DeepScore株価予報AIエンジンは怪しい?評判と勝率80%の根拠を検証【2026年】
目次
検証対象: DeepScore株価予報AIエンジン公式サイト保存版(Internet Archive)
「DeepScore 評判」で検索して、ここに来たはずです。
「勝率80%」という数字を見て、本当なのか気になったのだと思います。
先に結論を書きます。詐欺と断定できる材料は見つかりませんでした。ただし、肝心の公式サイト自体がもう存在しません。
「勝率80%」の根拠を、今は誰も一次情報で検算できない状態です。
当サイトが公的資料と一次資料で確認できたのは3つです。
- 運営会社は財産ネット→ガリバーネットワークス→DeepScoreと3回、商号を変えていた
- 「勝率80%」は225銘柄のバックテスト検証済みと説明されていたが、検証期間の記載はなかった
- 公式サイトのドメインは期限切れとなり、今は第三者のオークションにかけられている
「今さら怪しんでも仕方ない」と感じたなら、その感覚は的外れではありません。
ただ、ここで終わらせても話は前に進みません。次に似た「勝率」表示を見たとき、また同じところで迷うだけです。
必要なのは「この会社は安全か」の答えではありません。数字の出どころを見分ける物差しです。
「勝率80%」という数字だけでは、比べる基準になりません。
管理人が実際に使っている銘柄と売り時をAIが示す手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
AIツールを比べるときの、判断の物差しとして使ってください。
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DeepScore株価予報AIエンジンとは?運営会社は3回名前を変えていた
DeepScore株価予報AIエンジンは、AIによる株価予測サービスでした。対象は主要銘柄の翌営業日以降の値幅です。
登場時の名前は「Phantom株価予報AIエンジン」。運営していたのは財産ネット株式会社です。のちに「DeepScore株価予報AIエンジン」へ改称しています。
この運営会社を、国税庁の法人番号公表サイトで調べました。

法人番号は5010402019368。設立は平成27年(2015年)10月5日です。
変更履歴に商号変更が2件、記録されています。
- 平成28年(2016年)1月26日|財産ネット株式会社から商号変更
- 令和元年(2019年)11月28日|ガリバーネットワークス株式会社から商号変更
登記上の商号は財産ネット→ガリバーネットワークス→DeepScoreと変わっています。
一方でサービスのサイトは、2019年の保存版でも別の名前を使っていました。「財産ネット」「ZAISAN Net」です。
登記上の社名と、サービスが名乗るブランド名がずれた時期があるということです。
では、今のDeepScore株式会社は何をしている会社なのでしょうか。
現在の公式サイトを確認しました。

今のDeepScore株式会社は、顔と声から不正やなりすましを検知するAIを扱っています。提供先は金融機関です。
株価予報とは無関係の事業に切り替わっています。
個人向けの株価予報サービスは、この会社の中で完全に過去のものになっています。
DeepScoreが「怪しい」と言われる理由を5つに分ける
「DeepScore 怪しい」と検索される理由を、確認できた事実ごとに分けます。
「勝率80%」を、今は自分で確かめる方法がない
「的中率80%を超える」という表示は、公開当時のメディア記事に載っていました。
ただし、その数字を出した検証期間はどこにもありませんでした。記事にも、公式サイトにもです。
詳しい内訳は、後段の「宣伝文と確認できた事実」で一次資料とともに示します。
目標株価のレンジは、先の日になるほど広がる設計だった
公開されていた予測は「目標株価」という値幅で示されます。
翌営業日はピンポイントに近い幅です。5営業日後になると、数百円まで幅が広がります。
幅が広いほど、通過したと判定される確率も上がります。
的中率を測るときは、この幅の設計自体も見ておく必要があります。
目標株価の表をよく見ると、先の日ほど値幅が広がっていました。
当たりやすい予想ほど、当たったと言いやすくなります。これは他のAI予測ツールでも起きうる話です。
❞「実績」を示す記事にも、広告である表示は見当たらなかった
的中率を裏づける記事として、実際の売買結果を紹介する記事もありました。
末尾には「売買を勧誘するものではない」という免責はあります。
ただ、広告・PRである旨の明記は見当たりませんでした。
読んだ人からは、この点を問題視する投稿もありました。
Xでは「記事広告なのに表記がわかりにくい」という声が投稿されています。
記事の内容そのものは、ウソではありません。
ただ、広告だと分からない形で成績を見せられると、受け取り方は変わります。
❞運営会社の商号と、サービスが名乗るブランド名が食い違う時期があった
前段の通り、登記上の商号は2016年1月にすでに変わっていました。
それでも公式サイトは2019年時点まで「財産ネット」を名乗り続けています。
登記名とサイトの表示名、どちらが正しいのか。利用者が確かめる手段はありませんでした。
肝心の公式サイトが、今はもう存在しない
最後に、サービスの本拠地だった公式サイトの現状です。
ドメイン「zaisan.net」に、当サイトが直接アクセスしました。

