ネコアドバイザリーズ(NEKO ADVISORIES)は怪しい?月2万円で「ストップ高31本」の内訳が出てこない、猫組長の投資顧問グループを検証【2026年】
目次
検証対象: NEKO ADVISORIES STOCK MEMBERS 公式ページ/運営会社: 日本投資助言株式会社
「猫組長の投資顧問グループ」で検索して、月2万円を払うかどうか迷っているはずです。
公式ページと会社サイト、金融庁と国税庁の資料を読みました。結果を先に置きます。
結論です。詐欺だと断定できる材料はありません。金融庁の登録もあります。ただし、実績として掲げる数字の根拠は公開されていません。会費とは別の「成功報酬金」の料率も、サイトには書かれていません。
看板の「ストップ高31本」は、銘柄名も期間も母数も、公式のどこにもない数字でした。
検索で見かける「猫組長」は、公式ページにも会社サイトにも名前が出てきません。結びつけているのは共著本1冊です。
当サイトが公式ページと公的資料で確認できたのは3つです。
- 運営会社は関東財務局長(金商)第2289号の登録業者(2009年11月24日登録)
- 会社サイトの「ストップ高を31本も予想」に、銘柄名・日付・集計期間・配信総数の記載がない
- 公式ページ末尾に「会費及び成功報酬金」の記載。料率はどこにも書かれていない
「登録業者なら大丈夫では?」と思ったはずです。ただ、登録は「31本が本当か」までは保証しません。
このサービスを見送っても、話は終わりません。「ストップ高◯本」を看板にする投資顧問は、ほかにもあります。
必要なのは「ネコアドは信用できるか」の答えではありません。実績の分母と、会費以外に払う金額を先に確かめる物差しです。
「猫組長」の名前や「31本」の数字より、31本の分母を聞く手順を1つ持つほうが早いです。
管理人が実際に使っている銘柄と売り時をAIが示す手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
月2万円の投資顧問に申し込む前の、比較の物差しにしてください。
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ネコアドバイザリーズ(NEKO ADVISORIES)とは?日本投資助言株式会社が運営する月2万円の銘柄配信
日本投資助言株式会社が運営する、株式の会員サービスです。正式名は「NEKO ADVISORIES STOCK MEMBERS」です。

会員向けの中身は、上昇期待株の紹介とレポート、Discord解説、毎週日曜20時のZoom相談会の4つです。
| サービス名 | NEKO ADVISORIES STOCK MEMBERS(ネコアドバイザリーズ) |
| 運営会社 | 日本投資助言株式会社(法人番号2010001134678) |
| 登録番号 | 関東財務局長(金商)第2289号(投資助言・代理業。2009年11月24日登録) |
| 代表者 | 代表取締役 成毛浩之 |
| 所在地 | 東京都千代田区二番町11番地9 ダイアパレス二番町105号室 |
| 電話 | 03-6555-3701(土日・祝日を除く10:00〜17:00) |
| 入会金 | 0円 |
| 月会費 | 20,000円(税込み) |
| 成功報酬 | 「会費及び成功報酬金」の記載あり。料率の記載なし |
| 返金 | 「契約締結時交付書面」に準ずる(特商法表記) |
| 首席分析官 | 中沢隆太(公式ページの記載) |

「猫組長の投資顧問グループ」は、徳間書店の共著本の書名です。『猫組長の投資顧問グループが明かす 2024年まで勝てる株式投資術』。著者は猫組長(菅原潮)氏と中沢隆太氏です。
猫組長氏は元暴力団幹部で、引退後に経済評論家・作家として活動していることを本人が著書等で公表しています。
ただし、公式ページと会社サイトに猫組長の名前はありません。結びつける一次情報は、共著本の書名だけです。
ネコアドが「怪しい」と言われる理由を4つに分ける
表示を1つずつ、確認できた事実と並べます。
「ストップ高を31本予想」に、銘柄名も期間も母数もない
会社サイトの「当社の投資助言一覧」に、こうあります。「サービス開始以来、ネコアドではストップ高を31本も予想しました!」

確認したところ、31本の内訳は公式のどこにもありません。銘柄名も日付も、「いつから」「何銘柄中」もありません。
つまり母数のない31本です。配信した銘柄が300本なら約10%、50本なら6割です。同じ「31本」でも、価値は母数で決まります。
公式ページの「利用者の声」にも「翌週にはストップ高になって、平謝り」とあります。

