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テレビやYouTubeで厚切りジェイソン氏が投資について解説していて、彼の投資方法について気になっている人も多いでしょう。
結論から言うと、ジェイソン氏は「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」という米国の投資信託に長期投資し、FIREを実現させています。
本記事では、厚切りジェイソン氏の投資本や、具体的な投資方法についてわかりやすく解説。
最後まで読むと、ジェイソン氏が考える「お金の増やし方」について理解できるので、投資で利益を上げる可能性が高くなりますよ。
厚切りジェイソンって何者?
ここでは厚切りジェイソン氏の人物像について、以下の項目で深掘りします。
- プロフィール
- 本業
- 投資のきっかけ
- 投資本
プロフィール
ここでは厚切りジェイソン(2024年現在38歳)のプロフィールを紹介します。
1986年 | アメリカ・ミシガン州生まれ |
2003年(17歳) | 飛び級でミシガン州立大学へ入学 その後イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校エンジニアリング学部コンピューターサイエンス学科 修士課程修了 |
2005年(19歳) | 日本に1年滞在し、旭化成においてアメリカ英語対応・音声認識ソフトの開発・研究 |
2012年(26歳) | ITベンチャー企業テラスカイ入社 |
2015年(29歳) | ワタナベエンターテインメント所属でデビューR-1グランプリ決勝進出 |
2021年(35歳) | 著書『ジェイソン流お金の増やし方』出版 |
2023年(37歳) | 著書『ジェイソン流お金の稼ぎ方』出版 |
現在はIT企業テラスカイグループの役員も務める二刀流タレント。
以下のように、さまざまなメディアで活躍しています。
- 「Why?プログラミング」にレギュラー出演
- 情報番組のコメンテーター
- ドラマ、映画に出演
投資やお金の専門家としても活躍しており、投資やお金の増やし方を解説した書籍の出版や、著名なYouTuberの動画に出演など、投資に関する情報を公開しています。
お笑いタレントが本業?
ジェイソン氏は2014年ワタナベエンターテインメントに所属し、2015年・2016年にはR-1グランプリで決勝に進出。
彼をお笑いタレントとして認識している人は多いでしょう。
2005年に来日した時に見た番組「エンタの神様」が気に入り、日本お笑いの世界に足を踏み入れたと言います。
2021年にはテラスカイグループの取締役も務めており、社業とお笑い芸人を両立させた活動を行っていた時期もあるようです。
よく本業はどっちだって聞かれるんだけど、本業という言葉が嫌い、と断言。
「なぜかというと、人間=仕事という意味が込められてるんですよ。本業以外のことはできないでしょうという意味が込められている」と説明した。
自分自身は仕事ではなくジェイソンはジェイソンであって、全てのことが本業であり「生き方が本業です」と熱く語っています。
投資はいつから始めた?
厚切りジェイソン氏が投資をはじめたきっかけは、アメリカの企業での入社手続き。
「老後の資金計画に参加しますか」と聞かれ、もうごく地味なやり方で普通に給料から何%が引かれて、それを自動的に投資信託を買うような標準制度に参加しただけですけどね。
引用:NHK|おはBiz
アメリカと日本の文化の違いについても言及しています。
日本では、そもそも身の回りのお金の話をすることがはばかれる文化ですが、アメリカでは異なると言います。
「将来のために投資しないといけない」といった認識で、制度ややり方、どんな考え方でやっているのか、投資先をどのように決めているのかを、身近な人と話し合う文化があるよう。
アメリカでは親子間でも「将来のために定期的にお金を貯めている方法」などを話し合う家庭も多いと語っています。
家庭でのお金の教育についての文化が、日本とアメリカでは異なることがわかります。
投資本も出版
2023年に70万部超えのベストセラーとなりました。
投資は怖い・危ないといったイメージに対し、リスクの低い方法でお金を増やす方法を伝えている1冊。
また、円安やインフレが進む社会においても、幸せに生きるためのヒントが詰まっています。
こちらの本を読んだ方のレビューは以下のとおりです。
良いコメント
- 投資超初心者向け
- 投資へのモチベーションが上がる
- 投資するにあたっての道筋が見えた
- 安心してお金を増やす投資方法が知れた
批判的なコメント
- 買い方を説明しているだけ
- 2023年以降には役に立たない
- 楽天証券の金融商品への利益誘導が強い
筆者もこちらの書籍を読んだことがきっかけで、投資信託を始めました。
投資するリスクよりも、しないリスクの方が怖いと思い、真っ先に楽天証券で口座を開設したことを今でも覚えています。
ジェイソン氏が勧める楽天・全米株式インデックスファンド(再投資型)を2022年からスタートさせたところ、現在では+ 68.19%の増益となっています。
厚切りジェイソンの投資を深堀り調査
ここでは厚切りジェイソン氏の投資について、以下の項目で深掘りします。
- 投資方法は積立投資を長期保有
- 投資額
- 保有銘柄
- つみたてNISA・投資信託
- おすすめ銘柄
投資方法はコツコツ積立を長期保有
ジェイソン氏は主に、米国株のETF(上場投資信託)「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」に積立投資して資産を作ったといいます。
ここでは著書でもおすすめされている、積立投資の方法について紹介します。
ジェイソン流投資方法の3ステップ
- 支出をおさえる
- 生活費3ヶ月分貯めて他は投資へ
- コツコツ積み立てて長期保有する
お金を増やすための第一歩は、生活費を見直して支出をおさえること。
家計管理アプリを使って生活費を一目でわかるようにすると、無駄な生活費を見つけられます。
著書には「サブスクを見直す」「ポイント倍増を追わない」など、具体的な節約方法が紹介されています。
支出をおさえる環境を整えたら、万が一の支出分として生活費を3ヶ月分銀行口座に貯めて、残りはすべて投資に回します。
投資をはじめたら、コツコツと積み立てて保有することが大切だと言います。
もし株を購入して株価が下がった場合、不安に思って売りたくなりますが、損失を被るので避けるべきだと言います。
投資額はいくら?
