かぶともAIは怪しい?「本日の受付 残りわずか」が毎日自動で出る仕組みを検証【2026年】
目次
検証対象: かぶともAI公式サイト
「初月から30万円」という広告を見て、この名前を調べたはずです。
無料体験版に登録する前に、当サイトが確認した事実を先に置きます。
結論です。詐欺だと断定できる材料はありません。ただし、49,800円を払う相手が誰なのか分かりません。
特商法の表記に法人名も所在地も電話番号もないからです。
当サイトが公式サイトと公的資料で確認できたのは3つです。
- 「本日の受付 残りわずか」の日付はプログラムで毎日自動生成されている
- 「累計1万人突破」と書かれたサイトのドメインは2026年8月6日に取得されたばかり
- 販売価格は49,800円〜で返金は一切なし。上限額は書かれていない
「無料なのに月30万円は話がうますぎる」と感じたなら、その感覚は的外れではありません。
ただ、このツールを見送っても話は終わりません。同じ作りの広告が来月また出てきます。
必要なのは「かぶともAIは安全か」の答えではありません。広告の裏側を自分で確かめる物差しです。
広告を1つずつ疑うより、判断の基準を1つ持っておくほうが早いです。
管理人が実際に使っている銘柄と売り時をAIが示す手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
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かぶともAIとは?運営元と分かっている情報
AIが「大化け銘柄」を見つけて通知する、という株ツールです。
無料体験版はメールアドレスを入れるだけで受け取れる、と案内されています。

| サービス名 | かぶともAI |
| 運営元 | かぶともAI運営事務局(法人名の記載なし) |
| 運営責任者 | 加藤 金次郎 |
| 所在地 | 「-」(記載なし) |
| 電話番号 | 「-」(記載なし) |
| 連絡先 | [email protected] のみ |
| 販売価格 | 49,800円〜(上限の記載なし) |
| 商品の形式 | ダウンロード販売のソフトウェア |
| 返金 | 商品の特性上、返金しない |
| ドメイン取得日 | 2026年8月6日(WHOIS) |
| 金融商品取引業の登録 | 見当たらない |
| 行政処分・警告 | 見当たらない(2026年9月15日時点) |
この表を作るのに、いちばん時間がかかったのは運営元の欄です。
公式サイトのどのページを開いても、株式会社や合同会社の名前が出てきません。
特商法のページでは「かぶともAI運営事務局」、プライバシーポリシーでは「かぶともAI運営チーム」と名乗っています。
同じサイトの中で、自分の名前すら統一できていないのは珍しいです。
❞かぶともAIが「怪しい」と言われる理由を4つに分ける
公式サイトの表示を1つずつ、確認できた事実と並べます。
特商法の表記に法人名・所在地・電話番号がない
特定商取引法に基づく表記は、こう書かれています。

所在地は「-」、電話番号も「-」です。
確認したところ、消費者庁は通信販売の広告に「事業者の氏名(名称)、住所、電話番号」の表示を求めています。
請求があれば書面で知らせる旨を書けば省略できる決まりもあります。ただし、そのような案内も見当たりませんでした。
つまり、お金を払った後に連絡がつかなくなっても、訪ねる住所がない状態です。
「本日の受付 残りわずか」は毎日自動で表示される
公式サイトの末尾には、こんな表が出ています。

「2026年9月15日の受付 残りわずか!」と表示されています。
確認したところ、この日付はページのプログラムがその日の日付を計算して書き込んでいました。

「募集終了」は2日前と1日前、「残りわずか!」は今日の欄に固定で書かれています。
明日開いても、来月開いても、「本日の受付は残りわずか」と出続ける仕組みです。
つまり、人数が限られているという表示に、人数を数えている実体はありません。
「累計1万人突破」のサイトは、公開から40日しか経っていない
トップページには「累計1万人突破!」と書かれています。
ドメインの登録情報を確認しました。

kabutomo-ai.com が登録されたのは2026年8月6日です。
当サイトが確認した9月15日まで、40日しか経っていません。
40日で1万人が使ったのなら、1日250人です。その根拠は公式サイトのどこにも書かれていません。
ついでに分かったことがあります。同じ日に照会した株情報サイト「株ナビゲート」は、特商法の文面と価格がかぶともAIと同じでした。
「実体験レビュー」を載せているサイトが、無料登録へ誘導している
「かぶともAI」で検索すると、株情報サイトの比較メディアが書いた記事が出てきます。

