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ドゥラックアセットマネジメントは行政処分で登録取消し?検査妨害と評判を検証【2026年】

コロンブスの卵
こんにちは、コロンブスの卵です。
目次
検証対象: 関東財務局「ドゥラックアセットマネジメント株式会社に対する行政処分について」(令和8年6月25日)
電話で勧誘を受けたか、契約中に処分の知らせを見て調べたのだと思います。
先に事実を書きます。関東財務局が2026年6月25日、登録を取り消しています。
「詐欺」という認定は処分文にありません。ただし、検査官への資料提出を拒み、検査を妨げたことが処分理由の1つです。
当サイトが公的資料と公式サイトで確認できたのは3つです。
- 関東財務局長(金商)第3251号の登録が取り消され、顧客との契約を終了させる命令が出た
- 雇用契約のない7名が顧客100名と投資顧問契約を結んでいた
- 公式サイトには「廃止」とだけ書かれ、行政処分の記載がない
登録番号を聞かされて安心しかけたなら、そこで引っかかった感覚は正しいです。
ただ、1社を避けても次の電話で同じところで迷います。
必要なのは「この会社は大丈夫か」の答えではありません。登録と処分を自分で引く物差しです。
「番号があるから本物」で止まらず、処分の一覧まで引く癖をつけると、電話の途中でも判断できます。
コロンブスの卵の公式LINEでは、投資サービスの勧誘や申し込みについての相談に個別で乗っています。
1人で決める前に、まず状況を聞かせてください。

ドゥラックアセットマネジメントとは?登録番号・法人番号・目黒営業所
東京都港区赤坂に本店を置く金融商品取引業者でした。
登録は2021年5月13日。第二種金融商品取引業と投資助言・代理業の2つです。
| 会社名 | ドゥラックアセットマネジメント株式会社 |
| 登録番号 | 関東財務局長(金商)第3251号(2026年6月25日取消し) |
| 登録日 | 2021年5月13日 |
| 法人番号 | 3010901023211 |
| 本店 | 東京都港区赤坂5-2-33 |
| 営業所 | 目黒営業所(2024年1月新設・助言業の拠点) |
| 代表取締役 | 髙橋俊秀 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 常勤役職員 | 29名(監視委の公表時点) |
| 設立 | 2005年12月22日(公式サイトの表記) |
| 加入協会 | 第二種金融商品取引業協会(金融庁の一覧で○が付いた欄) |
| 処分 | 登録取消し+業務改善命令 |
会社の実在は国税庁の法人番号公表サイトで確認しました。

本店は2020年に北青山から渋谷区桜丘町へ、2024年6月に赤坂へ移っています。
処分文によると、登録から2年半はどちらの業務も取扱実績がありませんでした。
動き出したのは2024年1月。目黒営業所を新設し、営業員を大幅に増やして国内株式の助言を始めました。
1つ注意点があります。
当サイトが2026年9月4日に取得した金融庁の登録一覧(7月31日現在の版)には、第3251号のまま社名が残っていました。
取消しから1か月あとの版です。残っている理由は分かりません。
登録一覧に名前があっても、財務局の処分一覧を引かないと現状は分からない、ということです。
ドゥラックアセットマネジメントが登録取消しになった理由を4つに分ける
処分文は長いので、何をしたから取消しなのかを4つに分けます。