ジェイソン氏の具体的な投資額は公開されていません。
著書にてジェイソン氏は、給与の10%を投資に回すことからはじめ、現在は最低限の生活費を残して90%を投資に回していると言及しています。
彼は34歳で投資家の夢であるFIRE(経済的に自立して早期退職を目指すライフスタイル)を達成。
FIREはあくまで計算上の話で、年間支出の25倍(25年分)以上の財産があれば、年4%の運用で生活費は賄えるということです。
これまでの投資で一生安定的に家族(パートナーや娘3人)を養っていける状態になったけれども、早期退職はせず仕事は続けていくと言います。
保有銘柄は公開されてる?
ジェイソン氏が投資しているのは、「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」です。
VTIとは、世界最大級の資産運用会社バンガード社が提供する低コストのETF(上場投資信託)。
投資を始めたころに買った、S&P500種株価指数に連動する投信での積み立ても、現在に至るまで保有しているようです。
新しく買い増しするのはVTIに変えましたが、それ以前に買ったものは売るときに税金が発生することもあり、ほったらかしにしていると言います。
nisaや投資信託のおすすめ銘柄は?
2024年1月からスタートした「新NISA(少額投資非課税制度)」の活用を、ジェイソン氏もおすすめしています。
大きなメリットは、投資で得た利益にかかる税金を払わなくてすむことです。
ジェイソン氏がおすすめするのは、約4,000社のアメリカ企業に分散投資する投資信託「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(通称:楽天VTI)。
アメリカ企業の業績は長いスパンで見ると右肩上がりの傾向にあるので、長期投資に向いています。
楽天VTIは日本円で買うことができ、一度設定すれば自動的に積み立て購入できるので、投資初心者でも負担なく続けられる投資方法です。
証券口座を開くときは、手数料が安いネット証券で、米国株を扱っている楽天証券やSBI証券をおすすめしています。
わざわざ店舗窓口に行かずとも、ネットで口座開設の手続きができ、コストを各段に抑えられるからです。
また、源泉徴収ありの特定口座を選択すると、確定申告の際に手間がかからないと解説しています。
以下は、ジェイソン氏のおすすめ方法で投資信託を買った方のコメント。
厚切りジェイソンの投資評判は?
結論から言うと、ジェイソン氏の投資評判は良いものばかり。
SNS上の良い口コミ・悪い口コミの両方を紹介します。
良い口コミ
ここでは良い口コミを4つ紹介します。
①投資人生の幕開け
②すばらしい
③信用できる
④投資家として有能
SNS上でジェイソン氏の評判について調査すると、圧倒的に良い口コミが多い印象。
書籍だけでなく、複数のメディアで初心者にもわかる解説をしていることから、日本の投資家から高い評価を得ています。
ジェイソン氏の著書を読んだことがきっかけで投資デビューをした人も多く、おすすめしている楽天VTIで順調に利益を出していると言った声も寄せられています。
悪い口コミ
ここでは、ジェイソン氏についての批判的な口コミを4つ紹介します。
①死ぬまで投資を続けるとTVで豪語
②遅れている
③投資を煽った
④胡散臭い
批判的なコメントは一部存在するものの「豪語している」「煽っている」といった主観的な内容。
タレントとしての芸風が気に入らないのか「胡散臭い」といった意見もあります。
おすすめするVTIが下落した2022年頃、ジェイソン氏がX(旧Twitter)の投稿を全て消したことが投資家の間で話題となり、非難の声が殺到しているからではないかといった憶測が広まりました。
VTIはアメリカ株投資の王道とも言われていますが、上がることもあれば下がることもあります。
もしジェイソン氏に対する非難が本当ならば、逆恨み以外の何ものでもありません。
投資初心者から好評
ジェイソン氏がおすすめする投資方法については、これから投資デビューする人にとって、とてもわかりやすい教科書になります。
SNSでは「あの時ジェイソン氏の本を買って良かった」「おかげで投資デビューできて利益を得られるようになった」といったコメントが数多く見られました。
一部で批判的なコメントもありますが、その内容は主観的なものなので、気にしなくて良いでしょう。
投資の経験者にとっては、ジェイソン氏の著書は物足りなく感じるかもしれません。
しかし、復習として読むことで理解を深めたり、投資以外でも「お金を増やす仕組みづくり」を参考にしてみても良いでしょう。
厚切りジェイソンの投資は参考になる?
厚切りジェイソン氏の投資方法は、以下の人にとって非常に参考になります。
- どうやって投資デビューしたらいいのかわからない人
- 投資でのリスクをなるべくおさえたい人
- お金が増える仕組みを作りたい人
ジェイソン氏は「時間がかかっても堅実な投資方法」を実践していて再現性があるので、これから投資デビューする人でも真似しやすいでしょう。
彼の著書を読めば、投資のリスクへの不安を少なくした状態で口座を開設できますよ。