ドメインの登録期限が切れ、第三者のオークションサイトへ転送されています。
表示されているDrop Dateは2026年9月6日。ごく最近、手放された形です。
今から登録しようとしても、公式の窓口はどこにもありません。
DeepScoreの料金はどこに書いてあるか
料金体系も確認しようとしました。結果から書きます。
月額料金やプランを示す一次資料は見つかりませんでした。
保存版のサイトを見る限り、入口はメールアドレスを登録する無料フォームでした。
有料プランを示す表記は、当サイトが確認した範囲には見当たりません。
推測できるのは1つです。この予報サービスは金融機関向けAIエンジンの無料の見本だった可能性があります。
ただし、これは公表資料に明記された話ではありません。あくまで確認できた範囲からの推測です。
DeepScoreの宣伝文と確認できた事実|「勝率80%」を検証
ここがこの記事でいちばん確かめたかった部分です。
「勝率80%」がどこで、どう説明されていたのかを一次資料で追いました。

記事にはこう紹介されていました。
財産ネット社が開発・運営する『Phantom株価予報AIエンジン』は、的中率が80%を超える驚異的なAI株価予測サービスである。
マネー現代「ヤバい的中率のAI(人工知能)が弾き出す『上がる&下がる株』実名」2018年9月3日
同じ記事には、算出方法の説明もありました。
『目標株価』は、翌営業日に80%以上通過すると期待される範囲になります(225銘柄でバックテスト検証済)
マネー現代「ヤバい的中率のAI(人工知能)が弾き出す『上がる&下がる株』実名」2018年9月3日
ここで確認できることは2つです。
- 対象は225銘柄。検証方法はバックテスト(過去データでの再現)
- 検証期間(何年から何年のデータか)は、この説明には含まれていません
母数と手法は示されているのに、期間だけが抜けている形です。
この目標株価がどう表示されていたかも見ておきます。