人物はイラストで、実在は確認できません。
金融商品取引法37条2項は、著しく事実に相違する表示や、著しく人を誤認させる表示を禁じています。
31本がこれに当たるかは、内訳が出ないと検証できません。当サイトは違反とは書きません。ただ、検証できない数字が看板になっています。
「平均上昇率13%」は「本日平均」で、いつの数字か分からない
料金ブロックには「①平均上昇率13%『上昇期待株ご紹介』」とあります。その横に小さく「※推奨銘柄本日平均」と付いています。

「本日平均」はその日の数字で、明日は変わります。ところが、ページには日付がありません。
いつの「本日」か分からない13%が、固定の実績のように置かれています。
公式ページには「他の追随を許さない上昇率を誇示していると自負しています」ともあります。「株価分析室」で経済評論家や学者の意見も踏まえる、とも書かれています。
誰の意見か、固有名詞はありません。13%の出どころは、31本と同じく確認できませんでした。
会費2万円のほかに「成功報酬金」の記載があるのに、料率が書かれていない
料金は「入会金0円 月会費20,000円(税込み)」です。ところが、ページ末尾の【重要事項及び注意事項】に別の言葉が出てきます。

「ご負担いただく助言報酬等(会費及び成功報酬金)」。つまり、会費とは別に成功報酬金があると、自ら書いています。
何%なのか、何を基準に計算するのか。公式ページにも、特定商取引法の表記にもありません。

特商法の販売価格も「詳細は『契約締結前交付書面』をご確認ください」です。
ただし、それは申し込みに進んだ人が受け取る書面です。入会前の段階では、月2万円のほかにいくら払うのかが分からない設計です。
単価を出そうとしました。月20,000円÷月の配信銘柄数。その銘柄数がページにありません。
2万円÷不明=計算できない。確定しているのは、年間24万円の会費だけです。
会社は2018年以降に4回移転、2020年に商号変更。LPの協会名は旧名称のまま
国税庁の法人番号公表サイトで、日本投資助言株式会社の変更履歴を見ました。

2018年3月から2025年8月までに、本店の所在地が4回変わっています。2020年9月8日には商号も「株式会社トラヴィス・コンサルティング」から変わりました。
登録番号第2289号は2009年の取得で、前の商号の時代からの登録です。社名が変わっても番号は引き継がれ、それ自体は問題ではありません。
現在の所在地、代表者名、電話番号は公開されています。

もう1つ。公式ページの加入協会は「日本投資顧問業協会」のままです。同協会は2026年4月1日の合併で「資産運用業協会」になりました。
会社サイトは新名称で、公式ページだけ旧名称のままです。
「31本」は会社サイトの1行だけで、内訳のページがありません。登録業者が出す数字なら、配信日と銘柄コードの一覧を付けるのは難しくないはずです。
なぜ分母だけが書かれていないのかは、まぁお察しです。申し込む前に、31本の銘柄コードと配信日を聞いてみてください。
❞料金の中身と単価|入会金0円・月2万円・成功報酬あり
料金の条件を、そのまま並べます。
| 表示 | 確認できたこと |
| 入会金 | 0円 |
| 月会費 | 20,000円(税込み)。12か月で24万円 |
| 成功報酬金 | 「会費及び成功報酬金」の記載あり。料率・計算の基準は記載なし |
| 月の配信銘柄数 | 記載なし。「上昇期待株ご紹介」とだけ |
| 支払い | クレジットカード決済、銀行振込(特商法表記) |
| 退会 | 「効果がないと思ったら、すぐにやめればOK!」。退会はメールで申し出 |
| 返金 | 「契約締結時交付書面」に準ずる。サイト上に条件なし |
料金ブロックの上には「20万円も払って、株式セミナーを受講する必要がありますか?」という比較表があります。
比べている相手は「A投資スクール」「B投資スクール」と伏せ字です。相手が分からない比較なので、安いかどうかは判断できません。
月2万円は12か月で24万円です。比較表の「20万円」を、1年で上回ります。
申し込む前に聞くべき質問は、3つです。
- 成功報酬金の料率と、計算の基準
- 月に何銘柄届くか
- 過去1年の全配信銘柄の成績(下がった銘柄も含めて)
数字で返ってこなければ、単価は出ません。
ネコアドの宣伝文と、確認できた事実
首席分析官の中沢隆太氏の経歴は、公式ページにこうあります。