一次情報は関東財務局の公表文です。証券取引等監視委員会の勧告(6月2日付)も同じ内容でした。
①取締役会は3年で1回。役員4人のうち2人は業務をしていなかった
処分文には「令和5年4月以降、取締役会は1回しか開かれていない」とあります。
その1回も本店移転の決議だけでした。営業所の新設も助言業の開始も、取締役会を通っていません。
役員は代表を含めて4名。うち2名は業務自体を行っていませんでした。
内部監査は2022年1月から一度も実施されていません。
つまり会社を動かしていたのは代表1人という状態です。4期連続の赤字で債務超過にあり、運転資金は代表からの借入でした。
②雇用契約のない7名が、顧客100名と投資顧問契約を結んでいた
目黒営業所では、会社と雇用契約のない7名が勧誘を行っていました。
期間は2024年2月から2026年2月までの約2年。契約した顧客は計100名です。
この7名は国内株式の買いの助言まで行っていました。
代表を含む管理職は、検査官に指摘されるまでこの事実を知らなかったと説明しています。
契約書に名前のある会社と、実際に助言した人の所属が別だった形です。
③暗号資産の苦情が延べ48件。会社は営業の実態を把握していなかった
金融庁などの窓口には、2024年2月から2026年1月までに延べ48件の苦情が届いていました。
内容は2種類です。登録のない暗号資産交換業者で顧客に取引させている。遠隔操作で顧客に口座を開設させている。
この会社の登録は国内株式の助言です。暗号資産の勧誘は登録の範囲にありません。
ところがコンプライアンス室長は営業所の端末にアクセスできず、助言記録を検証していませんでした。
苦情の中身が事実かどうかは、検査を妨げられたため当局も検証できていません。監視委の概要図にそう明記されています。

④検査官に資料を出さず、提出したデータの削除を求めた
ここがこの処分の核心です。

目黒営業所の臨店検査で、営業員らは資料の提出を求められて反発しました。
一部を除いて提出を拒み、いったん提出した電子データの削除まで要求しています。
処分文はこれを「検査の執行を著しく阻害した」と書いています。
金融商品取引法では、検査を妨げる行為そのものが法令違反です。
体制の不備に検査忌避が重なり、業務停止ではなく登録取消しになりました。
苦情48件の中身は、資料を拒んだ時点で誰にも検証できなくなりました。処分文に残るのは「拒んだ」「削除を求めた」という事実だけです。
出せない資料が何だったのかは、まぁお察しです。検査を拒む会社は、顧客にも見せないと考えて動いてください。
❞ドゥラックアセットマネジメントの料金はどこに書いてあるか
投資顧問契約の料金を探しました。結果から書きます。
公式サイトにも処分文にも、料金の記載はありません。
公式サイトのメニューはHOME・INFORMATION・ABOUT・COMPANY・CONTACTの5つです。
サービス案内も料金表も置かれていません。勧誘は電話で行われていたので、条件は口頭で示されていた形です。
料金の代わりに、処分文の数字に母数を当てておきます。
- 7名が営業所の「約2割」→ 営業所の職員は約35人
- 顧客100名÷7名=1人あたり約14名を2年で契約
- 苦情48件÷23か月=月2件のペース
月2件の苦情が2年続いても、会社は営業実態を把握していませんでした。
料金が見えない会社では、契約書の報酬欄と実際の請求が一致しているかを自分で確かめるしかありません。
ドゥラックアセットマネジメント公式サイトの「廃止」告知と処分文の食い違い
公式サイト(dlam.jp)は2026年9月4日時点で残っています。

お知らせ欄には2026年4月21日付で「投資助言・代理業を廃止」とあります。廃止日は4月20日です。
監視委の勧告は6月2日、登録取消しは6月25日。告知は処分の2か月前に出ています。
ただし、行政処分という言葉はサイトのどこにもありません。
検査を受けたことも、顧客との契約を終了させる命令が出たことも書かれていません。

