミ
ここでは両学長にまつわる批判的な口コミを5つ紹介します。
①送り付け商法扱いされている
②このイベントからは情弱狩りの臭いしか感じない
③両学長のチャンネルに変な広告ついてた
④両学長を信じて賃貸にしている人の機会損失はかなり大きい
⑤主人がリベ大にハマってからおかしくなった
両学長やリベ大に対する批判的な意見も一部存在します。
たとえば、社会保険協会への注意喚起が「送り付け商法扱い」と皮肉されていたり、リベ大のイベントが「情報に弱い人を狙っている」という声があります。
特に深刻なのは「主人がリベ大にはまってからおかしくなった」という相談です。
この方のご主人は周りが「洗脳されている」と感じるほど熱心になり、家計が苦しくなってしまったと言います。
このように、情報の取捨選択ができずにアドバイスを鵜呑みにしてしまうケースや、コミュニティに過度にのめり込んでしまうリスクも指摘されています。
両学長は怪しい人物ではないのか?
両学長の評判やウワサなどについて検証した結果をふまえると、彼は怪しい人物ではないと考えられます。理由は以下の3つです。
- 実生活で役に立つ情報を提供している
- 自分の利益よりも価値の提供を重視している
- 妄信を警告し「自分で考える力を育てる」ことを推奨している
両学長はYouTubeやブログを通して無料で金融教育を提供しており、実践的なアドバイスで視聴者の生活を良くしている実績があります。
また「自分も含め誰かを妄信するのは危険」と警告していることから、ビジネスを拡大するために信者を増やそうという意図はなく、むしろ自分で考える力を育てることをおすすめしています。
以上から、両学長は情報を安心して取り入れられる存在であり、その情報を自分の状況や価値観に合わせて取捨選択することの大切さも教えてくれる「貴重な情報源」だと言えるでしょう。