日興コーディアル証券で「同期600人の中で全国トップの営業成績」。4年の勤務を経て、IFAとして独立したとあります。
公式ページの自己申告で、当サイトに在籍や成績を確かめる手段はありません。
「日刊SPA!、Business Journalにて株式投資に関する寄稿」ともあります。両媒体を探したところ、該当する寄稿記事は特定できませんでした。
一方で、会社側が自ら出した注意喚起もあります。

2025年10月27日付です。「日本投資助言または当社所属の名前を騙り」金銭を騙し取る事案の情報が寄せられている、とあります。「当社が個人口座名義で金銭をお預かりすることはございません」とも書いています。
なりすましが出るほど名前が使われている、とも読めます。同時に、会社が実在して連絡が取れる根拠でもあります。
口コミ・評判|良い声は公式サイトの中だけ、悪い声は個人ブログに
検索語は「ネコアドバイザリーズ」「NEKO ADVISORIES」「日本投資助言」です。
良い声は、公式ページの利用者の声4件だけでした。第三者の高評価は、当サイトの検索範囲では見つかりませんでした。
悪い声はあります。8か月で約70万円の損失が出た、という体験談を書いている個人ブログがあります。検索結果で確認できた範囲で、本文は未確認です。
別の検証サイトが紹介する投稿もあります。「推奨銘柄がストップ安になって爆損した」(2025年3月)。「無名」「知名度が低い」(2024年10月)。
どれも裏付けを取れた声ではありません。判断材料は公式の4件と、伝聞の数件です。
解約・返金の条件|「契約締結時交付書面に準ずる」で、サイトでは分からない
特定商取引法に基づく表記の「解約・返金」は、「契約締結時交付書面に準ずる」です。公式ページの「効果がないと思ったら、すぐにやめればOK!」とは、温度が違います。
退会は「会員自らが退会の意志をメールにて提示」で、電話ではなくメールです。
登録業者には、契約前に書面を渡す義務があります(金融商品取引法37条の3)。返金の条件は、その書面で初めて分かる形です。
投資顧問契約は、書面を受け取った日から10日以内なら書面で解除できます(クーリング・オフ)。申し込むなら、受領日を控えてください。
書面の内容と案内が違う場合は、消費者ホットライン188に相談してください。
ネコアドバイザリーズで評価できる点
批判だけでは公平ではないので、確認できた良い面も書きます。
- 関東財務局の登録がある投資助言業者(第2289号・2009年から)。行政処分一覧にも、確認できた範囲で記載なし
- 入会金0円の月額制で、「効果がないと思ったらやめればOK」と退会を明記している
- なりすまし詐欺への注意喚起を自ら出し、個人口座では金銭を預からないと明言している
登録の看板は本物です。足りないのは、31本の内訳と、成功報酬金の料率です。
入会金0円の月額制なら、1か月だけ試す手はあります。ただし、成功報酬金の料率が分からないまま試すと、退会時の請求額が読めません。
申し込む前に契約締結前交付書面を先に送ってもらう。登録業者なら、断る理由はないはずです。
❞ネコアドバイザリーズについてよくある質問
ネコアドバイザリーズは猫組長が運営しているのですか?
運営は日本投資助言株式会社で、代表者は成毛浩之氏です。公式ページと会社サイトに、猫組長の名前は出てきません。結びつけているのは徳間書店の共著本だけで、運営への関与は確認できませんでした。
ネコアドバイザリーズの料金はいくらですか?
公式ページでは、入会金0円、月会費20,000円(税込み)です。ただし、ページ末尾に「会費及び成功報酬金」の記載があります。成功報酬金の料率はサイトになく、「契約締結前交付書面」で確認する形です。
日本投資助言株式会社は金融庁に登録していますか?
はい。金融庁の登録業者一覧に、関東財務局長(金商)第2289号の投資助言・代理業として載っています。登録は2009年11月24日です。行政処分は、関東財務局の一覧で確認できた範囲では見当たりません。
「ストップ高31本」は本当ですか?
会社サイトに「ストップ高を31本も予想しました!」とあります。銘柄名、日付、集計期間、配信総数は公式のどこにもなく、当サイトは実績として確認できませんでした。申し込む前に、31本の銘柄コードと配信日の一覧を出してもらってください。
まとめ|ネコアドに向いている人と、やめたほうがいい人
調べた内容を一覧にします。
| 確認した項目 | 結果 |
| 運営会社 | 日本投資助言株式会社。関東財務局長(金商)第2289号(2009年登録) |