会社概要の企業理念はこう書かれています。
金融業界歴が長く、知見と経験が豊富なスタッフが個々の高い倫理観を基に適切な会社運営をしていきます。
ドゥラックアセットマネジメント公式サイト「COMPANY」(2026年9月4日確認)
処分文が認定したのは、代表以外の役員が動いておらず、営業所の管理がされていない状態でした。
表示と認定が正反対です。「廃止」の告知だけを読んで、処分がなかったと受け取らないでください。
廃止の告知が4月21日、監視委の勧告が6月2日。勧告の6週間前に「自分でやめた」形の告知が出ています。
自分でやめたのか、やめざるを得なかったのか。日付を並べれば答えは見えます。処分の文字を載せていないのも、まぁそういうことです。
❞ドゥラックアセットマネジメントの口コミ・評判は関係者名義の記事が目立つ
第三者の口コミを探しました。
Yahoo!マップの同社ページは「投稿はまだありません」。電話番号の口コミサイトは当サイトからは閲覧できませんでした。
代わりに目立つのが、同社の関係者を名乗る記事です。
社名を冠した「dlaminc2025」というアカウントが、note・zenn・アメブロに記事を出しています。
題名は「口コミ・評判を中立に整理」。当サイトが確認した記事は2026年2月の投稿で、筆者は同社のマネージャーを名乗っています。
良い評判として挙げられているのは、再生可能エネルギー分野の専門性です。
悪い評判としては、営業電話の報告が散見されること、口コミの数そのものが少ないことを、その記事自身が挙げています。
公的な記録に残る声は、暗号資産の営業に関する苦情延べ48件です。
第三者の良い声は見つかりませんでした。良い評価が書かれているのは関係者名義の記事だけです。
苦情が48件届いていた時期に、社名入りのアカウントが「中立に整理」と題した記事を3媒体に出しています。当サイトの1,000件超の検証でも、この形はよく見ます。
「中立」と書いてある記事ほど、誰が書いたかを先に見る。それだけで評判の読み方が変わります。
❞ドゥラックアセットマネジメントと契約中の顧客はどうなるか
ここが、この記事でいちばん伝えたい部分です。