翌営業日の目標株価は225円幅。5営業日後になると450円幅まで広がっています。
幅が2倍になれば、範囲を通過する確率も上がります。的中率80%という数字は、この設計とセットで見る必要があります。
実際の売買結果を紹介した続編記事も確認しました。
2019年4月25日掲載の記事によると、成績は10銘柄で9勝1敗。4ヶ月間の収益は116万4,300円でした。年率換算利回りは34.90%と紹介されています。
ここで数字を並べます。バックテストの対象は225銘柄でした。
実績記事で扱われたのはわずか10銘柄。225銘柄の4.4%にとどまります。
9勝1敗という結果自体は事実として記事に残っています。ただ、80%という数字全体を裏づける規模かは別問題です。この記事だけでは判断できません。
225銘柄のうち、実際に成績を示せたのは10銘柄だけでした。
残り215銘柄の実際の成績は、公表されていません。都合の良い部分だけを見ている可能性があります。
❞一般論として、金融商品取引法は断定的判断の提供を禁じています。
「必ず当たる」と言い切る表示は、この規定に触れうる行為です。
今回確認した表示は「期待される範囲」という言い回しで、断定は避けています。
その一方で、検証期間を示さない「80%」だけが独り歩きしていたことも事実です。
DeepScoreの口コミ・評判
利用者本人の口コミも探しました。
個別の利用者による評価は、ほとんど見つかりませんでした。
サービス自体がすでに終了しています。体験談が積み上がる期間も、限られていたと見られます。
数少ない反応の1つが、前述したXへの投稿です。
記事広告の表記があいまいだという指摘で、否定的な内容でした。
肯定的な材料としては、メディア記事が示した「9勝1敗」という成績があります。
ただしこれは、編集部が選んだ銘柄・期間での結果です。第三者が独立して検証した記録ではありません。
良い声も悪い声も、量として乏しいというのが正直なところです。
DeepScoreの解約・返金条件
解約・返金の条件も確認します。
前述の通り、公表資料からは有料契約そのものが確認できませんでした。
そのため、返金規定や解約手順を示す一次資料も見つかっていません。
今回は無料の情報提供という位置づけだったとみられます。
ただし、別の商材で「返金しない」という条件に困ることもあります。そのときは消費者ホットライン188で相談できます。
DeepScoreで評価できる点
批判ばかりでは公平ではありません。良い部分も書いておきます。
- 「勝率80%」の説明にバックテストである旨を明記していた。実運用の成績と偽ってはいない
- 運営会社の商号変更は法人番号で誰でも追跡できる。実体不明の匿名業者ではない
- 「個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではない」という免責文言を記事に明記していた
手法をバックテストと明記し、断定表現も避けていた点は事実として評価できます。
足りなかったのは、その数字を裏づける検証期間の開示です。
同じようにAIを名乗る予報ツールは、他にもあります。Fisco AI(フィスコエーアイ)やAI Deep Kabu(AIディープカブ)を調べたときも、まず同じ項目を確認しています。
DeepScoreについてよくある質問
DeepScore株価予報AIエンジンは今も申し込めますか?
申し込めません。公式サイトだったzaisan.netは、ドメインの登録期限が切れています。
アクセスすると、ドメインオークションサービスの画面に転送されます。
「勝率80%」という数字に根拠はありますか?
2018年のメディア記事に「225銘柄でバックテスト検証済」という説明はあります。
ただし、検証した期間そのものは公表資料に見当たりませんでした。
運営会社のDeepScore株式会社は、今何をしている会社ですか?
現在は金融機関向けに、顔や声から不正・なりすましを検知するAIを提供する会社です。
株価予報サービスは、すでに提供していません。
DeepScoreは投資助言業の登録を受けていますか?
金融庁の登録一覧を確認しました。財産ネット・ガリバーネットワークス・DeepScore。どの名称も見当たりませんでした。
個別銘柄の助言ではなく、情報提供という位置づけだったとみられます。そのため登録の対象外だった可能性があります。
まとめ|DeepScoreは今、使うべきか
調べた内容を一覧にします。「勝率80%」の検証期間は、今も公表されていません。
| 確認した項目 | 結果 |
| 運営会社の実在 | 確認できた(法人番号5010402019368) |
| 商号の変遷 | 財産ネット→ガリバーネットワークス→DeepScore |
| 行政処分・警告 | 見当たらない |
| 「勝率80%」の内訳 | 225銘柄・バックテスト。検証期間は非公開 |
| 実績記事の対象規模 | 10銘柄(バックテストの4.4%) |
| 投資助言業の登録 | 金融庁一覧に見当たらない |
| 公式サイトの現状 | ドメイン失効・オークション中 |
| 現在の会社の事業 | 不正検知AI(金融機関向け・株価予報とは無関係) |
この記事を読む意味があるのは、次のような人です。
- 過去にDeepScoreへ登録した覚えがあり、今の状況を確認したい人
- 他のAI予測ツールを比較する前に、開示の基準を知っておきたい人
- 「勝率」表示を見たときに、期間と母数を確認する習慣をつけたい人
反対に、次の考え方には注意が必要です。
- DeepScoreにまだ申し込めると思っている人(今はできません)
- 「勝率80%」という数字だけで他のツールと比較している人
- 検証期間の開示がないまま、数字をそのまま信じている人
「勝率」表示を見たときに確認したい5項目
- 検証は実運用かバックテストか明記されているか
- 検証期間(何年から何年か)が書かれているか
- 対象銘柄数(母数)が書かれているか
- 予測レンジの幅が先の日ほど広がっていないか
- 紹介記事に広告・PRである表示があるか
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私が見たのは、国税庁の法人番号記録と、当時のメディア記事、それに今のドメイン登録状況です。
分かったのは、225銘柄・バックテストという説明はあっても、検証期間だけが抜け落ちていたことでした。そして今は、確かめようにも公式サイト自体が残っていません。
数字だけを鵜呑みにせず、期間と母数を必ず確認してください。これが現時点の答えです。
ここで挙げた5項目は、他のAI予測ツールにもそのまま使えます。
物差しを1つ持っておけば、次のAIツールにも同じ基準を使えます。Investor AI(インベスターAI)を調べたときも、同じ5項目で見ています。
「勝率」を見たら、期間と母数を確認する。それだけで十分です。
管理人が実際に使っている銘柄と売り時をAIが示す手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
数字の裏づけがどこまで開示されているか、この記事の5項目で比べてみてください。
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出典(いずれも2026年9月10日確認)
- 国税庁法人番号公表サイト(法人番号5010402019368・DeepScore株式会社)
- マネー現代(講談社)「ヤバい的中率のAI(人工知能)が弾き出す『上がる&下がる株』実名」2018年9月3日
- マネー現代(講談社)「賢すぎるAI(人工知能)の指示通りに株を売買したら…衝撃の結果」2019年4月25日
- Internet Archive(Wayback Machine)zaisan.net 保存版
- DropCatch.com(zaisan.netドメインオークション画面)
- DeepScore株式会社公式サイト「deepscore.ai」
- 金融庁「金融商品取引業者登録一覧」(2026年7月31日時点データ)





