JFMトレードスクール

JFMトレードスクールは優良投資顧問なのか悪徳株情報サイトを運営しているだけなのか。ネットの口コミや評判を見る限り、情報が不足しているようです。
早速、HP等の検証を行っていきたいと思います。

まずJFMトレードスクールが如何なる投資顧問サイトなのか確認していくと「たった3ヶ月でスマホトレードがマスターできる株式スクール」と記載があります。

具体的には、現物株・空売り・プロのスキャルピングトレードを伝授するようです。
また、株式チャートを使い波が来た銘柄だけをトレード。
その銘柄・パターンを見つけ出す（スクリーニング）のが商標登録を取得したJFM株式トレードスクールの「松尾スクリーニング」の理論なのだとか。

同社の代表を務めるのは上記「松尾スクリーニング」生みの親「松尾泰次」氏。
・プロフィール
大学時代に吉本興業より歌手デビュー。
大阪芸術大学卒業後、ハワイ大学へ留学。 15年間大手広告代理店で営業マンとして勤務。
2007年4月、株式会JAPAN FUND MANAGEMENTを設立し代表取締役CEOに就任、
2007年4月某株式スクールの講師にも就任し、2012年3月まで講師を務める。
2012年4月投資教育の発展のためJFM TRADE SCHOOLを開校。

株を始めたのは学生の頃らしいのですが、経歴を見る限り 迷走している人生‥ですよね。
歌手デビュー→広告代理店→松尾スクリーニングを武器にJFMを開校‥

商標登録をしているとの事ですが、スクリーニングロジックが誰も気が付かなかった優れたものなのか、それとも登録するまでもないレベルのロジックなのか‥

これに関しては詳細が不明なので何とも言えませんが、ネット上ではほとんど口コミを見かけませんので、世間に浸透していないのかもしれません。
もし、凄い儲かるスクリーニングロジックなら、ネット上で好評が相次ぐはずなのですが‥

主なサービス内容
・松尾塾
松尾氏のアメブロです。
内容はセミナーやスクールの宣伝がメインです。

・講師インタビュー
YouTubeのインタビュー動画です。

・お金と生活の知識
学費や老後の生活など、株式投資とあまり関係のない内容が記載されています。

・株を始めるにあたって
スクールの選び方やトレード環境について記載があります。

・マーケットの世界とは
日本のマーケットの実態などが記載されています。

以下有料
・株とお金の運用講座キャンペーン
松尾氏の師匠「丸尾」氏という人物の教育論などが紹介されるほか、所得の種類、資産運用の比較、サラリーマンの年収などについての講義との事。
料金：10,000円

・通学コース
ベーシックコール・マスターコース・デイトレスキャルピングコースの3コース準備されています。
料金：ベーシックコース/280,000円　マスターコース/480,000円　デイトレスキャルピングコース/580,000円

・通信講座
ベーシックコース・理論全コース・ステップメール講座など
料金：ベーシックコース/70,000円　理論全コース/280,000円　ステップメール講座/15,000円

・サポートシステム
トレードを始めるにあたっての助言やPCやモニターの販売を行っているようです。

・銘柄配信サービス
松尾スクリーニング銘柄検索のノウハウを用い、一番安全なポイントにいる銘柄を週末にお知らせするとの事。
料金：1ヶ月/20,000円

ご覧の通り、無料・有料ともにコンテンツはかなり豊富です。
しかし、無料コンテンツは全部不要、スクール系の料金は28万円～と高過ぎ、PCなんて自分で用意できる事を考えれば 銘柄配信サービス以外は不要なコンテンツと言えます。

そしてその肝心の銘柄配信サービスの実績（仕手株など）も掲載されていません。
実力が分からない以上評価はできませんが、投資顧問サイトで商標登録までしているのですから、実績は掲載すべきですよね。

なぜ実績がないのか。
銘柄名と日付を公開するとロジックがバレるとか？
それとも成績が悪いのでしょうか？

いずれにせよ、松尾氏自身の迷走人生やスクール系のバカ高い料金設定、実力不明の銘柄配信サービスという現状を考慮すれば、 利用はお勧めできません。