記事の結論は「短期で稼ぐことも十分に可能」で、本文中に「無料体験版はこちら」のボタンが5か所あります。

「250万円以上増えた」と語る利用者は仮名で、取引の記録は載っていません。
記事にPRや広告の表記は見当たりませんでした。
つまり、「高評価」の出どころは、登録ボタンを並べた紹介記事1本です。第三者の声ではありません。
「残りわずか」の日付を自動で回す仕掛けは、書き換えの手間を省くためのものです。
人数を本当に制限しているなら、こんなプログラムは要りません。なぜ要ったのかは、まぁお察しです。
❞料金は49,800円「〜」。上限はどこにも書かれていない
特商法の表記に載っている価格は、次のとおりです。
| 項目 | 公式の表示 |
| 販売価格 | 49,800円〜 |
| 上限額・プラン名 | 記載なし |
| 支払方法 | クレジットカード/銀行振込(前払い) |
| 商品の引き渡し | 決済完了後、ダウンロードURLを即時発行 |
| 返品・キャンセル | 商品の特性上、返金しない |
| 無料体験版 | メールアドレスの登録で受け取れる |
「〜」の先がいくらなのかは、無料登録してメールを受け取るまで分かりません。
単価を出してみます。公式サイトは「毎月30万円」を目指すと書いています。
もしその通りなら、49,800円は5日で回収できる計算です。
そんなソフトを、住所も電話もない相手が5万円で売る理由は見つかりませんでした。
宣伝文と、確認できた事実
公式サイトの表示を撮り、根拠が示されているかを確認しました。

「初心者でも初月から毎月30万が目指せる」と表示されています。
本文には「実践者の90%以上が初月から収益を得ている」とも書かれています。
この90%の母数、集計期間、算出方法は確認できませんでした。

別の箇所では「月200万円以上の利益獲得も可能」と表示されています。
30万円なのか200万円なのか、ページの中で数字が動いています。

「上級資格FPへ無料相談」「元証券マン、現役セミナー講師が在籍」とも表示されています。
在籍する人の氏名・資格番号・所属は1人も書かれていません。
銘柄を選んで通知し、プロが売買の相談に乗る。これは投資助言の登録が要るかどうかが問われる業務です。

関東財務局は、誰でも無料で見られる情報なら投資助言業に当たらないと考えられる、と答えています。
裏を返せば、登録した会員に個別に銘柄を送る形は、この例外にそのまま当てはまりません。
金融庁の登録一覧に「かぶとも」の名前はありませんでした。該当するかどうかは、当局が個別に判断することです。
口コミ・評判は、紹介記事の外に1件も見つからない
X、Yahoo!知恵袋、5ch、Googleレビューを「かぶともAI」で探しました。
良い声も悪い声も、当サイトの調査範囲では1件も見つかりませんでした。
公開から40日のサイトなので、これ自体は不自然ではありません。
ただ、それなら「累計1万人」「実践者の90%」という数字はどこから来たのか、という疑問が残ります。
利用者の声として読めるのは、紹介記事の仮名の会社員1人だけです。
返金は「クーリングオフ期間を除く」と書いてある。ただし通信販売に期間はない

返品欄には「商品の特性上、返金致しかねます ※クーリングオフ期間を除く」とあります。
一見すると、期間内なら返してもらえるように読めます。
確認したところ、消費者庁は「通信販売には、クーリング・オフ制度はありません」と説明しています。
自分でサイトを開いて申し込む買い物は通信販売です。「除く」と書かれた期間は、そもそも存在しません。
つまり、払ったお金は戻らない前提で判断する必要があります。困ったときは消費者ホットライン188に相談してください。
評価できる点も3つある
批判だけでは公平ではないので、確認できた良い面も書きます。