| 猫組長との関係 | 公式ページ・会社サイトに名前なし。共著本の書名で結びつくのみ |
| 料金 | 入会金0円・月会費20,000円。成功報酬金の記載あり、料率なし |
| 実績表示 | ストップ高31本・平均上昇率13%。銘柄名・期間・母数なし |
| 会社の履歴 | 2018年以降に4回移転、2020年に商号変更(旧 トラヴィス・コンサルティング) |
| 行政処分 | 関東財務局の一覧で、確認できた範囲では見当たらない |
| 返金 | 「契約締結時交付書面に準ずる」。サイト上では条件が分からない |
| 口コミ | 良い声は公式の4件のみ。悪い声は個人ブログの伝聞 |
向いているのは、次のような人です。
- 申し込む前に契約締結前交付書面を取り寄せ、成功報酬金の料率を読める人
- 31本の銘柄コードと配信日を聞き、答えが返ってから判断できる人
- 月2万円を1か月で見切ると決めて、退会のメールを自分で出せる人
やめたほうがいいのは、次のような人です。
- 「猫組長」の名前だけで、運営や中身を信用しようとしている人
- 「ストップ高31本」を、自分にも同じことが起きる数字として読んでいる人
- 成功報酬金の料率を聞かないまま、月2万円で始めようとしている人
結論です。入る前に、成功報酬の料率と、過去1年の配信銘柄の全成績を書面で出してもらってください。出てこないなら見送りです。
書面が出るまで払わない。それだけで、31本の中身は自分で確かめられます。
入会前に確認したい5項目
- 成功報酬金の料率と計算の基準が、契約前の書面に書かれているか
- 「ストップ高31本」の銘柄コード・配信日・総配信数が出てくるか
- 「平均上昇率13%」の集計日と対象銘柄が分かるか
- 月に何銘柄届くかが、数字で示されるか
- 返金・解約の条件を、払う前の書面で読んだか
株的中.comは1,000件を超える投資顧問・株情報サイトを検証し、読者からのべ39,000件以上の口コミが寄せられています。その中から見た所感です。
私が見たのは、公式ページのいちばん下です。「ご負担いただく助言報酬等(会費及び成功報酬金)」。月2万円の看板の下に、もう1つの報酬が小さく書かれていました。
登録番号があるのは事実で、登録のない業者とは線が違います。ただ、登録業者が「31本」を看板にするなら、配信日と銘柄コードの一覧を付けるのが筋です。それがない。加えて、成功報酬金の料率もない。登録の看板と、数字の出し方が釣り合っていません。
入るなら、契約締結前交付書面を先に取り寄せ、料率と31本の一覧が出てから。これが現時点の答えです。
この5項目は、登録のある投資顧問すべてに使えます。
物差しを1つ持っておけば、次に「ストップ高◯本」の広告を見ても迷いません。分母と、会費以外の報酬を先に探すだけです。
とはいえ、避ける基準だけでは資産は増えません。
管理人が実際に使っている銘柄と売り時をAIが示す手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
31本の分母は出てくるか、成功報酬の料率は書かれているか。この記事の5項目で比べてみてください。
Amazonギフト券1万円分を毎月100名様にプレゼントしているので、よければ受け取ってください。
株的中.comは1,000件超の投資顧問・株情報サイトを検証/読者からの口コミのべ39,000件以上

登録のある投資顧問の検証は、匠投資顧問とやまびこ投資顧問の記事へ。実績の数字の読み方は中原良太(株式予報)の記事もどうぞ。
出典(いずれも2026年9月19日確認)
- NEKO ADVISORIES STOCK MEMBERS 公式ページ(nekoadvisories.com)
- 日本投資助言株式会社 公式サイト(トップ・特定商取引法に基づく表記・お問い合わせ)
- 金融庁「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」(金融商品取引業者)
- 国税庁法人番号公表サイト 日本投資助言株式会社(法人番号2010001134678)変更履歴
- 関東財務局「金融商品取引業者等に対する行政処分」一覧
- 金融商品取引法第37条・第37条の3・第37条の6(e-Gov法令検索)
- 徳間書店『猫組長の投資顧問グループが明かす 2024年まで勝てる株式投資術』書籍情報
- 日本経済新聞「投信協・投資顧問業協合併、『資産運用業協会』に」