処分は2つです。登録取消しと業務改善命令。
業務改善命令には、顧客に関わる項目が2つ入っています。
- 全ての顧客に対し、今回の行政処分の内容を説明し、適切な対応を行うこと
- 現在、投資顧問契約を締結している者との契約を適切に終了させること
この2つの対応状況を、2026年7月27日までに書面で関東財務局へ報告する義務があります。
つまり契約中の顧客は、会社側から処分の説明を受け、契約を終了してもらう立場です。
読者の行動に置き換えます。
- 会社から連絡がなければ、こちらから処分内容の説明を求めてよい
- 前払いした顧問料があれば、契約終了に伴う精算条件を書面で確認する
- 「廃止しただけ」と説明されたら、処分文のURLを示して聞き直す
- 暗号資産の口座を開かされた人は、その業者が登録業者かを金融庁の一覧で引く
会社と話がつかないときは、消費者ホットライン188か金融サービス利用者相談室(0570-016811)に相談できます。
返金の可否は契約内容で決まります。当サイトが保証できる話ではありません。
ドゥラックアセットマネジメントで評価できる3つの点
処分を受けた会社でも、事実として書いておくべき点があります。
- 登録番号は本物だった。番号を詐称する無登録業者とは違う
- 法人の所在地は公的記録と一致している。国税庁の登録と公式サイトの表記が同じ
- 公式サイトに電話番号と受付時間が残っている。連絡先が消えていない
処分の直後に連絡先が消える会社は、当サイトの検証でも珍しくありません。
説明を求める相手が残っている点は、顧客にとっては救いです。
ドゥラックアセットマネジメントについてよくある質問
登録取消しと業務停止は何が違いますか?
業務停止は期間を定めて業務を止める処分で、期間が終われば再開できます。
登録取消しは登録そのものが消え、投資助言業を営めなくなります。ドゥラックアセットマネジメントは登録取消しです。
ドゥラックアセットマネジメントは詐欺だったのですか?
処分文に詐欺という認定はありません。認定されたのは体制の不備と検査の妨げです。
暗号資産の苦情48件の中身は、検査が妨げられたため当局も検証できていません。
契約中の顧問料は戻りますか?
契約内容によります。会社には契約を適切に終了させる命令が出ているので、精算条件を書面で確認してください。
話がつかないときは消費者ホットライン188に相談できます。
公式サイトに処分のことが書かれていないのはなぜですか?
理由は公表されていません。サイトにあるのは2026年4月21日付の「廃止」の告知だけです。
処分の内容は関東財務局と金融庁のページで読めます。会社の説明より公表文を優先してください。
まとめ|ドゥラックアセットマネジメントの顧客がいますべきことと、やめたほうがいい対応
調べた内容を一覧にします。
| 確認した項目 | 結果 |
| 金融商品取引業の登録 | あった(第3251号)→ 2026年6月25日に取消し |
| 処分の理由 | 体制の不備+検査忌避 |
| 社員でない7名の勧誘 | 約2年・顧客100名(処分文の認定) |
| 暗号資産の苦情 | 延べ48件(中身は当局も検証できず) |
| 公式サイトの処分の記載 | なし(「廃止」の告知のみ) |
| 料金 | 記載なし |
| 第三者の口コミ | 良い声は見つからず。関係者名義の記事のみ |
| 顧客への命令 | 処分の説明と契約終了。7月27日までに報告 |
この記事の物差しが向いているのは、次のような人です。
- 電話で投資顧問の勧誘を受けていて、登録番号を聞かされた人
- 暗号資産の口座を開くよう言われている人
- 契約中で、会社から処分の説明がまだ来ていない人
やめたほうがいいのは、次のような対応です。
- 「廃止しただけ」という説明で納得する
- 登録一覧に名前があるから安心だと判断する
- 1人で抱えたまま、次の入金を待つ
結論です。会社の説明より、財務局の処分文を先に読んでください。
登録が取り消された会社と、新たに投資顧問契約は結べません。説明を受け、契約を終了させる権利は顧客側にあります。
投資顧問と契約する前に確認したい5項目
- 登録番号を金融庁の一覧で引いたか
- 同じ社名を財務局の行政処分一覧で引いたか
- 契約する会社と実際に助言する人の所属が一致しているか
- 登録の範囲にない暗号資産の話が出ていないか
- 料金が書面で示されているか
株的中.comは1,000件を超える投資顧問・株情報サイトを検証し、読者からのべ39,000件以上の口コミが寄せられています。その中から見た所感です。
私が見たのは日付です。廃止の告知が4月21日、監視委の勧告が6月2日、登録取消しが6月25日。
会社は「廃止」と書き、財務局は「検査を妨げた」と書きました。同じ出来事の説明がここまで違う例は多くありません。金融庁の登録一覧に社名が残っていたことも含め、一覧だけでは分からない案件でした。
契約中の人は、説明を求める側です。会社の告知ではなく、処分文を根拠に話をしてください。これが現時点の答えです。
ここで使った物差しは、登録一覧と処分一覧を並べて引くことです。
2つを並べれば、次に電話が来たときも番号を聞いたその場で判断できます。
コロンブスの卵の公式LINEでは、投資サービスの勧誘や申し込みについての相談に個別で乗っています。
1人で決める前に、まず状況を聞かせてください。
株的中.comは1,000件超の投資顧問・株情報サイトを検証/読者からの口コミのべ39,000件以上

行政処分を受けた投資顧問の検証はほかにもあります。アテル投資顧問やヤマワケエステート、Wealth Onの記事もあわせてどうぞ。
出典(いずれも2026年9月4日確認)
- 関東財務局「ドゥラックアセットマネジメント株式会社に対する行政処分について」令和8年6月25日
- 関東財務局「ドゥラックアセットマネジメント株式会社に対する検査結果等について」令和8年6月2日
- 証券取引等監視委員会「ドゥラックアセットマネジメント株式会社に対する検査結果に基づく勧告について」令和8年6月2日
- 同 参考資料「本件事案の概要図」(PDF)
- 金融庁「ドゥラックアセットマネジメント株式会社に対する行政処分について」令和8年6月25日
- 金融庁「金融商品取引業者登録一覧」(令和8年7月31日現在)
- 国税庁法人番号公表サイト(法人番号3010901023211)
- ドゥラックアセットマネジメント株式会社 公式サイト「INFORMATION」「COMPANY」「CONTACT」
- 消費者庁 消費者ホットライン188/金融庁 金融サービス利用者相談室