- 免責事項に「金融庁の審査・承認の対象ではない」と自ら書いている。登録業者を装ってはいない
- 有料版の前に無料体験版がある。いきなり振り込ませる形ではない
- ソフトのウイルススキャン結果(2025年6月3日・0/70検出)を載せている。中身の品質とは別だが、開示の姿勢はある
一方で、ウイルススキャンの日付は2025年6月です。ドメインの取得より14か月前になります。
同じソフトを別の名前で売っていた可能性はありますが、当サイトでは確認できませんでした。
かぶともAIについてよくある質問
かぶともAIの運営会社はどこですか?
公式サイトには「かぶともAI運営事務局」とだけ書かれています。
法人名、所在地、電話番号は記載がなく、国税庁の法人番号公表サイトでも同名の法人は見つかりませんでした。
無料体験版の人数制限は本当ですか?
公式サイトのHTMLを確認したところ、「本日の受付 残りわずか」の日付はプログラムが毎日自動で計算しています。
何日に開いても同じ表示になる仕組みで、人数を数えている根拠は確認できませんでした。
有料版はいくらですか?返金はできますか?
特商法の表記では49,800円〜で、上限額は書かれていません。
返金は「商品の特性上、返金致しかねます」と明記されています。通信販売にはクーリングオフ制度がないため、期間内の返品もできません。
金融庁の登録はありますか?
ありません。金融庁が公表する金融商品取引業者の一覧に「かぶとも」の名前は見当たりませんでした。
公式サイト自身も、金融庁の審査・承認の対象ではないと免責事項に書いています。
まとめ|かぶともAIに向いている人と、やめたほうがいい人
調べた内容を一覧にします。
| 確認した項目 | 結果 |
| 運営会社の実在 | 確認できなかった(法人名の記載なし) |
| 特商法表記 | 所在地・電話番号が「-」 |
| 「残りわずか」の表示 | 毎日自動生成される仕組み |
| 「累計1万人突破」 | ドメイン取得から40日。根拠の記載なし |
| 「初月30万円」「90%が収益」 | 母数・期間の記載なし |
| 第三者の口コミ | 見つからなかった |
| 返金 | 一切なし |
| 金融商品取引業の登録 | なし(本人が対象外と明記) |
| 行政処分・警告 | 見当たらない |
向いているのは、次のような人です。
- 無料体験版のメールを、広告の研究材料として受け取りたい人
- 通知された銘柄を自分で調べ直してから売買できる人
- 49,800円が戻らなくても困らない人
やめたほうがいいのは、次のような人です。
- 「残りわずか」を見て急いで登録しようとしている人
- 売り手の住所と電話番号を確かめてからお金を払いたい人
- 「初月30万円」を生活費の計画に入れている人
結論です。有料版に払うのは見送りが無難です。
売り手の名前と住所が出てからでも遅くありません。
登録する前に確認したい5項目
- 特商法の表記に法人名・住所・電話番号の3つが揃っているか
- 「残り◯名」「本日まで」の表示が、日を変えても同じではないか
- 「累計◯万人」の数字に、期間と根拠が添えられているか
- 紹介記事の「利用者の声」に取引の記録が付いているか
- 返金条件を、払う前に自分の目で読んだか
株的中.comは1,000件を超える投資顧問・株情報サイトを検証し、読者からのべ39,000件以上の口コミが寄せられています。その中から見た所感です。
私が最初に見たのは、宣伝文ではなくHTMLのソースです。「残りわずか」が本物なら、そこに数字を書き換えた跡が残るからです。
残っていたのは、今日の日付を計算する3行のプログラムでした。人数を制限しているサイトは、こういう作りにはなりません。
住所のない売り手に、戻らないお金を払う理由はありません。無料体験版で止めておくのが現時点の答えです。
ここまで見てきた5項目は、AI株ツールと名の付く他の広告にもそのまま使えます。
物差しを1つ持っておけば、次に似た案内が届いても特商法のページを開いて3つの欄を見るだけで判断できます。
とはいえ、避ける基準だけでは資産は増えません。
管理人が実際に使っている銘柄と売り時をAIが示す手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
売り手が誰なのか、数字の根拠は何か。この記事の5項目で比べてみてください。
Amazonギフト券1万円分を毎月100名様にプレゼントしているので、よければ受け取ってください。
株的中.comは1,000件超の投資顧問・株情報サイトを検証/読者からの口コミのべ39,000件以上
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AI株ツールの検証は、ほかにもまとめています。StockLens、GOEMON、株・革・命-24-の記事もあわせてどうぞ。
出典(いずれも2026年9月15日確認)
- かぶともAI公式サイト(トップページ・特定商取引法に基づく表記・利用規約・プライバシーポリシー・HTMLソース)
- WHOIS照会結果(kabutomo-ai.com・kabu-navigate.com)
- 消費者庁 特定商取引法ガイド「通信販売」(広告の表示事項)
- 消費者庁 特定商取引法ガイド 事例「通信販売で商品を購入したが組み立てられないので返品したい」
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- 関東財務局「登録に係るQ&A(投資助言・代理業)」Q13
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- 株サイト比較ナビ(kabuhikaku.com)2026年9月10日公開記事(画像の引用元)






